![首都高大師橋、今どうなってる? 工事完了間近の進捗を日ごとに追う【5/30~6/6】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2258f82047271598752d44520d43a71797738a2f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftravel.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Ftrw%2Flist%2F1506%2F759%2F001.jpg)
管理敷地外から崩落した土砂が、高速道路の橋梁を押し流す――。2018年7月の西日本豪雨で、高知自動車道の立川(たぢかわ)橋が前代未聞の被害を受けてから、はや10カ月がたつ。現場では19年夏までの開通を目指して、着々と復旧工事が進んでいる。19年4月には新たな橋桁の架設を完了した。 (関連記事:崩壊土砂を回避できず橋桁流失、高知道) (関連記事:堆積した流木に土砂が押し寄せ谷底へ、高知道の橋桁流失) (関連記事:高知道を来夏までに復旧、橋の上部構造だけ造り直し) 左は被災直後の2018年7月7日に撮影した現場付近。3径間連続PRC(プレストレスト鉄筋コンクリート)桁が流された。右は19年4月6日時点。流失した立川橋の架設が完了して、斜面の崩落防止対策も並行して進む(写真:西日本高速道路会社)
東日本高速道路会社が東京外かく環状道路(外環道)の京葉ジャンクション(JCT)で進めているランプ(連絡路)の増設工事で、地下にあるコンクリート造の既設ランプ函体(かんたい、ボックス形の構造物)の鉄筋不足が判明した。既設部を施工した大成建設・戸田建設・大豊建設JVが設計を誤った。このままだと今後、増設ランプと一体構造となった際に函体の強度が不足する。大成JVは2023年5月10日、既設ランプの函体に鉄筋を増設する補強工事に着手した。 京葉JCTは千葉県市川市にあり、外環道と京葉道路を接続する。同JCTの建設に当たって、大成JVは設計業務を含む「田尻工事」を約1300億円で受注。JCTを構成するランプ8本のうち、4つのランプなどを10年9月~19年6月の工期で施工した。設計ミスがあったのは、外環道の高谷JCT方面から京葉道の東京方面に向かうFランプの函体だ。 現在、ランプ6本で供用している京葉
中部縦貫道のルートとして考えられている長野の松本から上高地方面へ通じる国道158号で、改良事業が進んでいます。狭隘かつ災害が多い区間を改良するものですが、肝心の中部縦貫道はどうなっているのでしょうか。- (画像)
国道1号の藤沢IC交差点付近で車線切り替え 国道1号と新湘南バイパスが接続する藤沢ICが、横浜湘南道路の建設に合わせて生まれ変わります。 2022年9月15日から翌16日にかけて、その第1段階として、国道1号下り(小田原方面)の通行位置が変わるとともに、新湘南バイパスの入口も新しい位置に切り替わります。 横浜湘南道路は、同じく建設が進む高速横浜環状南線の栄IC・JCT(仮称、横浜市栄区)から分かれて国道1号の直下を西進し、新湘南バイパスの藤沢ICにつながります。接続する高速横浜環状南線、新湘南バイパスとともに圏央道を構成することになる路線です。 延長7.5km、4車線、設計速度80km/hで、両端以外は5.6kmの長い地下トンネルとなり、途中には換気所が2か所造られます。 開通は2024年度の見通しがいったんは示されていましたが、工事が難航しており、2022年8月の時点で「全体事業工程を正
埼玉・千葉県境の江戸川に架かる新しい橋「三郷流山橋」の工事が進んでいます。既存の「流山橋」の猛烈な渋滞緩和につながることが期待されていますが、特筆すべきは工事の早さ。「え、もう開通?」の声も上がるほどです。 橋梁部はもう完成近い 埼玉県三郷市と千葉県流山市を隔てる江戸川に、新しい橋「三郷流山橋」が建設中です。2022年7月、三郷市側の現地では周辺道路が切り回され、新しい橋へのアプローチ部などが建設中。堤防に上がってみると、橋桁は対岸まで架設されており、完成が近いと思える光景でした。 拡大画像 建設中の三郷流山橋。2022年7月(乗りものニュース編集部撮影)。 この橋は、同じく流山と三郷の市街地を結ぶ下流の「流山橋」周辺で発生している渋滞を緩和するために計画されました。 江戸川に架かる無料の橋は、南の上葛飾橋(三郷市~松戸市)まで約6km、もしくは北の玉葉橋(吉川市~野田市)まで約9km離れ
市道陥没の発生でトンネル工事がストップしてから間もなく1年経つが、一部家屋の隙間や亀裂は拡大を続け、住民は不安を募らせている=東京都調布市若葉町で 東京外郭環状道路(外環道)トンネル工事の影響で、東京都調布市の市道が陥没した問題で、地下を掘削していたシールドマシンが停止しているのにかかわらず、住民が、ルート上や周辺の複数の家屋で、亀裂発生やすき間の拡大、地盤の沈下が続いていることを確認していることが分かった。事業者の東日本高速道路は来月にボーリング調査の実施を決め、11日から現地で測量調査を始めた。
日本橋上空の首都高速道路を地下へ移設し、青空を取り戻す事業の初弾工事がいよいよ始まった。まずは、既存の2カ所の出入り口を撤去する。首都高速道路会社は2021年6月30日、報道機関を対象に現場見学会を開催。その模様と共に、今後の工程をお伝えする。 日本橋川に沿って上空を通る首都高の都心環状線は、前回の東京五輪直前の1963年に開通した。以来50年以上が経過。1日当たり約10万台の自動車が走行するため構造物の損傷が著しく進む。首都高の地下への移設と既存高架橋の撤去によって、道路を次世代へつなぐことが急務になっている。 一方で日本橋川周辺は国家戦略特区の都市再生プロジェクトに位置づけられ、2020年に都市計画事業として認可された。道路敷地の上下空間に建物の建設を可能にする「立体道路制度」を活用して、建物の地下にトンネルを整備し、まちづくりと一体で地下化事業に取り組む。 日本橋区間の地下化事業の範
南阿蘇の観光活性化が期待されます! 24時間施行などで早期復旧 国土交通省 九州地方整備局 熊本復興事務所と熊本県は2021年2月2日(火)、国道325号の阿蘇大橋ルートが3月7日(日)の15時に開通すると発表しました。 熊本地震から復旧する阿蘇大橋(画像:国土交通省熊本復興事務所)。 阿蘇大橋は、2016年に発生した熊本地震で落橋。24時間施行や、足場と型枠を一体化したクライミング工法といった工期短縮を実現する技術の採用により、落橋した橋の近くで、新しい阿蘇大橋の建設が進められてきました。 これにより、熊本市内方面と南阿蘇方面のアクセスルートが回復。熊本IC~南阿蘇村役場間の所要時間が約60分(震災直後)から約33分に短縮され、南阿蘇地域の観光活性化が期待されます。 【了】
東京都調布市で起こった東京外かく環状道路(外環道)のトンネル工事に伴う陥没事故。シールド機が土かぶり47mの大深度地下で土砂を過剰に取り込んだメカニズムが明らかになってきた一方、解明されていない現象がある。 「(陥没の一因となる)空洞が表層近くの地中にあらかじめあったのか、それともトンネル工事が原因で空洞ができたのか。原因がはっきりしないと、他工区を含めた外環トンネル工事の再開は難しい」。有識者委員会が中間報告をまとめた2020年12月18日、委員長を務める早稲田大学の小泉淳名誉教授はこう話した。 シールド機が土砂を過剰に取り込んだことで、飽和した単一の砂層である東久留米層の地山に緩み領域が発生。緩み領域はその後、東久留米層の上方へ煙突状に拡大していったとみられる。地山が砂層なので、緩み領域は短時間のうちに進展した可能性が高い。 トンネル軸方向の縦断図。図中の「Bor」はボーリング調査の削
耐震補強の手抜き工事が判明しました。 拡大画像 鉄筋不足が見つかった緑橋の位置(画像:NEXCO中日本)。 NEXCO中日本は2020年11月4日(水)、中央道をまたぐ橋の耐震補強工事で、内部の鉄筋が不足する施工不良が判明したと発表しました。同社では今後、未設置鉄筋の再施工を行うとともに、工事受注者へその費用を損害賠償請求するとしています。 施工不良が見つかったのは、中央道をまたぐ緑橋(東京都日野市)で、下り線側の橋台に鉄筋8本の不足と、ひび割れ2か所を確認したということです。この橋は2018年度に耐震補強工事が実施された6橋のうちのひとつで、大島産業(福岡県宗像市)が工事を受注しています。 また、ほかの橋でも同様に鉄筋の不足が疑われることから、大島産業に対し追加の調査を指示したとのこと。新たに施工不良が確認された場合は、施工箇所の補修を速やかに行うとしています。 なお、今回の橋は中央道本
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