TRAPPIST-1で見つかった7つの系外惑星(TRAPPIST-1b~1h)の想像図と地球(Earth)を描いた比較図(Credit: ESO/M. Kornmesser)太陽のハビタブルゾーンを周回する地球は生命の存在が知られている唯一の惑星ですが、これまでに4000個以上が発見されている太陽系外惑星に目を向けると、「TRAPPIST-1」のようにハビタブルゾーンを複数の系外惑星が周回している惑星系も見つかっています。今回、恒星のハビタブルゾーンには最大で幾つの惑星が存在し得るのかを算出した研究成果が発表されています。 ■太陽のような恒星では最大6つの惑星がハビタブルゾーンに存在する可能性みずがめ座の方向およそ40光年先にある赤色矮星TRAPPIST-1では地球に近いサイズの系外惑星が全部で7つ見つかっていて、そのうち3つはハビタブルゾーンを周回しているとみられています。TRAPPIS