自民が単独で過半数を占めたのは、支持層を増やしたことに加えて、無党派層を取り込んだのが大きな要因だった。 自民は今回、特に比例区で議席を伸ばしている。朝日新聞社の14日の出口調査によると、自民支持層は40%に上り、前回の30%から増やした。支持層の71%が比例区で自民に投票した。 さらに、20%にあたる無党派層のうち、22%が比例区で自民に投票。自民は前回の政権復帰時でさえ19%で、維新の28%に大きく引き離されていた。維新は前回を下回る22%だった。 首相は「アベノミクス解散」とうたったが、「この2年間の経済政策」が成功か失敗かを聞くと、「わからない」という人が39%に上った。このうち37%が比例区で自民に投票した。 2年間で「暮らし向き」が良くなったか悪くなったかを聞くと、「変わらない」という人が60%。このうち41%が自民に流れた。 アベノミクスの成否がわからなかったり、暮らしが変わ
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