このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 明治大学やソフトバンク、NTTドコモ、ドワンゴに所属する研究者らが2023年1月に発表した論文「カテゴリ別におけるVTuberとYouTuberの配信スタイルによる印象評価」は、動画配信における顔出し、2DCGアバター、3DCGアバターの3種類の配信スタイルが視聴者にとってどれほど影響があるのかを比較調査した研究報告である。
話題となったフリー素材サイト『いらすと本舗』。このサイト自体のプログラミングもセンター生が行なった 突如としてXで大バズリを果たした、すべて無料のイラスト素材サイト『いらすと本舗』。それらはすべて"塀の中"製、つまりは受刑者たちの刑務作業の成果だった。 受刑者へのイラスト指導とサイト運営に携わってきたマンガ家に、知られざる刑務作業事情と、受刑者たちの変化を聞いた。 ■「これも無料?」同人マンガ界に衝撃 「おい! 原稿抱えて走ってる同人フォロワー! ここぉ! 全部無料だッッッ!」 3月末、Xのあるアカウントのこんなポストが2万超もリポストされ、紹介されたサイトは瞬く間にサーバーダウンを余儀なくされた。その名は『いらすと本舗』、大量のイラストがアップされたフリー素材サイトだ。 写真をトレースした細密な背景画、素朴なタッチの動物画や人物画まで、多様なイラストがすべて無料で使用できるというのだから
群馬県内にあるおよそ1100万年前の地層で発見されたイルカの化石が、新種のヨウスコウカワイルカ科で世界で最も古いものだと群馬県立自然史博物館が発表し、イルカの起源や進化の過程を知る貴重な発見だとしています。 新種とわかったのは、25年前、群馬県安中市にある碓氷川の川沿いのおよそ1100万年前の地層から発見され、群馬県立自然史博物館が所蔵するイルカの頭頂部と耳の化石です。 栃木県内でも同じ特徴のイルカの頭の化石が見つかったことから、博物館が研究を進めた結果、口の裏の骨のくぼみの特徴などから、ヨウスコウカワイルカ科の新種と結論づけたということです。 このうち安中市で発見された化石は、ヨウスコウカワイルカ科の中で世界で最も古く、博物館は、この科のイルカの起源や進化の過程を知る貴重な発見だとしています。 博物館は、18日から来月末まで特別展示を行う予定で、研究を行った木村敏之学芸員は「かつては群馬
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