ファミリーレストラン大手すかいらーくホールディングス(HD)は19日、ガストやジョナサンなどの国内約3200店舗を9月から全面禁煙にすると発表した。家族での来店が増えているほか、店舗で働くアルバイトの約3割が未成年で、従業員の健康のためにも全面禁煙化が望ましいと判断した。 改正健康増進法が2020年に全面的に施行されると、飲食店内は原則として禁煙になる。喫煙を認める場合は専用室が必要になり、改装費などコストがかかる。 家族連れが多い日本マクドナルドが既に全面禁煙にしているほか、居酒屋チェーンの串カツ田中ホールディングスでも、大半の店舗を禁煙にしている。大手ファミレスが全面禁煙化に踏み切ったことで、多くの飲食店が追随する可能性がある。