国家公務員の総合職の採用試験は、コロナ禍でことしは延期を余儀なくされました。官僚志望の学生たち、「きっと大変だろうな」と思っていると、ツイッター上で気になる書き込みを見つけました。 「事前面談会はまんま官庁訪問でした」 これはいったいどういうことなのか、取材することにしました。 (霞が関リアル取材班 荒川真帆) まずは国家公務員になるための採用活動を簡単に整理します。 いわゆるキャリア官僚と呼ばれる総合職の場合、1次試験のマークシート試験、さらに2次試験の筆記試験などに合格すると、「官庁訪問」と呼ばれる面接に進みます。 この「官庁訪問」というのは、官僚を目指す学生が、希望する官庁で、志望動機や自己PRなどを行う、民間企業の面接試験のようなもので、これを経て、ようやく内々定を得ることになります。
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