「イギリスは自由だ」「EUよ、さようなら!」 ことし1月、離脱の瞬間のロンドン市内は離脱を求めてきた人たちでごった返し、熱気に包まれていました。 EUの議会も、議員たちが蛍の光を歌って別れを惜しみ、イギリスを送り出しました。 曲折を経たものの、最終的には円満な形で別れたはずだったイギリスとEU。しかし、両者は今、再びお互いを非難し、対立を深めています。(ロンドン支局長 向井麻里/ロンドン支局 記者 栗原輝之/ブリュッセル支局長 工藤祥) イギリスが完全にEUを抜け、「身内」から「他人」どうしになっても、その縁を切れるわけではありません。 イギリスがEUから離脱したというのは実は名ばかりで、ことしいっぱいは急激な変化を避けるための移行期間です。本当の意味で離脱する来年1月以降に向けて、社会、経済、安全保障の各分野でどんな関係を築くのか、交渉が行われています。 このうち最も重要なものの1つが「
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