東京・銀座の家具店「マスターウォール銀座本店」。 テーブルやベッドなど、アメリカ産の木材を使った美しい木目のオリジナル家具が人気です。 店内には「価格を改定します」というお知らせが。ことし7月から商品の一斉値上げを予定しているのです。 「苦渋の決断です」 鈴木聡店長に聞くと、決断の理由は「木材の仕入れ価格の高騰」。去年から徐々に上がり、今では3割ほど高くなっているということです。感染拡大で売り上げは一時的に落ち込んだものの、その後“巣ごもり需要”で家具にこだわる人が増えたことなどから持ち直してきた矢先の事態でした。 ここまで価格はなんとか据え置いてきました。「これ以上は耐えられない」と今回の決断に至ったといいます。 値上げ幅は最大で20%です。
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