全国的にコメの品薄状態が続いている中、岩手県内で最もコメの生産量が多い奥州市では稲の刈り取りが始まっています。 奥州市前沢のコメ農家、菅原英治さんは、およそ1.5ヘクタールの水田でひとめぼれを栽培していて、8日から稲の刈り取りを始めています。 コメ農家 菅原英治さん 「(去年の刈り始めは)9月の17日か18日だったから、1週間ちょっと早いかな。世の中、米不足で騒いでいるから、いくらかでも貢献しようかと思って…」 菅原さんによりますと、市内では今週末からの3連休で稲刈りが一気に進むのではないかということです。 また、県農業再生協議会によりますと、奥州市では今年度、県内で最も多い4万9000トンあまりの主食用の米を生産する見込みです。