6日午後4時20分ごろ、沖縄県大宜味村津波の平南川上流にある「ター滝」で雨の影響とみられる増水があり、東京都に住む会社員の女性(25)が流され、行方不明になった。名護署によると女性は午後7時45分ごろに発見されたが、その後死亡が確認された。国頭地区行政事務組合消防本部によると、川の増水で63人が一時立ち往生したが午後6時半ごろまでに自力で滝の駐車場付近まで戻り、けがはなかった。 同日午後3時40分ごろに「川に人が取り残された」と119番通報があり、消防車両8台、隊員16人が出動。救助のために川の減水を待っていたが、その後水位が下がり、63人は自力で戻ったという。名護署や消防によると、死亡した女性はター滝の駐車場から下流500メートルの地点で見つかった。 沖縄気象台によると、レーダーで解析した雨量では同村付近で6日午後2時半~3時半の間に約35ミリの雨が降ったとみられる。当時、大雨注意報と雷