ミャンマーの抑圧と喪失の象徴として多くの人の記憶に刻まれたイメージがある。カメラを手にした中年男性が兵士に至近距離から銃撃され、周囲のデモ参加者らがパニック状態で逃げ惑う中で倒れ込んでいる画像だ。男性は致命傷を負ってあおむけに転がっているが、片手にはカメラを握り続けている。この瞬間を撮影したロイター通信のカメラマンは、のちにピュリツァー賞を受けることになる。 男性は長井健司さん。経験豊かな日本のビデオジャーナリストだ。ミャンマーの「サフラン革命」ただ中の2007年9月27日に殺害された。同革命では、45年間にわたる支配で経済を破綻させた軍事政権に対し、仏教僧らがいくつかの都市で大規模な抗議行動を呼びかけていた。
臍帯結紮を遅らせることが早産児の救命につながる可能性 早産児では、出産後に母子をつないでいるへその緒(臍帯)を固定した上で切断する「臍帯結紮(けっさつ)」を、出生の30秒後以後、なるべく遅らせて行うと、出生直後に臍帯結紮を行った場合と比べて退院までに死亡するリスクが低下することを示した2つの解析結果が、「The Lancet」に2023年11月14日掲載された。 これらの論文の筆頭著者で、シドニー大学(オーストラリア)のAnna Lene Seidler氏は、「われわれの解析結果は、臍帯結紮を遅らせることで一部の早産児の命を救える可能性を示した最良のエビデンスだ」と話している。 Seidler氏によると、早産で生まれる子どもの数は世界全体で年間約1300万人に上り、そのうち100万人近くが生後間もなく死亡しているという。 研究者らは、臍帯結紮を遅らせることで胎盤から赤ちゃんへ血液が流れ、そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く