東日本大震災の犠牲者を慰霊する宮城県岩沼市押分の千年希望の丘周辺で成人女性の遺体が見つかり、宮城県警は9日、死体遺棄事件とみて岩沼署に捜査本部を設置した。遺体はあばら骨が多数折れ、恥骨や大腿(だいたい)骨が砕けており、司法解剖の結果、死因は多発性外傷だった。 捜査本部によると、8日午前6時ごろ、犬を連れて散歩中の近所の男性が希望の丘敷地内にある二野倉公園南側の空き地で、あおむけの状態で倒れていた女性を発見し、110番した。 女性は40~60代で身長は約165センチ。中肉で黒髪が肩まであり、白と黒の千鳥柄の長袖ワンピースを着ていた。女性のものとみられる運転免許証が入ったハンドバッグやサンダルが遺体の近くで見つかった。遺体は県内の女性とみられ、死後約1週間が経過していた。 捜査本部は死因の多発性外傷について「高い場所から落ちたり、車でひかれたりするなど全身に強い衝撃を受けた場合が多い」と説明。
支援を正式表明した「マーチングJ財団」の佐藤俊一代表理事(左)から書面を手渡される奥山市長=2012年6月、仙台市役所 東京・上野動物園で5年ぶりにジャイアントパンダが誕生し、パンダへの関心が再燃する中、仙台市が掲げる中国からのパンダ誘致構想が宙に浮いている。旗振り役の奥山恵美子市長は引退を表明。8月までの任期中に白黒がつかない場合、新市長の悩ましい宿題となる。 パンダ誘致は東日本大震災後の2011年秋、市が「被災した東北の子どもに夢や希望を届けたい」として市八木山動物公園(太白区)での飼育を計画。12年が日中国交正常化40周年だったことから、日本政府も友好促進を狙い中国に貸し出しを要請した。 だが、12年夏以降、尖閣諸島(沖縄県)の領有権問題で両国関係が悪化し、交渉が中断した。市は中国側とのパイプがない上、政府間外交への影響を懸念し、動くに動けない状態が続く。 市議会2月定例会では、自民
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