「特異日」とは、ある気象現象がその前後に比べて現れやすい日(あるいはその日頃)のことを言います。 全国的に晴天が現れやすい「晴れの特異日」の11月3日が有名で、このほか台風にもその特異日があります。 明確な原因は不明ですが、おおむねその時期に現れやすいということが統計的にみられます。1951年以降の台風統計では、最も上陸数が多い日は8月22日で6個、次いで8月23日と9月16日の5個となるのですが、9月は8月よりも大きな被害を出した台風がかなり多く、台風の特異日というと過去の猛台風襲来日を取り上げることが多いです。 以下は「大型台風の特異日」と呼ばれる日(日付は上陸日)です。 ■9月16日~17日 ・枕崎台風(1945年 広島などで死者行方不明3,756人) ・アイオン台風(1948年 岩手などで同838人) ・第2室戸台風(1961年 近畿、北陸などで同202人) ■9月26日~27日
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