断続的に絶食を行うことで健康への改善効果が見込めるとの研究結果が発表された/Photo Illustration/Thinkstock (CNN) 断続的な絶食の習慣を身に着ければ、血圧を下げて体重を減らし、寿命を延ばす効果が期待できるという調査結果が、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表された。肥満やがん、糖尿病、心疾患の予防や治療の手段として、医師が患者に絶食を勧める際の指針となりそうだ。 ジョンズホプキンス大学のマーク・マトソン教授のチームは、動物や人を対象とした過去の研究結果を検証し、断続的な絶食の効果を調べた。 マトソン教授が打ち出した絶食の方法は2通りある。1つは毎日の食事制限(食事は1日のうち6~8時間の間に済ませ、16~18時間は絶食する)、もう1つは断続的な絶食(週に2日絶食し、絶食日を500カロリーで締めくくる)だ。 医師に対しては、断続的な絶