タグ

小説に関するpoohmobilのブックマーク (17)

  • 霞ヶ関に東大生を洗脳させて年収2000万で雇わせることで日本を先進国にしろ

    あらすじ 邦が終わっていることは周知の事実で、どこに行っても、開口一番「日って終わってますよね」と言えば、その場におけるインテリの地位を確立できる。一方で、その言葉の裏には、長年の羨望――つまり、いつになったら日は『一等国』になれるのか――があるのも事実だ。 この記事では、邦がいかに終わっているかを概観し、その後、霞ヶ関が東京大学の新入生を洗脳して年収2000万の俸給で雇うことによって、日がOECDの一員として恥ずかしくないレベルの先進国へと発展するだろうと論ずる。 文 問題たち 四つの階層に四つの問題がある。 1 一つには、邦の貧困化だ。総体として語れば、20年度の実質成長率はマイナス5.2%という悲惨な実情がある。もちろん、これはコロナ禍における経済成長なので、邦の真の成長率とはあまり関係がない。信じた人は反省して欲しい。もっとちゃんとしろ。 ただ、Googleで少し検

    霞ヶ関に東大生を洗脳させて年収2000万で雇わせることで日本を先進国にしろ
  • 人生の大半をラブホテルで過ごした女の話し|スドウ ナア|note

    マーガレット・ファミリアは人口10万人の小さな町に生まれ育った。子供の頃から絵が好きで、小さなコンクールで賞もとった。初めての受賞は小学校2年生の時だった。タイトルは「草むしりをするお母さん」 20歳で地元の芸術短期大学を卒業した後、両親の強い反対を押し切って都会へ出た。彼女には溢れる若さがあって、お金は必要なかった。アートに関わること、欲を言えば絵を描く技術を活かせるような、そのような仕事を探そうと思った。 上京から2年、マーガレットは、若さだけが取り柄の平凡な女性になった。清潔なワンルームに一人で住んでいた。最寄りの路面電車の駅から徒歩20分の距離にあるアパートメント。 興味の赴くままに、パートタイムの仕事を転々とした。洋服、雑貨、レコード、カフェラテ、パンケーキ、目が覚めている時は、ひたすら何かを売っていた。充実していた。雑誌でしか見たことが無かった品々を売るとき、自分の人生がお気に

    人生の大半をラブホテルで過ごした女の話し|スドウ ナア|note
  • 村田沙耶香は変わってる!? 西加奈子も「あれ? この人……」 | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-

    西加奈子さん 西 初めて沙耶香ちゃんと会ったのは、2010年の9月に北京で行われた「日中青年作家会議」に出席したときでした。日側のメンバーは、茅野裕城子さん、山崎ナオコーラさん、中村文則さん、綿矢りささん、青山七恵さん、羽田圭介くん、そして沙耶香ちゃんと私。それまでも作品は読んでいたし、顔も知っていたので、クールな人だろうと想像していたんです。実際、空港で待ち合わせたときも、率先して「パスポート、集めます」と仕切ってくれたりして、なんと凜としたしっかりした人なんだろうと。でもしばらく一緒に過ごすうちに、「あれ? この人……」ってなってきて。 村田 それまで海外に行ったことがないわけではなかったけど、旅行自体に緊張していたし、もともとすごく人見知りな性格なんです。 西 海外旅行が怖すぎて、パスポートを腹巻きにいれてたんやっけ? 村田 盗難防止のために、服の下に巻くベルト状の貴重品入れを買っ

    村田沙耶香は変わってる!? 西加奈子も「あれ? この人……」 | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-
  • 「小沢健二似の美しい元彼」 雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第7回

    誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか? 雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。 (借りてきたね子/女性/20代前半) 雨宮さんこんばんは。大学生の女です。 昨年の秋、二年間付き合っていた男性と別れました。その相手は、顔は小沢健二に似ていて、背は高くないけれど細身で、清潔な身なりをしていて、髪の毛がきれいな黒でまっすぐでさらさらでつやつやしていて、私を撫でるときの繊細な手つきや、笑ったときの口元の皺が好きでした。でもそれ以外のところはあまり好きではなかったです。普段は優しいですがときどきヒステリーを起こすし、怒らせるととても面倒で、常に自分が絶

    「小沢健二似の美しい元彼」 雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第7回
  • 安楽椅子のダンスミュージックたち - ぼんやり上手

    パラパラ、マカレナ、ツーステップ、ランバダ、ユーロビートといった面々は安楽椅子に座ったまま、静かにまどろんでいた。 そこは天井に近い窓からわずかに光が入るくらいの薄暗い部屋で、椅子は一列に並べられている。彼らはほんのたまにおしゃべりをするくらいで、あとはおのおのの椅子の上でじっとしている。ときおり、マカレナが小さく咳き込む音や、ツーステップのしゃっくりが聞こえてくる。 ダンスフロアからお呼びがかからなくなって、どれくらいの時間が経ったのだろう。 ダンスミュージックたちは眠りを知らない。ダンスミュージックたちは吸血鬼のように、夜の間中ずっと起きている。吸血鬼は人の血を吸って生き永らえるが、ダンスミュージックたちは若い人間の汗や熱気を吸い込んで生きていた。 あの子たちはどうしているのだろう。ダンスミュージックたちは懐かしい思い出に浸っていた。どのダンスミュージックも記憶の中にある若い子たちが大

  • SEO業者はこうして倒産した

    これはフィクションであり、登場人物や出来事はすべて架空のものであることをあらかじめお断りしておきますなのである。 住太陽氏がSEOの寓話という面白い記事を書いていたので、自分もSEOについてフィクションを書いてみたくなったのだ。 とは言え、私の話は住氏と違って役に立ちませんけどね。 「すいません、2週間後にはお支払いします。」 綾瀬は電話口で、見えぬ誰かに向かって頭を下げていた。 彼女は私が入社した頃からすでに経理担当の役員だった。 私が入社したころはいつも真新しいルイヴィトンのバッグを持って、かかとが10㎝はあろうかというハイヒールを履いて出勤していた。 しかし、最近は融資の依頼のために金融機関を回るのでかかとのないローファーで毎日出勤しているし、地味なノーブランドのビジネスバッグである。 「はい、大丈夫です。ご迷惑かけて申し訳ありません。・・・では失礼します。」 追い打ちをかけるように

    SEO業者はこうして倒産した
  • 佐川急便はロボットドライバーでも導入したのだろうか

    佐川急便から不在連絡票が来た。 まず驚いたのが、不在のまま放置するとどうなるか一切書かれて無いことだ。 自動受付の説明に、初期配達から三日以上は営業店で保管すると書いてあった。 三日間放置すると営業店の倉庫に放置するという脅しであろうか。 それはさすがに怖いので、自動受付を依頼するため、携帯向けの電話番号にかけた。 この電話番号も怖い。 家庭用の電話番号には、通話料無料と書いてあるのだが、携帯用の電話番号には、一切記述が無い。 番号の一部がなぜか赤くなっているのだが、何を意味してるのかは分からない。 この不安を無視するかのように電話はすぐに繋がった。 が、その直後に1度目の失敗をする。 機械音声が、佐川の自動受付だと名乗ると、 何をするという説明は一切なく、唐突に要求をはじめた。 最初の要求は「お客様の電話番号を教えろ。」 何の電話番号なのだろうか。 いきなり送りつけられた謎の不在連絡のた

    佐川急便はロボットドライバーでも導入したのだろうか
  • finalvent's Christmas story 7: 極東ブログ

    KFFサンタクロース協会にいくつか裏の顔があることは知っている。SEつまり「サイエンティフィック・エンカレッジメンツ」もその一つと言えないこともない。科学教育普及の看板を掲げているが、当にそれだけが目的なのか。しかしマリーからSEの支援に行ってほしいという話が夏にあったとき、とりあえず引き受けることにした。その日がクリスマスなのも気がかりだった。 支援先は、カイロにある英国国教会系のスクールで開催される講演会である。主役は2002年にノーベル生理学・医学賞を受賞したシドニー・ブレナーと、その弟子にあたるサミュエル・ショルマンという若い学者だ。彼もブレナーと同じヨハネスブルグ出身とのことだった。ブレナーの講演は以前一度聞いたことがある。非常に面白かったが、今ではもうけっこうなお年のはずだ。 10年前と代わり映えのしないカイロ空港に着いてみると、ブレナーは出席できないとのメッセージが入ってい

  • 僕が女子小学生にカモられた話 - @fromdusktildawnの雑記帳

    This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.

  • 高橋源一郎 午前0時の小説ラジオ・「世界一素敵な学校」

    高橋源一郎 @takagengen 午前0時の小説ラジオ・「世界一素敵な学校」1・そんな学校は他にもある。日にも、世界中のあちらこちちにも。ぼくたちの多くがそのことを知らないのは、たぶん、社会が知らせないようにしているから。なぜなら、そんな「ありえない」ことが可能なら、困ってしまう人たちがたくさんいるはずだから。 2012-01-17 00:00:05 高橋源一郎 @takagengen 学校②ぼくは、この(これらの)学校を知り、その「教育」内容を知るにつれ、深い関心を抱いた。その理由の一つは、ぼくには、これから「教育」に向う5歳と7歳の子どもがあるからであり、もう一つは、大学で、学生たちを「教育」しようとしているからだ。 2012-01-17 00:01:53 高橋源一郎 @takagengen 学校③その学校は、アメリカ・マサチューセッツ州にあるサドベリー・バリー校。ここでは4歳から

    高橋源一郎 午前0時の小説ラジオ・「世界一素敵な学校」
  • 鍋焼きうどん2.0: 極東ブログ

    頬に当たる小さな雨粒が冷たく、かすかに痛い。霙か。重たい色の空を見上げていると雪に変わっていくのがわかる。積もるなんてことはないだろうと思っているうちに、降り止む。ぞっとするほど寒い。遠くの森のコビトが朝会で鍋焼きうどんだと言う。ほんの一瞬。0.1秒。だが脳裏をよぎった幻想は後になって思えば悲劇の予告編だった。 慣れないショッピングセンターを出てどこに車を停めたっけと人の気配のない駐車場を回っているうちに、道なりに続く住宅街の一軒が、こざっぱりとした新築の小料理屋に見える。こんなところに小料理屋があったかと思っているうちにショッピングセンター従業員が数名、店に入っていく。営業中。つられて店の前に向かい、戸口に立つと、うどん屋だった。手打ちうどん専門らしい。 店主、よほどうどんが好きで脱サラでもしたのだろうか。期待もあって、うどんにするかと戸を開くと飲み屋のようなつくりの店内には七割がた客も

  • 高橋源一郎氏 @takagengen による「小説ラジオ」

    高橋源一郎 @takagengen 日の予告編① 今晩0時から、久しぶりに「午前0時の小説ラジオ」をやりますね。ご無沙汰していたので、知らないフォロワーの方も多そうなので、ひとこと。0時からの、テーマを一つ決めての、連投ツイートです。いつも、一時間弱かかりました。 2011-10-16 22:00:33 高橋源一郎 @takagengen 日の予告編② 今晩だけではなく、しばらく、断続的に続ける予定です。今夜は「「あの日」から考えてきたこと」の①。「あの日」から、いろいろなことを考えてきました。そのうちのいくつかを、みなさんと考えてみたいと思っています。 2011-10-16 22:02:28

    高橋源一郎氏 @takagengen による「小説ラジオ」
  • 空想未来小説「サンフラワーサンクチュアリー」: 極東ブログ

    「首相、お会いになりますか。30分ほどならお時間はありますが」 秘書に問われて、直子は少し奇妙な感じがした。伸男なら昨日までバンクーバーにいたはずだ。手元のスカーレットフォンでグローバルフェイスを起動し、伸男のアイコンをタップすると、「やあ、姉さん、フクシマで会いましょう」というメッセージが出て来た。つまり人らしい。セキュリティチェックに手間取るのではないかと秘書に問うと、もう済んでいるとのことだ。気を回してくれたのだろう。 「姉さん、元気? 首相の仕事って大変そうだね」ドアを開けるなり明るい口調で語る伸男も35を過ぎた。結婚する気はなさそうだ。それをいうなら自分もだがと直子は苦笑する。 「お祖父さまほど、大変ではないわよ」 「だろうね。僕もお祖父さまの墓参りに来たんだよ」 「昨年の33回忌には来なかったのに」 「サンフラワーサンクチュアリーの、あんな盛大な雰囲気には耐えられないよ。みん

  • 蚊の進化 - リオ・デ・ジャネイロの祭り

    瞼を閉じているのか、開いているのかわからなくなる程の暗闇の中で、あたりでは物音ひとつせず、生きているのか死んでいるのかもわからないと思いかけたそのとき、聞きなれた耳障りな音が届き、それまでの経験上、(刺されたら痒くなる、だから刺される前に叩き殺さなければ)と考えると同時に、その場所がみなれた寝室であることも思い出される。よりよい睡眠を得るため、外からの灯りが入ってこないよう遮光性の高いカーテンを取り付けたばかりだったと思い返しながら、目はさえてきて部屋の灯りをつけ、耳元から飛び去ったものがどこへ行ったかと探し始める。 キジも鳴かずば打たれまい、というのとは少し異なるが、蚊は痒みさえ残さなければ、吸われる側から危害を加えられる事態は大幅に避けられるだろう。さらに言えば、痒みを残さないだけでなく、血を吸われた側に何かしらのメリットを与えられるようになれば、優遇された状態で、より効率よく血を吸う

    蚊の進化 - リオ・デ・ジャネイロの祭り
  • 私たちまだ死んでない - 空中キャンプ

    サリンジャーは、「ジェローム・デイヴィッド・サリンジャー」という、それだけですぐにユダヤ系だとわかってしまう名前を隠すために、ずっと、JDサリンジャーと名乗っていたのだという。かくいう私も、ちょっとだけそれに似た理由で、たかこ BLと名乗っている。BLがなにを略しているのかを、私は口にすることができない。だから私は、行儀のいいタクシー運転手みたいに、余計なことをいわず、どこへいってもできるだけおとなしくしている。 私たちの日での生活はいくぶんきゅうくつだ。いつも、誰かに見つかってしまわないかとそればかりを心配している。三者面談のときには、お父さんにきちんとひげをそってスーツを着てもらうようにおねがいしなければいけなかった。「ちゃんとしたスーツを着てね」と私はいった。「なるべく原理主義者っぽくないやつ」。お父さんは肩をすくめて、「わかってるよ。俺は三者面談にはターバンを巻いていかない主義な

  • 静岡にいったことはありますか - 空中キャンプ

    帰りの電車のなかでおかしな男に絡まれた。きっかけは、閉まりかけのドアにわたしが飛び込んだことだ。むりに入ったので、閉まるときに、ひじのあたりががつんとドアにぶつかった。すると、近くにいた土木作業員風の若い男(坊主頭、ピアス)がわたしに向かって、「迷惑なんだよ、オイ」「オマエみたいな奴がいるとむかつくんだよ」と悪態をつきはじめた。もとはといえばわたしが悪いのだが、ややこしいことになった。 しばらく無視をしていたが、「聞こえてるんだろう、テメー」「オイ、このやろう」などと言い続けるので、しかたなく急いで別の車両に移動した。もう、まいったなあ。ところが、移動したとなりの車両でしばらく立っていると、あろうことか、そいつもわたしを追ってくるではないか。どうしていいかわからない。男は「逃げんじゃねえ、オイ、テメー」と因縁をつけてくる。うーん、ややこしすぎる。しばらくうしろを向いて立っていたが、さすがに

  • 凪の女 - ACID TANK

    「別に宗介に謝ってもらわなくっていいし」ひまわり記念病院の3階の個室301号でクミコは僕の手を握りながらつぶやいた。「宗介はいつも謝ってばかり、あの津波の時から。いつだって自分を責めてるのね」僕は何も言わなかった。僕らが5歳のときのあの大津波は死者153名行方不明者382名を出す戦後史としては最大の惨事になった。「誰だってより良く生きたいと思ってるの。それに津波は宗介のせいじゃないじゃない。あんまり自分を責めないで、何もなかったようにそう思えばいいの。みんなだって何も知らないんだから。自然災害よ。あの娘のことだって、はっきり言って人の力や知恵が及びうるような事じゃないじゃない。事故なのよ、神さまが起こした事故」クミコは絶対にポニョの名前を呼ぼうとはしない。「よそう。その話は何度もしただろ。それに僕だって僕のせいじゃないって思ってるよ。でもさ、500人以上も死んだんだよ。忘れることはできない

  • 1