ワクワクした人生を歩みたい―。そう話すのは、プロボクサーの及川唯さん(川崎新田ボクシングジム所属)。 普段は建設会社で正社員として働きながら、日本チャンピオンになるという夢を目指して厳しいトレーニングを続けています。また、大学時代にアルバイトで始めた人力車の俥夫(しゃふ)も、及川さんにとっては大切な仕事なのだとか。 好奇心が赴くままにいろいろなことに挑戦、でもそれはすべてボクシングのため、と語る及川さん。熱い気持ちが伝わってきました。 就活をせず、プロボクサーの道へ ―プロボクサーということですが、お若いですよね。プロになったのはいつですか? 1月に25歳になったばかりです。プロテストには大学4年生のときに合格しました。 ―プロになってからの戦績をお聞きしてもいいですか? 6勝3敗です。 ―試合はどこですることが多いのですか? 後楽園ホールが多いんですが、去年、初めて故郷の北海道で試合がで