関係者全員が一斉になかった事にしようとする「ダレン・シャン・シリーズ(The Saga of Darren Shan)」と「黒魔女さん」シリーズ…人はそれを「黒歴史」といいます。 東大生たちは小学生のときにどんな本を読んできたのか。小学生時代に読んで面白かった本を5冊挙げてもらい、男女別に上位のものを集計したのが表だ。 プロはどう見るか。元高校の国語科教諭で東大でも6年間教えてきた「日本ブッククラブ協会」理事長の有元秀文さんは、次のように印象を話す。 「『かいけつゾロリ』や『ハリー・ポッター』などは、読みやすくてストーリーが楽しい本。読書の面白さに目覚めたきっかけとして印象に残っているのでしょう」 個人指導塾「V‐net」を主宰する松永暢史さんも、今回の本のラインアップについては同じようにストーリーが楽しい本が並んでいるという印象を持ったようだ。 「定番の児童書ですね。東大生も普通の子と同