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  • 日本国語大辞典 第三版 | 小学館

    イントロダクション 2032年 日本国語大辞典 初版刊行から60年、 小学館110周年に 日本最大の辞書が 生まれ変わります。 長きにわたって文化は言葉で記され、国語辞典はそれを読み解く鍵でした。明治・大正時代に、古典世界を見通せる堅牢で信頼できる鍵を求めて松井簡治が日本初の大型国語辞典『大日本国語辞典』を編み、小学館は、戦後、孫の松井栄一とともに新しい日本語を考えるよすがとして『日本国語大辞典』『同 第二版』を作り上げました。それから二十余年。情報技術と通信手段の高度化は未曾有のテキストコミュニケーション時代をもたらしつつあります。国語辞典は言語の変化・研究の進展に合わせて進化しつづけなければなりません。私たちは、この時代にふさわしい辞書作りを目指します。どうか“日国”の二度目の新生を、見守ってください。 『日本国語大辞典』の特色 日本唯一の 大型国語辞典※ 『日本国語大辞典 第二版』は

      日本国語大辞典 第三版 | 小学館
    • 2000年前のキケロ「老年論」に驚かされるばかりだった。

      キケロ ある日おれは、図書館でキェルケゴールとキケロの本を借りた。なんの意図もない。なんとなく「き」が気になったからだ。そういう日もある。 キケロの名前は聞いたことがあるだけで、何時代の何人かも知らなかった。 マルクス・トゥッリウス・キケロ – Wikipedia マルクス・トゥッリウス・キケロ(ラテン語: Marcus Tullius Cicero, 紀元前106年1月3日- 紀元前43年12月7日)は、共和政ローマ末期の政治家、弁護士、文筆家、哲学者である。 そうか、そんな時代の人だったか。おれは大学受験のために中学から世界史を優先して学ばされていたが(公立校の人は日本史に時間をとっているため、受験のときにライバルが少ないはず、という学校の方針)、なるほど三十年も経つとなにも覚えていない。 いずれにせよ、紀元前の人物だ。そのころ、日本人はなにをしていたのだろうか。こういう疑問をいだいた

        2000年前のキケロ「老年論」に驚かされるばかりだった。
      • 10年以上前に書いた小説を読み返した(追記あり)

        15年以上前、アラサーだった自分は新人文学賞などを目指して小説を書いていた。 土日の大部分は小説を書く作業と、小説を書く人が集まる社会人講座の授業に費やしていた。 5年位は続けていたが、やめてしまった。 自分が書くべきことが次第に思いつかなくなってしまったことと、他の受講者の作品や本屋さんで売っている小説を読んでいるうちに、自分には向いていないしセンスがないことがだんだんわかってきたからだ。 ところが最近、自分のパソコンのフォルダを漁っていたらその頃の小説のpdfが出てきた。書くのをやめてばかりの頃は恥ずかしいし痛いから二度と読むまいと心に決めていたが、今の心情としては死ぬ前にあと1回位は読んでもいいかもしれない、小説の見え方も書いていた当時とは大分違うかもしれないと思い、斜め読みでもいいからとりあえず読んでみることにした。 読んだ作品はA、B、C、Dとして、以下にその感想を書く。 登場人

          10年以上前に書いた小説を読み返した(追記あり)
        • SFの夏は暑すぎる。 - Something Orange

          早川書房の最大80%オフセールに便乗してSFやファンタジー、ミステリの名作傑作を並べた以下の記事が300ブクマを獲得してわりと読まれた。 結果、アフィリエイトの報酬がそこそこの額になっていて、ありがたいかぎりである。 海外の名作SF中心のいってしまえば平凡なラインナップなので、こんなに需要があるとは思わなかった。 ここで取り上げたSF小説はオールタイム・ベスト級の有名作品が多く、頭のどこかに「いまさら紹介しても」という気持ちがあったのだが、そうはいってもほとんどの人は読んでいないのである。 あたりまえといえば、あたりまえのこと。思い込みで判断しないで書いてみよ、という教訓を得るべきだろう。ほんと、先入観や固定観念は良くない。 ちなみに、現在、国内のSF小説は何度目かの黄金時代を迎えているといわれていて、非常に質が高い作品が次々と発表されている。 その一方、どこかで読んだのだがファンの年齢は

            SFの夏は暑すぎる。 - Something Orange
          • 優れたSFおよびファンタジー作品に贈られる「ヒューゴー賞」で不正投票が発覚

            毎年開催される世界SF大会で選出されたSFやファンタジーの作品や関連人物に贈られる賞が「ヒューゴー賞」です。イギリス・スコットランドのグラスゴーで開催される第82回世界SF大会「Glasgow 2024」のヒューゴー賞管理小委員会が、2024年度ヒューゴー賞の最終投票の集計中に異常なデータを検出したことを明らかにしました。 Glasgow 2024 Hugo Awards Statement – 22nd July 2024 | Glasgow 2024 https://glasgow2024.org/hugo-awards/statement-22-july-2024/ ヒューゴー賞は、SFおよびファンタジーに関する小説や映像、マンガなどの作品、あるいは作家や功労者に贈られる賞です。通常、文学賞は作家や批評家で構成された選考委員会で審査されますが、ヒューゴー賞は世界SF大会の参加者、すな

              優れたSFおよびファンタジー作品に贈られる「ヒューゴー賞」で不正投票が発覚
            • ことわざ「虎に翼」の出典が知りたい。 | レファレンス協同データベース

              事例作成日 2024年07月06日 登録日時 2024/07/06 17:01 更新日時 2024/07/17 16:11 出典としては『逸周書、寤儆解』 『韓非子 難勢』の二つがあげられます。 ①『故事成語名言大辞典』(『鎌田 正/著 米山 寅太郎/著 大修館書店 1988年) P941「虎に翼:虎のために翼をつける。荒々しく残忍なものに、さらに威力をつけ加えるたとえ。 鬼に金棒。→「虎の為に翼を傅(つ)くること毋(な)かれ」参照。 P941-942「虎の為に翼を傅(つ)くること毋(な)かれ」を見る。 「ただでさえ鋭い爪と牙を持つ虎に、そのうえ、空を自由に飛べる翼をつける ようなことはするな。強悪なる勢力がある者に、さらに勢力を付け加えるような ことはしてはならないというたとえ。◇虎に翼 『韓非子』の難勢編に見える『逸周書』より引用とある。 ②『大漢和辞典 巻9 修訂版 缶部…虍部』(諸

                ことわざ「虎に翼」の出典が知りたい。 | レファレンス協同データベース
              • 文学部卒の彼氏に「うわ、月大きいし明るいな〜〜、これでなんかエモい一句作ってよ」っつったらすぐ詠んでくれた→「これぞ近代文学」

                𝑮𝑶!𝑮𝑶!𝑹𝑰𝑵𝑮𝑶🍏 @oishiiringooo 文学部卒の彼氏に「うわ、月大きいし明るいな〜〜、これでなんかエモい一句作ってよ」っつったらすぐ詠んでくれたけど、出だしから「月デカし、」で、てんで駄目だった。 𝑮𝑶!𝑮𝑶!𝑹𝑰𝑵𝑮𝑶🍏 @oishiiringooo 彼とは、五・七・五の初めの五文字を私が言って残りを完成させてもらう遊びをしようとしたら、『ストレッチ あんなところに僕の腕』、『蝉の声 今は夏ではありません』等すべてを奇妙な世界観の句にされて怯えたというエピソードもある。

                  文学部卒の彼氏に「うわ、月大きいし明るいな〜〜、これでなんかエモい一句作ってよ」っつったらすぐ詠んでくれた→「これぞ近代文学」
                • イーロン・マスクから路上売春、犠牲者意識ナショナリズムまで。Amazonの50%還元セールからほんとうに面白い30冊+αを紹介する。 - Something Orange

                  ●まえがき~面白い本、色々あります。 ●ビジネス/経済 ①ときど『東大卒プロゲーマー』 ②ウォルター・アイザックソン『イーロン・マスク(上)(下)』 ③保手濱彰人『武器としての漫画思考』 ④竹村俊助『書くのがしんどい』 ⑤グラント・サバティエ『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』 ●趣味/実用 ⑥リンダ・グラットン&アンドリュー・スコット『LIFE SHIFT』『LIFE SHIFT2』 ⑦アービンジャー・インスティチュート『自分の小さな「箱」から脱出する方法』 ⑧つんく『凡人が天才に勝つ方法』 ⑨Pha『しないことリスト』 ⑩先崎学『うつ病九段』 ●歴史/地理 ⑪塩野七生『ローマは一日にしてならず』 ⑫りゅうちぇる『こんな世の中で生きていくしかないなら』 ⑬出口治明『全世界史』 ⑭木村朗子『紫式部と男たち』 ●社会/政治 ⑮ジョナサン・ゴッドシャル『ストーリーが世界を滅ぼす』 ⑯阿

                    イーロン・マスクから路上売春、犠牲者意識ナショナリズムまで。Amazonの50%還元セールからほんとうに面白い30冊+αを紹介する。 - Something Orange
                  • 迷惑メール文学「オオアリクイ」に次ぐ新作、やたら文学的な言い回しがドSお嬢様の罵倒みたいで興奮する

                    白田 麻子☆タイ式芸能ライター 🇹🇭 @sirata_mako こんにちは! 最初に言わせてください。あなたは唯一無二です! プロのハッカーという職業柄、色々な物や人を今まで観てきましたが、それでも私はあなたに感心しています。 単刀直入に言いますね。私の言うことをじっくり読んでください。 白田 麻子☆タイ式芸能ライター 🇹🇭 @sirata_mako 数カ月前、あなたのオペレーションシステムをハッキングし、お持ちのすべてのデバイスと、メッセンジャーやSNSのプロフィール等、アカウントへのアクセス権を獲得しました。 白田 麻子☆タイ式芸能ライター 🇹🇭 @sirata_mako 私のメッセージの意図をご理解いただけたでしょうか。言うまでもなく、キーロガーにあなたが書いたことやネット上の活動、ウェブカメラのストリーミングからアクセス権を獲得しました。 これも全て、悪意のあるマルウェ

                      迷惑メール文学「オオアリクイ」に次ぐ新作、やたら文学的な言い回しがドSお嬢様の罵倒みたいで興奮する
                    • 弥助全資料 ~『信長公記』『家忠日記』『イエズス会日本年報』『日本教会史』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

                      なんだか、織田信長に仕えたアフリカ人の弥助《やすけ》のことが騒動になってると、教えていただきまして。 この手の議論だか論争には巻き込まれるのが嫌なので、参加するつもりはないのですが、前から、弥助の事は気になってまして。 というわけで、とりあえず、弥助の事が書かれた、当時の資料をすべて読んでみようではないかと。 すべて読んだからといって、どうこう結論付けるつもりはないので、そのあたりはみなさん各自でw なお、この記事において、差別的な表現が多く出てきますが、あくまでも当時の資料に書かれた内容を読み解くのが目的であって、差別を助長する意図がない事を、あらかじめご了承ください。 【スマホでご覧の方へ】 諸事情により、PC版と同じデザインになっています。なるべくスマホでも読みやすいようにはしているのですが、もし、字が小さいと感じた場合は、スマホを横にして拡大すると読みやすいと思います。 別館も更新

                        弥助全資料 ~『信長公記』『家忠日記』『イエズス会日本年報』『日本教会史』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
                      • 【四柱推命/印綬】性格と人生「知性と慈愛、福寿と名誉、人徳の星」 - 四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲ではっぴーをパワーあっぷするブログ

                        「自分のことは自分が一番知っている」と言いますが、「自分のことなのによくわからない」が現実だと思います。 自分の本質を知るには四柱推命が便利で役立ちます。 人間の本質=月支通変星7割、日支通変星3割 通変星「印綬」についてまとめました。 「印綬」知恵、福寿、学問の星 【印綬】本質的性格と人生傾向 【印綬のタイプ】性格と傾向 印綬がプラスに働く場合 印綬がマイナスに働く場合 【印綬の傾向】仕事・職業 【印綬の傾向】お金・財産 【印綬の傾向】結婚と恋愛 【好みの女性】男性の命式で日支が印綬 【好みの男性】女性の命式で日支が印綬 【四柱推命/通変星】印綬の機能 「印綬」が意味するもの 【男女共通】生母、親 【男性】生母、親 【女性】生母、親 【四柱命式】「印綬」の機能と人生傾向 印綬が悪く働く(太過・不及) 印綬が太過(強すぎる) 印綬が不及(弱すぎる) 【印綬】本質的性格と人生傾向 印綬は、「

                          【四柱推命/印綬】性格と人生「知性と慈愛、福寿と名誉、人徳の星」 - 四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲ではっぴーをパワーあっぷするブログ
                        • パリオリンピックの開会式の共同執筆者たちのインタビュー

                          マリーアントワネットの首が歌うシーンが興味深かったから、意図をしりたくて、いろいろ読んだ。 具体的に言及はされていなかったから、はっきりとはわからなかったが、インタビューはどれも面白かった。 id:hazlittさんが教えてくれた、ラジオ番組からいろいろ読み始めた。 増田はフランス語は多少わかるが、わからないところは、DeepL先生に頼っているため、正確性は保証できない。 フランスインテル(という名の番組っぽい)https://www.radiofrance.fr/franceinter/podcasts/l-invite-de-8h20/l-invite-du-week-end-du-samedi-27-juillet-2024-3772628 ホスト:昨日私たちは、コンシェルジュリーにおいて、革命の中、斬首されたマリーアントワネットがゴジラ(というパンクバンド)とマリナ・ヴィオッティと

                            パリオリンピックの開会式の共同執筆者たちのインタビュー
                          • 【書評】ビジネスを育てる ポール・ホーケン ディスカバー - 京都のリーマンメモリーズ

                            今週のお題「夏野菜」 夏は冷やしたトマトですね。中でも最近は、家庭菜園で、簡単においしいプチトマトが収穫できます。収穫するのも楽しいですが、食べるのもまた楽しいですね。こんなに簡単に家庭でできてしまうと、八百屋さんは大丈夫かなと思ったりしますが、八百屋さんは、その道のプロだけあって、家庭では手に入らない幅広い商品を集めて、頑張っています。八百屋さんがつぶれないのは、ビジネスモデルが確立しているからだと思います。最近、ビジネスといえばどうしても大企業をイメージしてしまいますが、実は企業のほとんどは中小企業です。いきなり大企業を目指すのではなく、足元からビジネスを育てる方法を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 ビジネスといわれると、どういうイメージを持ちますか? 最近は、ス

                              【書評】ビジネスを育てる ポール・ホーケン ディスカバー - 京都のリーマンメモリーズ
                            • 宮崎智之 著『平熱のまま、この世界に熱狂したい』より。サウイフモノニ、ワタシもナリタイ。 - 田舎教師ときどき都会教師

                              つまり「何者か」というのは本来、be の話だったのにもかかわらず、どこまでも目的達成的で、存在そのものを顧みない「実感」に乏しいものになっているがゆえに、焦燥感、空虚感にさいなまれる do 的な時間感覚に追われる状態になってしまっているのではないか、ということだ。そのねじれが、僕をより焦らせ、より困惑させる。 いわゆる「あがり」という状態がない今の時代は、常に成長し変化する do が求められる。無目的に集まったり、なにかをやったりする場や時間を設けることが難しく、be がままならない時代だとも言える。だからこそ、そこにいるだけで無条件に「何者か」になれる場や時間を確保することが大切なのではないか。 (宮崎智之『平熱のまま、この世界に熱狂したい』ちくま文庫、2024) おはようございます。宮崎智之さんのエッセイを読みながら最初に思い出したのが、田辺聖子さんの『篭にりんご  テーブルにお茶…』

                                宮崎智之 著『平熱のまま、この世界に熱狂したい』より。サウイフモノニ、ワタシもナリタイ。 - 田舎教師ときどき都会教師
                              • 戦国時代の日本には、多くの黒人奴隷がいたのか(渡邊大門) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                最近、X(旧ツイッター)において、戦国時代の日本では、多くの黒人奴隷が労働力として利用されていたとの説が取り上げられ、大論争となっている。この点について、取り上げることにしよう。 15世紀末以降、スペイン人は植民地としたラテンアメリカ諸国において、先住民だけでなく、黒人奴隷を労働力として酷使した。イギリス、スペイン、ポルトガルの奴隷商人は、アフリカで黒人を捕らえ、奴隷の売買を行っていたのである。 それは、戦国時代の我が国にも影響が及んだ。豊臣政権下の天正15年(1587)、豊臣秀吉は日本人がポルトガルの商人に売買されていることに激怒し、伴天連追放令を発した。買われた日本人は、東南アジアなどで売られたようである。 文禄・慶長の役(秀吉による朝鮮出兵)において、朝鮮半島に出陣した武将の多くは、朝鮮人を日本に連れ帰った。彼らは家事労働や農作業などの肉体労働、特殊技能を持つ者は官僚や学者、陶工とな

                                  戦国時代の日本には、多くの黒人奴隷がいたのか(渡邊大門) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                • 羊のショーンと羊文学 - 50歳からの推し事

                                  羊つながりのお話と 鬼太郎誕生・ゲゲゲの謎~追憶展~ へ行った話。 リン(娘)が大学時代の友人と有給を 取って滋賀県へ旅行へ行ったようです。 家族では5年前に訪れ、近江ちゃんぽん の美味しさに感動した長崎出身の私。 娘から送られた写真を見てると 牧場のような自然の写真が。 ”ひつじのショーンファームガーデン" という所だそうで、ショーンと 仲間たちが可愛い😍 娘は小学生の頃からひつじのショーン が大好きだったのを思い出しました。 というかEテレ中学になっても見てたな。 以前ブログで紹介したんですが、 リン中学1年生の時に天才テレビくん ビットワールドのイラスト大喜利の コーナーに応募し2回採用されました。 いとうせいこうとバカリズムに褒められた 貴重な回でした。 moru27.hatenablog.com 大好きなショーンの世界に 入り込めてかなり癒された模様。 会えて良かったね! 羊・

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                                  • 京都の詩人イベント・ポエトリー・ナイトフライトに行ってきた - 玖足手帖-アニメブログ-

                                    京都御所の北西端今出川の地下にあるライブハウス的なところで、詩人のchoriさんが主催している文化的な現代詩とかパフォーマンスで競う感じのイベントに行ってきた。 まあ、僕は無職なので基本的にライブハウスというか、それ以前にほぼ外食にも行かないくらい金はないのですが。 (というか、最近、昨年のアルコール依存症による糜爛性胃炎とはまた違って、アルコールによらず、一日二食しか食べられないし、小腹が空いて二食以外に間食をしたら、夜中や翌日にその分だけ嘔吐するという辛い体質になったので物を食う余裕が胃腸のキャパシティにない) はてなハイクという滅んだTwitter以前のSNSから交流のあった id:poge さん(はてなブログは現在非公開中)が参加するというので、まあ、流石に昔、X-BOXとアイドルマスターを譲ってもらったり(すぐ壊れた)、人とのつながりが簡単にブロックされたりするインターネット的な

                                      京都の詩人イベント・ポエトリー・ナイトフライトに行ってきた - 玖足手帖-アニメブログ-
                                    • 著者も出版社も読者も、みんな幸せに!「カルチペイ」という新提案で出版が変わる - イーアイデム「ジモコロ」

                                      リスペクト。 それはみんなの元気の源。 贈ったり、贈られたりしながら、リスペクトの気持ちがめぐる世界って、温かみがあっていいですよねぇ。 ジモコロ編集部の徳谷柿次郎です。今回、僕はそんなリスペクトを本のつくり手に届けることができる、ある取り組みを紹介したいと思っています! それが「Culti Pay(カルチペイ)」。 これは「芽」のようなイラストの下にあるQRコードを通じて、読者から著者へ、直接「送金」できる仕組みなんです。 著者は本の巻末などに、自分の口座につながるQRコードを記載して、次のように読者に支援を呼びかけます。 Culti PayのQRコードは現在、「みんなの銀行」というデジタルバンクにつながっています。 その口座を著者と読者がそれぞれに持つことによって、口座間の送金とメッセージの送付が簡単に可能になる仕組み。 デジタル送金というと、PayPayみたいなもの? って思うかもし

                                        著者も出版社も読者も、みんな幸せに!「カルチペイ」という新提案で出版が変わる - イーアイデム「ジモコロ」
                                      • 映画「リベリオン」について

                                        第三次世界大戦後に出現した全体主義体制の都市国家・リブリア。そこは、党首ファーザー率いるテトラグラマトン党が独裁政党として君臨し、二度と戦争が起らないように感情を持つことを禁じられた社会だった。 リブリアでは音楽や文学書籍、絵画や映像など、心を揺り動かす「感情的なコンテンツ」は全て「EC-10」として禁止され、人々は「イクイリブリウム」という政府機関が生産・配給する感情抑制薬であるプロジアムの服用を義務付けられていた。党の方針に逆らい、薬の服用を拒んで「EC-10」を所有している人間は「感情違反者」として、「ガン=カタ」と呼ばれる戦闘術を極めた特殊捜査官「グラマトン・クラリック」が摘発・処刑していた。 中でも有数の実力者である、第1級クラリックのジョン・プレストン(クリスチャン・ベール)は、妻が感情違反で処刑された後、息子のロビー、娘のリサと3人で暮らしているが、ロビーはクラリック候補生で

                                          映画「リベリオン」について
                                        • 【源氏物語724 第22帖 玉鬘24〈たまかずら〉】右近は、「ちょうど七日お暇をいただいていたのでございますが‥ 山へ参りましてね。お気の毒な方を発見いたしました」と申し上げた。「だれ」と源氏は尋ねた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                          右近は旅からすぐに六条院へ出仕した。 姫君の話をする機会を早く得たいと思う心から急いだのである。 門をはいるとすでにすべての空気に 特別な豪華な家であることが感ぜられるのが六条院である。 来る車、出て行く車が無数に目につく。 自分などがこの家の一人の女房として自由に出入りをすることも まばゆい気のすることであると右近に思われた。 その晩は主人夫婦の前へは出ずに、 部屋へ引きこもって右近はまた物思いをした。 翌日は昨日自宅から上がって来た高級の女房が 幾人《いくたり》もある中から、 特に右近が夫人に呼び出されたのを、右近は誇らしく思った。 源氏も夫人の居間にいた。 「どうして長く家へ行っていたのかね。 少しこれまでとは違っているのではないか。 独身者はこんな所にいる時と違って、 自宅では若返ることもできるのだろう。 おもしろいことがきっとあったろう」 などと例の困らせる気の戯談《じょうだん》

                                            【源氏物語724 第22帖 玉鬘24〈たまかずら〉】右近は、「ちょうど七日お暇をいただいていたのでございますが‥ 山へ参りましてね。お気の毒な方を発見いたしました」と申し上げた。「だれ」と源氏は尋ねた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                          • 「文系不要論」に対する「意外で明快な答え」…じつは「人文学の研究」が「世界から減らしているもの」(阿部 幸大) @gendai_biz

                                            「文学部のやっていることは読書感想文とかわらない」「『文系』なんてお金をかけて学ぶ必要はない」——こうした根強い「文系不要論」に、どうすれば答えることができるのでしょうか。 人文系の論文・レポートを書くための技術を網羅的に提供する『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』(阿部幸大著)では、「そもそも人文学の研究には意味があるのか?」ということも問われています。 世界的に評価される数々の論文を書いた気鋭の研究者は、この問いにどう答えるのでしょうか。 ※本記事は阿部幸大『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』から抜粋・編集したものです わたしのコミットするフィールドのひとつであるアメリカ文学研究のトップジャーナル、American Literature 誌の掲載論文には、ひとつの著しい特徴があった。圧倒的に人種についての論文が多いのである。そうではない論文も、ほとんどが

                                              「文系不要論」に対する「意外で明快な答え」…じつは「人文学の研究」が「世界から減らしているもの」(阿部 幸大) @gendai_biz
                                            • 【私本太平記37 第1巻 藤夜叉③】高氏の眸の中で、強烈な一輪の花が、渦となり虹となって燃えた。その花へ、大勢踊りからんで 輪踊りになっていたが、なお彼の網膜には、藤夜叉の舞しか残っていなかった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                              遠いむかし。地方の民が、 大蔵省へ馬で貢税《みつぎ》を運び入れながら 唄った国々の歌が 催馬楽《さいばら》となったといわれるが、 田楽ももとは農土行事の田植え囃子《ばやし》だった。 それがやがて、都人士《とじんし》の宴席に興じられ、 ついには近ごろの如く、 本座、新座などの職業役者をも生むような流行にまでなって来たものだとか。 「……東《あづま》より……昨日来たれば……妻《め》も持たず」 興にそそられた高氏が、 ふと、膝がしらを鼓として、指と小声で、踊りの曲を真似てると、 となりの遊女も、その流し眼に媚びを凝らして、おなじ節で。 「……着たる紺の……狩襖《かりあを》は要《い》らじ ……聟《むこ》とせむ、聟とせむ」 「ほほほほ。小殿も決しておきらいではございませんのね」 「酒か」 「いいえ、田楽」 「酔うにつれて、いつか舞台も面白う見えてきた。 先頃、七条河原の掛小屋で見たのもこの花夜叉の新

                                                【私本太平記37 第1巻 藤夜叉③】高氏の眸の中で、強烈な一輪の花が、渦となり虹となって燃えた。その花へ、大勢踊りからんで 輪踊りになっていたが、なお彼の網膜には、藤夜叉の舞しか残っていなかった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                              • 【源氏物語717 第22帖 玉鬘17〈たまかずら〉】右近は、源氏の大臣が玉鬘の姫君をお世話をなさりたいと熱心に思召すことが実現されますよう、幸福におなりになりますように。と祈っているのであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                右近は人知れず九州の一行の中の姫君の姿を目に探っていた。 そのうちに美しい後ろ姿をした一人の、 非常に疲労した様子で、 夏の初めの薄絹の単衣《ひとえ》のような物を上から着て、 隠された髪の透き影のみごとそうな人を右近は見つけた。 お気の毒であるとも、悲しいことであるとも思ってながめたのである。 少し歩き馴《な》れた人は皆らくらくと上の御堂《みどう》へ着いたが、 九州の一行は姫君を介抱《かいほう》しながら坂を上るので、 初夜の勤めの始まるころにようやく御堂へ着いた。 御堂の中は非常に混雑していた。 右近が取らせてあったお籠り部屋は右側の仏前に近い所であった。 九州の人の頼んでおいた僧は無勢力なのか西のほうの間で、 仏前に遠かった。 「やはりこちらへおいでなさいませ」 と言って、右近が召使をよこしたので、 男たちだけをそのほうに残して、 おとどは右近との邂逅《かいこう》を簡単に豊後介へ語ってか

                                                  【源氏物語717 第22帖 玉鬘17〈たまかずら〉】右近は、源氏の大臣が玉鬘の姫君をお世話をなさりたいと熱心に思召すことが実現されますよう、幸福におなりになりますように。と祈っているのであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                • 益田祐介(youtuber)に見える精神科医(心理学)の限界 - nyoraikunのブログ

                                                  彼のYouTubeチャンネルはわかりやすいと評判ですが、一方で医者でありながら売名行為やお金儲けばかりを企んでいるとの批判もあります。いつの時代も、周囲と違うことをすれば叩かれるのは同じです。私は彼の話し方や声のトーンが聴きやすく、ホワイトボードに描かれる絵や文字にも親しみを感じ、楽しんで聞いていました。 しかし、私が彼の憧れていた宮台真司のように、彼の言説に抵抗を覚えるようになりました。幼い頃から、私は心の深淵を探り、それを言語で表現することに大きな関心を持っていました。彼らの視点は社会と人間の心理の関連性に焦点を当て、社会を概念化して読み解くという点で興味深いものでした。 しかし、彼らのアプローチには問題があります。心の奥深くにあるものに光を当てず、表面的な理解にとどまっている印象を受けます。Google Earthで航空写真を指で拡大し、詳しく見ようとすると画面がフリーズしてしまう感

                                                    益田祐介(youtuber)に見える精神科医(心理学)の限界 - nyoraikunのブログ
                                                  • 新・読書日記115 - はてなブログ大学文学部

                                                    ベッティーナ・シュタングネト『エルサレム〈以前〉のアイヒマン』みすず書房 ジョン・スチュアート ミル『自由論』光文社古典新訳文庫(2012) アルトゥール・ショーペンハウアー『随感録』白水社(2023) 新・読書日記115 – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com

                                                      新・読書日記115 - はてなブログ大学文学部
                                                    • 文庫化で話題騒然『百年の孤独』 刊行から50年なぜいま文庫化なのか?担当編集者に聞く | ダ・ヴィンチWeb

                                                      遂に世界文学の“世界”を拡げたと言われるガブリエル・ガルシア=マルケスによる長編小説『百年の孤独』が文庫化された。 1972年に新潮社から日本語版が刊行されてから全集などの刊行はあったものの半世紀ものあいだ文庫化されていないことで伝説を纏った本作。 そして6月26日に文庫版が発売されるやいなや、書店では品切れが続出、紀伊國屋新宿本店ではたった6日間で文庫の月間売り上げ1位を叩き出し、発売日に初版だと思って買ったら既に2刷だったとか、翌日には文字通り「たちまち重版」でたちまち3刷と大盛り上がりとなっている。 そこで『百年の孤独』の文庫を担当した新潮社文庫出版部の菊池亮氏に、本作の魅力からなぜ文庫化に50年もかかったのかなど話を聞いた。 インタビュー・構成=すずきたけし 文庫化が話題になったきっかけ ― いまや伝説的な文学作品として語り継がれているガルシア=マルケスの『百年の孤独』が遂に文庫化

                                                        文庫化で話題騒然『百年の孤独』 刊行から50年なぜいま文庫化なのか?担当編集者に聞く | ダ・ヴィンチWeb
                                                      • 新・読書日記121 - はてなブログ大学文学部

                                                        モーリス・ブランショ『終わりなき対話 III 書物の不在(中性的なもの・断片的なもの)』筑摩書房(2017) パトリシア・ヒル・コリンズ『インターセクショナリティの批判的社会理論』勁草書房)(2024) ユルゲン・ハーバーマス『討議倫理 〈新装版〉』法政大学出版局(2013) ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学』紀伊国屋書店(2014) 執行草舟『悲願へ 松下幸之助と現代』PHP研究所(2019) 成田大起『「批判」の政治理論: ハーバーマスとホネットにおける批判の方法論』勁草書房(2023) 新・読書日記121 – ラボ読書梟

                                                          新・読書日記121 - はてなブログ大学文学部
                                                        • 鮮魚部の魅力と文学の世界:Aさんとの心温まるやり取り - nyoraikunのブログ

                                                          前回のAさんとのやり取り↓ www.xn--fhq32lm4eoko24c48b.com 私「おはようございます!😊 旅行は当然でしょうけど中止致しました。 三島由紀夫の『豊穣の海』に富士浅間神社と三保の松原が重要なところで出てくるので、文庫本片手に見たかった思いもあります。 母のぬくもりを知らずに育ったから、子供にはせめて小さいうちにでも愛情を注いであげたいという思いには心を打たれました。 冬の寒さに負けずに咲こうとする梅の花の美しさがありますね☺️ 文面から心がじかに伝わってくるようです。 クリエイティブ職ということですが、そういったお仕事をされているのでしょうか? 多くの男性から申し込みがあるでしょうけど、私もお時間がよろしい時にでもお会いしたいです。よろしくお願いします! 」 Aさん「鮮魚部にお勤めなのですね。 お刺身が好きで真っ先に向かっちゃうコーナーです。 こちらこそすっかり

                                                            鮮魚部の魅力と文学の世界:Aさんとの心温まるやり取り - nyoraikunのブログ
                                                          • 新・読書日記119 - はてなブログ大学文学部

                                                            柄谷 行人 (著), 中上 健次 (著)『柄谷行人中上健次全対話』講談社文芸文庫(2011) ジョン・スチュアート ミル『自由論』光文社古典新訳文庫(2012) 新・読書日記119 – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com

                                                              新・読書日記119 - はてなブログ大学文学部
                                                            • 世界的作家・安部公房の思索の数々が詰まった『死に急ぐ鯨たち・もぐら日記』(新潮文庫)が8月28日(水)に発売

                                                              果たして安部公房は何を考えていたのか。エッセイ、インタビュー、日記などを通して浮上する思想の根幹。2024年文庫新刊3作目となる本作は、ファン必読の一冊です。 安部公房『死に急ぐ鯨たち・もぐら日記』(新潮文庫)写真:安部公房 装幀:近藤一弥 株式会社新潮社は安部公房の文庫新刊『死に急ぐ鯨たち・もぐら日記』(税込935円)を8月28日(水)に新潮文庫より刊行いたします。 本作は、永らく復刊が待ち望まれていた1992年発売の評論・エッセイ集『死に急ぐ鯨たち』(安部公房/新潮文庫)に、『安部公房全集028〔1984.4.11~1989.12〕』(新潮社)に収録されている「もぐら日記」「もぐら日記Ⅱ」「もぐら日記Ⅲ」を新たに追加した作品です。 想像不足からくる楽観主義へ警鐘を鳴らす「死に急ぐ鯨たち」、自身の創作を振り返るインタビュー「錨なき方舟の時代」、今話題の『百年の孤独』とガルシア・マルケスを

                                                                世界的作家・安部公房の思索の数々が詰まった『死に急ぐ鯨たち・もぐら日記』(新潮文庫)が8月28日(水)に発売
                                                              • 「石丸構文」過激化させた山崎怜奈の質問「初歩的なレトリック…よろしくない論法」法大教授指摘(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

                                                                法大文学部日本文学科教授の尾谷昌則氏が27日、ユーチューブチャンネル「ReHacQ-リハック-」に登場。7日の都知事選で約165万票を獲得して2位に入った前広島安芸高田市長の石丸伸二氏(41)の「石丸構文」を分析した。 【写真】石丸氏と激しいやりとりを繰り広げた山崎怜奈 今回は「【石丸伸二vsマスコミ】山崎怜奈は何を語ったのか?全文解析【本気の国語講座】」と題された約28分の動画に登場。石丸氏は7日放送のフジテレビ系都知事選選挙特番「Mr.サンデー“七夕決戦”都知事選SP」(日曜午後9時)で元乃木坂46山崎怜奈(27)で激しいやりとりを繰り広げていた。 山崎は石丸氏に「国政の規模でしかできないことが、都政で実現したいっていうふうに打ち出している公約の中にもあったのかなっていうふうな声も私は受けたんですけど、この声に関してはどうお考えですか?」と投げかけている。尾谷氏は最後の一文「この声に関

                                                                  「石丸構文」過激化させた山崎怜奈の質問「初歩的なレトリック…よろしくない論法」法大教授指摘(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
                                                                • 「文系不要論」が叫ばれるが…「文学の研究者」が「人文学に価値などない」と考えてしまうに至ったワケ(阿部 幸大) @gendai_biz

                                                                  「文学部のやっていることは読書感想文とかわらない」「『文系』なんてお金をかけて学ぶ必要はない」——こうした根強い「文系不要論」に、どうすれば答えることができるのでしょうか。 人文系の論文・レポートを書くための技術を網羅的に提供する『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』(阿部幸大著)では、「そもそも人文学の研究には意味があるのか?」ということも問われています。 世界的に評価される数々の論文を書いた気鋭の研究者は、この問いにどう答えるのでしょうか。 ※本記事は阿部幸大『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』から抜粋・編集したものです 「文系」学問は必要なのか? そもそも、なぜわたしたち研究者は論文を書くのか。正直に言おう、それは、単位のためであり、学位のためであり、就職のためであり、昇進のためだ。ようは、広義の「仕事」だから書くのである。

                                                                    「文系不要論」が叫ばれるが…「文学の研究者」が「人文学に価値などない」と考えてしまうに至ったワケ(阿部 幸大) @gendai_biz
                                                                  • 熱海・伊東・伊豆半島の文学旅行:三島由紀夫の足跡を辿る - nyoraikunのブログ

                                                                    5月26日(火)と27日(水)の2日間、熱海、伊東、そして伊豆半島を巡る文学の旅に出ました。三島由紀夫の「月澹荘綺譚」(下田)や、西伊豆の安良里を舞台にした「獣の戯れ」、さらに三島由紀夫ゆかりの老舗である熱海の「ボンネット」や下田の「日新堂菓子店」などを訪れました。 熱海での出発 熱海に到着したのは午前7時でした。駅を降りて海へ向かい、坂道を真っ直ぐ降りていきました。浜辺の近くに、尾崎紅葉の「金色夜叉」の碑と銅像が立っていました。 駅を降りて、海に出ようと真直ぐ坂道を降りていった。浜辺の近くに、尾崎紅葉の「金色夜叉」の碑と銅像が立っていた。 以下Wikipediaより。 「高等中学校の学生の間貫一(はざま かんいち)の許婚であるお宮(鴫沢宮、しぎさわ みや)は、結婚を間近にして、富豪の富山唯継(とみやま ただつぐ)のところへ嫁ぐ。それに激怒した貫一は、熱海で宮を問い詰めるが、宮は本心を明か

                                                                      熱海・伊東・伊豆半島の文学旅行:三島由紀夫の足跡を辿る - nyoraikunのブログ
                                                                    • 文学と音楽の対話 - 夕日の丘にて - nyoraikunのブログ

                                                                      ※こちらの記事は、過去の記事をより読みやすく書き直してものです。 ツヴァイ で上智大学出身の文学好きな女性とやり取りすることになった。結婚の可能性はゼロに近い感じもするが、来るものは拒まずでいこう。 以下、やり取りの内容である。 私「改めてツヴァイのMです。 八王子市別所に住んでいます。八王子と言っても広いので、どの辺りにお住まいですか? 語学が好きなんて素晴らしいことですね。国際化の時代に英語で難なく会話ぐらいできるようになりたいと思っているばかりで、実行には至っておりません。 もともと英語はエリートのための学問でしたが、これからのさらなる情報化社会では、英語ができないと世界の情報をリアルタイムで得られずに、支障が生じてくるでしょうね。 ずっと語学の勉強をされていたのでしょうか?」 Yさん「メールをありがとうごいます。 Yと申します。 八王子、広いですよね。私はJR線沿いに住んでいます。

                                                                        文学と音楽の対話 - 夕日の丘にて - nyoraikunのブログ
                                                                      • 「新発見」をするだけが学問の価値ではない…じつは「人文系の学問」が持っている「意外な価値」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                                                        「文学部のやっていることは読書感想文とかわらない」「『文系』なんてお金をかけて学ぶ必要はない」――こうした根強い「文系不要論」に、どうすれば答えることができるのでしょうか。 【写真】入ると損する「私立大学」ランキング…コスパ最悪だった意外な名門大学の実名 人文系の論文・レポートを書くための技術を網羅的に提供する『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』(阿部幸大著)では、「そもそも人文学の研究には意味があるのか?」ということも問われています。 世界的に評価される数々の論文を書いた気鋭の研究者は、この問いにどう答えるのでしょうか。 ※本記事は阿部幸大『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』から抜粋・編集したものです わたしはひろくいえば「文学部」の出身であるが、研究者だというと、かなりの頻度で「文学部の研究ってなにすんの?」と聞かれる。じっさい、人文系の学問におけるアカ

                                                                          「新発見」をするだけが学問の価値ではない…じつは「人文系の学問」が持っている「意外な価値」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                                                        • 【読書ノート】デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』

                                                                          2020年に日本語版が刊行されてから、読もうと思いつつその分量の分厚さにおじけづいて(本文と注で400ページぐらいある)手を出せずにいたのだが、近所の図書館で借りてきてようやく読みました。刺激的な論考でした。 『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』 著者:デヴィッド・グレーバー 訳者:酒井隆史, 芳賀達彦,森田和樹 2020年7月29日, 岩波書店 発行 本書の執筆は、2013年にグレーバーがウェブ上に公開した「ブルシット・ジョブ現象について」という小論がきっかけとなっているとのこと。英語で書かれたこの小論が大きな反響を呼び、またたく間にさまざまな言語に翻訳された。グレーバーのもとには、たくさんの人から自分のやっている仕事もまさにブルシット・ジョブであるとの声が寄せられたそうだ。本書では、そうして集まったインフォーマントのブルシット・ジョブ体験を読めるのも興味深い。 グレーバ

                                                                            【読書ノート】デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』
                                                                          • 仕事のストレスを軽減! "考え方のクセ"を変える2つの方法 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                                                                            「仕事に追われているように感じられて、家に帰ってもリラックスできない……」 「明るく前向きな同僚を見ていると、ネガティブな自分に落ち込む」 このような悩みを抱えた状態が続くと、余裕をもって仕事に臨んだり、周囲の人に優しく接したりすることが難しくなりますよね。その背景には、あなたの “考え方のクセ” が隠れているかもしれません。 本記事では、心が疲れやすい人が陥りがちな考え方のクセとその解決法をご紹介します。環境を変えるのは難しくても、考え方のクセを意識して過ごすだけで心の疲れを軽減させることができますよ。ぜひ参考にしてみてください。 【ライタープロフィール】 YG 大学では日韓比較文学を専攻し、自身の研究分野に関する論文収集に没頭している。言語学にも関心があり、文法を中心に日々勉強中。これまでに実践報告型の記事を多数執筆。効果的で再現性の高い勉強法や読書術を伝えるべく、自らノート術や多読の

                                                                              仕事のストレスを軽減! "考え方のクセ"を変える2つの方法 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                                                                            • 新・読書日記117 - はてなブログ大学文学部

                                                                              ユルゲン・ハーバーマス『討議倫理 〈新装版〉』法政大学出版局(2013) ジョン・スチュアート ミル『自由論』光文社古典新訳文庫(2012) ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学』紀伊国屋書店(2014) 新・読書日記117 – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com

                                                                                新・読書日記117 - はてなブログ大学文学部
                                                                              • 「鷗外の『意地』のはなし」展~於:森鷗外記念館 - 文学のお散歩

                                                                                只今、森鷗外記念館では「鷗外の『意地』のはなし」展開催中です。 大正元年9月13日。明治天皇の大喪の日に陸軍大将・乃木希典が殉死。この事件をきっかけに鴎外は、「興津弥五右衛門の遺書」「阿部一族」「佐橋甚五郎」など次々と歴史小説を書き始めました。 翌大正2年には、上記3作品を収めた初の歴史小説集『意地』を刊行。 鷗外はなぜ歴史小説を書き始めたのか。 乃木の殉死の直後に、江戸時代の殉死事件を扱った、まさに殉死小説ともいえる「阿部一族」を書いたのはなぜか。 「観察」「時代背景」「心理描写」に重点を置き、「新しき時代に於ける歴史小説」を試みた鴎外の、時代や社会に向き合う姿に迫った展覧会です。 展示をみたあとは、併設のモリキネカフェでひと休み。 「阿部一族」の舞台熊本産の柑橘類を使った「肥後国ムース」をいただきました。 くまモンのカードまで付いてるww。 かわいい♡ それにしても暑い🥵! 観潮楼の

                                                                                  「鷗外の『意地』のはなし」展~於:森鷗外記念館 - 文学のお散歩
                                                                                • 「恐竜に羽毛が生えていた」世紀の発見をもたらした中国の「欲深い化石ハンター」の正体

                                                                                  やすだ・みねとし/立命館大学人文科学研究所客員協力研究員。朝日新聞論壇委員(23'~24')。広島大学大学院文学研究科博士前期課程修了(中国近現代史)。『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)が第5回城山三郎賞、第50回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。他に『さいはての中国』(小学館新書)、『現代中国の秘密結社』(中公新書ラクレ)、『「低度」外国人材』(KADOKAWA)、『中国vs.世界』(PHP新書)など著書多数。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 恐竜には羽毛が生え

                                                                                    「恐竜に羽毛が生えていた」世紀の発見をもたらした中国の「欲深い化石ハンター」の正体
                                                                                  1