東京都知事選(7日投開票)でも議論テーマの1つになっている明治神宮外苑再開発をめぐり、事業者の1つ、伊藤忠商事は5日までに同再開発について公式サイトに、異例ともいえる長文のコメントを発表した。 「神宮外苑再開発について」と題された声明は、昨年10月に同社の関連施設内で、再開発に抗議する内容の落書きが発見され、先月、偽計業務妨害などで外国籍の男や日本人の男らが書類送検されたと報じられたことに触れた上で、今年6月の株主総会の質疑応答時に、環境活動家が長時間、持論を展開する事態が起きたと主張。「改めまして今一度、正しくご理解いただくために、当社が再開発に参加する意義や緑の保全についてご説明をさせていただきます」とつづった。コメント全文は次の通り。 ◆ ◆ ◆ 本件に関しましては、様々な方よりご質問やご意見を頂戴しており、その都度誠意をもって対応して参りましたが、大変遺憾なことに、2023年1