『はてなダイアリー』を読んで。 差別の存在 同記事の著者である有村さんが、普段からはてブ等で、単に一覧性を高めたものをまとめと呼ぶことについてぶつぶつ文句を言っていたのは見ていたが、なるほどまとめとはこういうことだと思わせる良記事だった。 内容としてはつまり、アイヌ差別は厳然と存在するのだということだ。その論旨のひとつは、アイヌ差別をまったく認識しない層がいることこそ、同化政策があったことの証なのであり、それはつまり差別の帰結、最終形態に他ならないと。これについては有村さんのコメント原文を引用しておこう。 「同化政策」がいかに罪深い歴史であるか。denken氏の指摘する、アイヌ語を基にした漢字地名も当然、アイヌ固有の地名を奪うという文化弾圧なわけです。(略)人名については言うまでもないでしょう。アイヌが現在和人と同じような名前を持ち、和人と同じ言語で生活しているのは、明治以来の同化政策の結