ロ軍の疲弊鮮明 制裁で兵器調達困難に―西側情報筋 2022年05月10日08時20分 キーウ(キエフ)近郊のブゾワ村に残されたロシア軍の戦車=4月10日、ウクライナ(AFP時事) 【ロンドン時事】ウクライナ侵攻を続けるロシア軍の疲弊が鮮明になっている。経済制裁の影響で、兵器など軍事物資の調達がままならないことが要因の一つだ。現在の規模の戦闘を維持した場合、月内か6月に軍事資源が枯渇するとの分析があり、西側情報筋は「ロシアは(戦闘の)規模を縮小し、長期戦に持ち込む公算が大きい」と指摘した。 ロシア大使、赤い液体浴びる ポーランドで戦没者追悼中 英国防省は2日、ロシアが侵攻開始時に投入した兵力について、4分の1以上が「戦闘不能」になった可能性が高いとする分析結果を公表した。空挺(くうてい)部隊を含む精鋭部隊が最も大きな打撃を受けているとされ、部隊再建に「数年を要する」と同省は見ている。 激しい