約10マイクロリットルの血液と検査試薬を試験紙に垂らすと、15分で新型コロナウイルスに感染しているかを判定できるという。陽性の場合、試験紙に赤い線が現れる。IgMとIgGの両キットを併用すると、より精度の高い検査が可能になるとしている。 検査試薬キットは、クラボウが提携する中国の企業が開発した。インフルエンザ診断などで使用される「イムノクロマト法」を採用し、コロナウイルスの抗原に対して、感染者の抗体が反応する仕組みを利用した。 PCR検査では、結果が出るまで数時間~数日を要し、試薬や検査キットの開発にも時間がかかる。検査試薬キットでは、少量の血液で簡易に迅速な検査ができるとしている。 関連記事 孫正義氏、「新型コロナの簡易PCR検査を100万人に無償提供」とツイート 「医療崩壊させる気か」リプライで批判噴出【追記あり】 ソフトバンクグループの孫正義社長(兼会長)が3月11日に、「新型コロナ