グーグルは5月14日(米国時間)に開催した開発者向けイベント“Google I/O”で、音楽生成AI「Music AI Sandbox」を発表した。本連載でも昨年、グーグルが音楽生成AIの「MusicLM」を発表したことに触れた。また、Metaも音楽生成AIとして「Audiobox」を発表。AI大手のStability AIも「Stable Audio」をバージョン2.0に進化させている。 では、Music AI Sandboxの位置付けとはどういうものだろうか。 AIは音楽クリエイターの仲間なのか まず、Music AI Sandboxは、グーグルの母体アルファベットでAI開発を担当するGoogle DeepMindが手がけた音楽生成AIである。具体的にどういうものかは、Google DeepMindが公開した動画を見るとわかりやすい。 ここではプロデューサーでありミュージシャンでもある
米グーグルとイスラエル政府のクラウド契約をめぐり、さらに20人の従業員が解雇された/Nathan Frandino/Reuters (CNN) 米グーグルとイスラエル政府のクラウドコンピューティング契約をめぐり、さらに20人の従業員が抗議デモにかかわったとして解雇された。デモ主催団体によると、これで解雇されたグーグル従業員の総数は50人になった。 デモを組織した「ノー・テック・フォー・アパルトヘイト」は22日、グーグルが先週解雇した30人に加え、新たに20人を解雇したと発表した。同団体は、ニューヨークとカリフォルニア州サニーベールにあるグーグルのオフィスで16日に行われた座り込みの抗議デモを組織していた。 同団体は、解雇された中には傍観していただけで職場での運動にはかかわっていなかった従業員もいると主張。今回の集団解雇をグーグルによる「攻撃的かつ絶望的な報復行為」と位置付けて非難した。 グ
複雑な問いへの答えを求めて、検索エンジンが吐き出した何ページもの検索結果を開いて回った経験はないだろうか。例えば、愛犬を菜食で育てても良いかを調べたいとしよう。まずはGoogleを開き、検索窓に「菜食は犬にとって良いか」と入力して検索を実行すると、大量のリンクが表示される。この中から、目的の情報を求めて記事やレポートを見て回る。答えが見つかる頃には、思っていた以上に時間が過ぎているはずだ。 しかし遠からず、複雑な問いへの答えを見つけることは、それほど退屈でつまらない作業ではなくなるかもしれない。Microsoftは話題のチャットボット「ChatGPT」を支える人工知能(AI)を自社の検索エンジン「Bing」に統合し、検索の概念を一変させようとしているという。実現すれば、BingはGoogleよりも優れた検索体験を提供し、数十年にわたるGoogle一強時代が終わる可能性があるとAIの専門家は
ブルームバーグ・ニュースは20日、関係者の話を引用し、グーグル社が、同社のスマートフォンGoogle pixelの一部をインドに移して生産することを目指し、インドの地元サプライヤーと予備交渉を開始したことを明らかにしました。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 グーグルがGoogle pixelの生産をインドへ移転? 世界的なハイテク大手の多くは、昨年の中国での厳しいゼロコロナ対策規制によって国内の製造生産が妨げられたことに危機感を持ち、生産能力を中国から移すための製造拠点としてインドに目を向け始めています。 グーグル社はインドのLava International Ltd、Dixon Technologies (India)、鴻海旗下の富智康インド子会社Bharat FIH Limited (BFIH)にアプローチしていると報じられました。 Lav
あなたがチーズケーキの作り方を学びたいが、30分もあるYouTubeの料理動画を見るほどの時間はないとしよう。そんな場合に、グーグルのBardの新機能を使えば、わずか数秒で重要なポイントだけを把握して、貴重な時間を節約できるかもしれない。 YouTubeには、料理やDIY、教育などの多様なジャンルにまたがる実用的な動画が掲載されている。しかし動画が長かったり、コンテンツ内の重要な詳細が不明瞭であったりすることが、それを利用する上での課題になっている。 グーグルによって共有された最近のアップデートで、人工知能(AI)のBardはYouTube動画の内容を理解できるようになった。グーグルの生成AIツールは、動画の内容に関連する質問に対応できるように進化した。また、YouTube動画のURLを入力するだけで、内容を要約することができる。この動きは、最初にニュースサイトAndroid Author
米グーグルのロゴ(2019年2月17日撮影、資料写真)。(c)Lionel BONAVENTURE / AFP 【7月14日 AFP】フランス競争委員会は13日、欧州連合(EU)の著作権規則に基づいたニュースコンテンツ使用をめぐり、メディア企業との「誠実な」交渉を怠ったとして、米IT大手グーグル(Google)に5億ユーロ(約650億円)の制裁金を科すと発表した。 競争委員会のイザベル・ドシルバ(Isabelle de Silva)委員長は記者会見で、グーグルへの制裁金は同委員会の裁定に従わなかった企業に科されたものとしては史上最高額となると説明。グーグルによる問題行為の「重大性を反映」したものだとした。 同委員会はさらに、グーグルに対して「著作権で保護されたコンテンツの現在の使用に関する報酬」をメディア企業に提示するよう命令。応じなければ1日最大90万ユーロ(約1億2000万円)の追加制
こんばんは、ワン吉です^_^ 昨日は夜記事をアップしませんでした。 楽しみにしてくれた方いらっしゃってたらごめんなさい"(-""-)" いきなりなんですが、しばし、 休載しようかどうか迷っています"(-""-)" 理由は、グーグル先生から突如つきつけられた ポリシー違反!! しかもアダルトコンテンツが 入っているという内容でした。 全く身に覚えもなく正直ショック(-_-) すこし気になってたんです。 ここ、1.2日広告が全く表示されていないから・・・( 一一) 以前もたまーにあったんですが、 翌日すぐに元に戻っていたから気にしていなかったんですが、 どうも今回は違ったみたいだ。 ページ単位の違反措置 色々調べ居たら、 ペナルティの中で一番軽い措置だそうなんです、 その問題のあるページのみ広告を表示しないとい措置みたいなんですが・・・ 問題の記事がこの記事 (記事は修正済み) 一見、どこが、
今週のピックアップグーグルSEOのランキング要因にコアウェブバイタル、2021年5月からに決定 今から6か月後 (Google 検索セントラル ブログ) 国内情報コアウェブバイタル(CWV)がグーグル検索のランキング要因になる日程が決まった。2021年5月だ。 最低でも 6 か月前には具体的な導入日を告知するとグーグルはアナウンスしていたが、そのとおりで、今から6か月後にコアウェブバイタルがランキングに影響を及ぼすようになる。 グーグルは、2021年5月からのランキング要因の変更を、「ページエクスペリエンスシグナルの導入」と説明している。 「ページエクスペリエンスシグナル」は、その名の通り「そのページのユーザー体験の良し悪し」をまとめたもの。コアウェブバイタルを含めた次の5つの要因が含まれている。 実質的には新しいものはコアウェブバイタルだけだが、これまで個別に要因として扱われていたものを
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Global Knowledgeは、2021年において年収が高いIT関連資格の上位15個を発表した。米国の回答者3700人を対象に実施した調査によると、Google、Amazon Web Services(AWS)、Microsoftに関連する資格保有者の中には、年収が6桁に達する者もいた。 1位の「Google Certified Professional - Data Engineer」は年収が17万1749ドル、2位の「Google Certified Professional - Cloud Architect」は16万9029ドルだった。僅差で3位となった「AWS Certified Solutions Architect -
ラム・マイヤーズ @laymans8 海外への伝播 歴史家が日本で学術書を出版(2017) ↓ 学術書を元にした小説を海外で出版(2019) ↓ 同時期弥助ブーム (ネトフリ&ハリウッド映画の製作発表) ↓ 大手メディアで歴史家が小説の中身を史実のように語る ↓ Yasukeの検索上位が上記メディア記事に ↓ 伝説の侍イメージの拡散 まとめ 日本人の知らない珍説が世界中で大拡散!歴史家「弥助は信長の首を守ることで日本の歴史を変えたと見なされてきたのです」ア.. 2019年以降、突如として世界中に拡散した 本能寺 弥助介錯人説&首運搬説 日本でもほとんど知られていないような珍説が なぜ世界中で真実のように語られ始めたのか? 次回『ヒストリアンの罠』 犯人はお前だー (と言いたいところだが功罪あるという印象) ------------------------------------------
グーグルの新しい技術「オーディオLM(AudioLM)」は、人間が準備したテキストやラベル付けをした訓練データなしに、これまで以上に自然なオーディオを生成する。 by Tammy Xu2022.10.14 23 8 グーグルの研究チームが開発した新しい人工知能(AI)システムは、数秒間の録音データを与えるだけで、それに続く自然なスピーチや音楽を作ることができる。 「オーディオLM(AudioLM)」は、ピアノ曲のような複雑な音や人間の音声など、プロンプトのスタイルに合ったオーディオを、元の録音データとほとんど遜色ないレベルで生成する技術だ。オーディオ生成AIの訓練プロセスを高速化する可能性がある技術であり、いずれは映像に乗せて流す音楽の自動生成にもつながるかもしれない。 自然言語処理を利用した音声アシスタントのアレクサ(Alexa)に代表されるように、AIによって生成されたオーディオはすで
デジタル時代の今、誰もが毎日、オンラインの脅威にさらされている。しかし、そんな脅威から保護されるか、犠牲になるかは「わずか数分間の問題」による。この問題に取り組むために、グーグルはデスクトップおよびiOSのChromeユーザー向けに新たなセキュリティとプライバシーの保護を導入した。 これらの新機能は、フィッシング攻撃の検出とブロックをより効率的に行うように考えられている。グーグルは、このアップデートによってブラウザが検出、ブロックしたフィッシング攻撃の数は25%増えたという。 ■時間勝負、悪意あるサイトは「10分間以下」しか存在していない グーグルのChromeとセーフブラウジングの各責任者が3月14日に公開した統計によると、サイバー犯罪者がユーザーの個人データを盗んで金銭にアクセスするために使用される悪意のあるサイトは、平均「10分間以下」しか存在していない。それは、犯罪者にとってはチャ
人工知能(AI)が自ら学習しAIをつくる技術の開発が進んでいる。米グーグルはさらに野心的な計画を明らかにしている。同社のシニアフェローでソフトウエア開発のリーダーを務めるジェフ・ディーン氏は2019年7月に来日した際、一つの機械学習モデルで数百~100万種類のタスクを処理する「万能AI」の開発を進めていると明かした。【前回記事】AIが自らAIつくる もはや開発者すら不要「万能AI」目指す取り組みも始まる現在のAIは基本的に一つのモデルで1種類のタスクしか処理できない。画像認識AIには音声認識はできないし、大量の種類の昆虫を学ばせたAIは昆虫の種類を判別できるが、魚類の種類は判別できない。グーグルの計画では、一つのモデルに画像認識や音声認識など様々なタスクを学習させる。そうして万能AIのモデルを作り、100万種類を超えるタスクに対応することを目指す。学習していない未知のタスクに対しては、10
グーグルは、ハラスメントや冒とく的な表現のクチコミの投稿を許可していない。しかし、実際にはこのような投稿が放置されている この記事の写真をすべて見る 飲食店や病院などを選ぶ際に、参考になる「クチコミ」。しかし、実名を挙げての罵詈雑言や暴力的な書き込みが削除されずに放置されているとして、国内で最も多く利用されているグーグルマップを運営するグーグルに対して、医師や歯科医師ら90人が今春、損害賠償を求めて東京地裁に集団提訴する。否定的なクチコミに対し、病院側から「反論」「説明」するのは難しく、グーグルもなかなか削除に応じないため、低評価を恐れる病院側を患者が脅迫したり、弱みに付け込む「削除ビジネス」が横行したりしているという。 【写真】Googleを提訴する医師たちはこちら * * * グーグルマップでは、飲食店やホテル、病院、観光地などの位置だけでなく、星のマークを並べた5段階での「評
「Chromecastの特許侵害訴訟でGoogleに480億円の損害賠償命令が下る、パテントトロールとの指摘も」という記事を読みました。 (ニューヨークの企業の)Touchstream Technologiesが、「画面から画面へと映像をストリーミングする技術に関する特許をGoogleのChromecastに侵害された」としてGoogleを訴えた問題で、裁判所が原告の主張を認めGoogleに3億3870万ドル(約480億円)の支払いを命じました。 とのことです。なお、元記事ではTouchstream社がオーストラリアの企業と書いてありましたがそのような情報はどこにも書いてありません。訴状ではニューヨーク州ニューヨーク市の企業と書かれています。また、正確に言うと陪審員の評決が出た段階なので、裁判所が命じたというわけではありません。いずれにせよ、Googleは控訴するとのことなのでこの後どうな
アメリカのグーグルは、2024年までに日本で1000億円の投資を行う計画を明らかにしました。千葉県でのデータセンターの開設や、海底ケーブルでカナダと結ぶことなどを計画しています。 会社によりますと、グーグルは、2024年までに日本で1000億円の投資を行う方針で、会社として日本では初めて、千葉県印西市にデータセンターを開設し、来年、稼働する計画です。 また、日本とカナダを結ぶ海底ケーブルを建設することや、日本のデジタル人材の育成への投資を進めていくとしています。 来日したグーグルのスンダー・ピチャイCEOは7日、総理大臣官邸で岸田総理大臣と面会したあと記者団に対し「新しいデジタル未来構想についてお話しさせていただいた。日本とは長期的なパートナーでありたいと思っており、日本の国民の皆さんのためにぜひ政府や企業、社会などと関わっていきたい」と述べました。
「我々は『人工知能(AI)の基本理念』に従ったAIの構築に努めている。(その理念に沿って)人間がAIの挙動を理解するのに役立つ『説明可能なAI(Explainable AI)』を導入できることをうれしく思う」。米グーグルのトレイシー・フレイ(Tracy Frey) クラウドAI戦略ディレクターは同社ブログでこう表明した。 グーグルは2019年11月に、クラウド型AIサービスの一部に説明可能AIの機能を加えたと明らかにした。機械学習モデルの出力について、入力データの各要素がどれくらい寄与したのかを算出して表示できる。このサマリー情報を通じ、ユーザーはAIがなぜその判断を下したのか、理由を理解できる。
スマートフォンのアプリストア運営を巡りグーグルがゲーム大手のエピック・ゲームズに敗訴したことで、年2000億ドル(約29兆円)近くを生み出すアプリストア市場のグーグルとアップルの2社による複占が揺らぐ可能性がある。 米カリフォルニア州の連邦地裁で11日、グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホ向けアプリの販売・決済を同社のアプリストア「グーグルプレイ」が独占しているのは反トラスト法(独占禁止法)に違反しているとの判断が示された。 陪審は全員一致で、人気ゲームソフト「フォートナイト」を手がけるエピック側の訴えを認める評決を下した。 グーグルが「フォートナイト」開発元に敗訴、独禁法訴訟で-連邦陪審
Googleは米国時間1月14日、ウェブブラウザ―「Chrome」でユーザーエージェント(UA)文字列の利用を段階的に縮小していく計画を明らかにした。 UA文字列は、ブラウザーが接続を開始する時にウェブサイトに送信するテキストだ。UA文字列には、ブラウザーの種類、レンダリングエンジン、オペレーティングシステム(OS)などに関する詳細が含まれる。たとえば、「Windows 10」における「Firefox」のUA文字列は次のようになっている。 Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:71.0) Gecko/20100101 Firefox/72.0 UA文字列は1990年代から長く利用されてきたが、かつて有益だったこの仕組みが、さまざまな面で絶えず問題を引き起こす要因になったとGoogleは述べている。 まず、UA文字列はオンライン広告主がウェ
絶対王者グーグルの支配が続く検索エンジン市場だが、生成AIの登場で大きな変化を伴うことになりそうだ。ガートナーが2月19日に発表した予測によれば、2026年までに検索エンジンのボリュームは25%も減少するという。こうした中でグーグルへの挑戦を明言しているスタートアップ企業が「Perplexity(パープレキシティ、略称パープレ)」だ。Perplexityとは、AI チャットボットを活用した調査および会話型検索エンジン。同社にはNVIDIA、ジェフ・ベゾス氏、YouTubeの元CEOなど大物も出資ラウンドに参加しており、検索市場を攻めるマイクロソフトとも戦っていくことになる。果たしてその実力とポテンシャルとはいかなるものか。実際にPerplexity、グーグル、ChatGPTの3つのサービスを試して結果を比較した。
オープンAI、検索機能「SearchGPT」テスト-グーグルと真っ向勝負 Shirin Ghaffary オープンAIは一部のユーザーを対象に、新たな検索機能をテストしている。入力された質問に対し、よりタイムリーな情報とその情報源へのリンクを提供する。アルファベット傘下グーグルに対する最も直接的な挑戦となる。 新たなオプション機能は「SearchGPT」と呼ばれ、ウェブブラウザー上で利用可能なプロトタイプとしてリリースされる予定。単独で動作する検索体験をユーザーに提供し、 対話型人工知能(AI)「ChatGPT」には後で統合される可能性があるという。 オープンAIは「SearchGPT」の展開時期については明言を避け、当初は順番待ちリストに登録したユーザーから利用できるようにすると説明。新ツールに関するフィードバックを得るためにクリエーターやパブリッシャーのパートナーと協力しており、最も成
米グーグルのロゴ。ベルギー・ブリュッセルの支社にて(2014年2月5日撮影、資料写真)。(c)GEORGES GOBET / AFP 【10月23日 AFP】欧州連合(EU)で新たに施行される厳格な著作権指令に対し、米グーグル(Google)が従わない意向を示していることについて、報道関係者約800人が23日、EU当局に対抗措置を求める公開書簡を発表した。 フランスを皮切りに24日から施行されるEUの新著作権指令は、グーグルやフェイスブック(Facebook)といったインターネット企業がサイトに表示した記事や画像に対し、著作権使用料の支払いを義務付けるもの。 しかしグーグルは、インターネットの検索結果に表示されるニュース記事やサムネイル画像について、報道機関に著作権使用料を支払うことを拒否している。 グーグルは先月、メディア側が無料使用を認めなければ、検索結果に記事の見出しとリンク以外を表
米グーグルは23日、量子コンピューターを使って、最先端のスーパーコンピューターよりも高速で計算する成果を出したと発表した。社内の研究チームによる論文は同日の英学術誌ネイチャー(電子版)に掲載され、学術的実績としても高い評価を受けている。一体この発表、何がすごいのか? サイエンスに縁遠いビジネス層にも分かるように、量子コンピューター分野の若手起業家2人に解説してもらった。(聞き手/ダイヤモンド編集部 杉本りうこ) 【量子コンピューターとは? 図解はこちら】 ● 計算速度でついに スパコンを超えた 文系記者の素朴すぎる質問に答えてくれたのは、QunaSysの楊天任代表と、Jijの山城悠代表だ。いずれも1994生まれで昨年起業した。楊氏は東京大学大学院修士課程(情報理工学系)を休学中、山城氏は現在も東京工業大学の博士課程(理学院物理学系)に籍を置いており、研究者の視点を持ちながら量子コンピュータ
グーグル、そしてその親会社アルファベットのCEO、スンダー・ピチャイにForbes JAPANは単独インタビューを行った。 インタビューを通じて見えてきたのは、スンダー・ピチャイ自身が人生で得た気づきが、グーグルの在り方に大きく反映されているということだ。記事の前編では、彼が幼少期のインドでの生活で受けた影響や、クローム(グーグルのウェブブラウザ)やアンドロイド(同モバイルOS)の飛躍に繋がった出来事について触れた。 後編では、いまのグーグル、そしてこの先の未来を導くピチャイの信念、哲学に迫る。 2015年、CEOに就任したスンダー・ピチャイはその2年後、グーグルの「AIファースト企業」への転換を宣言した。彼の長期的視点が生まれる背景を見よう。 グーグルにはAI研究をリードしてきたジェフ・ディーンという有名人がいる。「ジェフ・ディーンにまつわる事実」というジョーク集があり、「グラハム・ベル
間もなく登場から1年を迎えるGoogleの対話型AIツール「Bard」が、さらにアップグレードされた。 最初の頃のレビューを見ると、回答があまり人間らしくなかったこともあって、Bardは競合するチャットボットに後れを取っていた。その後、GoogleがAIモデル「Gemini」を組み込んだこともあり、Bardはテキスト以外に動画、音声、写真なども学習するようになった。そして今、生成AIの人気が続く中、有用性をさらに向上させようとしている。 Bardのプロダクト責任者を務めるJack Krawczyk氏は2月1日付けのブログ記事で、アップデートされた画像生成モデル「Imagen 2」により、Bardを使って無料で画像を生成できるようになったことを明らかにした。現在は英語に対応している。 「create an image of a hot air balloon flying over the
Googleの元エンジニアで自動運転車技術の先駆者でもあったAnthony Levandowski被告は米国時間3月19日、Googleから企業秘密を盗んだとして有罪を認めた。 2019年9月、カリフォルニア州サンノゼの連邦裁判所を出るAnthony Levandowski被告 提供:Justin Sullivan/Getty Images Levandowski被告は2016年にGoogleを退職し、自動運転トラックの企業を自ら起業した。その企業はその後Uberに6億8000万ドルで買収された。これらの動きは、Googleの自動車部門Waymoが、自動運転技術に関する企業秘密を盗んだとしてUberを訴える一連の事件の発端となった。この訴訟は2018年2月にUberがWaymoに2億4500万ドル支払うことで決着した。 検察当局は2019年8月、Googleの企業秘密の窃盗または窃盗未遂に
Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 竹内杭 吉武稔夫 (ガリレオ) 2024-08-14 09:03 Googleは米国時間8月13日、モバイルOS「Android 15」を正式に発表した。同OSによりGoogleのAI展開が、データセンターからモバイル機器に至るまで、技術スタックのあらゆる層へ行き渡ることになる。今回同社はAIデジタルアシスタントを軸にモバイルOSを再構築し、携帯電話で可能なことを再定義した。 Android 15の中核に位置するのは「Gemini」だ。その結果、まるで誰かと会話するかのように、自然な方法でデバイスに語りかけることが可能となった。Googleによれば、Geminiは利用者の意図を理解して思考パターンをたどり、複雑なタスクを完了することさえできるという。 Android 15では、使用中のどんなアプリでもGemi
米大統領選の共和党候補、トランプ前米大統領は、アルファベット傘下グーグルの利用をやめるよう支持者に呼び掛けた。大手テクノロジー企業への攻撃を強めるトランプ氏は、グーグルを「違法」と呼んだ。 トランプ氏は5日、ビデオゲームのライブストリームで有名なアディン・ロス氏とのインタビューで、「グーグルはどこかおかしい。皆がグーグルを使わない方がいいだろう」と語った。 トランプ氏は、自身に関する情報検索にグーグルが干渉しているというイーロン・マスク氏らの指摘に言及した。グーグルがトランプ氏に対する「検索妨害」を行っているとマスク氏は主張し、「president donald」と入力した際に「donald duck」というキーワード候補がオートコレクトで表示されたように見える画像を共有した。 マスク氏はトランプ氏を支持し、同氏を後押しするスーパーPAC(政治活動委員会)に献金している。
グーグル砲ってなに? どうやって分かるの? どんな記事が載るの? アクセス数はどのくらい上がるの? バズる記事って? グーグル砲ってなに? グーグル砲とは、GoogleアプリもしくはGoogle Chromeでおすすめ記事として掲載されることで、短期間で急激なアクセスアップが生じること。 グーグル砲は聞いたことがあったのでなにやらアクセスが増えるものなんだなと知っていましたが、実際具体的にどこからアクセスがくるのかわからなかったので調べました。 グーグル砲は2種類 2種類のグーグル砲があって、前者はグーグルアプリ砲とも呼ばれます。 私のもとにやってきたのはグーグルアプリ砲でした。 GoogleアプリのGoogle Discoverでの掲載場所 アプリを開くとDiscoverの画面になっています。 検索窓のすぐ下に表示される記事です。 Google Chromeのおすすめ記事での掲載場所 こ
あのグーグル本体が日本企業に出資するのは極めて珍しい。しかも人工知能(AI)の社会実装を手がけるスタートアップに。 昨年12月、ABEJA(アベジャ、東京都港区、岡田陽介代表取締役CEO)が発表した「ABEJA、Googleより資金調達」のリリースは国内で衝撃をもって受け止められた。報道によると、米グーグル本体から日本のスタートアップに出資するのは初めてのことだったという。 調達はシリーズCのエクステンションラウンド、グーグル等を新規引受先とした第三者割当増資として行われた。この時の出資により、ABEJAの累計調達額は60億円を超えた。グーグルからの出資は数億円規模とみられる。 ABEJAはAIのディープラーニングを活用したクラウドサービス「ABEJA Platform」を提供、これまで200社以上の企業のAI実装の支援実績を誇る。 日本のAIベンチャーへの出資について、リリースでは「AB
Googleが「Android」OSの支配的な立場を利用して競争を阻害しているとする華為技術(ファーウェイ)の申し立てを受け、中国当局がGoogleに対して独占禁止法に関する調査を開始する可能性がある。Reutersが中国発の9月30日付の記事で報じた。中国国務院内の独占禁止委員会が、正式な調査に着手するかを早ければ10月に判断する可能性があり、その判断には米中関係が影響する見込みだとReutersは報じている。 トランプ政権は近年、ファーウェイをはじめとする中国の電気通信企業に対して規制を加えてきた。これらの企業製の装置が、他国や企業へのスパイ行為に使われているおそれがあり、国家安全保障上の懸念があるというのがその理由だ。その結果、ファーウェイはAndroidに加え、「Google Play」ストアなどGoogleのサービスを新モデルのスマートフォンで使うことを禁じられ、独自OSの開発を
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く