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  • 【全文】「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」野田元首相から安倍元首相への追悼演説|日テレNEWS NNN

    2022年10月25日、衆議院本会議。選挙演説中に銃撃され死去した安倍元首相に向けた追悼演説が行われた。演説に臨んだのは、立憲民主党の野田元首相。かつて野党時代の自民党総裁だった安倍氏と、首相だった野田氏は、党首討論の場で、衆議院の解散をめぐる“真剣勝負”に臨んだ間柄だ。追悼演説の中で野田氏は「再びこの議場で、あなたと真剣勝負を戦いたかった」「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」と天上の故人に語りかけた。演説の全文は以下の通り。 本院議員、安倍晋三元内閣総理大臣は、去る7月8日、参院選候補者の応援に訪れた奈良県内で、演説中に背後から銃撃されました。搬送先の病院で全力の救命措置が施され、日本中の回復を願う痛切な祈りもむなしく、あなたは不帰の客となられました。享年67歳。あまりにも突然の悲劇でした。 政治家としてやり残した仕事。次の世代へと伝えたかった想い。そして、いつか引退後に昭恵夫人と共に

      【全文】「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」野田元首相から安倍元首相への追悼演説|日テレNEWS NNN
    • フェミニズムが女を殺す (2021.07.14加筆) #トイアンナマガジン|トイアンナ

      こんなテーマで書きたくなかった。なにしろ、切腹しながら首切りに行くようなものだからである。 2021年7月に、世界の大手フェミニスト団体が共同声明を出した。内容はシンプルだ。 私たちは、人権は人と人とを区別するものではなく、その構造において普遍的で、分け隔てできず、奪うことができないものだという認識を強調します。私たちは、どんなグループの人々の人権も、他のグループの人権の犠牲の上に成り立つものではない、ということを確約します。人権は、ジェンダー、性的指向、ジェンダー・アイデンティティ、ジェンダーの表現、性的特徴に関係なく、すべての人にとって固有のものです。 誰もが共感しやすいこの共同宣言だが、日本の「フェミニスト」を名乗る人たちはこれを猛烈にバッシングしている。 署名にある「仕事としてのセックスワーク」て性売春の合法化だろ。貧困女性が助けを求めた役所で売春しろと言われる世界を作りたいのか。

        フェミニズムが女を殺す (2021.07.14加筆) #トイアンナマガジン|トイアンナ
      • 陰謀論基礎問題50(問題編)|雨宮純

        先日行われた山本太郎氏の集会(山本太郎とおしゃべり会@福島県郡山市、2023年9月4日)で、陰謀論者と見られる人物が質問したことが一部で話題になっていた。 他にも質問したい人が大勢いるだろう中、延々とマイクを握って陰謀論を連発し、山本太郎氏をイルミナティ呼ばわりする姿は顰蹙を買っていた。一方筆者として気に掛かったのは、この人物が陰謀論の基礎事項である、イルミナティや人工地震について説明を求められても適切に答えられていなかったことであり、陰謀論に対しては批判的なスタンスの筆者もこれには「もっと愛を持って陰謀論に向き合って欲しい」と思ってしまった(勿論、愛があったとしてもルール無視の行動が肯定されるわけではない)。 そこで筆者は、陰謀論者なら知っておいてもらいたい事項についてひとまず50の問題を作成した(折角なので今更ながらに書いておくと、筆者は昨年11月に行われ、鈴木エイト氏、能町みね子氏、

          陰謀論基礎問題50(問題編)|雨宮純
        • 《形容詞A if 形容詞B》の構造, awkwardの語義(バラク・オバマの回想録と時事通信の誤訳) - Hoarding Examples (英語例文等集積所)

          【後日追記】この件についてのエントリはカテゴリでまとめて一覧できるようにしてあります。【追記ここまで】 今回の実例は、予定を変更して、今日まさにTwitterで話題になっている件について。 米国のバラク・オバマ前大統領が回想録を出したとかで、今週は英語圏の各メディアでもロング・インタビューを出すなどしていた。BBCも(ドナルド・トランプがぎゃあぎゃあ言ってるのをよそに)オバマのインタビューをトップニュースにしていた。それがトップニュースになっているときのキャプチャは取っていないが、記事はこちら: www.bbc.com 回想録そのものについては、BBCに出てるのはこれだけかな: www.bbc.com ほかの媒体のサイトを見るなどすれば、回想録についての記事はたっぷり出てくるだろう。今回の本題はそれではない。 この回想録について、日本語圏でも日本語で「報道」がなされている。そして、その日本

            《形容詞A if 形容詞B》の構造, awkwardの語義(バラク・オバマの回想録と時事通信の誤訳) - Hoarding Examples (英語例文等集積所)
          • 社会に分断をもたらした「自分自身の努力と勤勉さ」で成功したという考え──『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 基本読書

            実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル・サンデル発売日: 2021/04/14メディア: 単行本この『実力も運のうち 能力主義は正義か?』は『これからの「正義」の話をしよう』が大ヒットした、マイケル・サンデル教授の最新作である。『それをお金で買いますか 市場主義の限界』など、毎回その時代に問われるべきテーマを取り上げてきたサンデルだが、そんな彼が今回注目したのが「能力主義」だ。これは、現代の「分断」の原因を的確に写し取っているように感じられて、非常におもしろかった。 分断というキーワード アメリカ大統領選におけるトランプとバイデンの接戦、イギリスのEU離脱、ポピュリストたちのエリートへの怒りなど今世界中で「分断」がキーワードになっているが、その要因の一つがこの「能力主義」にあるとサンデルは語る。たくさん勉強や努力をして良い大学に入り、良い仕事と賃金を得る。それに成功した人はその

              社会に分断をもたらした「自分自身の努力と勤勉さ」で成功したという考え──『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 基本読書
            • 統一協会の中の人です

              【日本語音声・高画質】統一教会系のイベントで流れた安倍晋三元首相のビデオメッセージ https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.youtube.com/watch?v=PyK-2i-OYBI これ↑で鬼の首を取ったかのように「統一協会と安倍がべったり癒着」「政教分離とは」みたいなことを言っている人がわいているんだけどさぁ......。 まず、安倍が統一協会で演説したやつは宗教的性格のあるやつではなくて、学術的性格のある基調演説で、一般的な政治家の挨拶回り的な政治活動なんだよね。実際に安倍が言っていた内容は、オリンピックの成功、自由と民主主義の理想、朝鮮半島統一、台湾関係の和平といったごく一般的なもの。 だから、当時の統一協会のイベントで基調演説をした人たちには、この画像のように、トランプ元米大統領、EU元執行委員長、現職二ぜル共和国大統領、元フィリピン大統領、元イ

                統一協会の中の人です
              • 「人種差別や性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義は容認されている最後の偏見なのだ」マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』試し読み|Hayakawa Books & Magazines(β)

                「人種差別や性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義は容認されている最後の偏見なのだ」マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』試し読み マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』鬼澤忍訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫 【試し読み】 容認されている最後の偏見イギリス、オランダ、ベルギーで行なわれた一連の調査で、社会心理学者のあるチームがこんな発見をした。大学教育を受けた回答者は、教育水準の低い人びとに対する偏見が、その他の不利な立場にある集団への偏見よりも大きいというのだ。この研究者チームは、高学歴のヨーロッパ人が、差別の被害者になりやすいさまざまな人びと──イスラム教徒、西欧に暮らすトルコ系住民、貧しい、太っている、目が不自由、低学歴といった人びと──にどんな態度をとるかを調べた。すると、教育水準の低い人びとがとりわけ嫌われていることがわかった。 アメ

                  「人種差別や性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義は容認されている最後の偏見なのだ」マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』試し読み|Hayakawa Books & Magazines(β)
                • 「モザイク画像の解像度を64倍にする研究」が人種差別の議論に発展、非難を集めた研究者はアカウントを停止

                  計算機科学の分野において功績を収めた人物に贈られるチューリング賞を2018年に受賞した、Facebookの人工知能部門におけるチーフ研究者、ヤン・ルカン氏は、人工知能および機械学習における人種差別の議論で多くの非難を受け、Twitterアカウントを停止することを発表しました。 Yann LeCun Quits Twitter Amid Acrimonious Exchanges on AI Bias | Synced https://syncedreview.com/2020/06/30/yann-lecun-quits-twitter-amid-acrimonious-exchanges-on-ai-bias/ きっかけは2020年6月20日に、デューク大学が人工知能アルゴリズムを用いた高品質の画像生成に関する研究結果をTwitter上で公表したことから始まりました。 Face Depi

                    「モザイク画像の解像度を64倍にする研究」が人種差別の議論に発展、非難を集めた研究者はアカウントを停止
                  • バラク・オバマがリストアップした「今夏に読むべき11冊の課題図書」 | 2021年に出版された話題の新作をまとめてチェック

                    『夜のなかでは血すらも黒い』(未邦訳) デイビッド・ディオプ フランス人作家による小説。英語に翻訳され、イギリスで出版された最も優れたフィクション作品に贈られる「国際ブッカー賞」受賞作。第一次世界大戦でフランス軍としてドイツと戦ったセネガル人の兵士、アルファとマデンバは助け合いながら戦い続けるが、ある日、マデンバは重傷を負い、亡くなってしまう。1人残されたアルファは孤独に苛まれるものの戦いにのめり込み、やがて暴力と死を求めるようになる。 『ビッグ・ナンバーの地で』(未邦訳) テ・ピン・チェン 2014年から2018年まで米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」に所属し、中国特派員として活動していたジャーナリストによる小説。とある兄弟がテレビゲームで競い合うなか、妹は地下室で共産党政府の暗部を暴露する。政府のコールセンターで働く女性はある日、自分が話している相手がかつての恋人であることに気づ

                      バラク・オバマがリストアップした「今夏に読むべき11冊の課題図書」 | 2021年に出版された話題の新作をまとめてチェック
                    • 韓国で売れなかった中国SF「三体」、日本での大ヒットが中国で話題に

                      【10月11日 東方新報】中国が誇る国宝級SF作家・劉慈欣(Liu Cixin)氏の代表作「三体(The Three-Body Problem)」(早川書房刊)第一部の邦訳が、今年7月に日本で発売されて以降、中国小説の翻訳ものとしては異例の大ヒットを飛ばしていることが、中国で話題になっている。日本語版は発売後1週間で10回以上重版し、あっという間に10万部が売れたという。近年の日本の出版不況を考えれば奇跡に近い。日本よりかなり早く出版された韓国版は初版400部しか売れず、劉慈欣氏自身を困惑させたこととは対照的だ。 多くの日本人読者が読後の感想をネットに上げており、ほとんどが高評価。アニメ映画『君の名は。(Your Name.)』の新海誠(Makoto Shinkai)監督も、「三体」を新幹線に持ち込んでいる写真をツイッター(Twitter)に投稿していたことは、中国にも多い同監督ファンの間

                        韓国で売れなかった中国SF「三体」、日本での大ヒットが中国で話題に
                      • パンデミックの直前に「武漢ウイルス研究所」で危険なコロナウイルスを変異させる実験が行われていたことが判明

                        2019年に発見された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の起源については、記事作成時点でも見解が分かれており、中でも初めて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が確認された中国・武漢にある研究所から流出したという「人工説」に関する国連の調査は中国政府の非協力的姿勢により頓挫しています。この説について調査を進めていたアメリカの捜査官による調査報告から、武漢ウイルス研究所では中国軍と協力してコロナウイルスを組み合わせる研究が行われていた実態が浮かび上がったと、イギリスのニュースメディア・The Sunday Times紙が報じました。 What really went on inside the Wuhan lab weeks before Covid erupted https://www.thetimes.co.uk/article/inside-wuhan-lab-covi

                          パンデミックの直前に「武漢ウイルス研究所」で危険なコロナウイルスを変異させる実験が行われていたことが判明
                        • 『リベラリズムはなぜ失敗したのか』(原書房) - 著者:パトリック・J・デニーン 翻訳:角 敦子 - 宇野 重規による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                          著者:パトリック・J・デニーン翻訳:角 敦子出版社:原書房装丁:単行本(264ページ)発売日:2019-11-21 ISBN-10:4562057106 ISBN-13:978-4562057108 内容紹介: 多くの民主主義国家で不平等が拡大し、強権政治が台頭し、リベラリズムが機能不全となっている。注目の政治学者が政治、経済、教育、テクノロジーといった様々な分野で見られる問題を検証し、失敗の原因と是正をさぐる。 ヨーロッパ各地の極右政党、トランプ大統領誕生、ブレグジット……リベラリズムとデモクラシーはもう終わりなのか? 2018年7月にオバマ元米国大統領がフェイスブックで称賛、いまもアメリカで話題を読んでいる政治学書が日本でも先日翻訳出版された。政治学者・宇野重規による解説を公開する。 リベラリズムは死に体か?昨今、リベラリズムやデモクラシーの衰退を説く本は多い。無理もないだろう。これま

                            『リベラリズムはなぜ失敗したのか』(原書房) - 著者:パトリック・J・デニーン 翻訳:角 敦子 - 宇野 重規による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                          • こんな「リベラル」が日本にいてくれたらいいのに/大賀祐樹 - SYNODOS

                            「自民党には入れたくないけど、かといって他に入れたい政党は無いなぁ……」 選挙で投票する時、こんな風に感じたことのある人もいるのではないだろうか。自民党の一強状態が続いているとしても、無党派層の数は多い。二〇一九年七月のNHKの世論調査では、自民党の支持率34.9%に対して、「支持なし」の回答は38.3%と上回っている。一方、野党で一番支持を集めた立憲民主党でも5.8%に留まる。安倍内閣を「支持しない」という回答が31%であるのに対して、与党の公明党を除いた野党の支持率の合計は保守寄りとされる日本維新の会を入れても14.1%に過ぎない。 このことから考えられるのは、自民党や安倍内閣を支持する人が多く存在している一方で、自民党や安倍内閣を支持したくないと考えている人も少なからず存在していること、それにも関わらず、自民党や安倍内閣以外に積極的に支持したいと思える政党があると感じる人がかなり少な

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                            • 「抑え込んだ」はずが死者10万人 米国と新型ウイルス - BBCニュース

                              合わせて44年に及ぶ朝鮮、ヴェトナム、イラク、アフガニスタンの各戦争で死んだ米軍人の人数と、ドナルド・トランプ米大統領が「見えない敵」と呼ぶ新型コロナウイルスの感染症COVID-19でわずか3カ月のうちに死んだ米国民の人数が、ほぼぴったり同じなのだ。 COVID-19の死者数を、がんの死者数や交通事故の死者数と置き換えると、同じように厳しい、またはもっと衝撃的な統計となるだろう。ただ悲しいことに、死亡交通事故や末期がんはこれまでずっとあった。一方、パンデミック(世界的流行)はなかった。突如としてアメリカの10万の家族がこの春、新型ウイルスによって早期に人生を断ち切られた、愛する人の死を悼んでいるのだ。アメリカの感染者は150万人に上っている。さらにそれを上回る何百万人もが仕事を失っている。 トランプ氏が2017年にホワイトハウスの執務室に入って最初にした事の1つは、バラク・オバマ前大統領が

                                「抑え込んだ」はずが死者10万人 米国と新型ウイルス - BBCニュース
                              • 【総まとめ】2021年公開のすごいPhotoshopチュートリアル、作り方厳選まとめ

                                当サイトでは、Photoshopの新しい機能テクニックをつかった最新チュートリアル、作り方を定期的にまとめて紹介しています。 この記事では、2021年のあいだに公開された、特に確認しておきたいPhotoshopのデザインチュートリアル、つくり方をまとめてご紹介します。 10月のアップデートで機能が大幅強化されるなど、進化が止まらないフォトショップ。 人気のレトロエフェクトにはじまり、ボタンひとつで完成のお手軽写真アクション、写真合成テクニックなど、デザイナーが覚えておくと便利なテクニックなどが多く公開された年となりました。 2021年公開のIllustratorチュートリアル、つくり方と一緒にいかがでしょう。 【総まとめ】2021年公開のすごいIllustratorチュートリアル、作り方厳選まとめ まずはAdobe公式サイトより、Photoshopを無料でダウンロードし、7日間のお試し期間

                                  【総まとめ】2021年公開のすごいPhotoshopチュートリアル、作り方厳選まとめ
                                • 『中世ヨーロッパ ファクトとフィクション』「暗黒時代」という神話はなぜ生き残ってきたのか - HONZ

                                  「中世ヨーロッパ」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。「疫病と飢饉」、「魔女狩り」、「異端審問」……。代表的なものを挙げたが、いずれにせよ、西ローマ帝国が滅んだ5世紀末からの約1000年間に明るく進歩的な印象を抱く人は少ないだろう。 だが著者は、そうしたネガティブなイメージはここ200年ほどの間に私たちに植え付けられた誤解だと説く。本書には、中世に関する11の「フィクション」が登場する。多くの人は、どれも一度は耳にしたことがあるはずだ。 中世の人々は地球が平らだと思っていた。風呂にも入らず、暮らしは不潔で腐った肉も平気で食べた。教会は科学を敵視し、今では誰も疑うことのない説も教会の権威によって迫害され続けた。何の罪もない女性たちが何万人も魔女として火あぶりにされた。 これらの説は、文化上構築された「中世」にすぎず、前世紀までに歴史学の専門家によって否定されている。だが、今でも大きな顔をして

                                    『中世ヨーロッパ ファクトとフィクション』「暗黒時代」という神話はなぜ生き残ってきたのか - HONZ
                                  • 新型コロナの「時限爆弾」 無保険人口の多さが脅威に 米

                                    米ニューヨーク州で、医師の診察を待つ保険未加入者(2017年6月10日撮影、資料写真)。(c)Spencer Platt/Getty Images/AFP 【3月12日 AFP】米首都ワシントンでバーテンダーとして働くダンジェール・ウィリアムス(Danjale Williams)さん(22)は、多くの米国人同様、新型コロナウイルスによる感染症の拡大に不安を感じている。 しかし、ウィリアムスさんが感染よりも恐れているのは、感染した場合に発生する払えるとは思えないほど高額の医療費だ。 米国では2750万人近くが医療保険に加入していない。「医療費がものすごいので、病院へ行くのに二の足を踏むと思う」と言うウィリアムスさんもそうした一人だ。「病気になっても、健康を保つのに十分な貯金がない」 先月29日に同国初の死者が報告された米西部でも、新型コロナウイルスの拡大が始まっている。公衆衛生の専門家らは、

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                                    • バラク・オバマが厳選する「2021年の必読図書24選」 | 年末年始は米文学に挑戦してみては?

                                      恒例の「おすすめ書籍案内」 「芸術はいつだって魂を支え、栄養を与えてくれる。だが私にとって音楽と物語は、このパンデミックの年においては特に必要だと感じました」 バラク・オバマはツイッターにそう書きつつ、2021年に読んだおすすめの書籍を紹介している。これは毎年の恒例行事で、本に加えておすすめの映画や音楽もSNSで順次紹介する予定のようだ。 Over the next few days, I'll share my annual list of favorite books, music, and movies. Art always sustains and nourishes the soul. But for me, music and storytelling felt especially urgent during this pandemic year. I'll start b

                                        バラク・オバマが厳選する「2021年の必読図書24選」 | 年末年始は米文学に挑戦してみては?
                                      • ブラック・ナード・カルチャー:それは現実逃避(escape)ではない | elabo

                                        ‍ センシティブな話題についても臆せず繰り出されるタイラーのユーモアは、多様性を本当に実現したいなら必ずや必要になる懐の深さを思い起こさせてくれる。思わず笑顔にならずにはいられないこのインタビュー公開後のクリスマスには、タイラーと同じOdd Futureに所属していたカリスマ、フランク・オーシャンが、ピアノの演奏をバックにした優しく内省的なフリースタイルをドロップし、音楽ファンを狂喜させた。 そして12月26日には、ラッパーであると同時に多彩なクリエイターであるドナルド・グローヴァーが手がけるTV番組「アトランタ」シーズン3のティザー映像も流れた。「アトランタ」シーズン3では、有名大学を中退しうだつが上がらない主人公アーンと彼の従兄弟でありアトランタの地元スターであるラッパー・Paper Boiと仲間たちが、欧州ツアーに出るという。白人至上主義社会とその中でサバイブする黒人コミュニティがは

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                                        • ノーベル賞、自分にないのは不公平 トランプ氏が不満

                                          ドナルド・トランプ米大統領。ニューヨークの国連本部で(2019年9月23日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP 【9月24日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は23日、ニューヨークで24日から開かれる国連総会(UN General Assembly)に合わせて行われたパキスタンのイムラン・カーン(Imran Khan)首相との会談冒頭、自身がノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞していないことは不公平だと不満を表明した。 トランプ氏は報道陣に対し、「もし選考が公平なら、私が多くの件についてノーベル賞を受賞していただろうが、そうなってはいない」と発言。 また、バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領が就任直後にもかかわらず、「国際外交と人々の協力関係の強化への並々ならぬ努力」をしたとの理由でノーベル平和賞を受賞したことにつ

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                                          • Twitterアカウント大規模乗っ取り犯逮捕 主犯は米在住の17歳

                                            米司法省(DoJ)は7月31日(現地時間)、15日に発生したTwitterの大規模著名人アカウント乗っ取り・ビットコイン詐欺事件の犯人3人が逮捕、起訴されたと発表した。 主犯はフロリダ州タンパ在住の17歳の男性。未成年のためDoJは名前を公表していないが、タンパの第13司法裁判所の連邦検事、アンドリュー・ウォーレン氏は記者会見で容疑者名をグラハム・クラークと発表した。ヒルズボロ郡保安官事務所のデータベースによると、クラーク容疑者は31日、自宅アパートで逮捕され、詐欺や個人情報盗難、ハッキングなど30の容疑で起訴されており、1日に初出廷する予定。 ウォーレン氏は別の記者会見で、「われわれは被告に責任を追わせる。人が苦労して稼いだ金をだましとることは、直接であれネットを使ってであれ、違法であり、許されることではない」と語った。この詐欺では10万ドル以上のビットコインが騙し取られた。 あとの2人

                                              Twitterアカウント大規模乗っ取り犯逮捕 主犯は米在住の17歳
                                            • 格差の拡大は本当だろうか?——経済学者、格差の数字を見直す(The Economist より) - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                              訳者口上:秋にピケティの新著が出たところで、The Economistの11/30号に格差についての議論を見直す研究についての話が出ていた。おもしろかったので勝手に翻訳。トップ層がすさまじく豊かになっているという見立ては、実はそんなに正しくないのではないか、という研究がどんどん出てきたというお話。ただし、どれも金持ちの豊かさ増大がピケティらの言うほどはすごくないかも、というだけで、金持ちが豊かになっていること自体を否定するものではないので念のため。なお、途中の見出しはオリジナル通りで、全部ある有名な曲の歌詞から。(山形浩生) www.economist.com 2011年にニューヨークのズコッティ公園での抗議デモに何千人もが集結する10年以上前、フランスのあまり有名でない経済学者が腰を据えて、所得格差についての新しい見方を扱った論文を書き始めた。「我々の研究の焦点は、トップ10%、トップ1

                                                格差の拡大は本当だろうか?——経済学者、格差の数字を見直す(The Economist より) - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                                              • 米巨大オンライン掲示板「Reddit」で大騒動 運営の恣意的な投稿削除にユーザー反抗、一時は事実上の機能不全に

                                                米巨大オンライン掲示板「Reddit」で大騒動 運営の恣意的な投稿削除にユーザー反抗、一時は事実上の機能不全に(1/3 ページ) 米国やイギリスといった英語圏の国のユーザーを主なターゲットとして、ニュース、ブックマーク、トピック、画像や動画の共有などさまざまな機能を提供している、米国の巨大オンライン掲示板「Reddit」。日本語コミュニティーも拡大中だ。 スレッドに書き込まれたコメント全てに読者が高評価や低評価を加えられる点は日本の「Yahoo!ニュース」とも似ている。ただしトピックも、「subreddit」と呼ばれるカテゴリー(いわゆる“板”)も、基本的には全てユーザーが主体で投稿していく点は日本でいう「2ちゃんねる」に近い。 同掲示板の名物ジャンルである「AMA」(I am 〇〇. Ask me anything=~だけど質問ある?)には、ビル・ゲイツ氏やバラク・オバマ氏、マドンナ氏、

                                                  米巨大オンライン掲示板「Reddit」で大騒動 運営の恣意的な投稿削除にユーザー反抗、一時は事実上の機能不全に
                                                • ユヴァル・ノア・ハラリを「予言者」のように崇める危険性に気づくべきだ | 「科学ポピュリスト」だと科学者が警鐘

                                                  「予言者」ユヴァル・ノア・ハラリ これから挙げる動画のなかでは、大成功を収めた『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリに対して、とても驚くべき質問がされている。 「いまから100年後、私たちはまだ幸せになろうとしていると思いますか?」──テレビ番組「アジェンダ・ウィズ・スティーヴ・パイキン」における、カナダのジャーナリスト、スティーヴ・パイキンの質問。 「自分が何をするかというのはまだ重要なのでしょうか? そしてどのように未来に備えればよいのでしょうか?」──アントワープ大学で言語を学ぶ学生からの質問。 「『サピエンス全史』の終わりには、『私たちは何を望みたいのか』を問うべきだと書かれています。ハラリさん自身は、私たちが何を望みたいと思うべきだと考えますか?」──TEDダイアローグ「ナショナリズムvsグローバリズム:新たな政治的分断」における聴衆の質問。 「ハラリさんはヴィパッサナー

                                                    ユヴァル・ノア・ハラリを「予言者」のように崇める危険性に気づくべきだ | 「科学ポピュリスト」だと科学者が警鐘
                                                  • おそらく多くの人が記憶していないツイッターの認証バッジの経緯と問題 (追記あり)|ほりまさたけ

                                                    アメリカ時間の7月15日夜、数々の有名人のアカウントを巻き込んだツイッター史上最大の乗っ取り事件が発生しました。 影響をうけたのはバラク・オバマ元大統領、ジョー・バイデン元副大統領 / 大統領候補、マイケル・ブルームバーグ元NY市長、イーロン・マスク Tesla CEO、アップル公式アカウント、カニエ・ウェスト、ビル・ゲイツ元マイクロソフト会長などです。 これらのアカウントがほぼ同時にビットコインをめぐる詐欺ツイートを送信したことで乗っ取りが発覚し、1時間以内にすべてのアカウントはツイッター運営によって利用もパスワードの再設定もできない状態にされました。 その後、いわゆる「認証バッジ」をもっているアカウントが狙われていたことから、ツイッター側のセキュリティ対応としてすべてのそうしたアカウントのツイートができない状態になり、復旧には約一日がかかりました。 今回の攻撃が本当に認証アカウントのみ

                                                      おそらく多くの人が記憶していないツイッターの認証バッジの経緯と問題 (追記あり)|ほりまさたけ
                                                    • 「民主党全員に死を」、バイデン氏勝利に激怒し連投 警察署長辞任

                                                      米連邦最高裁前で旗を掲げるドナルド・トランプ大統領の支持者(左)と反トランプ派の市民(2020年10月26日撮影、資料写真)。(c)Olivier DOULIERY / AFP 【11月10日 AFP】米大統領選でジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利したことに憤慨し、同氏が所属する民主党への暴力をソーシャルメディアで呼び掛けた米南部の町の警察署長が辞任に追い込まれた。 辞任したのは、米アーカンソー州の州都リトルロック(Little Rock)から北へ約160キロ離れた小さな町マーシャル(Marshall)の警察署長、ラング・ホーランド(Lang Holland)氏。 ホーランド氏は、バイデン氏が勝利すると右派サイト「パーラー(Parler)」上で怒りをぶちまけ、「やつらが売国奴であり、この社会に住む権利などないということを決して忘れさせるな」「マルクス主義者の民主党全員に死を」「

                                                        「民主党全員に死を」、バイデン氏勝利に激怒し連投 警察署長辞任
                                                      • Twitterの元セキュリティ責任者が内部告発──botとセキュリティについて「重大な欠陥」を隠していた

                                                        米Twitterを1月に退社した元セキュリティ責任者で伝説的なハッカーとして知られるピーター・“マッジ”・ザトコ氏が7月、米証券取引委員会(SEC)、米司法省(DoJ)、米連邦取引委員会(FTC)にTwitterの問題について告発していたと、米Washington Postと米CNNが8月23日(現地時間)、入手した訴状に基づいて報じた。 ザトコ氏は訴状で、Twitterはセキュリティ慣行の問題を隠し、規制当局に安全性について誤解させ、プラットフォーム上のbotの割合を適切に見積もっていなかったと訴えた。 同氏は、1月にTwitterを退社したのは、同社の脆弱性について口外しないことを拒否したことへの報復だとも主張している。 ザトコ氏はCNNとのインタビューで、2020年にバラク・オバマ氏やビル・ゲイツ氏などの多数の著名人のTwitterアカウントが乗っ取られる事件が起きた後、前CEOのジ

                                                          Twitterの元セキュリティ責任者が内部告発──botとセキュリティについて「重大な欠陥」を隠していた
                                                        • 『ウェブ最適化ではじめる機械学習』はモダンなUI/UX改善の枠組みを学ぶ上で至適の一冊 - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ

                                                          ウェブ最適化ではじめる機械学習 ―A/Bテスト、メタヒューリスティクス、バンディットアルゴリズムからベイズ最適化まで 作者:飯塚 修平発売日: 2020/11/19メディア: 単行本(ソフトカバー) こちらの書籍を著者の飯塚修平さんからご恵贈いただきました*1。テーマとしてはウェブ最適化即ちいわゆるUI/UX改善で、そのアプローチについて包括的にまとめた内容です。ちなみに本書は著者ご自身の修士・博士論文の内容に沿ったもので、いわば大学院での研究の集大成とも言えるものなのだそうです。 と書くと、いかにも「ガッチガチの研究」本に見えるかもしれませんが、引用されている事例などには一般のユーザー・消費者でもある我々にも馴染み深いものが多く、意外と取っ付きやすい内容だなと個人的には感じました。また、A/Bテスト・バンディット・ベイズ最適化とそれぞれ個別に専門書が書かれることが多く、別々に学ぶ羽目にな

                                                            『ウェブ最適化ではじめる機械学習』はモダンなUI/UX改善の枠組みを学ぶ上で至適の一冊 - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ
                                                          • バラク・オバマ「私はドナルド・トランプよりチンギス・ハンに敬意を抱いている」 | 第44代アメリカ大統領ロングインタビュー

                                                            異例づくしの大統領回顧録 バラク・オバマが私に説明していたのは、戦争犯罪のイノベーターであるモンゴル帝国皇帝チンギス・ハンの都市攻めの仕方だった。 「与えられた選択肢は二つでした。『いま門を開くなら、男たちはすぐに殺すが、女子供の命は助けてやる。ただし女は連れ去り、子供は奴隷にする。一方、抵抗するなら、お前たちは油でじっくり釜茹でにされ、皮を剥がされることになる』」 これがトランプ政権時代を振り返ってのオバマの総評だった、というわけではない。少なくとも、直接的にはそのような意味が込められていたのではない。そもそもドナルド・トランプよりチンギス・ハンに敬意を抱くのがオバマなのである。 チンギス・ハンの話を出したのも、いかにもオバマらしい、具体的な指摘をしたかったからだ。もしいまの世界が残酷だと思う人がいるなら、800年前の中央アジアの草原の世界に思いを馳せればいいというわけだ。 オバマは言う

                                                              バラク・オバマ「私はドナルド・トランプよりチンギス・ハンに敬意を抱いている」 | 第44代アメリカ大統領ロングインタビュー
                                                            • 【米大統領選2020】 オバマ氏、トランプ氏に投票したヒスパニック有権者を批判 - BBCニュース

                                                              バラク・オバマ前米大統領は25日、ラジオ番組に出演し、大統領選でドナルド・トランプ大統領に投票したヒスパニック(ラティーノ、中南米系)の有権者の中には、トランプ氏の「人種差別」的な発言を無視して、自分たちに大事な人工妊娠中絶反対などのテーマを優先させた人たちがいると批判した。 ポッドキャスト番組「ブレックファスト・クラブ」に出演したオバマ氏は、メキシコとの国境沿いで違法移民を金網製の「ケージ(おり)」に収容するトランプ政権の移民対策も批判した。違法移民をケージに一時的に収容する対策は、オバマ政権で始まったもの。

                                                                【米大統領選2020】 オバマ氏、トランプ氏に投票したヒスパニック有権者を批判 - BBCニュース
                                                              • CCTV版とは異なり、ネットフリックス版の映画『三体』は文化大革命への懸念を抱かせる - 黄大仙の blog

                                                                中国のSF作家、劉慈欣の作品『三体』が、海外の映画配信会社ネットフリックスによってリメイクされ、3月21日から公開されています。第1話は、中国の文化大革命時代に紅衛兵が科学者を批判し、殴打する血なまぐさい映像から始まります。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 文化大革命 中国の視聴者は壁(グレート・ファイアー・ウォール)を乗り越えて観なければならないにもかかわらず、SNSでは様々な比較批評がなされ、大きな注目を集めました。果たして、これが中国社会における文化大革命の反省とさらなる理解の引き金になるのでしょうか? 3月21日、ネットフリックスは新作映画シリーズ『三体』を公開しました。 「反乱は正当! 革命は無罪!"」 最初のエピソードは、中国の文化大革命時代に大学で知識人たちが紅衛兵の若者たちに批判され、撲殺される映像から始まります。 中国の視聴者は

                                                                • バイデン氏、現職なのに支持率でリード許す 米大統領選

                                                                  (CNN) 筆者も含め、選挙アナリストは石橋をたたいて渡りたくなるものだ。「おそらく」「かもしれない」といった物言いをして、先を読みすぎないよう気をつけている。ジョー・バイデン氏とドナルド・トランプ氏の一騎打ちが予想される2024年大統領選の世論調査を検証するとなれば、なおさらだ。 だが実際のところ、今現在トランプ氏は僅差(きんさ)ながらも確実にバイデン氏をリードしている。2期目をかけた選挙戦のこの時点で対立候補に後れを取っている現職大統領は、統計が始まって以来バイデン氏が2人目だ。 最近の全米世論調査を見てみよう。CBSニュースとユーガブ、CNNとSSRS、FOXニュース、マーケット大学ロースクール、クイニピアック大学の五つの世論調査はいずれもCNNの報道基準を満たす質の高い世論調査だ。 登録有権者または投票が予想される有権者からの支持率を見てみると、五つの世論調査ではいずれもトランプ氏

                                                                    バイデン氏、現職なのに支持率でリード許す 米大統領選
                                                                  • 『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」

                                                                    人類を「宇宙を理解したサル」と定義してみせたのは、行動生物学者のスティーブ・スチュワート-ウィリアムズだが、中国人SF作家の劉慈欣の小説を読むと、まさにその「宇宙を理解したサル」たちの世界を存分に味わえる。 『三体』三部作が世界的にヒットしたいま、劉慈欣は世界で最も高名な作家の一人となった。ネットフリックスでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の製作陣が手掛けたドラマ版『三体』も視聴できる。劉の短編小説『流浪地球』を原作とする中国映画『流転の地球』が興行的に大成功を収めたことも記憶に新しい。 劉の作品に出てくる人類は、ありとあらゆる可能性に満ちている一方で、「旧石器時代から変わらない感情」、「中世に作られた社会制度」、「神のようなテクノロジー」という三つの特徴を持つ存在として描かれる。 いまでこそバラク・オバマ、イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグから絶賛を受けるSF作家となった劉慈欣だが

                                                                      『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」
                                                                    • 人間集団の大きな流れの物語──『人口で語る世界史』 - 基本読書

                                                                      人口で語る世界史 (文春e-book) 作者: ポール・モーランド出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2019/08/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る人口については、日本においては最重要検討事項のひとつだろう。日本の年齢の中央値は現在46歳。世界で最も高い部類で、米国より9歳も高い。1950年に20人に1人だった65歳以上の人数は、2005年には5人に1人。出生率は世界的にみても最低レベルで、どんどん人口減少と高齢化が進む、世界でも有数の先駆者だからである。 で、本書はそうした人口的な観点から世界史を捉え直していく一冊である。人口は戦力的にも経済的にも重要だから、その変動をおうことで文明の発展、個人の生活の変化について、多くの部分の理由を説明することができるし、これがおもしろい。たとえばバラク・オバマの当選については、アメリカが非白人社会に向かっていなければ実現し

                                                                        人間集団の大きな流れの物語──『人口で語る世界史』 - 基本読書
                                                                      • お金持ちになった人が実践「しないこと」リスト

                                                                        投資では、リスクを分散するためにも、あらゆる金融商品に分散投資するのが基本的なルールです。しかし、お金ではなく時間をどう投資するかを考えるときには、分散投資ではなく最大限の集中投資をすることが重要です。 つまり、あれやこれやと「やること」を増やすのではなく、まずは何を「やらない」かを明確にしてそれを容赦なく切り捨てます。 決断回数の増加で脳が「決定疲れ」を起こす 実は私たちの生産性を制約する脳の癖があります。 それは「すべてをやる」という癖です。 時間・お金や体力が限られていることは、誰もが頭では知っているにもかかわらず、それでも「やりたいことはすべてやろう」という無謀な考えが湧き出てくることがあります。この考えがある以上、生産性の向上は見込めません。 「すべてをやる」という脳の癖は、科学的にあなたの生産性や判断能力を下げることが証明されています。元アメリカ大統領のバラク・オバマは、ほぼ毎

                                                                          お金持ちになった人が実践「しないこと」リスト
                                                                        • ニーアル・ファーガソン「ジョー・バイデンが勝つ。でも彼はがらくた同然だ」 | 民主党は過去8年間で何も学んでいない

                                                                          いよいよ11月3日に迫るアメリカ大統領選。トランプとバイデン、軍配はどちらにあがるのか──世界中が注目するこの決戦を前に、スペイン「エル・パイス」紙が歴史家のニーアル・ファーガソンにインタビューした。 ニーアル・ファーガソンは、世界屈指の知名度と影響力を誇る歴史家だ。スタンフォード大学とハーバード大学の教授を務め、ヘンリー・キッシンジャーの伝記を書いたことでも知られる彼は、これまでに外交政策、経済史、英米帝国主義に関する15冊の著作を発表している。 保守主義の立場からバラク・オバマ政権を激しく批判し、共和党のジョン・マケイン議員の大統領選顧問も務めた。彼は1989年の夏にベルリン旅行をしたあと、ベルリンの壁崩壊を予言した。著書『マネーの進化史』(2008年)執筆に向けて調査に当たっていた2007年には、ラスベガスで開催された会議で、5年以内に不況が起こるか否かをめぐり財界人の一人と賭けをし

                                                                            ニーアル・ファーガソン「ジョー・バイデンが勝つ。でも彼はがらくた同然だ」 | 民主党は過去8年間で何も学んでいない
                                                                          • なぜ政治家や起業家には「大学教授の息子」が多いのか | ゼレンスキーやマクロン、ネタニヤフなど…

                                                                            世界中の政治家や起業家に「大学教授の息子」が多いことをご存知だろうか。実はこの事実は偶然ではなく、「とある理由」が隠されている。英紙「フィナンシャル・タイムズ」のコラムニストがその不思議なメカニズムを解説する──。 彼らはみんな「大学教授の息子」たち FTX創設者のサム・バンクマン=フリード、ラッパーのカニエ・ウェスト、そしてウクライナ現大統領のウォロディミル・ゼレンスキー。彼らに共通する点とは何か? それは、みんな大学教授の息子なのだ。 かくいう私の父も文化人類学を50年間教えていた学者だ。政治からIT業界に至るまで、我々のような人種がいま世界の多くを動かしている。 では、どうしてこのようなことが起こったのだろうか? そして、ここに含まれない読者のあなた方は、この事態をどの程度憂慮すべきなのだろうか? 「大学教授の息子」の一団に名を連ねるのは、エマニュエル・マクロン(フランス現大統領)、

                                                                              なぜ政治家や起業家には「大学教授の息子」が多いのか | ゼレンスキーやマクロン、ネタニヤフなど…
                                                                            • 無観客ライブ配信の流行により、急速に多様化していく映像演出とバーチャルイベント | 事例から読み解くパンデミック下の音楽イベントの可能性 (前編:仮想空間編 )

                                                                              新型コロナウイルスの感染拡大は、これまで普通のことだった“たくさんの人々が同じ会場に集まって音楽を聴きながら盛り上がる”ということを困難にし、音楽イベントのスタイルを短期間で一変させてしまった。これに抗うように世界中のアーティストやイベンターが、音楽の楽しさをリスナーに届ける手段を模索し、現在では無観客ライブの有料配信が1つの流行となっている。 やむを得なしに始まったこの流行だが、それによって多くの人々が今後のライブのあり方を考えるようになり、パンデミック下でもライブができるように工夫を凝らしたり、急速に進化を遂げる演出の技術を現場に反映させたりするようになった。まだ粗い部分もあるが、将来振り返ったときに現在はコロナ以降のライブ演出の黎明期になるに違いない。 前後編のうち前半となるこの記事では、仮想空間を舞台にしたオンラインイベントの話題を中心に、世界中で開催された事例を紹介。さらにライブ

                                                                                無観客ライブ配信の流行により、急速に多様化していく映像演出とバーチャルイベント | 事例から読み解くパンデミック下の音楽イベントの可能性 (前編:仮想空間編 )
                                                                              • 「なぜ防衛費を上げるのですか」 小学6年生が岸田首相へ送った手紙(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                                なぜ、防衛費を上げるのか。 日本はアメリカのことをどう思っているのか。 小学6年生には、分からなかった。だから、岸田文雄首相に手紙を書いた。【宮城裕也】 【写真まとめ】黒板に意見ギッシリ…手紙差出人の児童らの討論 ◇岸田首相に伝えたい 東京都世田谷区の私立和光小6年の36人が今年初めに書いた手紙は、こう始まる。 <私たちは、社会科や総合学習で、沖縄のことや戦争のことを学んできました。戦争は遠い昔の話だと思ったのに、今も苦しんでいる人がいることや、今にも続く問題であることがわかりました> <戦争は怖いし、絶対にやってはいけないと思っていたのに、ニュースで防衛費をあげようとしていることを知りました。そこで岸田首相に『ぜひ聞いてみたい、伝えたい』という声があがって、クラスのみんなで手紙を書きました> 北朝鮮の弾道ミサイルが日本列島の上空を通過。日本が相手国のミサイル拠点などを攻撃する力を持つこと

                                                                                  「なぜ防衛費を上げるのですか」 小学6年生が岸田首相へ送った手紙(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                                • 米国は新たな内戦の瀬戸際にあるのか

                                                                                  米首都ワシントンにある連邦議会議事堂の外にいる警察官/Julia Nikhinson/Bloomberg/Getty Images (CNN) 2024年に入ってから3カ月、どうやら政治の暴力にまつわる悲惨な予言は、今や我が国の主流派と同様に過激な非主流派からも共通して発せられるようだ。トランプ前大統領は、恐らくこれまでで最も声高に叫ぶ予言者だろう。もし自分に対する刑事告訴が24年大統領選の敗北につながることがあれば、「国に混乱が起きる」と警告している。最近では、見たところありふれた政治上の手続きでさえも、結果として暴力の兆しになることがある。米連邦最高裁が1月にバイデン政権の側に立ち、連邦政府の国境監視員に対してテキサス州が設置した蛇腹形鉄条網の撤去を認めた時には、選挙で選ばれた公職者の一部から内戦の前触れだと指摘する声が上がった。24年に向けた脅威に関する声明の中で、国土安全保障省は他

                                                                                    米国は新たな内戦の瀬戸際にあるのか