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パレスチナの検索結果121 - 160 件 / 3337件

  • ホロコーストを体験したユダヤ人がなぜパレスチナ人を迫害するのか - 読む・考える・書く

    この疑問は、いわゆる「パレスチナ問題」(むしろ「イスラエル問題」と呼ぶべきではないかと思うのだが)に関心を持つ大抵の人が抱いているのではないだろうか。 敬虔なユダヤ教徒でもあるホロコースト生存者の子としてアメリカで育ったサラ・ロイさん(ハーバード大学中東研究所上級研究員)は、初めてガザを訪れたときの経験を次のように語っている。[1] 1985年に現地調査のためガザに初めて入った。そこでパレスチナ人の老人がイスラエル兵によって、泣きじゃくる孫の前でロバの尻にキスするのを強要されるのを見た。人間性を剥奪するその行為に、ロイさんは両親から聞いた、ユダヤ人が収容所に入れられる前の扱われ方を思い出した。 また彼女は、多くの親族が住むイスラエルを何度も訪問しており、そこでイスラエルに住むユダヤ人の多くが『あの時代のユダヤ人は「脆弱」で「劣っていて」「蔑まれて当然」だったが、「我々は二度と虐殺されない」

      ホロコーストを体験したユダヤ人がなぜパレスチナ人を迫害するのか - 読む・考える・書く
    • 【12日詳細】パレスチナ ガザ地区 唯一の発電所が操業停止 | NHK

      イスラム組織ハマスが今月7日にイスラエル側に大規模な攻撃を開始して以降、攻撃の応酬が続いていて、死者の数はイスラエル側で1200人、ガザ地区で1100人と、双方で2300人にのぼっています。 イスラエルはハマスへの報復作戦としてガザ地区への攻撃を続けていて、11日には、ハマスの軍事拠点だとして、地元の大学などを空爆したり、長距離ミサイルなどで破壊したりしたとする映像を公開しました。 ガザ地区では報復作戦によって市民の犠牲が増え続けていて、パレスチナ暫定自治政府は、人体に大やけどを負わせることから非人道的だと国際的に批判されている「白リン弾」が使用されていると主張しています。 また、パレスチナのメディアは、イスラエル側がガザ地区を封鎖した影響で、地区で唯一の発電所が燃料不足に陥り、操業ができなくなっていると伝えています。 WHOは地区にある病院でも数日中に燃料がなくなる可能性があるとして、必

        【12日詳細】パレスチナ ガザ地区 唯一の発電所が操業停止 | NHK
      • イスラエル 米を後ろ盾に空爆を継続 事態鎮静化見通せず | イスラエル・パレスチナ情勢 | NHKニュース

        中東のイスラエルとパレスチナのガザ地区の間で激しい攻撃の応酬が続くなか、イスラエルのネタニヤフ首相はアメリカを後ろ盾にガザ地区への激しい空爆を続けていて、事態の沈静化は見通せない状況です。 イスラエルとガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの間では、今月10日以降、空爆とロケット弾などによる激しい攻撃の応酬が続いています。 イスラエルのネタニヤフ首相は16日の会見でアメリカの後ろ盾があるとしたうえで「平穏と安全を取り戻すまで攻撃を続ける」と強硬な姿勢を崩さず、17日未明にはガザ地区へ数十回以上の激しい空爆を行いました。 イスラエルは民間人への犠牲を避けるため、事前に通告したうえでハマスの拠点への空爆を行っていると正当性を主張していますが、パレスチナ人の難民キャンプなども空爆され、ガザ地区ではこれまでに子ども58人を含む197人が死亡し、イスラエル側でも子ども1人を含む9人が死亡し

          イスラエル 米を後ろ盾に空爆を継続 事態鎮静化見通せず | イスラエル・パレスチナ情勢 | NHKニュース
        • ノルウェーなど3カ国、パレスチナ国家承認 イスラエルは大使召還

          [ダブリン/オスロ/マドリード/エルサレム 22日 ロイター] - アイルランド、スペイン、ノルウェーは22日、パレスチナを28日付で国家として承認すると発表した。その上で、他の西側諸国による追随を期待するとした。一方、イスラエルは反発し、3カ国の駐在大使に即時帰国を指示した。 3カ国は、パレスチナ国家承認はパレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止に向けた取り組みを加速させることが目的としている。 イスラエルの主要な同盟国である米国は、パレスチナ国家は「一方的な承認」ではなく、当事者間の直接交渉によって実現されるべきとの立場を堅持。国家安全保障会議(NSC)の報道官は「(バイデン大統領は)2国家解決の強力な支持者だ」と述べた。

            ノルウェーなど3カ国、パレスチナ国家承認 イスラエルは大使召還
          • ‘恋人’アメリカを繋ぎ止めようとするイスラエル――パレスチナでの暴走(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            アメリカ政府は基本的にイスラエルに甘いが、その行動によって足を引っ張られることもある。そのため、アメリカはしばしばイスラエルにブレーキをかけようとしてきた。しかし、それはかえってイスラエルに「見放される」不安を呼び、アメリカに手を離させないためにあえて暴走することが一つの外交手段として定着している。 パレスチナで暴走するイスラエルは、危機的な状況をあえて作り出してアメリカを動かそうとする傾向があり、この点でアメリカの同盟国でありながらも北朝鮮と大差ない行動パターンが目立つ。 静かなるアメリカ パレスチナでの衝突は5月15日までに145人以上の犠牲者を出しており、近年で最悪のレベルに近づいている。イスラエル軍は空爆の他、ガザ地区に地上部隊まで派遣している。 衝突の発端はイスラエルの裁判所が4月、東エルサレム周辺に入植したユダヤ人の権利を認め、居住していたパレスチナ人たちに退去を命じる判決を下

              ‘恋人’アメリカを繋ぎ止めようとするイスラエル――パレスチナでの暴走(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース
            • 10代のパレスチナ人39人、イスラエル刑務所から釈放 23人は罪状なしの拘禁

              (CNN) イスラエルの刑務所から釈放された10代のパレスチナ人39人が現地時間の26日夕、バスでパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区のラマラに到着した。 イスラエルの刑務局は先に、イスラエルとハマスの合意に基づき、受刑者や拘束者39人をイスラエルの七つの刑務所(イスラエル国内6カ所とヨルダン川西岸の占領地1カ所)から釈放したことを確認していた。ハマス側も同日、人質を解放している。 26日に釈放されたグループには、18歳以下の少年が含まれる。2人は15歳で、最年少の1人は14歳だった。 ラマラには数百人が詰めかけて一行の到着を歓迎し、中にはパレスチナの旗やハマスの旗を振る人もいた。 イスラエル刑務局や収監者の権利擁護団体によると、39人のうち16人は、ほとんどがイスラエル人を襲撃した罪に問われて服役していた。 残る23人は、本人にも罪状が知らされず、司法手続きが行われることもない「行政拘禁」

                10代のパレスチナ人39人、イスラエル刑務所から釈放 23人は罪状なしの拘禁
              • 2023年10月のパレスチナ・イスラエル問題に関連する戦争犯罪の疑いについてまとめ|OCHI Megumi 越智 萌

                2023年10月7日、中東ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエル領域に侵攻、民間人を虐殺したことを受けて、イスラエル側の空爆による大規模報復が開始されました。この記事では、双方に懸念される戦争犯罪の国際法上の評価についての可能性をメモしています。 背景情報タイムライン10月7日 ・午前6時ごろ、ハマスがイスラエルに対する大規模攻撃開始(「アルアクサの洪水」) ・大量のロケット弾発射 ・数十人が分離フェンス、検問所を含む7か所を突破(ブルドーザー、動力付きパラグライダー等)、イスラエル領内へ侵入、民間人らを襲撃 ・ハマスが数十名の民間人およびイスラエル兵を拉致 ・ガザとの境界近くでの音楽イベント会場において260人を殺害 ・ネタニヤフ首相「戦争状態にある」とし報復作戦「鉄の剣」開始 ・死者数イスラエル40人、ガザ160人 ・日本外務報道官談話https://www.mofa.g

                  2023年10月のパレスチナ・イスラエル問題に関連する戦争犯罪の疑いについてまとめ|OCHI Megumi 越智 萌
                • イスラエル財務相がパレスチナの村「せん滅」発言、国連非難

                  イスラエルのベザレル・スモトリッチ財務相(右、2023年1月25日撮影)。(c)RONEN ZVULUN / POOL / AFP 【3月4日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のボルカー・ターク(Volker Turk)高等弁務官は4日、イスラエルのベザレル・スモトリッチ(Bezalel Smotrich)財務相がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)の村フワラ(Huwara)の「せん滅」を求めたことを「理解し難い」と非難し、イスラエル人とパレスチナ人の衝突の終結を呼び掛けた。 イスラエル人入植者2人がフワラで撃たれて死亡したことへの報復として数十人が同村を襲撃したのを受け、スモトリッチ氏は1日、「フワラ村をせん滅する必要がある」「イスラエルが国家としてやるべきだと思う」と述べた。 スモトリッチ氏はその後、ツイッター(Twitter)で「フワラ村を消し去るという

                    イスラエル財務相がパレスチナの村「せん滅」発言、国連非難
                  • イギリス各地でパレスチナ支持のデモ 即時停戦を求める | NHK

                    イスラエルがガザ地区への攻撃を続けるなか、4日、イギリスの各地で、即時停戦を求めるデモが行われました。 デモはイギリス国内のおよそ60か所で行われ、このうち、ロンドン中心部のトラファルガー広場には、主催者の発表でおよそ5万人が集まりました。 参加者たちはパレスチナの旗を掲げたり「パレスチナに自由を」と書かれたプラカードを掲げたりしながら、「今すぐ停戦を」などとシュプレヒコールを上げました。 夫と3歳の子どもと参加した女性は、「デモに参加するのは初めてです。母親として、パレスチナの人のことを思うととても心が痛む。罪のない人々を空爆するようなやり方は間違っている」と話していました。 また、イスラエル出身の77歳の男性は「私はユダヤ人で、両親はアウシュビッツ強制収容所から生還した。だから、ホロコーストが何かを知っている。イスラエルは、『10月7日にユダヤ人に起こったことはホロコーストのようだ』と

                      イギリス各地でパレスチナ支持のデモ 即時停戦を求める | NHK
                    • “ガザ地区 救急車がミサイル攻撃受け15人死亡” パレスチナ側 | NHK

                      イスラエルによるガザ地区への軍事作戦が続く中、パレスチナ側は3日、ガザ地区最大級の医療機関の近くで2台の救急車がミサイルによる攻撃を受けて15人が死亡したと明らかにし、犠牲となる市民が増え続けています。 イスラエルによるガザ地区への激しい空爆が続く中、パレスチナ赤新月社などは3日、ガザ地区最大級の医療機関、シファ病院の近くで2台の救急車がミサイルによる攻撃を受け15人が死亡し、60人以上のけが人が出ていると明らかにしました。 発表によりますと3日午後4時すぎ、5台の救急車からなる車列がシファ病院を出発し、患者をエジプトに退避させるため境界にあるラファ検問所を目指していました。 しかし病院から4キロほど離れたところで道路に大量のがれきや岩が散乱していて進めなくなったため引き返したところ、先頭の救急車が攻撃を受け、救急隊員や搬送中の患者がけがをしたということです。 残りの4台の救急車はそのまま

                        “ガザ地区 救急車がミサイル攻撃受け15人死亡” パレスチナ側 | NHK
                      • パレスチナ人大虐殺「ナクバ」の生存者、世代を越えて語り継ぐ記憶

                        1946年、パレスチナで暮らしていた頃のモハマド・ザルカさん(後列中央)/Courtesy Jenan Matari (CNN) モハマド・ザルカさんは恐怖で震えが止まらなかった。パニック状態の群集が、悲鳴を上げ、血まみれの姿で、ザルカさんが住むエルサレム郊外の小さな村になだれ込んできた。 「逃げなさい」。1人の女性が叫んだことを覚えている。ザルカさんは我に返り、家族に知らせるため家へ急いだ。当時12歳だったザルカさんは、自分の人生を覆す戦争が迫っていることを、まだ知らなかった。 1948年4月9日、ザルカさんが住んでいたパレスチナ(当時は英国の委任統治領)のエインカレムから1.6キロほど北東のデイル・ヤシーン村を、ユダヤ人武装組織が襲撃した。国連の記録によると、女性や子どもを含む少なくとも100人が殺害された。多くは衣類をはがれ、整列させられ、自動小銃で射殺された。 この虐殺は「ナクバ(

                          パレスチナ人大虐殺「ナクバ」の生存者、世代を越えて語り継ぐ記憶
                        • 米がイスラエル軍部隊を制裁へ、パレスチナ人に人権侵害 米報道:朝日新聞デジタル

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                          • 1からわかる!イスラエルとパレスチナ(2)なぜ対立が続くの?|NHK就活応援ニュースゼミ

                            新型コロナのワクチン接種が最も早く進んだ国の1つとして注目されたイスラエル。ワクチン接種を急いだ背景には、長年続くパレスチナとの対立の根底に共通する「ある考え」が存在するとの見方もあるそうです。どういうことなのか、そして、なぜ対立は続くのか、1から話を聞きました。

                              1からわかる!イスラエルとパレスチナ(2)なぜ対立が続くの?|NHK就活応援ニュースゼミ
                            • 飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻とスポンサーの川崎重工に抗議。国立西洋美術館「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」記者内覧で

                              飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻とスポンサーの川崎重工に抗議。国立西洋美術館「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」記者内覧で国立西洋美術館で明日開幕する、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」の記者向け内覧で、参加作家の飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻ならびに同館スポンサーの川崎重工への抗議を行った。 展開された垂れ幕 今年開館65周年を迎える東京・上野の国立西洋美術館で明日開幕する、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」。同展参加作家の飯山由貴が、3月11日に実施された記者向け内覧の会場にて、イスラエルのパレスチナ侵攻と、それに加担する企業としての川崎重工へ抗議行動を行った。 抗議する飯山由貴 担

                                飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻とスポンサーの川崎重工に抗議。国立西洋美術館「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」記者内覧で
                              • イスラエル、スペインにパレスチナ人向け領事業務停止通告 6月から

                                スペイン領事館に掲げられるスペイン国旗と欧州連合(EU)旗。イスラエルに併合された東エルサレムのシェイク・ジャラ地区で(2024年5月22日撮影)。(c)AHMAD GHARABLI / AFP 【5月27日 AFP】イスラエルは27日、在エルサレムのスペイン領事館に対し、6月1日からパレスチナ人向けの領事業務を停止するよう通告したと発表した。スペインがパレスチナ自治区を国家として正式に承認すると表明したことに対する「懲罰的」措置だとしている。 イスラエル外務省は声明で、エルサレムのスペイン領事館は「エルサレムの領事管轄区域の住民にのみ領事業務を提供する権限が付与されており、パレスチナ自治区の住民に対する業務の提供や外交活動の権限はない」と主張している。またこの措置は6月1日から適用されると述べた。 イスラエル・カッツ(Israel Katz)外相は別途声明で「スペイン政府によるパレスチナ

                                  イスラエル、スペインにパレスチナ人向け領事業務停止通告 6月から
                                • 「親パレスチナ的な従業員を解雇」「親イスラエル的な世論を扇動」などアメリカとイスラエルの投資ファンドによるPR活動の実態が内部文書によって明らかに

                                  イスラエルによるガザ地区への侵攻に対しては人道上の懸念から停戦を求める声が各国から寄せられていますが、イスラエルは「ハマスのガザ地区トップの殺害」を軍事作戦の目標に定めてガザ地区への侵攻を続けています。そんな中、アメリカとイスラエルの投資ファンドが親イスラエル的な世論を形成するための作戦グループを形成し、「親パレスチナ的な従業員の解雇」「親パレスチナ的な活動家の活動妨害」などを促進していることがジャーナリストのジャック・プールソン氏とリー・ファン氏が入手した内部情報によって明らかになっています。 Inside the Pro-Israel Information War https://jackpoulson.substack.com/p/inside-the-pro-israel-information 親イスラエル的なPR活動を行うグループを運営しているとされるのは、アメリカとイスラエ

                                    「親パレスチナ的な従業員を解雇」「親イスラエル的な世論を扇動」などアメリカとイスラエルの投資ファンドによるPR活動の実態が内部文書によって明らかに
                                  • イスラエルを批判する「言論の自由」がドイツでは法的根拠なく奪われている | パレスチナ連帯は反ユダヤ主義なのか?

                                    2023年10月7日のハマスによるイスラエルへの大規模攻撃以来、イスラエルを一貫して支持してきたドイツ政府。同時に、国内でのパレスチナ人に連帯しようとする動きも封じられようとしている。それはイスラエルに反対するユダヤ人であっても同様だ。ドイツでいま何が起きているのだろうか。 イスラエルの安全はドイツの「国是」 ホロコーストで約600万人のユダヤ人を組織的に殺害した過去のあるドイツは、第二次世界大戦後、イスラエルを軍事・財政面などで一貫して支援してきた。さらに「決して繰り返さない」というスローガンの下に、国内ではユダヤ人に対する加害の歴史が積極的に教えられてきた。そうして過去を克服し、人権と民主主義を重視するのが、1990年に東西ドイツが統一されて以降、国家のアイデンティティとされたのだ。イスラエルとの特別な関係が強調され、「イスラエルの安全は、ドイツの国是」とされた。 2023年10月7日

                                      イスラエルを批判する「言論の自由」がドイツでは法的根拠なく奪われている | パレスチナ連帯は反ユダヤ主義なのか?
                                    • フランス、パレスチナ人への資金援助停止に反対

                                      パレスチナ自治区ガザ市で、イスラエル軍の空爆で破壊された集合住宅(2023年10月10日撮影)。(c)Mahmud HAMS / AFP 【10月10日 AFP】フランス外務省は10日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)によるイスラエル攻撃を受け、欧州連合(EU)がパレスチナに対する資金援助の見直しを発表したことについて、パレスチナ人に対する「直接」の支援の停止には反対すると表明した。 EU欧州委員会(European Commission)のバールヘイ・オリベール(Varhelyi Oliver)委員(近隣国政策・拡大交渉担当、ハンガリー)は資金援助はすでに停止されたと発言。ただしEUはその後これを否定し、見直しは行うがまだ停止はしていないとの声明を出した。 これについて仏外務省は、「パレスチナ人に対する直接の援助の停止には賛同

                                        フランス、パレスチナ人への資金援助停止に反対
                                      • 入植者のパレスチナ人迫害、06年以降で最悪 ヨルダン川西岸

                                        (CNN) 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」(HRW)は20日までに、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸でイスラエル人入植者によるパレスチナ人への攻撃件数が、国連が関連データの収集を開始した2006年以降、最悪の水準にあると報告した。 昨年10月7日から今年4月3日までの間では700件以上を記録。これら攻撃のほぼ半数の現場で軍服姿のイスラエル軍兵士の姿が見られたとも指摘した。 西岸地区での兵士や入植者による暴力の激化は、同じパレスチナ自治区ガザ地区で戦闘が勃発した昨年10月7日以降の現象と説明。子ども600人を含むパレスチナ人ら1200人以上が牧畜などを営む遠隔地にあった居住先を追われたと述べた。 少なくともパレスチナ人17人が殺害され、400人が負傷した。国連によると、西岸地区で10月7日以降にパレスチナ人が殺害した入植者は7人。 HRWによると、パレスチナ自治政府が拠点を置く西

                                          入植者のパレスチナ人迫害、06年以降で最悪 ヨルダン川西岸
                                        • 仏パリ市長、パレスチナ議長の勲章剥奪 ホロコースト正当化で

                                          パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長。同政府提供(2023年8月4日撮影)。(c)AFP PHOTO / HO / PPO 【9月9日 AFP】仏パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長は、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長(87)がホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)を正当化したことを受け、2015年に授与した同市最高位の勲章「パリ市大金章(Grand Vermeil)」を剥奪した。市長室が8日、明らかにした。 イダルゴ氏は7日にアッバス氏に送った書簡で「あなたの発言は私たちの普遍的価値観と、ホロコーストの史実に反している」「したがって、この勲章をこれ以上保持することはできない」と述べた。 書簡の内容は、フランスのユダヤ人の統括組織であるフランス・ユダヤ系団体代表協議会(CRIF)のヨナタン・アルフィ(Yonat

                                            仏パリ市長、パレスチナ議長の勲章剥奪 ホロコースト正当化で
                                          • 「僕は脅威じゃない」 刺殺されたパレスチナ系の6歳児、住民数百人が追悼

                                            刺殺された6歳のパレスチナ系米国人、ワディア・アルフェイヨム君の追悼式が開かれた/CAIR/Reuters (CNN) 米イリノイ州プレインフィールドにあるバスケットボールコートに17日、何百人もの住民が集まり、バスケが大好きだった6歳のパレスチナ系米国人、ワディア・アルフェイヨム君を追悼した。ワディア君は、イスラム教徒だったというだけの理由でメッタ刺しにされて死亡した。 コートにはワディア君の遺影が置かれ、参列者は涙ながらにワディア君の笑顔や無邪気さをしのんだ。 参列者にアラビア語で語りかけた父のウダイ・アルフェイヨムさんは、ワディア君から英語をたくさん教えてもらったと打ち明けた。 「ワディアがいなくなった今、もう私には英語を話す余裕がない」と話すウダイさん。それでも殺害される前日に誕生日を祝っていた息子の写真に触れ、「この写真でワディアが何をしていたか分かりますか?」と問いかけた。 「

                                              「僕は脅威じゃない」 刺殺されたパレスチナ系の6歳児、住民数百人が追悼
                                            • 駐日パレスチナ常駐総代表部 on Twitter: "GoogleとApple Mapsがパレスチナを地図から削除しても、我がパレスチナは常に存在しています。日本でも一日でも早く国家承認されることを期待しています。 https://t.co/fAXzRcrn9H"

                                              GoogleとApple Mapsがパレスチナを地図から削除しても、我がパレスチナは常に存在しています。日本でも一日でも早く国家承認されることを期待しています。 https://t.co/fAXzRcrn9H

                                                駐日パレスチナ常駐総代表部 on Twitter: "GoogleとApple Mapsがパレスチナを地図から削除しても、我がパレスチナは常に存在しています。日本でも一日でも早く国家承認されることを期待しています。 https://t.co/fAXzRcrn9H"
                                              • 【解説】 イスラエルとパレスチナ 長年のわだかまりが新しい対立へ - BBCニュース

                                                画像説明, エルサレムでは4月から緊張が悪化していた。写真はエルサレムで向き合う、イスラエル警官隊とパレスチナ人男性 イスラエル人とパレスチナ人が今あらためて対立を強め実力行使に出ているのは、双方の長い紛争による深い傷がまたしても悪化してしまったからだ。中東地域の中心にぱっくり開いた生傷ゆえに、人と人が面と向き合う激しい衝突が、ロケット弾の発砲や空爆へと発展し、死者が出るに至っている。 中東和平問題が近年、前ほど目立つニュースにならなかったからといって、問題が終わったわけではない。課題は変わっていないし、数年どころか数世代にわたる対立と殺害が生み出す憎悪とわだかまりも変わっていない。

                                                  【解説】 イスラエルとパレスチナ 長年のわだかまりが新しい対立へ - BBCニュース
                                                • パレスチナ人2人を殺害、ブルドーザーで埋める イスラエル軍認める

                                                  アルジャジーラが入手した、男性2人がガザの砂浜を歩く様子を捉えた動画の一部/Obtained by Al Jazeera (CNN) イスラエル国防軍(IDF)は30日までに、パレスチナ人男性2人を殺害して遺体をブルドーザーで埋めたことを認めた。中東のテレビ局アルジャジーラは27日、この出来事の模様を映したとされる動画を公開していた。 IDFがCNNに寄せた声明によると、男性2人はパレスチナ自治区ガザ地区中部の「作戦区域」に「不審な様子」で接近。警告射撃に対して反応しなかった。イスラエル軍は2人を殺害し、爆発物を所持していることへの懸念からブルドーザーで遺体を埋めたという。 遠方から撮影された編集済みの動画には、互いに離れてガザの砂浜を歩く男性2人の姿が映っている。2人は慎重な足取りでイスラエル兵に近づいており、2人とも投降を意味する白旗を振っているように見える。 1人は両手を上げながら兵

                                                    パレスチナ人2人を殺害、ブルドーザーで埋める イスラエル軍認める
                                                  • ノルウェー、アイルランド、スペインがパレスチナ国家を承認へ - BBCニュース

                                                    ノルウェー、アイルランド、スペインの3カ国は22日、パレスチナを国家として承認する方針を発表した。ノルウェーとスペインは28日までに承認するとしている。 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスと戦闘を続けているイスラエルは、こうした動きを「ゆがんだ一歩」、「過激主義と不安定をあおる」と非難。ノルウェーとアイルランドから大使を呼び戻した。

                                                      ノルウェー、アイルランド、スペインがパレスチナ国家を承認へ - BBCニュース
                                                    • 「パレスチナ国連加盟」賛成国に抗議する イスラエル、大使呼び出しへ

                                                      国連安保理で行われたパレスチナの国連加盟決議案の採決で、挙手して賛成票を投じる各国代表。左端のロバート・ウッド米次席大使は拒否権を行使した(2024年4月18日撮影)。(c)ANGELA WEISS / AFP 【4月21日 AFP】イスラエルは21日、パレスチナの国連(UN)加盟に向けた安全保障理事会(UN Security Council)決議案に賛成した国の駐イスラエル大使を呼び出し、抗議する。外務省報道官が語った。 18日に行われた決議案の採決では、理事国15か国のうち12か国が賛成し、英国とスイスは棄権した。イスラエルの最も緊密な同盟国である米国が唯一、拒否権を行使したため、決議案は否決された。 イスラエル外務省報道官は20日、X(旧ツイッター)で、同省は「国連におけるパレスチナの地位向上に賛成票を投じた国の大使を呼び出し、抗議する」と述べた。 21日に呼び出すのはフランス、日本

                                                        「パレスチナ国連加盟」賛成国に抗議する イスラエル、大使呼び出しへ
                                                      • パレスチナ支持者によるシリアの悲劇の搾取について、山田一竹さんの指摘

                                                        Icchiku Yamada @IcchikuYamada パレスチナ支持者の中に潜む危険な言説と思想の第一に、パレスチナの悲劇を非難するが故に、イスラエルと敵対するアサド政権を擁護する姿勢である。アサド政権はエルサレム奪還を掲げ公にイスラエルに敵対する姿勢を示す。しかしながらその実態は、シリア国内のパレスチナ人を限りなく迫害してきた… アサド政権は2011年から続く平和的民衆革命の弾圧に際してこれまで3,207人のパレスチナ人を殺害、うち497人を秘密刑務所にて想像を凌駕する拷問の末に殺害している。また2,721人のパレスチナ人を強制的に拉致しており、その行方が今日も分かっていない。さらに2013-2015年パレスチナ難民が多く暮らしたダマスカス郊外にあるヤルムークキャンプを軍事包囲し、4万人以上を餓死の危機に追い込んだのもこのアサド政権である。 アサド政権はパレスチナの味方などでは決し

                                                          パレスチナ支持者によるシリアの悲劇の搾取について、山田一竹さんの指摘
                                                        • ノア・スミス「パレスチナ抗議運動は若者世代を代表していない」(2024年5月10日)

                                                          我ながら,パレスチナ抗議運動について書くのにはだいぶ飽きてる.2週間前の記事で言いたいことはだいたい言い尽くしていて,この運動全体がちょっとつまらないというのがぼくの中心的な論点だった.ただ,最近出たこの世論調査の結果は掲載した方がよさそうだ.というのも,ぼくが言ってたことはだいたいこれで裏付けられるからだ. Generation Lab は1250名の大学生を対象に調査を実施して,自分がとくに重要だと思う3つの問題を彼らに選んでもらった.パレスチナに言及したのは,たった 13% だけだった: Source: Axios この世論調査について,Axios がもうちょっと詳しいことを言っている: 抗議運動のいずれかの側に参加したことのある学生は,わずかな少数派にすぎない (8%).(…) この調査では,ガザの目下の状況に責任があるのは誰かという質問に対して,バイデン大統領と答えた学生の3倍も

                                                            ノア・スミス「パレスチナ抗議運動は若者世代を代表していない」(2024年5月10日)
                                                          • パレスチナ国家承認「中東和平に不可欠」 スペイン首相 イスラエル猛反発

                                                            パレスチナ国家承認についてテレビ演説するスペインのペドロ・サンチェス首相(2024年5月28日撮影)。(c)Thomas COEX / AFP 【5月28日 AFP】スペインのペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)首相は28日、パレスチナ国家の承認は中東和平の実現に「不可欠」な一歩だと述べ、アイルランド、ノルウェーと共に正式にその一歩を踏み出すと述べた。 スペイン、アイルランド、ノルウェーの欧州3か国は同日、パレスチナ自治区を国家として正式に承認する。一方、イスラエルはこの決定について、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)への「報酬」だと非難している。 サンチェス首相は閣議前の短い演説で、パレスチナ国家の承認は「歴史的な正義」であり、「和平実現に不可欠な要件」と主張。「平和な未来、すなわちパレスチナ国家がイスラエル国家と平

                                                              パレスチナ国家承認「中東和平に不可欠」 スペイン首相 イスラエル猛反発
                                                            • イスラエル、ヨルダン川西岸での入植「強化」検討 各国のパレスチナ国家承認受け

                                                              イスラエル首相府は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区での入植活動について、「強化」する方針を示唆した/Lisi Niesner/Reuters (CNN) イスラエル首相府は16日、数カ国がパレスチナを国家として一方的に承認したことを受け、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区での入植について「強化」を検討していることを明らかにした。 首相府は声明で、イスラエルが聖書に基づき「ユダヤ・サマリア地区」と呼ぶヨルダン川西岸地区での入植強化に関するすべての提案を次回の安全保障閣僚会議で投票によって決議すると述べた。 ノルウェー、アイルランド、スペイン、スロベニア各国はここ数週間でパレスチナを国家として正式承認した。この動きはイスラエルのネタニヤフ首相が、イスラエルとパレスチナが国家として共存する「2国家解決」に向けた取り組みを公然と拒否したことが一因となっている。 イスラエル外務省は各国の動きをテ

                                                                イスラエル、ヨルダン川西岸での入植「強化」検討 各国のパレスチナ国家承認受け
                                                              • いまアメリカでこれだけパレスチナ支持が広がる深刻な理由

                                                                <ハマスの奇襲攻撃はイスラエルにとっての「9.11」だった、はず......それなのに、イスラエル寄りのアメリカでパレスチナ支持が広がる背景とは> ハーバード大学やコロンビア大学など、米名門大学の一部学生がパレスチナへの支持を表明したことが、深刻な分断をもたらしている。学生たちの行動をきっかけに、大学への寄付を取りやめる大口寄付者も相次いでいる。 寄付者たちは、大学当局が反ユダヤ主義を黙認し、テロを支持する主張を許容していると考えて、怒りをたぎらせているのだ。いわば「イスラエル版9.11テロ」のような出来事の後、野蛮な斬首やレイプ、赤ちゃんや高齢者の惨殺を正当化するなど言語道断だ、というわけだ。 しかし、学生たちの反応は意外なものではない。2001年の9.11テロ直後、パレスチナに共感する人は16%だったのに対し、イスラエルに共感する人はその3倍を超えていた。この点では、共和党支持者も民主

                                                                  いまアメリカでこれだけパレスチナ支持が広がる深刻な理由
                                                                • イスラエル軍 パレスチナのガザ地区北部に退避通告 13日動き随時更新 | NHK

                                                                  ハマスが今月7日にイスラエル側に大規模な攻撃をしかけたことを受け、イスラエル軍は報復作戦として、ハマスが実効支配するガザ地区への激しい空爆を続けていて、双方の死者があわせて3000人を超えました。 こうした中、イスラエル軍は、ガザ地区の周辺に大規模な部隊を展開させ、地上侵攻も辞さない姿勢を強めています。 一方、ハマスはこれまでにイスラム教徒が集団礼拝を行う金曜日にあわせてパレスチナ人や周辺のアラブ諸国を含め、世界の人々に対し、連帯を示して抗議行動に加わるよう呼びかけています。 緊迫の度合いが増すなか各国がチャーター機などを用意して自国民をイスラエルから国外に退避させる動きもでています。 ロイター通信によりますとフランス政府は、国外への退避を希望したフランス人およそ380人をチャーター機で退避させ、12日、パリに到着しました。 また、アメリカ・ホワイトハウスも退避を希望する自国民のために13

                                                                    イスラエル軍 パレスチナのガザ地区北部に退避通告 13日動き随時更新 | NHK
                                                                  • 「宣伝としてのテロ」ハマスの狙う“利権”には日本の金も…攻撃の背景にパレスチナ内部抗争、対イラン制裁緩和の影響も|FNNプライムオンライン

                                                                    「宣伝としてのテロ」ハマスの狙う“利権”には日本の金も…攻撃の背景にパレスチナ内部抗争、対イラン制裁緩和の影響も 「なぜハマスはイスラエルに大規模攻撃をしたのか?」 「なぜ今、このタイミングなのか?」 「なぜ勝ち目もなく、パレスチナ人にも大きな犠牲が出ることがわかっているのに攻撃するのか?」 10月7日にイスラム過激派テロ組織ハマスがイスラエルに対し大規模テロ攻撃を開始して以来、こうした疑問を持つ人が多い。 現在メディアで流布している「専門家」の回答は、おおむね次のように集約される。 「なぜならイスラエルの占領や貧困、失業などにより、パレスチナ人が絶望し、不満が爆発したからである」 「なぜならアラブ諸国とイスラエルの間の和平が進み、ハマスが疎外感や焦燥感を覚えたからである」 「なぜならイスラエルに極右政権ができ、ハマスが反発を強めたからである」 はっきり言おう。これらの回答は背景を説明して

                                                                      「宣伝としてのテロ」ハマスの狙う“利権”には日本の金も…攻撃の背景にパレスチナ内部抗争、対イラン制裁緩和の影響も|FNNプライムオンライン
                                                                    • パレスチナ国連加盟を否決 安保理、米が拒否権行使 | 共同通信

                                                                      パレスチナの国連正式加盟を勧告する決議案に、手を挙げて拒否権を行使する米国のウッド国連次席大使=18日、ニューヨークの国連本部(共同) 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会(15カ国)は18日、パレスチナの国連正式加盟を勧告する決議案を否決した。パレスチナ自治区ガザでの戦闘でイスラエルを支持する常任理事国の米国が拒否権を行使した。ガザでは多数の民間人が巻き込まれ、深刻な食料不足も発生。国際社会のパレスチナへの連帯が広がる中、米国に対する反発が高まるのは必至だ。 日韓など12カ国が賛成、英国とスイスが棄権した。 パレスチナは2011年に加盟を申請したが、その際も米国が拒否権行使を示唆し、安保理での採決には至らず棚上げ状態となっていた。今月2日、手続きの再開を申請した。

                                                                        パレスチナ国連加盟を否決 安保理、米が拒否権行使 | 共同通信
                                                                      • イスラエル、パレスチナ自治政府への税収送金を停止 米が批判

                                                                        パレスチナ自治政府への厳しい処罰に言及したイスラエルのスモトリッチ財務相/Kobi Wolf/Bloomberg/Getty Images (CNN) 米ホワイトハウスは25日までに、欧州3カ国がパレスチナの国家承認を新たに表明した後、パレスチナ自治政府への税収などの送金停止に踏み切ったイスラエル政府の対応を批判した。 サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、「誤った方途」と記者団に言明。「送金中断は(自治政府の拠点がある)パレスチナ自治区ヨルダン川西岸の不安定化につながるため戦略的に誤った行動と判断している」と述べた。 「イスラエルの利益ともなるパレスチナ人の安全保障と繁栄への模索の機会を損ねることにもなる」と指摘。「我々の観点から言えば、送金は全ての予防対策があったとしても維持されるべきだ」と続け、イスラエルに再開を促した。 自治政府への送金中止については、イスラエルの極右政

                                                                          イスラエル、パレスチナ自治政府への税収送金を停止 米が批判
                                                                        • イスラエル入植者がライフルでパレスチナ人を脅す ヨルダン川西岸、学校は破壊され - BBCニュース

                                                                          パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区では、イスラエル人の入植者が大勢でライフルを手に、近隣のパレスチナ人を威圧する事態が起きている。

                                                                            イスラエル入植者がライフルでパレスチナ人を脅す ヨルダン川西岸、学校は破壊され - BBCニュース
                                                                          • 環境活動家グレタさん、パレスチナ支持訴え物議 「政治発言は聞きたくない」とマイク奪われる

                                                                            11月12日、オランダ・アムステルダムでの集会で、舞台に上ってきた男性にマイクを奪われるグレタ・トゥンベリさん(左)=ロイター イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が続く中、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(20)がパレスチナ支持を訴え、物議をかもしている。12日には地球温暖化対策を求める集会で「政治発言を聞きに来たのではない」と参加者に抗議され、マイクを奪われる騒ぎになった。 この集会はオランダの首都アムステルダムで開かれ、約7万人が参加した。グレタさんはパレスチナの伝統織物カフィーヤをまとって登壇した。「数十年間も警告されてきたのに、われわれは耳を傾けなかった」とイスラエルのパレスチナ占領批判を始めたところで、初老の男性が舞台に上がり、マイクを奪って演説をさえぎった。 「私は環境運動のデモに来たのだ」と声を荒らげる男性に、グレタさんは「落ち着いて」と呼びかけた。男

                                                                              環境活動家グレタさん、パレスチナ支持訴え物議 「政治発言は聞きたくない」とマイク奪われる
                                                                            • イスラエル軍、ヨルダン川西岸で急襲 パレスチナ人9人死亡

                                                                              ヨルダン川西岸のジェニンでイスラエル軍のブルドーザーに投石するパレスチナ人=26日/Zain Jaafar/AFP/Getty Images (CNN) イスラエル軍は26日、ヨルダン川西岸の都市ジェニンで急襲作戦を実施し、パレスチナ保健省によると、パレスチナ人9人が死亡、数人が負傷した。これを受け、パレスチナ当局はイスラエルとの安全保障面の協調を停止した。 ジェニンでの急襲から数時間後には、エルサレム近郊で10人目のパレスチナ人が殺害された。イスラエル警察は「暴動」に対応したとしている。 CNNの集計によると、ヨルダン西岸でのパレスチナ人の1日の死者数としては過去1年あまりで最多になった。パレスチナ保健省によれば、今年イスラエル軍によって殺害されたパレスチナ人は計30人。この死者数にはイスラエルの急襲の標的となった戦闘員や、イスラエル人を攻撃した個人、その場に居合わせた人が含まれる。

                                                                                イスラエル軍、ヨルダン川西岸で急襲 パレスチナ人9人死亡
                                                                              • パレスチナ人襲撃相次ぐヨルダン川西岸 イスラエルが黙認する理由は | 毎日新聞

                                                                                イスラエルが占領を続けるパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区では、パレスチナ人の村全体が破壊される事件も起きた。 西岸南部の丘陵地帯にあるザヌータは約300人のパレスチナ人が羊やヤギの牧畜をしながら暮らすのんびりとした村だ。ところが昨年10月のガザ紛争開始後、近くの入植者による襲撃が相次いでいる。入植者らは銃を向けて脅迫し、村の貯水槽を破壊したり、住宅の窓ガラスを破壊したりした。武器を持たない住民は抵抗できず、何度も暴力を振るわれた。 住民のファイエズ・テルさん(54)は証言する。「入植者に言われました。ここはイスラエル国家の土地だから出て行け、と」。住民は命の危険を感じ、同11月に近くの町に避難した。だが入植者は再び村を襲撃し、重機で住宅や学校を完全に破壊した。今年1月中旬に記者が現地を訪れると、建物の残骸だけがあった。 この事件でも、警察は本格的な捜査をしていない。イスラエル軍は村が破壊

                                                                                  パレスチナ人襲撃相次ぐヨルダン川西岸 イスラエルが黙認する理由は | 毎日新聞
                                                                                • 親パレスチナに傾く米若者、同情派6割がZ世代 バイデン政権の急所に - 日本経済新聞

                                                                                  イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が米国内で余波を広げている。震源はZ世代を中心とする若者らだ。SNSを駆使して一般市民の被害が増えるパレスチナ側への同情論を拡散させており、大規模な反戦デモなど大きなうねりを生み始めた。若年層の「離反」は1年後の大統領選挙で再選をめざすバイデン政権の前途にも影を投げかける。パレスチナ派の集会に参加する子ども(4日、ワシントン)4日、米首都ワシントン。ガザへ

                                                                                    親パレスチナに傾く米若者、同情派6割がZ世代 バイデン政権の急所に - 日本経済新聞