「次世代電池の大本命」とされてきた全固体電池は開発が遅れ気味だ。背景には大きく3つの技術的な課題があり、いまだ解決できていない。全固体電池の開発に傾倒してきた日本は、従来の電池技術で中韓に逆転を許して政策転換を迫られる事態にもなっている。国や企業は今後、資金や人的資源をどこにどれだけ投資するのかより慎重に見極める必要がある。全固体電池はリチウムイオン電池の液体電解質を固体に置き換えたもの。発火
電気自動車(EV)技術の中核を担う電池部材で、日本勢が正念場を迎えている。かつては日本の「お家芸」だったが、今や主要4部材すべてで中国勢が圧倒している。巻き返しに向けて日本政府は電池産業に対し、5000億円規模の投資支援策を用意する。官民が歩調を合わせ、生き残りに向けて進み始めた。 リチウムイオン電池の主要4部材の一つ、セパレーター(絶縁膜)を製造する東レの浅野尚之フィルム事業本部BSF事業部門長は、中国勢との激しい競争の現実をこう明かす。 かつて東レのセパレーター事業は、旭化成と共に世界シェアで上位を占めていた。セパレーターだけではない。リチウムイオン電池を世界で最初に商用化した日本にとって、その部材の多くが「お家芸」とされてきた。だがここ数年でそんな状況は一変した。 調査会社の富士経済(東京・中央)によるとセパレーターや正極材などの電池部材の世界市場は、EV向けの需要増を背景に拡大を続
アウトドア向けと災害対策で何が違う?ポータブル電源を選ぶ際に、キャンプや車中泊などのアウトドアユース向けと、災害時の停電対策向けでは選び方や重視するポイントが若干異なります。 例えば、アウトドアユースでは「軽量」「携帯性」などは重要なポイントですが、災害時にはいかに電力を維持するか…が重要となるので、軽量でなくても携帯性が多少悪くてもいいので、できるだけ電力を多く貯めておけることを重視すべきでしょう。 また、ポータブル電源は「蓄電池」であり「発電機」ではない(つまり自分では電気を作り出せない)ことを勘案すると、自然エネルギーによる発電機能を保有しておくことも重要です。 自然エネルギー発電は、風力や地熱による発電もありますが、個人として最も身近なのは『ソーラーパネル』による太陽光発電でしょう。 天候や季節に発電量が左右される点はソーラー発電の弱点ですが、携帯性の高いソーラーパネルを用意するこ
高エネルギー密度な蓄電池は、軽量性が重視されるドローンやIoT(モノのインターネット)機器、さらには電気自動車や家庭用蓄電システムなど、幅広い分野で高いニーズがある。現在利用されているリチウムイオン電池は、負極がグラファイト、正極がリチウムイオン含有金属酸化物と、いずれも重い材料を搭載しており、エネルギー密度の上限は1キログラム当たり300ワット時程度と予測される。このため、よりエネルギー密度の高い次世代蓄電池の早期実用化が強く求められている。 リチウム空気電池は、負極が金属リチウムという軽い素材で、正極には大気中の酸素を使うため、電池の中に入っている必要さえない。このため、現行のリチウムイオン電池の2倍以上のエネルギー密度が期待できる。一方でこれまでのリチウム空気電池は、バインダーや電解液など電池反応に直接関与しない材料が電池重量の多くの割合を占めており、充放電時の電気量も少なかった。こ
スマートフォンやタブレットをはじめ、あらゆるモバイル機器に搭載されているバッテリー。しかし、その特性やメンテナンス方法について正しく理解していると自信を持って言える方はそう多くはないのではないでしょうか。そこで今回は、代表的なバッテリーに関する疑問にお答えして参ります。 よくあるバッテリーに関する疑問10選 1. バッテリーの平均寿命は、どれくらい? 通常リチウムイオン電池 (一般的なスマートフォンに搭載されているバッテリー) の寿命は、約300回~500回の充電サイクルと言われています。この充電サイクルを計測する試験では、スマートフォンが100%まで充電された後、完全に充電切れになるまでを1充電サイクルと数え、測定されます。しかし、実際の生活ではバッテリーを100%から0%まで使い切ることは多くなく、使用環境も多岐に渡るため、あくまで目安とご理解ください。 出典 : Battery Un
昨日、東海地方以西の梅雨明けが発表された。関東はまだだが、週末にも梅雨明け発表とのことだ。しかし梅雨明けを待たずして、今週の月曜日頃から関東地方に猛烈な熱波が襲来した。体感的にはここ数年間ではもっともひどい暑さだったように思う。今朝は朝方の気温が久しぶりに25度程度にまで下がったようだが、それも束の間で梅雨明けから1か月ほどは非常に暑くなるらしい。 まだオザシン(小沢信者)がネットでそれなりにはびこっていた頃、彼らは「『地球温暖化』論は嘘だ、原発を推進したい勢力が宣伝しているだけだと言い募るのが常だった。その熱意は、やはり彼らが信奉していた「9.11はヤラセだった」とする「9.11陰謀論」には及ばなかったが、それに次ぐくらい熱心だった。同じ頃に「地球温暖化陰謀論」に一時与していたのが池田信夫(ノビー)だったが、ノビーが言わなくなってからもオザシンは地球温暖化陰謀論を言っていた。アメリカでは
村田製作所は、「CEATEC 2019」において、「業界最高水準の電池容量を持つ」(同社)とする全固体電池を披露。これまで製品化されている全固体電池の電流容量は1mAh以下のものが多いが、同社は最大で25mAhの電流容量を持つ製品の開発に成功。2020年度中の製品出荷を目指している。 村田製作所は、「CEATEC 2019」(2019年10月15~18日、幕張メッセ)において、「業界最高水準の電池容量を持つ」(同社)とする小型機器向け全固体電池を披露した。これまで製品化されている全固体電池の電流容量は1mAh以下のものが多いが、同社は最大で25mAhの電流容量を持つ製品の開発に成功。2020年度中の製品出荷を目指している。なお、同電池は同年10月14日に発表された「CEATEC AWARD 2019」で経済産業大臣賞を受賞した。 同社が開発した全固体電池は小型機器向けで、電解質に不燃性固体
東北大学は、リチウムイオン電池の代替電池の1つとして研究開発が進むナトリウムイオン電池において、その負極材料として考えられているグラファイトのアモルファス同素体であるハードカーボンの作製で、課題となっていた無秩序構造を制御する方法として「低温脱合金法」を用いることで局所構造を精密に制御することに成功し、「アモルファスカーボン」を開発することに成功したと発表した。 また、このアモルファスカーボンを導入したモデルシステムによる調査から、ハードカーボン内のナトリウムイオンについて新たな貯蔵メカニズムを明らかにしたことも合わせて発表された。 同成果は、東北大 学際科学フロンティア研究所の韓久慧助教、東北大 材料科学高等研究所の陳明偉教授、同・工藤朗助教らの研究チームによるもの。詳細は、ナノサイエンスとナノテクノロジーを扱った米国科学誌「Nano Letters」にオンライン掲載された。 リチウムイ
年末の大掃除の時期を迎える中、東京消防庁は、処分する際に火災が相次いでいるリチウムイオン電池を含む製品やスプレー缶を、適切な方法で廃棄するよう注意を呼びかけています。 東京消防庁によりますと、スマートフォンのバッテリーなどに使用されるリチウムイオン電池は、可燃性の有機溶剤が使われていて、強い衝撃を加えると発火するおそれがあるということです。 ことしに入ってから今月5日までに、リチウムイオン電池が関係する火災は都内で116件発生し、ノートパソコンを処分しようと工具で衝撃を与えたり、スマートフォンを分解してバッテリーを交換したりする際などに出火したケースがあったということです。 通常のごみと一緒に捨てられたリチウムイオン電池によるごみ収集車の火災も相次いでいるということです。 また、使い終わったスプレー缶を処分しようと、室内で缶に穴を開けたりガス抜きをしたりした際に引火したケースも相次いでいる
テラ・ラボ(愛知県春日井市、松浦孝英社長)は、水素燃料電池(FC)で飛ぶ垂直離着陸タイプの無人航空機「テラドルフィン4300 eVTOLタイプ」を開発した。FCは国産で飛行時間は2時間、航続距離は200キロメートル、最高時速は150キロメートル程度。垂直離着陸で滑走路が要らないため、洪水の被災地調査をはじめ消防や官公庁などの需要を狙う。 地上から垂直離陸する飛行試験は2021年末に福島県南相馬市で終えており、23年までに水素FCの飛行実験を目指す。 機体はガソリンエンジンを搭載した「テラドルフィン4300」をベースとしつつ、エンジンは胴体後部のものと垂直離着陸用の4個の計5個を、すべて水素FC駆動とした。水素FCの場合、リチウムイオン電池に比べ大幅に飛行時間を延ばせるほか、発生する騒音もガソリンエンジンよりはるかに小さい。沿岸警備などに用いた場合、相手に発見されにくい長所もある。 機体寸法
Anker製のモバイルバッテリー「PowerCore 15000 Redux」が突然炎上、爆発したという報告がTwitterに投稿され、見た人たちを騒然とさせています。この件についてねとらぼ編集部ではAnkerに話を聞いてみましたが、「回答は差し控える」とのことでした。 爆発したモバイルバッテリー(画像提供:がんがさん) モバイルバッテリーが爆発したと投稿したのは、Twitterユーザーのがんがさん(@GANGA_LUB)。写真では外装は裂け、焦げた中身が大きく飛び出しています。 中身が露出しています(画像提供:がんがさん) がんがさんによると、充電中に火を吹き、慌ててぬれたタオルでつかんでベランダに投げたところ爆発したそうです。なお、奇跡的に火事にはならず、けが人も出ませんでした。 このモバイルバッテリーは、2019年11月に購入したものだったとのこと。減りが早くなってきており、ボタンを
レアメタル(希少金属)を使わないナトリウム(ソジウム)イオン電池技術への本格的な投資に大手バッテリー(蓄電池)メーカーが動き始めた。エネルギー転換に不可欠な業界が新たな再編に向かう兆しとも受け取れる。 岩塩や塩水に含まれるナトリウムは、現在主流のリチウムイオン電池に使われるレアメタルより安価で、はるかに豊富に存在する。ナトリウムを電解質に用いるナトリウムイオン電池は、電気自動車(EV)車載バッテリーなどへの実用化・普及が期待される。 ナトリウムとリチウムは化学的性質が似ているが、同じようなサイズでは、リチウムイオン電池の方が性能と走行距離で勝る。それもあって、ナトリウムの大規模な利用はこれまで進んでこなかった。 だが、そうした状況も変わろうとしているようだ。スウェーデンのリチウム電池メーカー、ノースボルトは先週、同社初のナトリウムイオン電池製品を開発したと発表した。レアメタルへの依存を低減
ブログへお立ち寄り頂きありがとうございます。 先月、10月15日の結婚記念日を挟んで、二泊三日で京都へ行ってきました。 京都は大好きなので、今までたくさん行きましたが旦那君と行くのは3回目です。 1回目は、奈良博覧会がメインで京都は1日だけで嵯峨野をゆっくりまわりました。 真夏の8月に誰もいない嵯峨野の竹林で、いつもならうるさいはずの蝉の声が降るように感じて、気持ち良かったです。 2回目は、家族4人で初めての京都。 5月の下旬に山の方をメインにまわりました。 ▼今は経営が変わってしまったホテルですが、スイートルームに宿泊した記事はスマートニュースに掲載されました(*^^*) www.bluemoonbell.work そして今回の3回目は、京都市内に泊まって王道観光地を巡りました。 久しぶりの場所ばかりで新鮮でした。 始まりは東京駅から 今回の旅行は去年の7月1日に運用が始まった、13年ぶ
去年に続き東急バスと東急が、横浜市郊外の公道で自動運転モビリティの実証実験を行いました。今回は地域住民も乗車。どう感じたでしょうか。また、バス営業所に設けられた遠隔監視設備も公開されました。 坂の多い住宅街を走行 東急バスと東急が2023年3月7日(火)から約1週間、横浜市郊外に位置する青葉区すすき野エリアで、自動運転モビリティの実証実験を行っています。同エリアでの実験は、昨年に続き2回目。今回は、地域住民を乗せて実施されています。初日である7日、その様子が報道陣に公開されました。 自動運転モビリティは8人乗り(運転手・助手を除く)で、マイクロバスのような車両。タジマモーターコーポレーション製です。リチウムイオン電池で走行し、自動運転に必要なレーダーやカメラ、ドライブレコーダーを搭載しています。最高速度は19km/hです。 拡大画像 自動運転モビリティ(2023年3月7日、大藤碩哉撮影)。
先日テスラ(Tesla)の直近決算に関するStockclipの記事を引用したところ、予想外に反響がありました。一見すると多額のマーケティング予算を投下しているように思える当社が、広告宣伝費を1円も使っていなかったという事実には、相当なインパクトがあったと推察されます(トヨタの年間広告宣伝費は4,500〜5,000億円規模)。 > この4Q、テスラは全体で11.2万台を超える車両を販売しましたが、驚異的なのは「広告費を一円も使っていない」ということ。 No.1プロダクトの強み。 「Tesla」決算:フリーCF11億ドルを稼いで時価総額11兆円超えhttps://t.co/uKqIHZ1Fl6 — 遠藤 崇史 / Takafumi Endo (@Gyu07) February 2, 2020 近年D2Cブランドが話題になることも増えておりますが、顧客の多くがデジタルネイディブであり、広告宣伝費
2023年7月、トヨタは「BEVの競争力」と題したメディア向けの説明会を実施しました。これまで多くのメディアから「トヨタはBEVで(テスラやBYDに対して)遅れている」という指摘を受けていましたが(市販技術はともかく先行開発技術や戦略において実際に遅れていたかどうかはおいておいて)、その評判を覆すべく、現時点での開発スケジュールや研究内容、進捗を明らかにして、今後の商品開発や経営戦略として充分ライバルと競争できることを示したかたちとなりました。平たくいうと、「あんまり遅れてる遅れてる言われて腹が立ったので全部見せたるわ作戦をとることにしました」ということのようです。 文/ベストカーWEB編集部、写真/TOYOTA、AdobeStock ■「置ける場所にすべてチップを置く」戦術 トヨタ自動車は、2026年から順次発売してゆく予定のBEVに搭載する新型バッテリーとして、4種類(!)開発している
えっ!?この程度で!? こんにちは! きんぎょです。 最近何やら、投資界隈では「6619 ダブル・スコープ」の話題で持ちきりだそうですね(^^♪ ダブルスコープ!? ナニソレ!? 東証プライムの、リチウムイオン電池のメーカーなんやで~! きんぎょは特にウォッチしていたわけではありませが、最近この銘柄のボラティリティが話題になっておるようであります! 発端は、当社の韓国子会社が、韓国での上場を果たすとの観測から、株価が急騰したことです! 700円~900円台を推移していた株価は、いきなり2000円~3000円台にはじけ飛んだのでありました! 凄~い! ボロ儲けだよ~! 3バガー以上なんやで~! しかしながら、上場の真偽が交錯し、株価は下落! 9月20日には、IRで上場の詳細が発表されたものの、株価はストップ高を付け、遂には高値「3000円」の半額である「1500円」を付けるに至りました! そ
ボリビアにあるウユニ塩湖(2019年7月10日撮影)。(c)Pablo COZZAGLIO / AFP 【10月10日 AFP】内陸国ボリビアの標高3600メートルに位置するウユニ塩湖(Salar de Uyuni、別名ウユニ塩原)には、世界最大規模のリチウムが眠っている。リチウム電池需要が世界的に急増する中、ボリビアは原料となるリチウムの生産量を劇的に増やしている。 リチウム電池は携帯電話やノートパソコン、電気自動車などあらゆるものに使われており、リチウムイオン電池を開発した吉野彰(Akira Yoshino)氏は9日、ノーベル化学賞(Nobel Prize in Chemistry)の受賞が決まった。 ボリビアは南米で最も貧しい国の一つだが、電気自動車などで今後大量の需要が見込まれるリチウムに経済発展の期待をかけている。同国リィピ(Llipi)のリチウム工場は2020年に稼働する予定で
スウェーデン王立科学アカデミーは10月9日(現地時間)、今年のノーベル化学賞に、リチウムイオン電池を開発した業績で、旭化成の吉野彰さんなど3人を選出したと発表した。 受賞したのは、旭化成の名誉フェローで、名城大学で教授を務める吉野彰さんと、米テキサス大学オースティン校のジョン・B・グッドイナフ教授、米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校のM.スタンリー・ウィッティンガム特別教授の3人。リチウムイオン電池の開発で、スマートフォンやノートPCなど電子機器の長時間モバイル駆動の実現につながった業績が評価された。 吉野彰さんは、グッドイナフ教授のプラス電極に関する研究をベースに、マイナス電極に炭素繊維を用いることで、初の商業的なリチウムイオン電池を1985年に開発した。 スウェーデン王立科学アカデミーはリチウムイオン電池について、「軽量で耐久性があり、数百回も繰り返し充電できる。私たちの生活に革命を
2020年、全固体電池を採用した電気自動車(EV)が登場するのか――。ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン:VW)のSUV(多目的スポーツ車)型EV「ID.4」、日産自動車のSUV型「アリア」、ホンダの小型EV「Honda e」など、各社が次々とEVを発表するのに合わせて、搭載する電池についてもにわかに関心が高まっています。その1つが全固体電池。EV市場の先駆者である米Tesla(テスラ)が一番乗りを目指すのか。それとも、トヨタ自動車やVWといった大手自動車メーカーが先陣を切るのでしょうか。 そこで今回は、自動車メーカーや電池メーカーの全固体電池に対する動向を振り返ります。全固体電池そのものに関する説明は、関連記事の『Liイオン電池の革新 5分でわかる「全固体電池」』をお読みください。 Teslaが明かした電池の“隠し玉” 「EV向けの全固体電池が発表されるのではないか」。202
停電対策に備えておきたいアイテム 【楽天大感謝祭 P5倍】楽天総合1位【停電・防災対策】LED ランタン 63灯 USB 手回し ソーラー 電池 車載充電 アウトドア 充電式 懐中電灯 価格:2998円(税込、送料別) (2022/12/22時点) 楽天で購入 【改良版】【楽天1位】 LEDランタン 電池式 最大1000ルーメン ランタン 連続点灯70時間 防災 照明 LED ライトN-FORCE(エヌフォース)LS-10 防災グッズ 停電 価格:2480円(税込、送料無料) (2022/12/22時点) 楽天で購入 【楽天89週1位!防災士推薦】多機能防災ラジオ 4000mAh ポータブルラジオ 防災グッズ AM/FMラジオ ワイドFM対応 LEDライト スマホ充電 SOS AUX 防水 IPX3 リチウムイオン電池 USB充電 ソーラー充電 手回し充電 単4乾電池 コンパクト 懐中電灯
ドイツのMiditech(ミディーテック)というメーカーをご存知ですか? ドイツ・ケルンにある老舗メーカーであり、ヨーロッパ、アメリカでは大きな実績を持つMIDI機器に特化したハードウェアメーカーです。そのMiditechが正式に日本で流通を開始することになり、小回りの利くMIDI機材を数多くリリースしました。 その主力製品の一つが、実売価格11,000円のコンパクトな32鍵USB-MIDIキーボード、K32s。WindowsやMacに接続すれば普通にUSB-MIDIキーボードとして使えるのはもちろん、ここにGM音源、そしてスピーカーも内蔵しているので、本体から音を鳴らすことも可能。また単3電池x3でスタンドアロンで動かすこともできるから、いつでもどこでも持ち歩いて使える、ありそうでなかった便利な楽器といえそうです。実際試してみたので、どんな機材なのか紹介してみましょう。 ドイツの老舗メー
今年7月18日、中国浙江省杭州市で走行中の電動バイクのバッテリーが爆発し、親子3人が負傷するという事件が発生しました。この事故で大火傷を負った7歳の少女が治療の甲斐なく12月11日に亡くなりました。 中国のYahoo Newsにあたる百度新聞の記事より。 電動バイクのバッテリー爆発事故 deepredrose.hatenablog.com これまでの報道によると事件当日、魏顺利さんは娘の課外授業用の本を買うために解放路にある新華書店に行こうとしていました。 魏顺利さんが7歳の娘の琪琪ちゃんを電動バイクの後部座席に乗せ、妻の翟小娟さんはもう一台の電動バイクで書店に向かっていました。 2台のバイクが玉皇山路を走行中の、魏顺利さんの運転する電動バイクのバッテリーが突然に爆発炎上し、魏顺利と7歳の娘の琪琪ちゃんが大火傷を負い、消火活動をした妻の翟小娟さんも軽い火傷を追いました。 事故当時は、父娘の
引越しを機に前から欲しかったスタンディングデスクを買った。 組立てには本体付属の木ねじ(ぐりぐりとねじ込んでいく)を使わず、鬼目ナットを埋め込んで組み立てた。 鬼目ナットを使うと、分解&再組み立てができるし、投機的に埋め込んでおいてリモコン位置やケーブルダクトを左右入れ替えたりできる。 いろいろ調べつつ作ってうまくいったものの、ネジを複数回買いに行ったり手戻りもあったので記録に残しておく。 126cm 周りに物がないとよくわからないしスケール感が変な気がするけど、最大の 126cm まで上げています。 本体 FlexiSpot | 昇降スタンディングデスク 上位モデルの E7 を購入した。 注意したいのは昇降範囲で、モデルによっては下限が意外と高く、710mm や 730mm だったりする。 174cm の僕が座って仕事する際の机の高さは 71cm で、モデルによっては既に下限以下である。
乾電池やPCのバッテリーなど、日常生活で電池を使う機会は非常に多いです。電池は丈夫な外装で保護されているため、「どんな構造をしているのか知りたい」と思っても簡単には構造を明らかにできません。そんな電池の内部構造が、Nintendo SwitchやAirPodsのCTスキャン画像を公開してきたウェブサイト「scanofthemonth.com」で公開されていたのでまとめてみました。 Safely see inside Lithium-ion, LiPo, and alkaline batteries. https://www.scanofthemonth.com/scans/batteries 上記のURLにアクセスすると、アルカリ乾電池、リチウムイオン電池、リチウムイオンポリマー二次電池(LiPo)のCTスキャン画像を順番に確認できます。 アルカリ乾電池の円形の部分をスキャンした画像が以下
「眠っているマルクスを久々に呼び起こそう。彼ならきっと人新世からの呼びかけにも応えてくれるはずだ (p138)」。この一文を読んで評者は、この本は要するに「マルクスの大霊言」なのだと思ってしまったのだが、あまりに手放しで絶賛するレビューばかりなのに驚いたので敢えて☆一つ。読む価値がないという意味ではないのだが,マルクスに立脚した近代資本主義批判が広く浸透せず、また実効性も持ちえていない現状の理由が本書の論の進め方に顕れてしまっているように思えるのだ。 1. まず著者は本書冒頭で「SDGsは大衆のアヘンである!」と、マルクスにならって声高に宣言したかったようだが、いきなり大きな見当違いをしている。最近、巷で皮相的な「SDGsビジネス本」や「SDGsビジネスモデル」が氾濫し、いわゆるグリーン・ウォッシュならぬ「SDGsウオッシュ」の様相を呈していて、アリバイ作りというかこうした便乗ビジネスには
世界の自動車産業で電動化が、いやいや電気自動車(EV)化が筆者の想像をはるかに超える勢いで加速し始めた。今後5年以内に雪崩を打つようにEVが世界で広がり、埋め尽くすかもしれない。引き金が、独Volkswagen(フォルクスワーゲン、VW)グループである。世界最大級の自動車メーカーである同社が2021年3月に発表した電動化ロードマップが、あまりにも衝撃的だ。世界中のメーカーが、戦略の見直しを余儀なくされるだろう。 VWグループは「Power Day」と呼ぶ電動化戦略の発表会において、30年までの驚異的なEV拡大策とともに、充電インフラを含めたEVの諸課題を克服する覚悟と決意を示した。米Tesla(テスラ)への強烈な対抗策でもある。これでEV化の雪崩が起きれば、元には戻らない。日本の自動車産業にとって、大きな脅威だ。今回は番外編の位置付けだが、「エンジン完全燃焼」と題したコラムでEVの話を書か
今年5月、京セラが個人向けの携帯電話事業から撤退すると発表、「らくらくホン」などのスマートフォン端末の製造を手がけるFCNT(神奈川県大和市)も経営破綻した。かつて国内では大手電機メーカーを中心に10社以上が携帯電話事業を手がけたが、中国、韓国勢の台頭に押される形で次々と撤退し、いまやソニーなど一部を残すのみとなった。ただ、専門家はそれらでさえ「徐々にじり貧になっていくのではないか」とみている。 30年以上の事業に幕「市場性が見いだせなくなった」 京セラの谷本秀夫社長は5月15日に開催された決算説明会で、個人向けのスマホから撤退する理由をこう説明した。同社は平成元年に携帯電話事業に参入し、5年に業界で先駆けてバッテリーとしてリチウムイオン電池を搭載した端末を発売、11年には世界初のカメラ付きの端末も発売した。さらに20年に三洋電機(現パナソニックホールディングス)の携帯電話事業を買収するな
現行のリチウムイオン電池の次に来る大容量電池として期待される、リチウムサルファ電池の製造技術を開発したモナシュ大学の研究チーム オーストラリアのモナシュ大学の研究チームが、現行のリチウムイオン電池よりも、エネルギー密度が理論上4倍以上高いリチウムサルファ電池の製造技術を開発した。これまで最大の課題とされていた正極カソードの体積膨張による劣化を防止し、優れた電池性能を安定して維持、充放電サイクルを大幅に伸ばすことが期待される。研究成果が、2020年1月4日の『Science Advances』誌に公開されている。 リチウムサルファ電池は、負極にリチウム、正極にサルファを用いた充電池。サルファの理論容量は、正極として標準的に使われているコバルト酸リチウムより10倍程度高く、リチウムサルファ電池としての質量エネルギー密度は、理論上リチウムイオン電池の4倍以上とされている。 ところがサルファがリチ
県教委によると、タブレット端末は2021年4月に県立高校27校▽中等教育学校1校▽特別支援学校1校――の計29校に配備。新型コロナウイルス対策で国が20年度に地方自治体に給付した地方創生臨時交付金約8億円を使った。20年に実施した入札に参加したのは高松市の1社のみで、中国メーカー「ツーウェイ」社製の1万6500台が納入された。 児童・生徒に1人1台パソコンなどの端末を配備する国の「GIGAスクール構想」を受け、県教委は国が提案する仕様より高性能のタブレット端末(1台当たり4万8000円)を選んだ。新型コロナの感染拡大期には、生徒が端末を利用して在宅で授業を受けた例もあり、教育環境維持に貢献した。 端末は5年間使用して更新する予定だったが、配備した21年度に694台で故障や破損が発生。翌22年度は627台で、修理や予備機で対応してきた。7月下旬、一部の学校から内蔵電池が膨張する故障の報告が複
電気自動車が普及するにつれ、リチウムイオン電池の原料であるコバルトへの関心が高まっている。しかし、世界一の産出国であるコンゴ民主共和国では、コバルト生産をめぐる児童労働などの人権侵害が深刻である。こうした闇は、脱炭素への関心が高いが故に、国際的にはないものと扱われている。 いまや「脱炭素(カーボンニュートラル)」の一つの柱として世界的なトレンドになりつつある電気自動車(EV)は、地球には優しいかもしれないが、人間には必ずしも優しくない一面がある。 児童労働によって成り立つEV 小泉環境相(当時)が4月、「温室効果ガスの排出量を2030年までに13年度比で46%削減する」方針を打ち出したことは、その数値目標の出所をめぐる「おぼろげな」曖昧さもあって批判を招いたが、国内の政局はともかく、脱炭素の方針そのものは今後とも世界的なトレンドであり続けるとみられ、持続可能な開発目標(SDGs)との関連で
キャンプをしていてテーブルの上が少し暗い時にも、よく見えないバッグの中から物を出そうと探している時にも……。 もちろん災害などの緊急時にも、持っていて役に立つのがコンパクトなライト。 スマホのライトも使えるけど、バッテリーの減り早くなるし、そもそもスマホ使うし。 ひとつ携帯しやすいライトを持っておくと何かと重宝しそうだな~。 モンベルで見つけたコンパクトなやつ モンベルで取り扱っているbiolite(バイオライト)というブランドのパワーライトミニという名のこのライト。 ミニと名前に付いているように、手のひらサイズのコンパクトなライトで重量は80g。 強硬度ステンレス鋼を使用し、薄さと丈夫さを兼ね備えています。 充電式のライトで残量は側面のインジケーターで確認。 ボタンは上部にひとつだけとシンプルな作り。 押す回数によってモードが変更されます! 点灯パターンがこんなに!? 一度押すと点灯。
7月24日ごろから、プレイステーション・ポータブル(PSP)のバッテリーに関するツイートがTwitterを賑わせています。「何年も放置していたPSPのバッテリーが膨らんでいた」という注意喚起をきっかけに、同様の事態に陥った人からの報告が相次ぎ、一時は「PSP」がトレンド入りする事態となりました。 【画像】パンパンに膨らんだPSPのバッテリー PSPのバッテリーに限らず、リチウムイオン電池は経年劣化で膨張する性質を持ち、発火や破裂につながる可能性があります。 初代PSPの発売はおよそ16年前の2004年。2011年には後続機である「プレイステーション Vita」が登場したこともあり、PSPを何年も放置していた人は多かったもよう。Twitterでは「膨らんでいた」「本当だった」とパンパンになったバッテリーの画像が相次いで投稿されました。 現在のところは問題なく使えていても、騒動を受けて心配にな
世界の自動車メーカーがEV=電気自動車への転換を相次いで打ち出す中、トヨタ自動車は2030年にEVの販売台数を350万台にするという新たな計画を打ち出しました。従来の計画から目標を大幅に引き上げ、ハイブリッド車を得意としてきたトヨタが急拡大するEVの分野でさらなる戦略強化に乗り出します。 トヨタ自動車の豊田章男社長は14日、東京都内で会見を開き、EV=電気自動車に関する新たな戦略を明らかにしました。 2030年世界で30車種のEV投入 この中で2030年には世界で30車種のEVを投入し、EVの新車販売台数を350万台にするという新たな計画を打ち出しました。 このうち高級車ブランドのレクサスは北米とヨーロッパ、中国で新車販売のすべてをEVにするとしています。 これまでの計画ではEVとFCV=燃料電池車を合わせて200万台としていましたが今回、投入する車種や販売の水準を大幅に引き上げた形です。
スマホにカメラ、スマートウォッチ、無線イヤホン、ココヘリ、GPS発信機など登山で電子機器を使う機会は多いでしょう。電源が無い山中でそういったものを充電するにはモバイルバッテリーが必須です。 今回は、そんなモバイルバッテリーについて基本的な知識をまとめます。 各種モバイルバッテリーと中身下の写真は、私が持っているモバイルバッテリーで、容量も大きさもメーカーもバラバラです。 以前はもっと持っていたが処分しました。どの製品も中にはリチウムイオン二次電池という、充電可能なリチウムイオン電池が入っています。 リチウムイオン二次電池は「セル」という形でパッケージ化されており、尖ったもので刺したり強い衝撃を受けたりして、パッケージが破れると発火することがあります。そこそこ扱いに注意が必要なものなのです。 各種バッテリーセル。右の18650セルが最もよくモバイルバッテリーで使われている。多くのモバイルバッ
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