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ルソーの検索結果481 - 520 件 / 8478件

  • ぼくのかんがえた最強のオンライン直接民主主義 - mizchi log

    昨日の東氏の朝生における主張を読み、大学受験のときの妄想を字に起こそうと思った。 かなり乱暴な意見なので、人によってはただ不快感を催すだけかもしれない。それでも言いたい。言わせてください、僕の政治観とネットの未来を。 政治学なんて全く知らない若憎の意見だけど、まあ知らないなりの自由な発想とかあるんじゃないかな! 「ネットがあれば政治家いらない」 東浩紀「SNS直接民主制」提案 : J-CASTニュース 「(18世紀の社会思想家で、直接民主制を主張した)ルソーのころのジュネーブの人口は2万400人だったが、これぐらいだと直接民主制ができる。しかも僕たちには今、SNSやツイッター(Twitter)というのがあって、たとえば勝間(和代)さんやホリエモン(堀江貴文さん)は、ツイッターでフォロワーが15万人もいる。1人のサービスを15万人がフォローしていて、しかも勝間さんや堀江さんはそれに(レスポン

      ぼくのかんがえた最強のオンライン直接民主主義 - mizchi log
    • 自由科学の価値について - 地を這う難破船

      ⇒自由科学と真正性の水準 - 地下生活者の手遊び そもそも、スピーチコードとは何かと言うと、人間の考えることの7割は差別的で、それを表出すると殺し合いが発生するから、残りの3割で話しましょう、ということ。結果、PCにおいてタバコの裏書同様の「知識」に基づく自明性に対する不在証明が前提される。 ハーバーマスの公共圏論とは何かと言うと、相互の顔が見えるコーヒーショップで、互いに自分の考えることの10割の手札を相手の顔を見ながら徐々に切っていき、合意形成において私たちが殺し合うことのない「3割」に到達しましょう、ということ。なぜなら、ヨーロッパの歴史において、共同幻想を通じて「相手の顔」を「われわれ」「彼ら」に変換するビアホールの扇動家を退けるため、そう考えるよりほかなかった。 当然、前者はアメリカ的な発想であり、後者はヨーロッパ的な発想です。 しかし、陵辱表現愛好者の誰が性犯罪被害者に対して「

        自由科学の価値について - 地を這う難破船
      • 生まれか育ちか、人は生来暴力的なのか? 研究

        【9月29日 AFP】生まれか育ちか──人が他人をあやめる理由を知るべく探求を続ける哲学者や社会学者、心理学者らの心に何世紀にもわたって居座っているのは、この問いだ。 1650年代に英イングランドのトマス・ホッブス(Thomas Hobbes)が主張したように、人は生来暴力的なのか、それともその1世紀後にジャンジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau)が理論化したように、その振る舞いは育った環境からの影響がより強く反映されるのだろうか。 こうした疑問を進化生物学という新たな角度から再検証した研究論文が27日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。論文を発表したスペインの研究チームは、人の暴力性は、少なくともその一部は祖先から受け継がれたものであり、霊長類に共通するものと結論付けている。 研究では、現存するほ乳類1024種の死に関する400万件以上のデータと、約

          生まれか育ちか、人は生来暴力的なのか? 研究
        • 朝日出版社第二編集部ブログ

          『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』著者・加藤陽子さんが母校で話したこと、最終回。 総力戦となったときに動員される論理、「最悪の予想」の立てられ方。なぜ、人々が合理的な行動をとれなかったのか、なぜ、合理的な結末に至らないのか。紀元前のギリシアで初めて「戦史」が書かれた背景から、太平洋戦争まで。「歴史はすべて近代史だ」。(編集部) 歴史の「問い」の始まり ヘロドトスは「歴史学の父」ですが、古代ギリシアにはもうひとり、歴史学にとって重要な人物がいます。トゥーキュディデース(紀元前460年頃~400年頃)で、ヘロドトスより20歳くらい若い。トゥーキュディデースという名前は、実に発音しにくい。ただ、岩波文庫などでは、この名前を採用しています。トゥーキュディデースは、まさに、今回のお話のテーマとしてドンピシャの題名、『戦史』という本を書きました。こちらは岩波文庫で、500ページ位もある厚さで上・中

            朝日出版社第二編集部ブログ
          • ジョン・アクトン - Wikipedia

            この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "ジョン・アクトン" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2013年7月) ジョン・アクトン 初代アクトン男爵、ジョン・エメリク・エドワード・ダルバーグ=アクトン(英: John Emerich Edward Dalberg-Acton, 1st Baron Acton、1834年1月10日 - 1902年6月19日[1])はイギリスの歴史家・思想家・政治家。アクトン卿(Lord Acton)と呼ばれることが多い。 主著に『自由の歴史』『フランス革命講義』がある。「権力は腐敗の傾向がある。絶対的権力は絶対的に腐敗する」の格言が有名

              ジョン・アクトン - Wikipedia
            • ライトノベルの歴史における遡及範囲の検討と、ゼロ年代ライトノベルの定義についての持論 - ハテナのごとく!

              はてなブログ用の前書き (必読) はじめに 概要 背景 ライトノベルが未だ未定義な3つの理由 1.先行研究の少なさと、そこに見る未定義の許容 2.SFもまた未定義である 3.越境するライトノベル アプローチ 先行研究 東浩紀が与えた「消費」の概念 「動物化」とは何か 「データベース消費」が示すサブカルチャーの変遷 「シミュラークル」により坩堝と化すサブカルチャー 『デ・ジ・キャラット』に見る「萌え要素」の消費 児童文学とライトノベル ライトノベルの起源はどこまで遡れるのか? ライトノベルの「現実逃避」に至る物的証拠 子供の人権意識から見る、ヤングアダルトの産声と背景 子供の「解放」としての児童文学 児童文学との比較に見るライトノベルの定義 従来のライトノベルの定義の問題点 ライトノベルをあえてベタに読む意味 スノビズムがライトノベルにもたらしたもの おわりに 脚注・出典 はてなブログ用の前

                ライトノベルの歴史における遡及範囲の検討と、ゼロ年代ライトノベルの定義についての持論 - ハテナのごとく!
              • これだけは読んどけって小説教えてくれ - 痛い信者(ノ∀`)

                これだけは読んどけって小説教えてくれ 2011年05月31日10:07    | カテゴリ:知識   |    Tweet 2:名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/06(金) 19:06:58.77 ID:cV12ljy/0 森未登美彦 恋文の技術 恋文の技術 (ポプラ文庫)posted with amazlet at 11.05.30森見 登美彦 ポプラ社 (2011-04-06) 売り上げランキング: 732 Amazon.co.jp で詳細を見る 604:名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/06(金) 21:25:38.95 ID:B9BMD07T0 >>2 これ結構おもしろかった 9:名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/05/06(金) 19:08:33.41 ID:qC1W8yiX0 野坂昭如 てろてろ 図書館で借りてでも薦めるぜ

                • 元アルカイダの米国人男性、FBIへの協力経て名門大の研究者に

                  米ジョージ・ワシントン大学で話す元イスラム過激派のジェシー・モートン氏(2016年9月9日)。(c)AFP/ANDREW CABALLERO-REYNOLDS 【9月25日 AFP】「アラーの名の下に異教徒を殺害しろ」──国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のメンバーたちにかつてそう命じていたジェシー・モートン(Jesse Morton)氏(38)は現在、別人となって反イスラム原理主義を訴えている。 1年半前に釈放されたモートン氏は今、米ワシントン(Washington)のジョージ・ワシントン大学(George Washington University)で、イスラム過激派思想について研究している。 ペンシルベニア(Pennsylvania)州出身の彼の子ども時代は厳しいものだった。母親に虐待され、助けてくれる人は誰もいなかった。社会が信じられなくなった彼は16歳で家を出て、ドラッグ

                    元アルカイダの米国人男性、FBIへの協力経て名門大の研究者に
                  • 無題のドキュメント 世界名言辞典から抜粋する

                    世界名言辞典から抜粋する 校舎「いやぁあ!登校なのぉ!いっぱい生徒入ってくるぅ!」 【グロ注意】やる夫がセクロスに挑戦するようです 18巻 この画像を抜ける画像にしてみてくれ 部屋の掃除してたら、戦前の新聞が出てきたwwwww この画像をシュールにしてくれ おーいちょっとパイオツもってきて(`・ω・´) こういうの意外と簡単に作れるんだな メタルバンドのCDのジャケットって異様にダサいけど 今日お前んちで遊べる? 廃墟の画像とか貼ろうぜ コナンVSルパン三世でありそうなセリフ 2008年11月 良スレ選抜会 【フタナリ注意】やる夫がセクロスに挑戦するようです 17巻 ニヤニヤ出来るコピペください カレンダー「んっ…いやっ、そんなにめくらないでぇ///」 雪降ったからベンチに白い巨塔を建造した 夕暮れ画像がほしい。 【エロ注意】やる夫がセクロスに挑戦す

                    • 結婚に関する名言が軒並み酷い件 : あじゃじゃしたー

                      1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/17(金) 09:06:24.21 ID:tWBe7nfSP 結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる。                          リヒテンベルグ リヒテンベルグ、何されたんだよwwwwwwwwwwwwww 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/17(金) 09:07:45.69 ID:6rfeCCkI0 人は判断力の欠如により結婚し、忍耐力の欠如により離婚し、記憶力の欠如により再婚する 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/17(金) 09:07:52.27 ID:YxIO0SXH0 結婚とは、当たりくじのない宝くじである。 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/17(金) 09:08:11.17 ID

                      • 名言集『料理』 - japan-eat’s blog

                        色々な名言がこの世の中にはあると思う。 そんな名言の中から個人的に気に入っている名言(料理という文言を利用した名言)を少し紹介。この名言の奥に何があるのか、どのような時代背景があるのかが見えるのが面白い!少しの間タイムスリップしてみませんか! ▪️タレーラン・ペリゴール(政治家) ▪️ヴィルヘルム・ブッシュ(画家) ▪️ブリア・サヴァラン(政治家) ▪️レフ・トルストイ(小説家) ▪️ジャン・ジャック・ルソー(哲学者) ▪️ブルース・リー(俳優) ▪️ニッコロ・マキャヴェッリ(思想家) ▪️太宰治(小説家) 最後に ランキング参加中レストラン ランキング参加中社会 ▪️タレーラン・ペリゴール(政治家) シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴールは、フランスのフランス革命から、第一帝政、復古王政、七月王政までの政治家で外交官である。ウィーン会議ではブルボン家代表となり、以後も首相、外相、

                          名言集『料理』 - japan-eat’s blog
                        • 編集グループ〈SURE〉

                          編集グループ〈SURE〉 「編集グループ〈SURE〉」は「街の律動をとらえる」(Scanning Urban Rhyme Editors)ことをめざして、京都から活動をはじめた集まりです。 詳しくは「SUREについて」をご覧ください。 お知らせ 2024年2月1日からSUREの住所、電話・ファクス番号が変わりました。 郵便払込番号、PayPal口座などは、今までと変わりません。 旧住所:〒606-8114 京都市左京区一乗寺北大丸町66 ハウス33 103号室 新住所:〒602-0822 京都市上京区河原町通今出川上る青龍町221番地の3 新電話・ファクス番号:075−202−9522 SUREの書籍・雑貨などのご購入に、郵便払込のほか、PayPalなどのクレジット決済もお選びいただけるようにいたしました。 PayPalなどをご利用の場合、商品の紹介ページの「カートに追加」ボタンをクリック

                          • 「科学から政治的活動へと変貌させられる人類学」by グリン・カストレッド - 道徳的動物日記

                            www.popecenter.org 今回は、カリフォルニア州立大学イーストベイ校の人類学者グリン・カストレッド(Glynn Custred)による記事「Turning Anthropology from Science into Political Activism(社会科学から政治的活動に変貌させられる人類学)」を紹介する。カストレッドは、言語人類学やフォークロアを専門に研究している人類学者であるようだ。 「科学から政治的活動へと変貌させられる人類学」by グリン・カストレッド 1960年代から、アカデミアの内部では学術的な研究を社会変革の道具に変えてしまうことを目的とした運動が続いている。マルクス主義・フェミニズム・西洋文明全般に対するトレンディな反感といった、知的にファッショナブルな考えがこの運動を引き起こしていた。やがて、この運動は人文学を占拠して社会科学にも深刻な影響を及ぼすよ

                              「科学から政治的活動へと変貌させられる人類学」by グリン・カストレッド - 道徳的動物日記
                            • 箱根のポーラ美術館はヤバい!コスパ最強のバスツアーで、ハイクオリティな展示を1日楽しめました! - あいむあらいぶ

                              かるび(@karub_imalive)です。 年末に、いつもお世話になっている美術ブロガーの大御所Takさん(@TakTwi)から、「こんな企画があるけど、どう?」とお誘い頂いたとある美術展の企画がありました。 題して、「ポーラ美術館新春ギャラリートーク駅伝バスツアー!」ということで、年末、行く直前にも「申込んだよ!」とブログに内容を書いたのですが、1月8日に実際に行ってまいりました。これが、非常に有意義で楽しいバスツアーでした! せっかくなので、簡単ではありますが、以下にレポートを書いてみたいと思います。 1.ポーラ美術館ってどこ?どんな美術館? ただの観光地にある一見さん相手の適当な美術館とは全く違う、本格派の美術館! ポーラ美術館のなりたち 惜しむらくは、遠い!箱根の仙石原はそうそう簡単には行けません そこで出た企画が「バスツアー」 2.この日の展示内容を駆け足で紹介 2-1.企画展

                                箱根のポーラ美術館はヤバい!コスパ最強のバスツアーで、ハイクオリティな展示を1日楽しめました! - あいむあらいぶ
                              • 日本人が知らない「自由」の意外な正体とは?

                                オーウェルが語る自由 宇野:「自由」はこれまでもさんざん議論されてきたテーマですが、猪木先生のご著書は教科書的な思想史の本と違って、哲学や思想だけでなく、旅行や映画、文学などの話がたくさん出てきて、とても面白く読めました。 猪木:ありがとうございます。 宇野:この本には三つの性格がありますね。まずはタイトル通り「自由論」という性格。もう一つは、リベラルアーツの意義を問い直す「教養論」。そして三つ目に、「知的自伝」としての性格。猪木先生の学問がどのように形成されてきたのかを垣間見ることができ、とても興味深かったです。 猪木:研究者の自伝なんて大抵面白くないので(笑)、自伝を書く気はまったくなかったのですが、これまで自分がどんな場所を訪れ、どんな本や映画に影響を受けてきたのかは、ちょっと書いておきたいという気持ちがありました。 宇野:印象的なのは、最初に登場するのがイギリス人の作家、ジョージ・

                                  日本人が知らない「自由」の意外な正体とは?
                                • 濱野智史になってはいけない…?(『前田敦子はキリストを超えた』書評) - b

                                  前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48 (ちくま新書) 作者: 濱野智史出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/12/07メディア: 新書購入: 9人 クリック: 3,364回この商品を含むブログ (34件) を見る 本当は、「ヤバイ。糞本もいいとこだった。日本の論壇終わったわ」とか書くつもりで買ったのだが、いろいろと考えるところが多かった。私の大学の情報社会論の講義で扱うようなテーマ(ロングテール、ポスト産業化社会としての情報社会)をAKB48と絡めて書いている箇所もありさすがに『アーキテクチャの生態系』の著者だけのことはあるなという感じだった。 アカデミズムがポップになっている 大学生が書く卒論のいい見本でもあるのではないかな、と思う。先日、アイドル評論に熱が入る私に、友人が「アカデミックを名乗る者は、学術的なスキームを、その学問ないし社会に資する研究のために

                                    濱野智史になってはいけない…?(『前田敦子はキリストを超えた』書評) - b
                                  • マルセル・プルースト - Wikipedia

                                    ヴァランタン・ルイ・ジョルジュ・ウジェーヌ・マルセル・プルースト(フランス語: Valentin Louis Georges Eugène Marcel Proust, 1871年7月10日 - 1922年11月18日)は、フランスの小説家。畢生の大作『失われた時を求めて』は後世の作家に強い影響を与え、ジェイムズ・ジョイス、フランツ・カフカと並び称される20世紀西欧文学を代表する世界的な作家として位置づけられている[1][2][3][注釈 1]。 立身出世した医学者の父親と富裕なユダヤ人家系の母親の息子としてパリで生まれたマルセル・プルーストは、病弱な幼少期を過ごし、9歳の時に発症した喘息の持病を抱えながら文学に親しみ、リセから進んだパリ大学で法律と哲学を学んだ後はほとんど職には就かず、華やかな社交生活を送り、幾つかの習作を経た30代後半から51歳の死の直前まで、長篇『失われた時を求めて』

                                      マルセル・プルースト - Wikipedia
                                    • 未発育都市

                                      先月、私は「「東京一極集中」が経済成長をもたらすという証拠はない?」(2016/9/11)と題したtogetterをつくった。これは昨年、東京都が発表した都民経済計算(2015/12/21)の資料に、東京都の実質経済成長率は全国よりも低い、ということが書かれていることなどをまとめたかなりマニアックなtogetterなのだが、それでもPV数は2万を超えて、それなりの関心を集めたようである。おそらく今から2年前(2014/9/3)の第2次安倍政権が発足した時に掲げられた「地方創生」(ローカル・アベノミクス)政策とその直前に出版されて大ベストセラーとなった増田寛也著『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』(2014/8/22)などに端を発した一連の議論(賛否両論)がその関心の背景にあるのではないかと思われる。だが、そこでの議論は、例えば2014/4/9の読売新聞が朝刊の一面のトップに「東京はブラ

                                        未発育都市
                                      • 神谷美恵子 - Wikipedia

                                        神谷 美恵子(かみや みえこ、1914年(大正3年)1月12日 - 1979年(昭和54年)10月22日)は、日本の精神科医。哲学書・文学書の翻訳やエッセイの著者としても知られる。 「戦時中の東大病院精神科を支えた3人の医師の内の一人」、「戦後にGHQと文部省の折衝を一手に引き受けていた」、「美智子皇后の相談役」などの逸話でも知られる。 神谷美恵子(結婚前は前田美恵子)は1914年(大正3年)1月12日に内務省職員である父前田多門とその妻房子の長女として岡山市に生まれた[1]。兄弟には兄の陽一の他、後に一男二女が生まれている[1]。父の多門はその年の4月に長崎県の理事官へと転任し、一家は長崎へと転居、翌年には内務省本省勤務となり東京へ転居している[1]。多門は内務省におけるエリート官僚として、外国との折衝を始めとした役職を歴任したため、一家は頻繁に転居している。両親が外国へ出張している際に

                                        • やる夫で学ぶバブル経済

                                          1 名前:1:2008/06/13(金) 21:56:33.39 ID:RMOui2Nj0 ~とあるコンビニ~ <エアロスミス~ |┃三 |┃  ____ |┃/⌒  ⌒\ |┃(●)  (●) \ ――‐.|┃:⌒(__人__)⌒:::::\  今日の晩ご飯はカップ麺にするお!! |┃  |r┬-|     |⌒) |┃   `ー'ォ     // 安くて簡単でサイコーだお! (⌒ヽ・    ・ ̄ / |┃ノ       / |┃   つ   < |┃  (::)(::)   ヽ |┃/    >  ) |┃     (__) 4 名前:1:2008/06/13(金) 21:57:50.44 ID:RMOui2Nj0 ____ /⌒三 ⌒\ /( ○)三(○)\   ま、また値上がりしてるお・・・ /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ |     |r┬-|     | 150

                                          • 選挙を勝ち負けで語る人たち - モジモジ君のブログ。みたいな。

                                            去年の参院選の後の安倍・自民シンパの反応とまったく同じなんですよねこれ。自分たちの望まない結果を他人のせいにするという悪手は左右関係ないということでしょうか。 http://d.hatena.ne.jp/y-yoshihide/20080202/p2 そういうロジックが成り立つことには基本的に同意するが、それが具体的な誰に当てはまるかは別問題だ。少なくとも僕に関して、参院選後に書いた記事から引用しておく。 ともかく、暴走列車が一度は止まった。今は、嬉しい、というより、ほっとした気分だ。あれだけひどい政権が選挙で負けることさえなく暴走しつづけていたら、と思うと背筋がぞっとする。 しかし、別に状況が好転したわけではない。選んだ人たちは、2005年総選挙のときと、ほとんど何も変わっていない。投票したときの頭にあったのは、年金記録管理の杜撰さであり、政治活動資金の領収書のことである。法で道徳を定義

                                              選挙を勝ち負けで語る人たち - モジモジ君のブログ。みたいな。
                                            • ちょっと一息ためになる話

                                              人生の真実が見える3分コラム 歴史をつくった人たちの言葉 あらゆる知性を一刀両断の辛口コラム群 ■■ 文学 Literature L01-親鸞聖人が好きだ/吉川英治 L02-そして誰もいなくなった/アガサ・クリスティ L03-目的なき日々/ツルゲーネフ L04-人生は無意味な悪の連続である/トルストイ L05-自殺か、狂気か、宗教か・・・/夏目漱石 L06-鎌倉という時代/司馬遼太郎 L07-君の瞳に乾杯!/映画「カサブランカ」より L08-友情と恋愛の行方/シェイクスピア L09-全人類のウソ/ドストエフスキー L10-みせかけの動物/シェイクスピア L11-人生の旅のなかば/ダンテ L12-苦しくともなぜ生きる/芥川龍之介 ■■ 思想 Thought T01-歴史の終わり?―社会体制と宗教/フランシス・フクヤマ T02-親鸞聖人の肉食妻帯―その信念の根底には/夏目漱石 T03-宗教は民

                                              • 俺と>>3がしりとりするスレ 無題のドキュメント

                                                >3がしりとりするスレ">俺と>>3がしりとりするスレ 携帯厨のAAできたwwwwww 投票箱「い…いやぁ…もう……入らない……」 SMAP中居が死にそうな件 押切もえでギャグ考えたwwwwwwwwww 画面の前のみんな!ボクの事おぼえてる??? AAで笑ったら政権交代 引っ越してきた二つ年下の子 引っ越してきた二つ年下の子 完結 誰かこの画像を鉄雄にしてください もう人生いいことないし、思い切って風呂入ってみる。 ちん○んをしこしこします MMOを今から始める奴に危機感を感じさせるコピペ 癖になるAA アルパカがなかまになりたそうにこっちをみている ゆうちゃんのコピペください 両生類っぽいAAできた . 37 歳無職童貞だけどプリキュアになりてえええええええええええ 俺が尾行をしてる好きな女の子がストーカーの被害に悩んでるらしい 2009年2月 良

                                                • トマス・ホッブズ - Wikipedia

                                                  トマス・ホッブズ(Thomas Hobbes, 1588年4月5日 - 1679年12月4日[1])は、清教徒革命(イングランド内戦)から王政復古期にかけてのイングランドの哲学者。 17世紀の近世哲学にあって、ルネ・デカルトなどと共に機械論的世界観の先駆的哲学者の一人であり、バールーフ・デ・スピノザなどとともに唯物論の先駆的思索を行った哲学者の一人である。政治哲学者としての側面は広く周知され、人工的国家論の提唱と社会契約説により近代的な政治哲学理論を基礎づけた人物として一般的に知られる。王太子時代のイングランド王チャールズ2世の家庭教師でもあった。 概要[編集] イングランド国教会の聖職者の子として生まれる。1588年、スペインの無敵艦隊襲来というニュースにショックを受けた母親は産気づき、予定より早く出産した。このため「恐怖と共に生まれた」といわれる。1608年にオックスフォード大学を卒業

                                                    トマス・ホッブズ - Wikipedia
                                                  • 人類はずっと戦争を続けてきた : 池田信夫 blog

                                                    2012年06月18日02:59 カテゴリ本 人類はずっと戦争を続けてきた いま社会科学と自然科学を横断して、大きな変化が起こっている。聖書に始まり、ルソーやマルクスやレヴィ=ストロースに至るまで偉大な思想家が信じてきた「人類は太古には平和で平等だった」という神話が否定されつつあるのだ。 今までにも紹介してきたように、これはNorth-Wallis-Weingast、Leblanc、Gat、Rosenthal-Wong、Fukuyama、Wilsonなどが一致して指摘する事実であり、その影響は生物学から政治学に至るまで幅広い。本書は、これを世界でもっとも有名な心理学者が実証データで詳細に分析したものだ。 40年前に人類学者が発見し、20年前に考古学者が提唱した「国家が戦争を生んだのではなく、その逆だ」という仮説は、本書で検証されたといってもいいだろう。この図は見にくい(クリックで拡大)が、

                                                      人類はずっと戦争を続けてきた : 池田信夫 blog
                                                    • 有吉弘行がニーチェを全否定! その一方で、太田プロへの愛を隠せない - エキサイトニュース

                                                      かつて、ボブ・ディランが「大して意味のない歌詞を、他人が勝手に深読みしてる姿を見るのは楽しい」(注:うろ覚え)なんて笑っていて、その不意を突くタネ明かしに思わず脱力したことがある。 っていうか多くの伝説って、実はそんなものなのかもしれない。 そして、ディランと全く同じことを、実は有吉弘行が口にしている。 「僕からすると、前と同じように下ネタも悪意もまきちらしてますけど、最近は勝手にみんな、いいように解釈してくれるんですね」 これは、4月22日に双葉社から発売された新刊『毒舌訳 哲学者の言葉』(著・有吉弘行)の冒頭に書かれている一説。驚いた。有吉が、いつの間にかディランと同じ域にまで辿り着いていたなんて!(いいように解釈) ちなみに、有吉は哲学を以下のように定義している。 「哲学とは、変わり者の人が適当に言ったことを、なんとか普通の人たちが解釈してあげて、無理やり“わかるわかる”と納得してあ

                                                        有吉弘行がニーチェを全否定! その一方で、太田プロへの愛を隠せない - エキサイトニュース
                                                      • メタ・ユートピアの構図:稲葉振一郎「ロバート・ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』再読」『情況』1996年8・9月号

                                                        メタ・ユートピアの構図 ロバート・ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』再読 稲葉 振一郎 『情況』1996年8・9月号 1 ロバート・ノージックの『アナーキー・国家・ユートピア』*1を今日読み返してみると、ともすればやや古くさいという印象を受ける。著者であるノージック自身、本書で提示されたリバタリアニズムの政治思想を今日では放棄しているというが *2 、その理由自体は私のあずかり知らぬところである。ここではもちろん、私自身におけるそうした感想の根拠を提示せねばならない。 本書で展開された社会モデルは一見してわかるとおり、新古典派経済学のそれに大いにインスパイアされている。出発点としてのロック的自然状態は、道徳規範の確立された無政府状態であり、そこにおける道徳の根幹は個人の権利の不可侵性にある。ここで権利は実現されるべき状態として、あるいは行為の積極的領導原理として導入されるのではない

                                                        • 年金生活者=山賊論。ルソーと、死をつぶやく若者たち - 悟りの書:なぜ勉強しなければならないの?(はてな出張所)

                                                          超絶品!死ぬまでに一度は食べてほしい煮込み10選 ああ。いかにもインターネット!みたいなタイトルをつけてしまった。 「超絶品!死ぬまでに一度は食べてほしい煮込み10選」て。読んでほしすぎて大仰な形容詞をつけて数字を入れて読み手の注意を引くタイトル、もうネット記事まるだしである。 でも、わかってほしい。…

                                                            年金生活者=山賊論。ルソーと、死をつぶやく若者たち - 悟りの書:なぜ勉強しなければならないの?(はてな出張所)
                                                          • 経済が減速する中、言論弾圧を強化!?――経済と思想から「中国」の今を読み解く/梶谷懐×荻上チキ - SYNODOS

                                                            中国経済の先行き不安が世界経済に大きな影響を与えている。株価の急落を防ぐためにサーキットブレイカーが連日発動し、取引が停止。さらなる市場の混乱をまねく悪循環に陥っている。一方で、昨年から「政府の政策を批判した」として複数の省の幹部や、市民活動家や人権派弁護士、大学教授が逮捕されるなどの言論弾圧も強まっている。中国の経済と言論を巡っていまなにが起きているのか。梶谷懐氏が読み解く。2016年02月10日(水)放送「中国の今を読み解く」(探究モード)より抄録。(構成/山本菜々子) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作っ

                                                              経済が減速する中、言論弾圧を強化!?――経済と思想から「中国」の今を読み解く/梶谷懐×荻上チキ - SYNODOS
                                                            • 『未来をはじめる 「人と一緒にいること」の政治学』で新しい未来をはじめるための第一歩を踏み出す - HONZ

                                                              この本は、東京大学社会科学研究所教授で政治思想史・政治哲学を専門とする著者が、東京都の豊島岡女子学園中学・高等学校で行った全5回の政治を考えるための講義を取りまとめたものである。大学教授による政治講義とはいっても、本書は学生との対話形式で平易な語り口で進められるので、幅広い層の読者が楽しみながら読み通せるはずだ。本書の魅力は分かり易さだけではない。著者は、政治思想史で重要な役割を果たした人物とその発想の根幹を解説していくことで、現代社会を取り巻くさまざまな社会問題を根本から考えるために必要な知恵を与えてくれる。さまざまな政治や人間関係から無縁ではいられない大人にも、多くの発見がある。 政治とは結局、「人と一緒にいるということ」なのだと著者はいう。ホモ・サピエンス以外の類人猿や狩猟採集生活を送る人々を見ても分かるように、人類は誕生したそのときから砂粒の個人として生きてきた訳ではない。「人と一

                                                                『未来をはじめる 「人と一緒にいること」の政治学』で新しい未来をはじめるための第一歩を踏み出す - HONZ
                                                              • 自由科学と真正性の水準 - 地下生活者の手遊び

                                                                美人投票の果てに - 地を這う難破船 ローチの議論を検討するにあたり、ちょっちハーバーマスから離れますにゃ。 長くなっちゃったよ。 価値は知識についてくる ローチの議論は差別的な言説に対してきわめてラディカルな「観点」「立場」に立っている。いかなる命題も特定の「価値」「立場」において退けられてはならない、「すべての女は肉便器である」という命題に対してさえも、「批判の前にさらけだされ、しかもその間違いを暴露しようとする試み」なしに退けられてはならない――ということです。つまり、知識の自由をのみ否定する彼の議論は、「価値」「立場」に対する相対主義的な観点に支えられている。いや、相対主義という言葉は正しくない。ローチは「相対」するもの、「相対」させるもの、として「価値」「立場」を扱っていない。 ローチの議論は確かに魅力的だと感じますにゃ。 疑似科学とその批判に首を突っ込んでいる身としては、知識の

                                                                  自由科学と真正性の水準 - 地下生活者の手遊び
                                                                • 上座部系の仏教は科学と馴染みやすいです - finalventの日記

                                                                  弾小飼さんもお好きみたいだけど。 ⇒12時超えました - 開発チエの日記 いずれ、まじで修道院行くかも知れませんが、科学信仰を捨てるのも難しそうです。 というとき、上座部系の仏教は科学と馴染みやすいですよ。 日本ではあまり知られないかも、いや知られているのかなわかんないけど、米国でも意外と上座部系の仏教が、マインドフルネスとして盛ん。 ⇒極東ブログ: マインドフルネスとしての仏教 ただ日本の上座部系の仏教は、弾さんお好みのA・スマナサーラ師ではないけど、アジアから直輸入みたいなのがあるけど、個人的には、米国経由のほうがわかりやすいんじゃないかな、ただ、解説書は英書になるか。 これはけっこうプラクティカル。とくに勧めるわけではないけど。 ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践: 地橋 秀雄 チベット系の仏教とか、ダライラマのようなゲルクとかもだけど、日本人で好きな人は多いと思うけど、

                                                                  • 大澤真幸『社会学史』を叩く同業者たちのストレス度合い – Days of tricks

                                                                    大澤真幸『社会学史』を叩く同業者たちのストレス度合い by Kato Kosei · 公開 2019年6月15日 · 更新済み 2019年9月4日 大澤真幸『社会学史』をフロイトのとこまで読みました。 ここまで出てきた思想家はアリストテレス、グロティウス、パスカル、ホッブス、ルソー、ロック、コント、スペンサー、マルクス。 この本、なかなか興味深い受容のされ方をしていて、社会学についての完全な門外漢の方々からは、概ね高評価。あるいは絶賛。読みやすいと。 一方、思想史が専門の人たちからは、読むに値しない駄本だと切り捨てられている。その尻馬に乗る人もちらほら出てきた。 何故かというと、思想史が専門といってもそれぞれに得意領域があるわけです。古代から中世あたりがメインの人、フロイトが専門の人、マルクスが専門の人などなど。 そういう人たちから見れば、「大澤真幸は一知半解のまま論じている」「無茶苦茶な

                                                                      大澤真幸『社会学史』を叩く同業者たちのストレス度合い – Days of tricks
                                                                    • 『#名画で学ぶ主婦業 再び主婦はつぶやく』 - ママンの書斎から

                                                                      楽しみにしていた本が届きました。 『#名画で学ぶ主婦業 再び主婦はつぶやく』です。 #名画で学ぶ主婦業 posted with ヨメレバ 田中久美子(美術史) 宝島社 2019年06月 楽天ブックス Amazon Kindle 前作が好評で続編が いくつかご紹介(画像あり) 「運動会の席取り、熾烈すぎ」 「3連休後、子どもたちを幼稚園に送り出した母。」 「これを買ってくれるまで売り場から動かないと宣言して早30分」 さらにご紹介(画像無し) コラムで西洋美術史を学ぶ 前作が好評で続編が 昨年の秋にご紹介していた、『#名画で学ぶ主婦業』の続編です。 www.mamannoshosai.com 前作が話題になり、テレビなどでも取り上げられたりしていました。 私も「ミ〇ネ屋」を観ていたら、続編が発売されたとのことだったので、さっそく注文してみました。 いくつかご紹介(画像あり) いや~、今回も笑

                                                                        『#名画で学ぶ主婦業 再び主婦はつぶやく』 - ママンの書斎から
                                                                      • 政教分離原則の歴史 - 研究生活の覚書

                                                                        ジャン・ジャック・ルソーの『社会契約論』第四篇第八章に“civil religion”というよく分からない概念が書かれている。長さにして2頁くらいで、本当に最後の最後に唐突に出てきて、それきりになっている。学部学生時代、ハンナ・アレントの文献を読むゼミに出席していた時、当時の政治思想史の教授がふっと、「あれ、よく分からないんだよね」と言っていた。なぜこの話が出てきたのかは、私はもう憶えていないが、たぶんギリシャの政治と宗教の問題をアレントが論じていた時に、教授が思い出したのだろう。 ニコロ・マキャベリは、領主としてのローマ教皇の存在がイタリアの統一を妨げていると考えていたのは有名なわけだが、彼の宗教としてのキリスト教に対する否定的な感情は、『ローマ史論』の中に出ていて、要するに「キリスト教は共同体への英雄的な献身を生み出さないが、異教(古典古代のギリシャ・ローマ)の宗教ではそれを讃える」と

                                                                          政教分離原則の歴史 - 研究生活の覚書
                                                                        • 中二病、あるいは厨をめぐる用語史抄その1

                                                                          前々エントリー「流行り言葉の栄枯盛衰:ギャルとフェチ」を承けて続く: 今回のテーマは「中二病」ないし「厨二(ちゅうに)、厨(ちゅう)」という言葉である。もっともこのエントリではこの用語の変遷を瞥見することばかりが主眼であり、ここにことさら新しい知見は登場しない。ネット言説に平生触れている者ならば周知の事情を時系列に則して整理しただけの記事である。 「厨二」はウェブ上のジャーゴンの立場を脱し、すっかり世間に定着しつつある。同時に前エントリー(流行り言葉の栄枯盛衰:ギャルとフェチ)に触れたような、流行語には不可避である「語義の変転」が当然のこととして見受けられる。ところで、その変化に興味深い部分——珍しい分化が生じている。この言葉はちょっと面白い変転を辿っている。一言でいえば「同時に片極化し、拡大もしている」のである。意味が「狭まっ」ていると同時に「拡がっ」てもいる。こうした自家撞着がどうして

                                                                            中二病、あるいは厨をめぐる用語史抄その1
                                                                          • サブカル波動関数論 - 一般意志のネットワーク表現@一般意志2.0 -

                                                                            一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル (2011/11/22) 東 浩紀 商品詳細を見る 《一般意志2.0》は東浩紀の久しぶりの単行本だ。 極めて読みやすい平易な文章で構成されており、内容も特定の作品群に依拠したものではないために、一般向けという印象が強い。メッセージ性が強いのも、そうした印象の理由かもしれない。 僕はあまり理想的な読者ではないと思うが、東浩紀の著作が好きで、今回も発売日当日に買って読んだ。内容がわかりやすかったためかもしれないが、過去作の中で一番読んでいて興奮した。まだ読んでいない人がいたら、ぜひ読んだ方がいいと思う。 (以下ネタばれを含みます、既読者向けの内容です) しかし一般意志2.0は、本当に実装可能なのだろうか。所詮は民主主義2.0という題目も、思想書や文化論にありがちな、非現実的な理想論ではないのだろうか。《一般意志2.0》を絶賛しつつ、けれどそれを現実的

                                                                            • 【特別対談】イスラーム法学者・中田考/哲学者、作家・東浩紀――民主主義はこれからどうなるのか?【前編】

                                                                              (写真/有元伸也) ――参院選、東京都知事選が終わり、大した波乱もなく下馬評通りの結果となった。だが、ここに来て、国民国家や民主主義への批判が一層大きくなっているのも事実だ。イスラーム研究家である中田考氏は、そもそも人やモノの移動を禁じ、国民とそれ以外を区別する国民国家には根本的な問題を抱えていると考え、カリフ制こそが国境の存在しない理想の世界だと言う。情報技術を駆使し民主主義のバージョンアップを提起した批評家・東浩紀氏は、動物的な生を保障するグローバルなプラットフォームの上に、小さな最小国民国家が立ち並ぶことこそが、新たな民主主義であるべきだというが、これはどこか中田氏の思想と呼応しないだろうか?まったく異なるアプローチから民主主義の未来を考える、特別対談をここにお届けしたい。(※本対談は、7月28日にゲンロンカフェで行われたものを加筆、再構成したものです) トルコ人の4割がイスラーム国

                                                                                【特別対談】イスラーム法学者・中田考/哲学者、作家・東浩紀――民主主義はこれからどうなるのか?【前編】
                                                                              • 内村鑑三 後世への最大遺物

                                                                                一篇のキリスト教的演説、別にこれを一書となすの必要なしと思いしも、前発行者の勧告により、印刷に附して世に公(おおやけ)にせしに、すでに数千部を出(いだ)すにいたれり、ここにおいて余はその多少世道人心を裨益(ひえき)することもあるを信じ、今また多くの訂正を加えて、再版に附することとはなしぬ、もしこの小冊子にしてなお新福音を宣伝するの機械と[#「機械と」はママ]なるを得ば余(よ)の幸福何ぞこれに如(し)かん。 明治三十二年十月三十日 この講演は明治二十七年、すなわち日清戦争のあった年、すなわち今より三十一年前、私がまだ三十三歳の壮年であったときに、海老名(えびな)弾正(だんじょう)君司会のもとに、箱根山上、蘆の湖の畔(ほとり)においてなしたものであります。その年に私の娘のルツ子が生まれ、私は彼女を彼女の母とともに京都の寓居に残して箱根へ来て講演したのであります。その娘はすでに世を去り、またこの

                                                                                • ジョージ・オーウェルの『1984年』を2010年に再訪 - マスコミに載らない海外記事

                                                                                  Richard Mynick 2010年6月12日 大衆的語彙の中に初めて登場して以来、“オーウェル的”という言葉は、典型的な“全体主義国家”の姿を呼び起こす。秘密警察だらけの一党独裁、自国民をスパイし、異議を唱える連中を弾圧し、恣意的逮捕や、囚人の拷問を行い、永久戦争を遂行し、ご都合主義のために歴史を書き換え、自国の労働人口を貧困化させ、ダブルシンク(二重思考、つまり“二つの相反する信念を、同時に心の中に保持し、両方の信念を受け入れる力と、定義される思考体系)に根ざす政治論議。 多くのアメリカ人は、この“オセアニア”描写が、20世紀中期の最も影響力がある不滅の英語小説の一冊、ジョージ・オーウェルが書いた『1984年』にある未来の暗黒郷であることは容易にわかるだろう。 多数のアメリカ人が、この描写が自らの社会そのものにもあてはまると思うかどうかは、また別の話だ。しかし2000年の大統領選挙

                                                                                    ジョージ・オーウェルの『1984年』を2010年に再訪 - マスコミに載らない海外記事