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人口学の検索結果1 - 40 件 / 119件

  • ドキッ! 死体だらけの平安京! ポロリもあるよ! ―命の重さの日本史― - バッタもん日記

    はじめに 私はノーテンキな進歩主義者です。人類は少しずつ、一進一退を繰り返しながらも精神面で進歩し続けていると固く信じています。その根拠の一つは、街中で歩きたばこや立小便や痰吐きなどの下品な行為を見かけることが減った、というような日常の些細な感覚です。そして最大の根拠は、「命が大事にされるようになったこと」です。具体的に数値で見ると、日本における殺人事件は減り続けています。 参考:平成12年版 警察白書 平成29年版 犯罪白書 日本人は長い年月を経て、命を大事にするようになりました。言い換えれば、昔の日本人は命を大事にしない蛮族であったということです。平然と殺し合いをしていました。歴史家の言葉を引用します。 光源氏が王朝時代の貴公子の理想像であることについて、これまでのところ、その優れた容姿や豊かな才能などが取り沙汰されるのが普通であった。だが、実のところは、理不尽な暴力事件を起こさないと

      ドキッ! 死体だらけの平安京! ポロリもあるよ! ―命の重さの日本史― - バッタもん日記
    • エンデミックに至る過程で予想される大量の高齢者の死 今が未来を変えるラストチャンス

      これはこの研究の著者が、さまざまな高齢国をシミュレーションしてくれたグラフです。灰色のラインが免疫持続期間が3ヶ月の場合です。 赤で囲ってあるのが日本ですが、ここで分析している国々の中で最も多い死亡者数になっています。 日本は超高齢国として知られていますが、極めて厳しい状態です。しかもこの状況がずっと持続する。 エンデミック化した時の介護の現場がどうなるだろうと想像してみて下さい。コンスタントにクラスターが発生するでしょうし、その機会に利用者の人たちにお迎えが来てしまうでしょう。そういうことを繰り返さざるを得ない社会が来ます。 ハイリスクの場とは言え、面会の制限など極端に厳しい感染予防もどこかで諦められると思います。社会としてコロナを皆さんで受け入れることになるので、感染頻度もこれまでよりも高くなります。 命を守りながら進むこともできる——しかし日本では高齢者は予防接種率が非常に高いです。

        エンデミックに至る過程で予想される大量の高齢者の死 今が未来を変えるラストチャンス
      • 「生涯子供なし」現18歳女性で最大42% 男性は5割も - 日本経済新聞

        生涯にわたって子供を持たない人が2005年生まれの女性(23年に18歳)の場合で、最大42%に達すると推計されることがわかった。男性はさらに多く5割程度になる可能性がある。先進国でも突出した水準だ。子供を持たない人の増加は少子化による人口減少を招くだけでなく、家族による支え合いを前提とした社会保障制度にも変更を迫る。人口学では50歳時点で子供を持たない女性を「生涯無子」と見なす。男性は女性と比

          「生涯子供なし」現18歳女性で最大42% 男性は5割も - 日本経済新聞
        • フィル・ザッカーマン「世界全体で宗教の衰退が起きている」 | 近代化は宗教にとって都合が悪い

          2022年、ドイツでは50万人超という記録的な数の人がカトリック教会を離れた。フランスでも、国立統計経済研究所と国立人口学研究所の調査で初めて、国民の過半数が無宗教だという結果が出た。英国でも国民の過半数がキリスト教徒でないことがわかった。米国は聖書と結びついた国だが、それでも成人の3分の1が無宗教だ。チュニジアでも無宗教の人は、2013年の13%から増加し、2019年には30%になっている。 近代化と技術進歩の結果、宗教は衰退せざるをえない──。それが1970年代まで、社会学の世界の通説だった。ところがこの数十年は、宗教の復権を語る知識人が目立っていた。 プロテスタントの社会学者ピーター・L・バーガーは、「いまの世界は、これまでの世界と同じように強烈に宗教的だ」と主張した。イスラム世界を研究する学者のジル・ケペルも「宗教の逆襲」を語った。たしかにイスラム原理主義やキリスト教福音派の勢力の

            フィル・ザッカーマン「世界全体で宗教の衰退が起きている」 | 近代化は宗教にとって都合が悪い
          • 10代の少女がピタゴラスの定理の新しい証明を示す、「最も美しい証明」と評価

            アメリカ数学会で2人の10代の少女がピタゴラスの定理について新しい証明方法をプレゼンテーションしたことが話題になっています。応用数学の専門家であるキース・マクナルティ氏は「性別、民族、社会人口学的背景に関係なく、喜びと情熱があれば誰でも、研究分野での卓越性は達成可能であることを示す素晴らしい出来事」と評しているほか、その証明方法自体が波紋を呼んでいます。 Here’s How Two New Orleans Teenagers Found a New Proof of the Pythagorean Theorem | by Keith McNulty | Apr, 2023 | Medium https://keith-mcnulty.medium.com/heres-how-two-new-orleans-teenagers-found-a-new-proof-of-the-pytha

              10代の少女がピタゴラスの定理の新しい証明を示す、「最も美しい証明」と評価
            • 「自粛しないとバンバン死ぬ!」新型コロナ対策の行動自粛効果を可視化した動画が話題。(イタリアの感染爆発のステップ解説と「軽症とは」解説付き)

              ◆まとめの構成◆ ●行動を自粛した場合/しない場合の比較動画と反応 ●解説動画「コロナウイルスとは何か & あなたは何をすべきか」 ●イタリアの感染爆発の経過 ●「軽症」とは? ●ウイルス研究者の叫び~いま感染を止めるために何をすべきか~◁こちらは下記まとめに移動しました。 https://togetter.com/li/1486637 岸田直樹,MD,MPH,PhD,CEO【救急総合内科医/感染症コンサルタント/歴史家/人口学研究】 @kiccy7777 ”行動自粛” がどのように効果があるか? 実感しにくいと思います これでイメージしてみて下さい 一人ひとりの行動が 流行と病院の機能維持に とても大きな影響を与えます コロナとの戦いで大切なのは 医療ではなく みなさんの行動 です 東京はメガシティーなのです 左:自粛(-) 右:自粛(+) pic.twitter.com/WIy57zf

                「自粛しないとバンバン死ぬ!」新型コロナ対策の行動自粛効果を可視化した動画が話題。(イタリアの感染爆発のステップ解説と「軽症とは」解説付き)
              • 少子化を食い止めるべきだというのは皆分かっているはずなのですが、なぜ小手先の政策しか出てこないのでしょうか。 | mond

                少子化を食い止めるべきだというのは皆分かっているはずなのですが、なぜ小手先の政策しか出てこないのでしょうか。 少子化問題が他の(環境・福祉などの)社会・政治問題と大きく異なるのは、大半の社会問題は「政府が制度を導入して正しく実施させること」でおおよそ達成されるのに対し、少子化問題は「国民自身が行動を変化させること」がもっぱら必要で、政府はせいぜいそのお膳立てしか出来ないという点です。 福祉政策や再分配などは、政府が何か適切な政策を導入することがゴールです。環境問題でも、例えばごみのポイ捨てを厳しく禁止することでポイ捨ての抑制は可能です。極端な話、家の中含めたあらゆるところに監視カメラがある完璧な監視国家であれば、ポイ捨てを厳格に発見してそれを罰することができます。一般に「〇〇するな」という禁止命令は、監視国家なら強制することで実現可能です。 これに対し、少子化問題は「子供を産め」という「〇

                  少子化を食い止めるべきだというのは皆分かっているはずなのですが、なぜ小手先の政策しか出てこないのでしょうか。 | mond
                • 子育ては本来「大家族で複数の大人でするもの」なので、核家族化した現代社会では相当チャレンジングなのではという話

                  五味馨 @keigomi29 子どもが生まれて一年半経って思うのですが、人類史のほとんどの期間は群れないし大家族で複数の大人が複数の子どもを育ててきたと聞いている通り、ヒトという生物は親が1人で子の世話をするようには進化しておらず、核家族を主たる形とする現代の我々は無謀ともいえる大きな挑戦をしているのでは 2021-09-14 22:32:41 五味馨 @keigomi29 上記は親になってみての個人的な感想、以下人口学にも首を突っ込んでいるので考えると理由が何であれ再生産に不向きな社会は人口が維持されずそのままいけばいずれ消滅します。現代まで残ってきた社会で子どもの誕生や成長が優先され祝われてきたのも、そうでない社会は単に滅びて歴史から消えるから。 2021-09-14 22:42:00 五味馨 @keigomi29 しかし人口の現象は世代が重複していることから徐々に進みます。私たちの社

                    子育ては本来「大家族で複数の大人でするもの」なので、核家族化した現代社会では相当チャレンジングなのではという話
                  • 合計特殊出生率の計算式の1971年変更について - remcat: 研究資料集

                    今日の東京新聞ウェブサイト (TOKYO Web) にこんな記事が載っていた: 少子化対策の重要な指標の一つ「合計特殊出生率」の公表値が、実態より過大であることが分かった。基となる厚生労働省の統計の対象が「日本における日本人」で、外国人の女性は計算に入らないのに、国際結婚で生まれた日本人の子は入っているためだ。 ――――― 東京新聞「合計特殊出生率 実態は公表値よりもっと低かった…専門家が「信じられない」統計手法とは」(TOKYO Web 2023年7月2日 06時00分) https://www.tokyo-np.co.jp/article/260366 うん。まあそれは専門家なら誰でも知ってる話である。そういう計算式であることは以前から公表されていて、この50年間一貫してるのだから、それで計算した結果が何を意味してるかについてちゃんと議論すればよかろう。 これ自体はそういうことなのだが

                      合計特殊出生率の計算式の1971年変更について - remcat: 研究資料集
                    • 2019-nCoVについてのメモとリンク

                      リンク集目次 国内外の状況 政府機関・国際機関等 学術情報 疫学論文 分子生物学/ウイルス学論文 臨床論文 インフォデミック関係 ワクチン関係 変異株関係 時系列メモ目次 新型コロナウイルス(2020年1月6日,11日) インペリグループによる患者数推定(2020年1月18日) 患者数急増,西浦さんたちの論文(2020年1月20日,23日) WHOはPHEIC宣言せず(2020年1月23-24日) 絶対リスクと相対リスク(2020年1月26日) 研究ラッシュが起こるかも(2020年1月27日) なぜ新感染症でなく指定感染症なのか? なぜ厚労省令でなく閣議決定なのか?(2020年1月27日) コロナウイルスに対する個人防御(2020年1月27日) 国内ヒト=ヒト感染発生(2020年1月28日) フォローアップセンター設置,緊急避難等(2020年1月29日) PHEICの宣言(2020年1月3

                      • 入試国語選択問題の「正解」について――早稲田大学教育学部の説明責任/重田園江 - SYNODOS

                        2022年2月19日に行われた、早稲田大学教育学部一般入試の国語問題(第一問)に、私の著書『フーコーの風向き-近代国家の系譜学』(青土社、2020年)の一部が用いられた(44-51ページ)。 それについて、はじめは何の気なしに問題を解いてみた私は、結果的に以下の問い合わせを早稲田大学入学センターに行うことになった(3月4日。メールの一部を改変なしに引用)。 貴学の教育学部国語の第一問に、私の著書『フーコーの風向き』からの出題がありました。 先日解答例が公表されましたので、それについての質問です。 貴学の解答例 問一 イ 問二 ハ 問三 ニ 問四 ホ 問五 イ 問六 ホ 問七 ニ 問八 ハ 河合塾・代ゼミの解答速報(全く同じ) ホ ハ ニ ホ イ ホ ニ ハ 駿台予備校の解答例 ホ ハ ハ ニ イ ホ ニ ハ この論文全体の論旨、およびフーコーの思想を研究してきた上での私が考える解答例 ハ 

                          入試国語選択問題の「正解」について――早稲田大学教育学部の説明責任/重田園江 - SYNODOS
                        • なぜ「趣味」が社会学の問題となるのか――『社会にとって趣味とは何か』編著者・北田暁大氏インタビュー【後篇】|Web河出

                          いよいよ発売の、北田暁大+解体研[編著]『社会にとって趣味とは何か』。一見わかりにくいタイトルの本書は、いったいどんな書物なのか。北田暁大さんに訊いてみた。前篇・後篇、2回に分けてお届けする。 (前篇はこちら) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 3◇「差異化の論理」との向かい合い方 ――本書のように趣味を捉えると、従来のサブカルチャー論などとどのように違ってくるのでしょう? 北田■たとえば、『神話解体』が出される以前の80年代~90年代初頭の文化論って、ものすごく記号論的、というか、他者との差異を示す記号として趣味を捉えるという志向性が強かったと思うんです。商品や消費対象である文化的生産物の「内実」の序列ではなく、横並びの記号化された商品・生産物の、記号的な差異を示すことに強い意味がみいだされる。ファッション、モードが一番良く採りあげられてい

                            なぜ「趣味」が社会学の問題となるのか――『社会にとって趣味とは何か』編著者・北田暁大氏インタビュー【後篇】|Web河出
                          • 低移民率を誇る「トランピアンの極楽」日本の瀕死 - 内田樹の研究室

                            「ワシントンポスト」が 8 月 29 日に日本特派員からの衝撃的な記事を掲げた。原文はこちら。https://www.washingtonpost.com/opinions/2019/08/29/japan-is-trumpian-paradise-low-immigration-rates-its-also-dying-country/ 移民流入を劇的に抑制するという極右の願望が実現した場合にアメリカがどんな国になるのか、その一端を知りたければ、日本に来て、私の義父に向いの家のことを尋ねたらよい。 この家の持ち主は、日本の南部の島にある北九州のこのさびれた労働者階級の住宅地で何年か前に死んだ。家は荒れ果て、朽ちるに任されている。相続した人たちの誰もこの家に関心を持っていない。税金は高いし、このような家についての市場の需要は事実上ゼロだからである。 珍しい話ではない。日本の人口の人口は減少

                            • 感染症数理モデルとCOVID-19 | COVID-19有識者会議

                              注:この記事は、有識者個人の意見です。日本医師会または日本医師会COVID-19有識者会議の見解ではないことに留意ください。 今回の新型コロナ流行(COVID-19)は,100年前のスペイン・インフルエンザや90年代におけるエイズ流行に比肩しうるパンデミックであるが,とくにワクチンが開発されない段階における非薬剤的流行制御に関しては,感染ダイナミクスを記述・分析する感染症数理モデルの活用が世界的に広まり,その果たす役割が非常に大きいことが認識されるようになった点に特徴がある。 しかしながら,緊急事態宣言や行動自粛政策の影響はあまりにも大きく,国レベルにおける社会経済的環境との相互作用も十分に検討されていなかった。理論・数理分析の結果をいかに有効な政策に結びつけるかに関しては多くの問題が残されている。 一方で,COVID-19の数理モデル分析によれば,緊急事態宣言や自粛行動は一定の成果をあげ

                                感染症数理モデルとCOVID-19 | COVID-19有識者会議
                              • イタリア南チロルは子育て天国だった! 高い出生率を維持する奇跡の街 | 潤沢な交付金に、あらゆる割引、いたるところに保育所

                                アルプス山脈に囲まれた都市ボルツァーノの中心街にある市庁舎。ステファノ・バルド(38)は授乳休憩で早退をする。 「もちろん僕が授乳するわけじゃないんですけど」運輸行政を担当しているバルドは、妻と子供6人の写真を飾った執務室でこう話す。妻は新生児の世話で家にいる。親のどちらか一方が授乳休憩をとる権利は法律で認められているし、彼は子供たちのお迎えに行かなくてはならない。 「この制度はとても使い勝手がいいんです」 大家族は、イタリアでも次第に過去のものとなった。同国はヨーロッパで有数の低出生率の国であり、ジョルジャ・メローニ首相も教皇フランシスコも、「イタリア人は消滅の危機にある」と警告したほどだ。ところがその趨勢(すうせい)に最も抗っているのが南チロルと呼ばれるアルト・アディジェ地域(ボルツァーノ自治県)とその県都ボルツァーノでは、数十年以上出生率を維持し続けている。 その理由として専門家たち

                                  イタリア南チロルは子育て天国だった! 高い出生率を維持する奇跡の街 | 潤沢な交付金に、あらゆる割引、いたるところに保育所
                                • 保守回帰せずとも、シングルマザーが社会の多数派になれば少子化は解決する

                                  これって別に与太話じゃなくて、エマニュエル・トッドみたいな人口学者の大御所も割と大真面目に言ってるんだよね。 教育水準の上昇→女性の社会進出→晩婚化、未婚化で少子化になる、という構造は確かに人口学的な事実なんだけど その解決として安易に保守回帰をすぐ持ってくる類のアンチフェミが見落としているのは シングルマザー推進で事実上の一夫多妻的な構造に社会全体がなれば政治的問題も少なく、移民もいらず少子化は解決しそう、ってこと。 結局、いろいろボトルネックはあるけど、一番は未婚化が即ち未産化になる構造。 保守化と男性間の経済平等化で未婚化自体を逆転させるっていうアンチフェミが言ってる話は、話は早いけど政治的にはだいぶ難しいだろう。高等教育制限とか間違いなく暴動になるし。 でも、高度な教育と多様な価値観になるにつれて様々な選り好みが激しくなり、未婚化自体は絶対に進行しちゃうのは仕方ないとして、それが未

                                    保守回帰せずとも、シングルマザーが社会の多数派になれば少子化は解決する
                                  • 恋人より収入が多い女性は「家庭内暴力」を受けやすいことが研究で判明(ウィメンズヘルス) - Yahoo!ニュース

                                    今年3月に発表されたオーストラリアの論文によると、男性のパートナーより収入が高い女性は、身体的な家庭内暴力を受ける確率が35%高くなるそう。今回はこの内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。 『Sydney Morning Herald』紙によると、これはオーストラリア統計局が10年以上かけて行った調査から分かったことで、カップルの収入の半分以上を女性が稼ぐようになった瞬間、その女性が感情的な虐待を受ける確率も20%高くなる。 また、この(感情的な虐待を受ける)リスクは、女性が占める収入の割合が大きくなるにつれ、高くなる。 この調査はオーストラリアで行われた。でも、調査員のロバート・ビリングと研究所特別会員のインユンジー・チャンは、年齢、収入、居住国に関わらず、男性のパートナーより稼ぐ女性は、家庭内暴力を受けるリスクが大幅に高くなることを発見。 「家庭における女性の収入の割合が高

                                      恋人より収入が多い女性は「家庭内暴力」を受けやすいことが研究で判明(ウィメンズヘルス) - Yahoo!ニュース
                                    • 江戸時代の人口変化の地理的分布を見る (新1) - macroscope

                                      【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 【この記事を記事カテゴリー「歴史気候」にいれたのは、将来の構想として気候の話題につなげようと思っているからですが、この記事自体には気候の話はありません。】 - 1 - 日本の江戸時代には、幕府による人口調査が、1721年から1846年まで、原則6年ごとにおこなわれた。(ただし、人口の定義が近代とちがうところがある。ひとつあげれば、武士の人口は調査対象にふくまれていなかった。) 各藩にしらべさせたものをまとめ、「国」(大宝律令 (701年) 以来の「令制国」、たとえば武蔵の国、出羽の国)ごとに集計した。ところが、この人口調査の公式な記録は残されなかった。「国」ごとに集計された値は、さまざまな文書に分散してのこっていて、関山(1958), 高橋 (1971), 南 (1978, 1984) など、研究者がほりおこして出版した

                                        江戸時代の人口変化の地理的分布を見る (新1) - macroscope
                                      • 少子化対策なぜ「ずれる」 自民会合を緊張させた人口学者の分析 | 毎日新聞

                                        人口学が専門の鎌田健司・明治大専任講師=東京都千代田区の明治大駿河台キャンパスで2023年5月31日、横田愛撮影 「少子化トレンドの反転」。岸田文雄政権の少子化対策「こども未来戦略方針」の中で、繰り返し登場する目標だ。その実現に向け、来年度から3年間の「加速化プラン」で3兆円超と見込む事業費のうち、1兆円超を充てるのが児童手当など経済的支援の強化策。だが、ある人口学者は出生率の改善につながるかは「懐疑的だ」と語る。背景には日本の少子化の原因と、対処策の「ずれ」があると言うが、どういうことなのか。【横田愛】 今年2月、国会内で開かれた自民党議員の会合に緊張感が漂った。講師として招かれていたのは国立社会保障・人口問題研究所の鎌田健司氏(現・明治大専任講師)。人口学が専門で、国内外の研究成果に基づき経済的支援は「出生率改善の効果が見えづらい」と説明したところ、児童手当の大幅拡充を持論とする議員ら

                                          少子化対策なぜ「ずれる」 自民会合を緊張させた人口学者の分析 | 毎日新聞
                                        • 裕福な地域と貧しい地域の違いが「下水に含まれる物質」から判明

                                          by Antranias 裕福な人々が多く住む地域と貧しい人々が多く住む地域では、住環境や治安、教育環境などさまざまな点に違いがあります。オーストラリアの研究チームは、「排水処理施設から集めた下水のサンプル」を分析した結果、裕福な地域と貧しい地域には大きな違いがみられたと報告しました。 Social, demographic, and economic correlates of food and chemical consumption measured by wastewater-based epidemiology | PNAS https://www.pnas.org/content/116/43/21864 There's a Depressing Difference Between The Sewage of Wealthy Areas And Poorer Ones htt

                                            裕福な地域と貧しい地域の違いが「下水に含まれる物質」から判明
                                          • 【読書感想】日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?~結婚・出産が回避される本当の原因~ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                            日本の少子化対策はなぜ失敗したのか? 結婚・出産が回避される本当の原因 (光文社新書) 作者:山田 昌弘発売日: 2020/05/19メディア: 新書 Kindle版もあります。 日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?~結婚・出産が回避される本当の原因~ (光文社新書) 作者:山田 昌弘発売日: 2020/05/29メディア: Kindle版 「1・57ショック」(1990年)から30年もの間、出生率が低迷している日本。 当然の結果として、21世紀に入り人口減少が始まっている。 欧米人からは「なぜ日本は少子化対策をしてこなかったのか」と驚かれる。 一方、アジアの国々の人からは「日本のようにならないためにはどうすればよいか」と聞かれる。 日本を反面教師としようとしているのである。 家族社会学者である著者は、日本の少子化対策が事実上失敗に終わっているのは、 未婚者の心と現実に寄り添った調査、分析

                                            • 「500年後に日本人が佐藤だけになる」という試算の問題と改善 - ill-identified diary

                                              この記事の要約 はじめに 問題点の要約 (追記) 先行研究について GARCH(っぽい)モデルによるシミュレーション シミュレーション前の理論分析 選択的夫婦別姓との比較 (追記) ゴルトン゠ワトソン分枝過程について 使用するデータ シミュレーションの技術的な補足 乱数生成について GARCHモデルの結果 シミュレーションの追試 より複雑なシミュレーションについて 男女別 世代重複 創作苗字 三親等の婚姻禁止ルール より高度な人口学的モデル 結論 2024/4/22: 先行研究とゴルトン゠ワトソン分枝過程の解説の追記 2024/4/23: 多数の言い回しのおかしい箇所の校正 2024/4/24: グラフ上の記載ミスとグラフ描画コードを修正 この記事の要約 先日報道された「500年後に日本人が佐藤だけになる」という試算の内容に違和感を覚えた. 資料を確認してみると, 大きな問題のある方法で試

                                                「500年後に日本人が佐藤だけになる」という試算の問題と改善 - ill-identified diary
                                              • 普遍的価値観のある世界の大思想のありか。~四大文明の世界の大思想とそれ以外の思想の存在価値 - 日々是〆〆吟味

                                                知られたものと知られていないもの 〜でも、それと中身は一緒じゃないかも 立場を超える普遍的価値観のある大思想 普遍思想はどこにある? ユーラシア大陸産の普遍思想 特殊地域と独自性 気になったら読んで欲しい本 【トッド『新ヨーロッパ大全』】 知られたものと知られていないもの 〜でも、それと中身は一緒じゃないかも 立場を超える普遍的価値観のある大思想 人が集まればまとめるために決定権を持つ人間が現れて政治が成り立つ、ととりあえず考えてみるとして、でもその一人だけでみんな決めてしまわれたら周りも困ることがあるよ、という異議申し立ても現れてくるんじゃないかな、とも考えてみました。そこでこうした対立関係があると仮定してみまして、上でもなく下でもないような、みんなひっくるめて考えていけるものとして普遍的な思想、というものがあるかもしれない、ともまた考えてみましょう。 普遍思想はどこにある? こうした思

                                                  普遍的価値観のある世界の大思想のありか。~四大文明の世界の大思想とそれ以外の思想の存在価値 - 日々是〆〆吟味
                                                • 解禁ムードの今伝えたい「隙を突くウイルス」の本質 前編|中央公論編集部|中央公論.jp

                                                  Go To トラベルやイートが導入された10月半ばに、「解禁ムード」に警鐘を鳴らす対談を行った。 日本の理論疫学のエースである西浦博教授と、共著書『新型コロナからいのちを守れ!――理論疫学者西浦博の挑戦』(中央公論新社)を12月10日に刊行する川端裕人氏による対談の「後半部」をお届けする。 GoToや海外渡航解禁は大丈夫? 川端 GoToキャンペーンの本格化や国際的なビジネス移動の解禁が始まりましたが、大丈夫なのでしょうか。 西浦 感染予防の観点からは、これらは決してよい要素ではありません。私自身はこれまで「感染者が増えた場合の備えがない限り、移動の解禁は困る」と、リスク軽視を危惧する立場から発言をしてきました。でもGoToをやるとなれば、私たちがいくら「ダメです」と訴えたところで、経済的理由で始まってしまう。だとしたら一歩大人になって開き直り、専門家として何ができるかを考えるしかありませ

                                                    解禁ムードの今伝えたい「隙を突くウイルス」の本質 前編|中央公論編集部|中央公論.jp
                                                  • 中国の初婚年齢の高齢化が加速、低学歴男性は生涯結婚困難 - 黄大仙の blog

                                                    調査によると、中国では初婚年齢の高齢化が加速しており、晩婚化の特徴が顕著になっています。結婚市場における低学歴層の不利は激化しており、農村部の低学歴男性の生涯非婚率は今後も上昇し続ける可能性が高い。 中国国内ニュースサイト百度新聞に掲載された記事より。 中国の晩婚化が進む 今年初めに発表された公式の人口データによると、中国の人口は約60年ぶりにマイナス成長となり、人口減少の原因となった結婚と子育ての問題にも注目が集まっています。 中央財経大学社会心理科学部の張現苓准教授と首都経済商科大学労働経済学院の盛亦男教授は、1990年から2020年までの全国人口調査、全国人口標本調査などのデータを用いて、結婚・出産がどの程度先延ばしされているかを示す研究論文『1990年から2020年までの中国における結婚・出産先延ばし:傾向の変化と典型的な特徴』を人口学専門誌「人口研究」に発表し、結婚や出産の先送り

                                                      中国の初婚年齢の高齢化が加速、低学歴男性は生涯結婚困難 - 黄大仙の blog
                                                    • アメリカ内戦を予見した衝撃のベストセラー『How Civil Wars Start』|一田和樹のメモ帳

                                                      Barbara F. Walterの『How Civil Wars Start_ And How to Stop Them』(Crown、2022年1月11日)を読んだ。 【追記】日本語版が出ていた。『アメリカは内戦に向かうのか』(東洋経済新報社、2023年3月24日) 本書は30年にわたり、内戦の研究を続け、CIAのPolitical Instability Task Forceにも参加したことのある著者によるアメリカ内戦の可能性と対策について書かれたものである。発売後、さまざまな媒体で取り上げられ、話題になっている。 【追記】本書でよく参照されていたCIAの内戦に関するレポートを下記記事で紹介しました。 内戦が起きた場合、決着まで平均10年以上かかる ●本書の内容本書は過去の統計と事例から内戦が起こる条件と、対策についてまとめた本であり、アメリカがすでに内戦前夜と言える状況にあることを

                                                        アメリカ内戦を予見した衝撃のベストセラー『How Civil Wars Start』|一田和樹のメモ帳
                                                      • 読書メモ:『恋人選びの心:性淘汰と人間性の進化』 - 道徳的動物日記

                                                        恋人選びの心―性淘汰と人間性の進化 (1) 作者:ジェフリー・F.ミラー 発売日: 2002/07/15 メディア: 単行本 davitrice.hatenadiary.jp 『Virtue Signaling』の書評で書いたようにわたしはジェフリー・ミラーは文筆家としてはあまり好ましく思っていないところがある。『恋人選びの心』も、「人間に特有の知性や言葉や芸術性やユーモアはすべて性淘汰の産物として進化してきた」という理論でなんでもかんでもされており、「牽強付会」という感が付きまとう。 とはいえ、ミラーが提示しているのあくまで仮説であり「この仮説を使えばあんなこともこんなことも説明できますよ」というデモンストレーションとして、批判は承知のうえで、あえていろんな物事について「性淘汰とシグナリング」の理論を当てはめて説明しているのかもしれない。 この本の1〜3章では、ダーウィンによる性淘汰の発

                                                          読書メモ:『恋人選びの心:性淘汰と人間性の進化』 - 道徳的動物日記
                                                        • 【世界の人口学者も困惑】日本で始まった未知の人口構造

                                                          テネシー州メンフィスにあるローズ・カレッジ国際研究学部准教授。人口動態と安全保障に関するエキスパート。米外交問題評議会メンバー。米人口統計局評議委員。2022年度ウッドロー・ウィルソン国際学術センター・フェロー。マックス・プランク人口研究所で研究に従事し、メリーランド大学で政治・行政学の博士号を取得。ファイ・ベータ・カッパ(全米優等学生友愛会)会員。アメリカ国防総省で人口統計コンサルタントとして活躍し、脚光を浴びる。著書にThe Future Faces of War: Population and National Security(『戦争の未来の局面――人口と国家安全保障』、2010年、未訳)があり、Research Agenda for Political Demography(『政治人口学の調査事項』、2021年、未訳)を編纂。 米国防総省・人口統計コンサルタントの人類超長期予測

                                                            【世界の人口学者も困惑】日本で始まった未知の人口構造
                                                          • アメリカ政治に地殻変動を引き起こす人口大移動──「赤い州」を青く染める若者たち

                                                            共和党の牙城と見られてきた保守州にも若い世代の住民が移り住んできている SHANA NOVAK-DIGITALVISION/GETTY IMAGES <民主党優勢の州からの移住者増加によって、共和党の牙城は崩れつつある。「早ければ11月の大統領選で結果に結び付く」との見方も。本誌最新号「米大統領選2020:トランプの勝算 バイデンの誤算」特集から> その昔、アメリカ東部のバージニア州は赤(共和党のシンボルカラー)の牙城だった。が、今は青(民主党)だ。 同じことは西部のカリフォルニアやオレゴン、ワシントン、コロラド、ニューメキシコ、そして北東部のニューハンプシャー各州にも言える。南のアリゾナやノースカロライナも青に染まりつつある。もしかしたらジョージアやテキサスも。 ジョージアでは11月の選挙に向け共和党の現職上院議員が苦戦している。ノースカロライナでは民主党の上院議員候補が優勢で、赤いはず

                                                              アメリカ政治に地殻変動を引き起こす人口大移動──「赤い州」を青く染める若者たち
                                                            • 人口学者が警鐘「ロシアとウクライナの人口減少は加速し、深刻な損失をもたらす」 | ウクライナのほうが見通しは暗い

                                                              現在、戦争を理由にウクライナを離れた人は約1000万人で、600万人以上が避難民の登録を受けている。ウクライナにおける戦争は人口にどのような影響を及ぼしているのか、そもそも戦争が国の人口に与える影響とはいかなるものか、戦時の統計では何が起きているのか。 ロシア連邦国家統計庁に所属していたが、2021年にロシア政府の新型コロナウイルスに関する統計の不正を告発して解雇された人口予測の専門家アレクセイ・ラクシャは、もともと存在した人口減少の流れに、現在の戦争がさらに拍車をかけるかもしれないと予想する。「ホロド」と「ルベージュ」誌が共同でラクシャにインタビューを行った。 ──そうすると、損失はどう計算すればいいですか? 「メディアゾーン」による死者数の発表や、テレグラムチャンネル「イシー・スヴォイフ」、「ゴリュシュコ」(註:いずれも戦死者の情報を伝え家族を探し出すための有志によるSNS)、それから

                                                                人口学者が警鐘「ロシアとウクライナの人口減少は加速し、深刻な損失をもたらす」 | ウクライナのほうが見通しは暗い
                                                              • 「2019年生まれ90万人割れ、日本人毎年50万人減少」時代の生き抜き方 | 文春オンライン

                                                                政府が不思議とショッキングな言い方で「2019年生まれが90万人割れした」と発表していました。 実際には、子どもを出産可能な女性の数が減ったので、人口学的に考えれば当然90万人割れしてもおかしくない。2019年の出生数が90万人割れすること自体は、何も不思議でもショッキングでもないのです。 でも、急に「日本人が減りますよ」と突きつけられたら、みんなビックリしたんでしょう。 鳥取や島根がまるまる一個なくなるぐらい人が減っていく それは「すでに起きていた未来」であり、「対策が上手くいかなかった過去」に過ぎないのですが。 出生数、初の90万人割れへ 推計より2年早く――自然減50万人超・厚労省(時事ドットコム) https://bunshun.jp/articles/-/22081 私も、東京大学の旧政策ビジョン研究センターで客員研究員をやらせてもらっていた時期に、少子高齢化対策の政策立案のため

                                                                  「2019年生まれ90万人割れ、日本人毎年50万人減少」時代の生き抜き方 | 文春オンライン
                                                                • 縄文時代人骨のライフヒストリーの解明|事業の成果|日本学術振興会

                                                                  古人口学は、古人骨に基づき過去における人口現象(死亡率、性年齢構成など)を復元することを目的とします。従来の縄文人骨の研究では、 15歳時の平均余命は約16年で、65歳以上の高齢個体が全くありませんでした。しかし、人骨の死亡年齢の推定方法が信頼に足るものであったのか、また、人骨標本がその時代の人々の人口構成を反映しているのか、問題点がありました。狩猟採集民の民族学的調査の結果や宗門改帳に記録された江戸時代人など、近代以前の社会で高齢個体が皆無という集団は存在しないからです。また、従来の古人口学的研究では、高齢者の年齢を若く見積もるため、その割合が過小評価されるという批判がありました。 縄文人が何歳で死亡していたかを解明するために、ベイズ推定に基づいて縄文人骨の死亡年齢分布を求めました。ベイズ推定は、あらかじめ分かっている情報に基づいて未知のデータを分析する方法です。観察したのは骨盤の関節の

                                                                  • <4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D20816988EA8E9E816A81698ECA905E82C882B5816A8FAC97D1208F8283588389834383688140323032325F30345F3037814093E08A74957B8D758989817597F688A482CC96F08A8482CD82C882C982A9817633202D2083528373815B>

                                                                    1 豊かで幸せな人生100年時代に 向けた,恋愛の役割はなにか: 恋愛格差社会における支援の未来形 内閣府 人生100年時代の結婚と家族に関する研究会 2022年4月7日 構成員 小林 盾(成蹊大学文学部教授,社会調査研究所所長) 2 自己紹介 社会学者,東京大学,シカゴ大学大学院卒 専門は不平等・貧困  とくに恋愛と結婚,美容,幸福,子供の貧困 手法は統計,インタビュー,フィールドワーク 3 目的 豊かで幸せな人生100年時代に,恋愛の役割は  個人の自由だが,希望者には寄りそいたい  統計,インタビューデータから考える 恋愛は「幸せのエンジン」かも 座長として内閣府「令和3年子供の生活状況調査 の分析 報告書」刊行(2021年12月) 委員として「人生100年時代における結婚・仕事・ 収入に関する調査」データを分析 4 報告書紹介1 貧困と幸福率 貧しいほど,幸せ

                                                                    • コロナ時代の大学生、かわいそうだなと思っちゃう。(大学①) - ベルギーの密かな愉しみ

                                                                      コロナ禍の大学 夏頃どなたかが書いていたことだが、大学がこんなにも混乱しているのは長い歴史の中でも学徒出陣のときくらいだろう。学生紛争の頃なんてまだ甘かったなと。 なんとか無事に入試は終わったものの、入学した学生さんは本当に気の毒だと思う。特に一年生だ、二年生以降はまだ良い。私が一年生なら心が折れていたかもね。一葉の写真でしか顔を知らない教員から、次々と配信されてくるオンライン授業をこなし、レポートを書く日々。クラスメートの誰一人だって顔を見たことがないわけだ。図書館や生協や学食がどこにあるかも知らない。我慢の日々で納得のいかないことだらけだろう。 18歳の一年間って他の人生の時期と比べても大きいと思う。人との触れ合いや何気ないお喋りって大事。出会いがあり発見があり、意見交換や社会活動などを通して成長し、ときに持て余すほどにムダな時間がたっぷりあって……ああ、そうだ、学生時代に付き物のムダ

                                                                        コロナ時代の大学生、かわいそうだなと思っちゃう。(大学①) - ベルギーの密かな愉しみ
                                                                      • 磯田道史著 『感染症の日本史』 江戸時代の人々の知恵に感動し、そして感染症の真の恐ろしさを知る - 時の化石

                                                                        どーも、ShinShaです。 今回のブログでは磯田道史著『感染症の日本史』をご紹介します。江戸時代の人々は「給付金」も「出社制限」も「ソーシャル・ディスタンス」も考案していた。 新型コロナウイルスの感染被害がある、今だからこそ、歴史を見つめ直す意義があると思います。昔の日本人の知恵はすばらしいです。しかし、感染症の歴史というのは、読めば読むほど、すさまじいなぁ。 本書を読むきっかけ 著者プロフィール 本書の紹介 感染症の歴史 日本で発生した恐るべき感染症 すでに行われていた給付金、医療支援 本書の感想 世界で拡大する新型コロナウィルス の被害 あとがき 本書を読むきっかけ いつものように、本屋さんにふらふらと出かけました。そこで、新書のコーナをみていると、この本が目にとまりました。これは、少し前に読んだ『龍馬史』を書いた古文書オタクの教授の本ではないか。これは読まなければならないと思ったの

                                                                          磯田道史著 『感染症の日本史』 江戸時代の人々の知恵に感動し、そして感染症の真の恐ろしさを知る - 時の化石
                                                                        • 東京都健康安全研究センター » 日本におけるスペインかぜの精密分析(インフルエンザ スペイン風邪 スパニッシュ・インフルエンザ 流行性感冒 分析 日本):(東京都健康安全研究センター)

                                                                          研究要旨 人口動態統計と内務省発行の「流行性感冒」を用い,日本におけるスペインかぜについて詳細に分析した. スペインかぜの1回目の流行は1918年8月下旬から9月上旬より始まり,10月上旬には全国に蔓延した.流行の拡大は急速で,11月には患者数,死亡者数とも最大に達した.2回目の流行は1919年10月下旬から始まり,1920年1月末が流行のピークと考えられ,いずれの時も大規模流行の期間は概ねピークの前後4週程度であった. 研究目的 1918年から1920年に流行したスペインかぜは,全世界で患者数約6億人で,2,000万から4,000万人が死亡したとされている.スペインかぜはヒトにおけるA型インフルエンザウイルスによる流行であることが,後になってからではあるが,科学的に確認された最初の事例である.A型インフルエンザウイルスは元来鳥類を中心に保有されていたウイルスで,少しずつその遺伝子を変化さ

                                                                          • さらに悲惨になるロシア、人口減の悪夢 コロナ禍と戦争が拍車、小さく貧しく教養の低い国に | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                            この3年間に失われた人口は通常想定される水準を約200万人上回った。戦争、病気、国外脱出の結果だ。 15歳のロシア人男性の平均余命は5年近く短くなり、ハイチと同じレベルになった。 2022年4月に産まれた子供の数は、ヒトラーに占領された時期のそれと同程度でしかない。 おまけに、兵隊に取られる年齢の男性があまりに多く死亡したり外国に逃げ出したりしているために、今では女性が男性より少なくとも1000万人多くなっている。 戦争はこうした問題の唯一の原因ではなく、最大の原因ですらないが、事態をひどく悪化させている。 西側の推計によれば、ここ1年間におけるロシア兵の死傷者は17万5000~25万人に上る(ロシア側の数字はこれより少ない)。 国外に脱出することで戦地の殺戮を逃れた人も、教育を受けた若者を中心に50万~100万人いるとされる。 人口学的な問題がほかになかったとしても、これほど短い期間にこ

                                                                              さらに悲惨になるロシア、人口減の悪夢 コロナ禍と戦争が拍車、小さく貧しく教養の低い国に | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                            • 予言者ベーコン(オカメ占い) on Twitter: "友人のドクターの名言、まさにこれ 『看護や介護が増えないのは、低待遇はなくて、人口学的限界に達しているからです。21歳女性は60万人しかいないのに、毎年5万人が看護師になってる。12人に1人です戦争末期の根こそぎ動員レベルだ。需… https://t.co/tWy6sWfRH9"

                                                                              友人のドクターの名言、まさにこれ 『看護や介護が増えないのは、低待遇はなくて、人口学的限界に達しているからです。21歳女性は60万人しかいないのに、毎年5万人が看護師になってる。12人に1人です戦争末期の根こそぎ動員レベルだ。需… https://t.co/tWy6sWfRH9

                                                                                予言者ベーコン(オカメ占い) on Twitter: "友人のドクターの名言、まさにこれ 『看護や介護が増えないのは、低待遇はなくて、人口学的限界に達しているからです。21歳女性は60万人しかいないのに、毎年5万人が看護師になってる。12人に1人です戦争末期の根こそぎ動員レベルだ。需… https://t.co/tWy6sWfRH9"
                                                                              • 世界的知識人、エマニュエル・トッドに聞いた | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                                「現代最高の知性が明かす思考の極意」。大げさにも聞こえるキャッチコピーに引かれた読者もいるかもしれない。フランスの歴史人口学者で『帝国以後──アメリカ・システムの崩壊』(以下、帝国以後)など世界的ベストセラー作家でもあるエマニュエル・トッド。 家族構成や出生率、死亡率といった人口にかかわる統計などから、歴史的変化を分析し、未来を「予言」してきた。冒頭の謳い文句は、彼の日本での最新作『エマニュエル・トッドの思考地図(以下、思考地図)』(筑摩書房)の帯に書かれている。 この混沌極まる世界で、どうすれば予測できない未来と向き合うことができるのか。次々と「予言」を的中させたトッドの思考方法について初めて本人が語った同著は、多くのビジネスパーソンの支持を得てAmazonの「現代思想」のカテゴリーで1位にもなった。 今回は、この『思考地図』の翻訳を担当したパリ在住の研究者でトッドの親しい友人でもある大

                                                                                  世界的知識人、エマニュエル・トッドに聞いた | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                                                • 『人口減社会の未来学』から - 内田樹の研究室

                                                                                  ちょうど2年前に『人口減社会の未来学』という編著書を出した(文藝春秋、2018年)。寄稿者は常連の平川克美、小田嶋隆のほかに、池田清彦、平田オリザ、ブレイディみかこ、姜尚中、藻谷浩介ら錚々たる論客。私が序論を書いた。 この文中の「人口減」を「コロナウィルス禍」と書き換えても、ほとんどそのまま使えるということに気がついた。そのつもりで読んで頂きたい。 人口減社会の未来を予測する書物は、本書を含めて、これからいくつも出版されると思います。このような国民的な問題については、できるだけ多くの書き手によって、できるだけ多くの知見が示されるべきだと思います。未来はつねに霧の中です。霧の先にどういう風景が広がっているかについては、確定的なことを言える人は一人もいません。ですから、論者の数だけ未来像が語られることになる。この場合、予測される未来像が違えば違うほど、僕たちが書き出さねばならない「心の準備」の