振り返ってみよう。公文書改竄に関わった佐川宣寿氏は国税庁長官に栄転。山口敬之元記者の準強姦事件の揉み消しを図った中村格氏が今回警察庁次長に出世。そこに関わったと見られる北村滋氏も国家安全保障局長の要職に就任している。違法行為に関わると出世が約束される異常な政権であることがわかる。
「桜を見る会」問題がまだまだ収束しそうにない。招待者名簿などの公文書管理をめぐり、米紙「ワシントン・ポスト」が安倍政権を痛烈に批判している。 議論を巻き起こしている、政府主催パーティの招待者名簿は?──シュレッダーで廃棄。 首相官邸への訪問者名簿は?──シュレッダーで廃棄。 スーダンやイラクに派遣されていた自衛隊が現地で遭遇した危険な出来事を記した活動報告書は?──当初はシュレッダーで廃棄したと言われていたが、後になって発見される。 安倍政権の脅威となった森友学園問題の重要書類は?──一部は改ざんされ、一部はシュレッダーで廃棄。 公文書をめぐる安倍政権の秘密主義的な対応──そして、一度に1000ページの公文書を処分できる業務用サイズのシュレッダー──が現在、日本国内で物議を醸している。 “タイミング抜群”なシュレッダー 日本の歴史上、最も長い政権となった安倍政権が現在対応に追われているのは
首相主催の「桜を見る会」を巡り、菅義偉官房長官は9日の記者会見で、2017年度まで5年間の招待者名簿について「内閣府の当時の担当者の記憶では、行政文書ファイル管理簿に記載がなかった」と述べた。内閣府は従来、17年度までの招待者名簿は「保存期間1年の行政文書」だと説明していたが、実際には公文書管理法上の義務である管理簿への記載を怠り、当初から行政文書として管理していなかった疑いが浮上した。 公文書管理法7条は、保存期間が1年以上の行政文書について、文書ファイルの名称や保存期間などを管理簿に記載するよう行政機関の長(内閣府は首相)に義務づけている。各府省は、公文書管理に関するルールを定めた政府のガイドラインに基づき、具体的な管理方法を文書管理規則で定めている。
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
経済産業省資源エネルギー庁の幹部らが虚偽の公文書を作っていた問題で、同省はうその記載が複数の文書で計5カ所にあったことを認めた。朝日新聞の取材に対し、同省が1日夜、文書で回答した。同省が虚偽記載が複数あったことを認めたのは初めて。 【写真】朝日新聞が入手した、うその決裁文書の写し。3月16日に作成・決裁したが、右肩の日付は3月15日になっている=2020年4月13日午後5時7分、伊藤弘毅撮影 エネ庁幹部らは3月16日、金品受領問題で関西電力に業務改善命令を出す際、電力・ガス取引監視等委員会への事前聴取を忘れたことを隠すため、聴取日を命令前の「3月15日」と偽った公文書を作成した。 経産省の回答によると、大臣名で電力・ガス取引監視等委員会委員長にあてた文書は、実際には3月16日に決裁していたが、3月15日といううその日付を記していた。また、この文書を作るための省内協議用の文書に「起案日」や「
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る一連の問題は、招待者名簿の廃棄など公文書管理のずさんさをあらわにした。あるべき情報公開のかたちとは。大阪府知事・大阪市長としての行政経験があり、日本維新の会を発足させた弁護士の橋下徹さん(50)に、課題と併せて尋ねた。【聞き手・石川隆宣】 冤罪事件を生む証拠廃棄 国民に響くよう強く訴えるべきだ ――「桜を見る会」の名簿廃棄など一連の問題をどうみますか。 毎日新聞の「公文書クライシス」などの報道は重要だが、国民には響いていない。自己満足にとどまってしまい、国民の声によって政治を動かすほどになっていない。名簿の廃棄は「大きな問題じゃない」と国民の多くは考えていると思う。裏金の献金リストでもないし、名簿自体に大した価値はないからだ。野党は合同ヒアリングなんかで細かな質問を繰り返したり、シュレッダーの前に押し掛けたりするのではなく、権力が記録を廃棄することがい
公文書の適正な管理と保存を図るための県の条例案が、先日、県議会で可決されました。一見地味にも見える条例ですが、今後の鹿児島にとって実はとても重要な意味を持つものです。全国で唯一公文書館のない鹿児島で条例が制定された意義と課題を取材しました。 (鹿児島局記者・磯島諒) 公文書管理条例の意義は? 可決された公文書管理条例 そもそも公文書というものは、県が私たちの税金をもとに政策などをどのように意思決定したかを記録したものです。私たちは県の活動が記録された公文書を通して、県の働きを検証することができますし、公文書自体が県庁の歩み、鹿児島の歴史を形作るものとなります。 今回の条例は、その公文書をどのように作成・保存・公開するかなどについて基本的な事項を定めたものです。県政を検証するためにどういった情報に県民がアクセスできるようになるか、そして鹿児島に関するどのような歴史が残っていくかを方向付ける、
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
「週刊文春」11月7日発売号に掲載された森田健作千葉県知事(69)の 「公用車で別荘」疑惑 。同記事は、9月10日、台風15号で深刻な被害が伝えられる最中、森田氏が公用車で千葉県・芝山町にある「別荘」を訪れていたのではないかと報じた。 【写真】知事の“自宅”が別荘であることを示す千葉県公文書 11月7日の定例会見で、森田知事は、芝山町の家に行ったことは初めて認めたが、「別荘ではなく、私の自宅なんでございます。それは明確にしたいと思います」と強く反論した。しかし、「週刊文春」の取材で、森田氏が別の住所を「自宅」として公的に届け出ていたことが分かった。 森田氏が再選、3選を果たした2013年、2017年の県知事選。千葉県報には、森田氏自身が千葉県の選挙管理委員会に届け出た内容として、こう記されている。 〈森田健作 本籍地:東京都 住所:千葉県千葉市中央区都町●丁目●番●号〉 この「住所」こそ、
内閣府公文書監察室は4月23日に出した「行政文書の管理に係る取組の実態把握調査」の報告書で、「保存期間を1年未満とすることについて十分な検討が必要なもの」として、「式典の御招待状」などを挙げていることがわかりました。この報告書に反して、内閣府は、日本共産党の宮本徹衆院議員が資料要求した5月9日に「桜を見る会」の招待者名簿を廃棄しており、説明責任が問われます。 これは、第76回公文書管理委員会に示した調査報告書です。保存期間1年未満の行政文書について「更(さら)なる具体化が必要と考えられる類型の例」とする表の中に「式典の(出欠)確認表」「式典の御招待状」などが記載されています。この表が出ている「更なる具体化が必要であるもの」の項では「十分な具体化ができていないために、当てはめによっては保存期間を1年以上とすべきものも含まれ得るものが確認された」としています。 公文書管理法の制定や運用に長年尽
メロディハウスが公文書偽造でとり残される利用者 メロディハウスが公文書偽造でとり残される利用者 ココからはブログのお知らせ⇓⇓ 茨城県龍ケ崎市川原代町の障害児通所支援事業所の開設者が、医療機関の印影を偽造して書類を作成して県の指定を受けていたことが11日、複数の関係者への取材で分かった。 茨城新聞の取材に代表者は、不正行為を全面的に認めて陳謝した。 県も問題を把握しているとみられ、児童福祉法に基づく指定取り消しなどの行政処分を受ける可能性がある。 事業所は、障害のある子どもに向けた児童発達支援と「放課後等デイサービス」を提供する「メロディハウス」。同所の合同会社「奏(かなで)」が設置した。 利用者は約20人。 登記などによると、同社は昨年12月27日に設立し、同市内の女性(48)が代表に就いている。 県によると、障害児通所支援事業所の指定は必須ではないものの、指定されると国や自治体が負担す
元役人です。複数の本省勤務経験があります。 総務省から、【政治的公平に関する文書の公開について】(https://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000503.html)として、文書が公開されています。高市元大臣がやめるのやめないので注目を集めているアレです。 一つ一つ分析していけば面白そうですが時間もないので雑に感想を書きます。 そもそも行政文書か公文書管理法上の行政文書に該当するか、個人的には微妙に思っていて、総務省がこれほど素早く行政文書と認めたのは不思議です。 公文書管理法ではこう規定されています。 この法律において「行政文書」とは、行政機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書(図画及び電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう。以下同じ。)を含む。第十九
分類・保管した歴史公文書を確認する担当者=北谷町公文書館 行政の意思決定など歴史的な事実の記録となる「公文書」。公文書管理について明文化した「公文書管理法」は2011年4月に施行されてから10年が経過した。県内では公文書管理について、内規などに応じて文書を管理する事例がほとんどで、条例がある自治体は県を含めてゼロ。認証アーキビストの県文化振興会公文書管理課資料公開班の仲本和彦班長は「歴史が残らなくなる」と警鐘を鳴らし、公文書管理の意義を指摘する。 「文書がどこにあるかすぐに分かる」。北谷町公文書館の浜元盛仁館長は町が保管する文書について、はっきりと語る。北谷町は主管課で文書を保管するのは1年だけで、その後は公文書館へ移管され、保存期間が満了すると、歴史公文書として保存されるか、廃棄されることになる。これらを担当しているのが同公文書館だ。 同町は公文書管理法が施行された11年、同法施行令や公
サムネ 見出し「Colabo公文書開示!!」 に「これがColaboの会計公文書です」 な「ワ、ワァ(号泣)」 恐怖の公文書!!いったいなにが!? 台本空「皆さんおまたせしました。東京都庁に申請していた、若年被害女性等支援事業に関するColaboの提出した公文書が開示されました」 な「60日延長されたやつですね」 空「そのあとも理由なしに5日延長してワロタ」 な「で、どうでした?」 空「開示されたのは、主に①都とColaboの契約書類②バスカフェ事業予算申請書③バスカフェ事業実績報告書(経費精算書)です」 な「解説おねがいします」 空「①の契約書は契約書です。②の予算申請書は、共産党と強いつながりがあるColabo代表仁藤夢乃さんが年度の初めに「今年はこのくらいお金を使う予定です」と事前申請する書類です。③の実績報告書は共産党と強いつながりがあるColabo代表仁藤夢乃さんが年度の終わりに
昨年、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞した、毎日新聞の好評連載「公文書クライシス」。本書はその取材班が、取材の手の内を明かしながら、ふたたび公文書の闇を照らし出したレポートである。記者たちは今なお取材を続けており、その追及は凄みを増している。記事を読んだ方にも、間違いなく一読の価値がある本といえる。 またもう一つ、本書の大きな読みどころとなっているのが官邸と記者との生々しいやりとりだ。さすが、記者の手でまとめられた文章だけあって、構成と筆致が素晴らしい。森友や加計、桜を見る会の問題で、公文書に対する疑心暗鬼が生じている私たちにとって、今まさに読んでおくべき一冊だ。いきなり結論めいて恐縮だが、その現状について本書にはこう書いてある。 公文書管理法は第1条で「公文書は健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用しうるもの」と定めている。つまり、
第2次世界大戦中に細菌戦の準備を進めた旧関東軍防疫給水部(731部隊)について、戦後に日本政府が作成した公文書が6日までに、発見された。京都帝大などから派遣された医師らが人体実験を行ったとされる731部隊について、政府はこれまで国会で政府内に「活動詳細の資料は見当たらない」と答弁をしており、発見した西山勝夫滋賀医大名誉教授は「まだまだ731部隊に関係する資料が埋もれている可能性がある」と話している。 発見された公文書は戦後5年目の1950年9月に厚生省(現・厚生労働省)復員局留守業務第三課が作成した「資料通報(B)第50号 関東軍防疫給水部」との文書。西山名誉教授が昨年11月、国立公文書館から開示決定を受けた。文書は計4ページあるが、もっと分厚い資料の一部だった可能性がある。戦後中ソに取り残された元731部隊の軍医や軍人らの状況を把握するために作成された資料で、「関東軍防疫給水部の特異性
―― そもそも公文書改ざん問題の発端は安倍前総理の国会答弁ですが、安倍氏の責任は追及されていません。一方、桜を見る会の問題では、安倍後援会が前夜祭の費用を補填していたと報道されました。そこから、安倍氏の国会答弁は虚偽であり、その回数は昨年11月20日から今年3月4日まで計33回に上ることが明らかになりました。 川内: 安倍氏は森友問題で「私と妻が関わっていたら総理大臣も国会議員もやめる」と答弁しましたが、実際には昭恵夫人が森友学園の国有地払い下げに関わっていました。しかし、安倍氏が「関わっていない」と答弁したら、関係各所が公文書を改ざんして関わっていないことにしてくれた。 ここから、安倍氏は自分の答弁が自動的に事実になる、という〝成功体験〟を得たように見えます。安倍氏は真実には興味がなく、自分が言ったことが事実になると思い込んでいたのではないか。だからこそ、桜を見る会の問題でもあれだけ強気
青木理氏、「桜を見る会」の名簿破棄問題で「公文書管理法ができたのに改ざん、破棄、作らない…これが果たして美しい国なのか」 8日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)では、首相主催の「桜を見る会」をめぐり、さまざまな問題が出ている事を特集した。 番組では、1956年と57年の桜を見る会の写真を2年分の招待者名簿は国立公文書館に保管され、名前と肩書は公開されており、保存期間は永久となっていたことを伝えた。 57年は安倍首相の祖父・岸信介首相の当時で、番組では「安倍総理の祖父の時代にはきちんと保管されていたにもかかわらず、安倍政権の時代になって1年未満で廃棄されることになった招待者名簿」とナレーションを入れて伝えた。 さらに、今月4日には今回、廃棄した名簿のバックアップデータが5月7日から9日ごろデータを消去した後、最大8週間残っていたことが発覚した。会見で菅義偉官房長官は、野党が
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く