並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 1136件

新着順 人気順

冒険小説の検索結果1 - 40 件 / 1136件

  • スゴ本100

    いつのまにか1000エントリ超えてたので、ここらで100に絞ってみる。 このblogで「スゴ本」認定されたもの、企画「この○○がスゴい」で挙げられたものを、100にまとめてご紹介。順序適当、偏見なし、ビジネス、サイエンス、エロマンガ。ブンガク、ビジュアル、なんでもアリ、啓蒙、アダルト、劇薬なんでもござれ。「ノンフィクション」、「フィクション」、そして「劇薬系・成人指定」の三本立てでご紹介。番号は便宜上つけたものなので、ランキングにあらず。 こんなにスゴい本に出合えたのは、すべてあなたのおかげ。いい本はたくさんあるのだが、全部読んでるヒマもないし、探している時間も足りない。だからわたしは、スゴい本を読んでいる「あなた」を探す。あるいはこのblogにやってきた「あなた」の言を待つ。そうしたツッコミやアドバイスをいただき、とても感謝しています。 この100リスト全て鉄板モノだが、「それをスゴ本と

      スゴ本100
    • この本がスゴい!2011

      今年もお世話になりました、すべて「あなた」のおかげ。 このブログのタイトルは、「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」。そして、このブログの目的は、「あなた」を探すこと。ともすると似た本ばかり淫するわたしに、「それがスゴいならコレは?」とオススメしたり、twitterやfacebookやtumblrで呟いたり、「これを読まずして語るな!」と叩いたり―――そんな「あなた」を探すのが、このブログの究極の目的だ。 昨年までの探索結果は、以下の通り。 この本がスゴい!2010 この本がスゴい!2009 この本がスゴい!2008 この本がスゴい!2007 この本がスゴい!2006 この本がスゴい!2005 この本がスゴい!2004 昨年から始めたオフ会で、たくさんの気づきとオススメと出会いを、「あなた」からもらっている。目の前でチカラ強くプッシュしてもらったり、物語談義を丁々と続けたり

        この本がスゴい!2011
      • 楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)

        ボクが主宰している「コミュニティ4th」では、毎月「Bookトライブ」という読書会をやっています。 一冊課題図書を決めて、みんなで読んできて感想を言い合う、という会ですね。 そこでここ数年、何を読んできたか、というのはこちらに書きました。 で。 去年の年末、そのトライブによく来ている谷川敦さん(あだ名はタフマン)という30歳男子(当時)が、こんなようなことを相談してきました。 「教養のある大人になりたいなあ、とぼんやりとした憧れを持っているんですが、ほとんど本も読まずに30歳になってしまいました。来年はBookトライブの課題図書だけでなく、もっとたくさん本を読みたいと思うのですが、絶対読むべき本を100冊くらい教えてくれませんか?」 ・・・なるほど。 ちょっと上からになって申し訳ないけど、良い心がけじゃw。 よし、ここはボクだけでなく、驚異の本読みにして「Bookトライブ」の部長である高島

          楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)
        • ファンタジーの最高傑作『氷と炎の歌』

          夢中にさせて寝かせてくれず、ドキドキハラハラ手に汗握らせ、呼吸を忘れるほど爆笑させ、ページを繰るのが怖いほど緊張感MAXにさせ、食いしばった歯から血の味がするぐらい怒りを煽り、思い出すたびに胸が詰まり涙を流させ、叫びながらガッツポーズのために立ち上がるほどスカッとさせ、驚きのあまり手から本が転げ落ちるような傑作がこれだ。 この世でいちばん面白い小説は『モンテ・クリスト伯』で確定だが、この世でいちばん面白いファンタジーは『氷と炎の歌』になる。 書いた人は、ジョージ・R・R・マーティン。稀代のSF作家であり、売れっ子のテレビプロデューサー&脚本家であり、名作アンソロジーを編む優れた編集者でもある。 短篇・長編ともに、恐ろしくリーダビリティが高く、主な文学賞だけでも、世界幻想文学大賞(1989)、ヒューゴー賞(1975、1980)、ネビュラ賞(1980、1986)、ローカス賞(1976、1978

            ファンタジーの最高傑作『氷と炎の歌』
          • 後世に残すべき小説ランキングベスト100を小説家になりたかった俺が人生をかけておすすめするぜ! - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

            恥ずかしい話だが、俺は20代前半の時小説雑誌の新人賞に書いた小説を投稿するということをしていた。 初めて書いた小説が予選を突破したので、頑張ればいけるんじゃないかと思っていたが、書けば書くほど結果は悪くなっていき、ついには一次予選を突破することさえできなくなった。 自分では何がダメだったのかもわからず、段々と書くのが苦しくなり、結局書くのを辞めた。それから10年ぐらいの月日が経つ。 そんな経緯もあって、小説を世に出版できる人間に対しては尊敬の意を持っている。 先日「映画好きな俺が人生をかけておすすめする映画ランキングベスト100」という記事を書かせてもらった。 www.myworldhistoryblog.com おかげ様ではてぶ数が690を越え、ホッテントリー入りし、10000人を超える人に見てもらうことが出来た。 だがこの記事は二匹目のドジョウではない。 もとよりこの記事こそが俺にとっ

              後世に残すべき小説ランキングベスト100を小説家になりたかった俺が人生をかけておすすめするぜ! - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
            • SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】

              世の中には「SF小説」というちょっと偏ったジャンルがありまして、およそ一般的な読書傾向の方々は、あまりこのジャンルに触れない傾向があるような気がしています。 「そのジャンルを別段偏愛していない人でも手にとる本」 と 「そのジャンルを偏愛している人でないと手にとらない本」 というのがありまして、SFというジャンルには後者の割合が著しく多いような肌感があります。 面白いんですけどね、SF小説。 しんざきは昔からのSF小説好きでして、国内SFも読めば海外SFも読みます。 どちらかというと海外の、ちょっと古めのタイトルが好きな傾向があるかも知れません。ブラッドベリとか、カードとか、ティプトリーとかが特に好きです。国内だと神林長平先生を偏愛しています。 が。これは恐らく、SF好きの人なら結構多くの方が同意してくださると思うんですが。どれか一作、ありとあらゆるSF小説の中での最高傑作を選べと言われれば

                SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】
              • 今年(2023年)おもしろかった本を一気に紹介する。 - 基本読書

                今年おもしろかった本を一気に紹介します。大きめの書店が次々閉店し、人手不足や配送の問題もあって出版的には厳しい時期が続くがおもしろい本は依然として絶えない。あとゲームもいっぱいやったので、本だけでなくゲームも合わせて振り返っていこう。いつもは長くても5000文字ぐらいだが、今回は試しに合計1万文字以上書いてみたので、よかったら目次から興味あるやつにとんで読んでみてください。 SFを紹介する キム・スタンリー・ロビンスン『未来省』 N・K・ジェミシン『輝石の空』 ローラン・ビネ『文明交錯』 シーラン・ジェイ・ジャオ『鋼鉄紅女』 ジョン・スコルジー『怪獣保護協会』 『宇宙の果ての本屋』 ジョン・スラデック『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』 酉島伝法『奏で手のヌフレツン』 川端裕人『ドードー鳥と孤独鳥』 斜線

                  今年(2023年)おもしろかった本を一気に紹介する。 - 基本読書
                • 人類の歴史に残る15冊の奇妙で謎めいた書物 - SEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ

                  無料で資料をダウンロード SEOサービスのご案内 専門のコンサルタントが貴社サイトのご要望・課題整理から施策の立案を行い、検索エンジンからの流入数向上を支援いたします。 無料ダウンロードする >> 電子書籍の登場で紙の本は消え去るとはいわないまでもマイナー化すると思っている人は多いかもしれません。人類の歴史の中で何千万冊という本が書かれてきたわけですが、今回はその中から「奇書」といわれて現代に引き継がれる本を15冊紹介します。歴史オカルトミステリー好きなあなたにぴったりかも? — SEO Japan 電子書籍リーダー上のファイルよりも本を好む多くの理由の1つ:本には歴史がある。時に、その歴史は明快で顕著である。本は、それに伴った思い出や感傷的な価値を持っているのかもしれない。しかしながら、時に、歴史は奇妙で、歪められ、隠される。特定の本には、ミステリアスな部分や、ワクワクするような謎の言葉

                    人類の歴史に残る15冊の奇妙で謎めいた書物 - SEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ
                  • 雑記:海外文学おすすめ作家ベスト100(2014年版) - Riche Amateur

                    2011年を最後に更新していなかった、いわゆる「好きな作家ベスト100」を掲載する。公開した途端に後悔する、という、あれである。名前が「好きな作家ベスト100」でなくなったのは、「好きな」というのと「ベスト」というのが、同じことを意味していることに気づいたからだ(遅い)。「おすすめ」と銘打ってはいるものの、玄人ぶるつもりはないが、だれが読んでもおもしろいというような作家ばかりではない。また、例年どおり、順位はそのときの気分次第なので、あまり深く考えないでいただきたい。1位から20位くらいまでは全員1位、20位から50位くらいまでは全員2位、50位以下は全員3位という感覚だ。 以前は1位から順に発表という、緊張感もなにもないリストだったのだが、今回はこの「はてなブログ」に引っ越してからの初めての公開ということで、「見出し」機能を大いに駆使し、緊張感抜群の形式を実現した(※個人の感想です)。5

                    • 【小泉悠】元大使の一本の電話、道を開く 目指すは「オタク」を束ねるプロジェクト:朝日新聞GLOBE+

                      突然かかってきた電話の主は、元ウズベキスタン大使の河東哲夫さんだった。 河東さんは、外務省を辞めて評論家として活動していた。面識はなかったが、小泉さんが軍事雑誌に書くものを読んでいた。 「彼には、事実関係を丹念に拾い出すだけでなく、それが意味することを概念化する力があった。他の著者とはちょっと違っていたんです」 「一度、会って話さないか」と河東さんに誘われ、都内のホテルで食事をした。 「大学ではアカデミックな研究が出来なかった」と打ち明けた小泉さんに、河東さんは言った。「アカデミックではない研究をやればいいじゃないか」 そうか、大学でなくても研究はできるはずだ。ニッチなことをやれば仕事の需要はあるのかもしれない、と思うようになった。 2018年にパリの武器展示会「ユーロサトリ」で=本人提供 2009年、河東さんの推薦で外務省国際情報統括官組織の専門分析員になった。ロシアの軍事関係の分析レポ

                        【小泉悠】元大使の一本の電話、道を開く 目指すは「オタク」を束ねるプロジェクト:朝日新聞GLOBE+
                      • アメリカ大統領選挙の支持地盤で読む、アメリカ文学リスト - ボヘミアの海岸線

                        2020年アメリカ大統領選挙は激戦だった。2016年大統領選挙以降、世界中で、共和党と民主党それぞれを支持する「支持州」と「支持層」に注目が集まったように思う。 アメリカの大統領選挙は、人口ごとに選挙人数が割り振られ、州ごとにどちらかの政党を選ぶ「勝者総取り方式」が大半だ。そして州ごとにどちらかの政党を選ぶ傾向があり、この傾向は「土地」と「社会構成」を反映するため、多くのニュースやエッセイが問いを投げかける。 各政党の支持地盤はどんな地域か、どんな歴史があるのか、どんな人たちが住んでいるのか? この問いにたいする論考やエッセイ、書籍はすでにたくさんあるが、「アメリカ文学」もこの問いにたいして答えのひとつを持っている、と思う。 文学は、土地と社会と人によって育まれる。「どんな人たちなのか」「その人たちが生きる土地はどんな場所か」「その土地はどんな歴史を持っているのか」を知るには、うってつけだ

                          アメリカ大統領選挙の支持地盤で読む、アメリカ文学リスト - ボヘミアの海岸線
                        • 推理小説を書くのに、こんなに「ルール」があるって知ってた? | ある編集者の気になるノート

                          あわせて30、スクロールが大変でしょうが、ご容赦を。 ノックスの十戒 1. 犯人は小説の初めから登場している人物でなくてはならない。又、読者が疑うことの出来ないような人物が犯人であってはならない。(例、物語の記述者が犯人) 2. 探偵方法に超自然力を用いてはならない。(例、神託、読心術など) 3. 秘密の通路や秘密室を用いてはいけない。 4. 科学上未確定の毒物や、非常にむつかしい科学的説明を要する毒物を使ってはいけない。 5. 中国人を登場せしめてはいけない。(当時の欧米における人種感の反映) 6. 偶然の発見や探偵の直感によって事件を解決してはいけない。 7. 探偵自身が犯人であってはならない。 8. 読者の知らない手がかりによって解決してはいけない。 9. ワトソン役は彼自身の判断を全部読者に知らせるべきである。又、ワトソン役は一般読者よりごく僅か智力のにぶい人物がよろしい。 10.

                            推理小説を書くのに、こんなに「ルール」があるって知ってた? | ある編集者の気になるノート
                          • あなたにとって「働く」とは何? 文学から哲学まで仕事の見方を変えてくれる5冊|文・石井千湖 - りっすん by イーアイデム

                            30歳前後になると、今一度キャリアを見つめ直し、転職や独立など新しい働き方を検討する人は少なくないと思います。加えて、労働環境の変化やコミュニケーションツールの発達が進む昨今では、多くの選択肢が目に入ってくるため、どのように自分らしく働くか、悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。 そこで今回は、書評家の石井千湖さんに、そもそも私たちにとっての「仕事とはなにか?」「働くとはなにか?」を考え直すきっかけをくれる5冊をご紹介いただきました。最近、自身も働き方の変化を経験したという石井さん。文学から哲学まで幅広いラインナップの中から、春を迎える前に改めて自分と仕事の関係について考えてみてはいかがでしょうか。 ***仕事ってなんでしょうね? 突然すみません。石井千湖と申します。わたしは子供のころから本が好きで、書店員を経てブックレビューをメインに書くフリーライターになりました。「書評家」と呼

                              あなたにとって「働く」とは何? 文学から哲学まで仕事の見方を変えてくれる5冊|文・石井千湖 - りっすん by イーアイデム
                            • 「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・後編

                              オラフ・ステープルドン「最後にして最初の人類」は現代の人類から数えて第18番目の人類の進化を描写する奇書で、巨大な脳みそだけの存在になったり、知性を退化させてトドかアザラシみたいになってしまったりと、何億年にも及ぶ人類の歴史が豊かな空想力で描かれる。プロットとキャラクターは極めて希薄で、現代の作家がこんな作品を書いて売れることは考えにくいのだけれど(ほぼ設定資料に近いかも)、個人的にはお気に入りと言うか性癖に近い魅力を感じる。 「スターメイカー」はそれをさらに発展させたもので、時間と空間を越えて精神が銀河を飛び回り、エキセントリックなエイリアンの生態の設定を惜しげもなく披露しつつ、それが銀河の歴史にどのような影響を与えたかを語る。そして、この宇宙を創造した存在の意図を探求する旅をする。光速の限界があるため、その旅やエイリアン同士の交流はテレパシーで行われるという設定はSFとしては苦しいが、

                                「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・後編
                              • Oradano Mincho : public domain Retro style Japanese font

                                Oradano明朝フォント/Oradano明朝GSRRフォントについて hits since 19 Jun 2003. 公式最新版(〈戊戌アップデート〉バージョン): 二〇一八年一月一日付版「Oradano明朝GSRR」TTFフォント(フォント内部バージョン表記:0.2018.0101) リリースノート(左記ツイート内容を「note.mu」で解説しています): Happy Public Domain Day! Oradano明朝GSRRフォント〈戊戌アップデート〉(バージョン0.2018.0101)正式公開です。https://t.co/B7whehY9ZX 青空文庫使用上位3000漢字対応など、今回の更新概要について詳しくは https://t.co/fTcggokDkE をご覧ください。 来年からもPDデイを迎えられますように…… pic.twitter.com/yiFJXROCuk

                                • 欅坂46「ナチス風衣装」の世界的炎上、いったい何が問題なのか?(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

                                  「欅坂46」のコスチューム騒動 日本の女性アイドルグループのコスチュームが世界的に物議を醸している。 「欅坂46」が、10月22日に横浜で行われたハロウィーンコンサートにおいて、ナチス・ドイツの軍服(制服)に似たコスチュームを着用。これがSNS上で問題視され、海外メディアにも波及し、31日、ついに米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が謝罪を求める声明を出すにいたったのである。 これに対する対応は早かった。11月1日、「欅坂46」所属元の親会社であるソニー・ミュージックエンタテインメントはウェブ上で「認識不足」だったと謝罪し、プロデューサーの秋元康も「ありえない衣装」だったと同じく謝罪のコメントを発した。 この騒動が今後どこまで大きくなるのかはまだ予断を許さない。だが、現在のところ次のことがいえる。 (1)これまで日本で寛容に扱われてきた「ナチカル」が、情報環境や政

                                    欅坂46「ナチス風衣装」の世界的炎上、いったい何が問題なのか?(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
                                  • カオスちゃんねる : 素 直 に ビ ビ っ た 最 先 端 技 術

                                    2012年02月25日16:30 素 直 に ビ ビ っ た 最 先 端 技 術 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/24(金) 22:55:31.00 ID:d2z70oBe0 ボタン押すとマイナス30度まで冷える缶ジュース http://rocketnews24.com/2012/02/16/183385/ 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/24(金) 22:57:08.54 ID:Fom4KcV+0 脳波解析して想像していることを映像化する技術 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/24(金) 22:59:38.27 ID:REqzR/fb0 >>8 kwsk 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2

                                    • ボンクラ青春SFとしての『虐殺器官』 ~以後とか以前とか最初に言い出したのは誰なのかしら?~(前島賢)|前島賢

                                      ボンクラ青春SFとしての『虐殺器官』 ~以後とか以前とか最初に言い出したのは誰なのかしら?~(前島賢) ※このノートは全文無料で読むことが出来ます。 ※このnoteは、もともと『S-Fマガジン』2015年10月号(「伊藤計劃特集」号)に掲載されたものです(公開に当たり加筆修正を行っています)。2017年2月3日の劇場用長編アニメーション映画『虐殺機関』公開を記念し(と原作のとある要素がちゃんと映像化されていることを祈って)、全文を無料公開します。皆様の読解と鑑賞の一助となれば幸いです。 ※今回の公開を快諾してくださったSFM編集部に心から感謝いたします。 ■はじめに 伊藤計劃氏に直接お目にかかれたのは、とある雑誌での取材と、その縁で一度お見舞いに伺った程度だ。僕がライトノベルのライターだったこともあって、「自分もラノベを書いてみたい。鎌とハンマーで戦う社会主義的魔法少女の話とか」と言って笑

                                        ボンクラ青春SFとしての『虐殺器官』 ~以後とか以前とか最初に言い出したのは誰なのかしら?~(前島賢)|前島賢
                                      • 『2019年春 星海社FICTIONS新人賞 編集者座談会』2019年5月21日(火)@星海社会議室 | 最前線

                                        太田 今日は26回目のFICTIONS新人賞座談会です。みなさん、張り切っていきましょう! 一同 はい! 丸茂 今回は座談会の前に、新メンバーの紹介をしないといけませんよ。我々がかつて味わった洗礼を受けるがいい(陰惨な笑みを浮かべて)。どうぞ! 片倉 今年から編集部に合流した片倉と申します、よろしくお願いします! 石川 ……それだけですか? 片倉 えーと、オフィスに来た初日に「貴族エディター」の称号をゲットしました。ティーカップ持ち込んでスイーツ買ってきて、編集部で一人お茶会してただけなのに……。 太田 貴族は貴族でも、鳥がつく方の貴族じゃないよね? 片倉 鳥がつく貴族って何ですか……??? 一同 トリキを知らない……これはヤバい!!  やっぱり貴族だ!! 太田 それでは気を取り直して座談会を始めましょう! 『革命のプレリュード』はどうでした? 片倉 これは吹奏楽がテーマの部活ものです。『

                                        • 「虐殺器官」の次にはどんな本を読んだらいいだろう? - 万来堂日記3rd(仮)

                                          夏になるとなぜか出版社や書評サイトが活発化するわけでして、色んな人が色んな切り口でオススメ本を推薦してくれます。 この「虐殺器官」は話題作ですし、やたら面白いですので、オススメの本として上げる人も少なくないのではないかと思います。 このエントリは、そんな「虐殺器官」の次に読んでほしいようなオススメ本を挙げるとしたら、どんな本になるだろうな? というものであります。 まずは作者の他の作品 作者の他の作品を挙げるというのがまずは無難、なんですが、ご存知の方も多いでしょう、作者の伊藤計劃氏は惜しまれつつも若くして世を去っています。挙げるとしても、わずか三冊しか挙げることができません。 ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫) 伊藤計劃記録 この中で一冊オススメするとしたら、作者が「虐殺器官」の他に遺した唯一のオリジナル長編にして、死の直

                                          • 推理小説を書くルールがあるって知ってますか? | キャリア | マイナビニュース

                                            推理小説を執筆する際に、守らないといけないルールというのが実は存在します。「推理小説が大好き!」という人なら知っていると思いますが、、たまに読む人やあまり読まないという人はもしかするとそんなのがあることさえ知らないかもしれません。 今回は、そんな推理小説のルールを紹介します。とはいえ、そのルールを絶対に守らないといけない!という訳ではありませんし、推理小説を書く際の入門的なものだと考えてもらえると幸いです。 まずは『ノックスの十戒』から紹介しましょう。ノックスの十戒とは、1928年に推理小説家のロナルド・ノックスが発表した推理小説を書く際の入門的なルールです。 1.犯人は物語の最初の部分から登場している人物でなくてはならない。 いきなり最終局面で「実は私が真犯人なのだフハハハハ!」などといきなり知らない人物が登場したらダメですもんね(笑)。 2.探偵方法に超自然的な能力を用いてはいけない

                                            • 新本格ミステリ30年の歴史を振り返ってみた - あざなえるなわのごとし

                                              今年は、新本格ミステリが始まって30週年だそうでして、そりゃあ歳もとる……。 それまで洋ミスばかり読んでいた自分が新本格を切っ掛けに国内ミステリを読みはじめ、まさか30年も読み続けることになるとは。 今回は、そんな新本格ミステリ30年の歴史を、一読者の視点で、時代時代の作品を挙げつつ、2000年代初めあたりまで振り返ってみよう、という趣旨の記事です。 以下は、あくまで個人的観測範囲と記憶がベースですので事実と違うところがあるかもしれませんが、ご容赦のほどを。 【スポンサーリンク】 1987年 まずは30年前、1987年。 講談社ノベルスから、ミステリ黄金期にあった謎解きの魅力を再認しようという「新本格ミステリー」が始まる。 綾辻行人「十角館の殺人」から始まったこの流れは、有栖川有栖、法月綸太郎など代表的な作家のデビューにより新本格と呼ばれる謎解きミステリの復権が徐々になされていく。 個人的

                                                新本格ミステリ30年の歴史を振り返ってみた - あざなえるなわのごとし
                                              • どっこいジュヴナイルSFは生きていた―21世紀ジュヴナイルSF必読ガイド30選(前編)― - 児童書読書日記(仮)

                                                はじめに 『S-Fマガジン』2014年6月号で、三村美衣の監修による「ジュヴナイルSF再評価」という特集が組まれました。ところがこの特集、ジュヴナイルSFテイストのあるライトノベルの話ばかりで、肝心の児童書として出版されているSFが脇に追いやられてしまっており、物足りないものになっていました。 三村美衣による通史解説は、かつてジュヴナイルSFの黄金時代があっていまは廃れてしまったが、実はアニメやライトノベルにその魂は継承されているという物語になっています。そのため、いまも優れたジュヴナイルSFが多数出ているという事実がないことのようにされています。アニメやライトノベルについては、具体的な作品名を挙げて論評しているのに、21世紀以降に児童書として出版されたSFについては、レーベル名を列挙するだけで作品や作家に対する具体的な論評はありません*1。これでは、児童文学の事情を知らない読者が、21世

                                                  どっこいジュヴナイルSFは生きていた―21世紀ジュヴナイルSF必読ガイド30選(前編)― - 児童書読書日記(仮)
                                                • 伊藤計劃以後とは何か? - the deconstruKction of right

                                                  「伊藤計劃以後」に大変腹を立てているブログを見つけたので、いくらかの反論を書きたいと思います。 ■伊藤計劃はキリストを超えた。わけあるか。くたばれ。 http://anond.hatelabo.jp/20140308193257 以下、引用。 彼の死後、同社より、関連書籍の刊行が相次いだ。 『伊藤計劃記録』をはじめとして、ブログ及び個人ページに書きためていた映画評、 同人雑誌への寄稿が次々と出版され、多くの読者たちの手に渡った。 『記録』の主な素材は短編小説のほか、彼のブログに重ねられた書き捨ての文章である。その時既に彼の文章は死者の書物として上書きされていた。 だが、それらの文はインターネット上といえ、確かに人に見せるために彼自身の手により発信されたものだ。公開できるものとして。自らの分身として。 豚はその皮を食い破り、腸を捕まえる。裂け目から沸きだした臓物の汁の一滴まで啜り続ける。 そ

                                                  • 明治時代に貧乏人の子供に憧れ苦学生のコスプレをするお金持ちの子供がいた - 山下泰平の趣味の方法

                                                    貧乏人の子供に憧れるお金持ちの子供たち 明治時代には、お金持ちの子供が貧乏人の子供に憧れることがあった。貧乏人の子供の格好を真似してみたり、貧乏生活に挑戦してみる子供すらいた。なんでそんなことをするのかといえば、単純に馬鹿だからである。しかしながら馬鹿が馬鹿みたいな行為をするにしろ、そこには理由や理屈がある。そんなわけで、なぜ明治時代にお金持ちの子供が貧乏人の子供に憧れ、苦学生のコスプレをしたのか解説してみよう。 富豪の息子たち そもそも貧乏人の子供に憧れるお金持ちの子供がいたこと自体が、信じ難い人がいるかもしれない。まずは実例を紹介しておこう。 市川好廉は慶応大学を経て、実業家となった男である。彼の父市川好三は山梨県出身の米穀商で、一八七六年に設立された第三国立銀行の出資者の一人だ。第三国立銀行の初代頭取は安田善次郎で、ようするに今でいうところの富豪の息子なのだが、この人は苦学をしたと自

                                                      明治時代に貧乏人の子供に憧れ苦学生のコスプレをするお金持ちの子供がいた - 山下泰平の趣味の方法
                                                    • 現代ではありえない、数々の破滅的な冒険を繰り返した海賊たちの冒険録──『海賊たちは黄金を目指す: 日誌から見る海賊たちのリアルな生活、航海、そして戦闘』 - 基本読書

                                                      海賊たちは黄金を目指す 日誌から見る海賊たちのリアルな生活、航海、そして戦闘 作者:キース・トムスン東京創元社Amazonこの『海賊たちは黄金を目指す』は、1600年代の後半、スペインの海や街を荒らしまわり、破滅的な戦闘を幾度も乗り越えてきた伝説的な海賊たちの日誌をもとに、その冒険を描き出した一冊である。「海賊ノンフィクションに外れなし」と僕が勝手に思うぐらいには海賊について書かれたノンフィクションはおもしろいものが多い。 本書もその例に漏れないどころか、数多ある海賊ノンフィクションの中でも群を抜くおもしろさだ。原題「BORN TO BE HANGED」(絞首刑になるために生まれてきた)が示すように、自分の命を投げ売ってでも大金を手に入れ、敵を殺すぞ! という破滅的な気性。船や街を襲って大量の金を手に入れても、船内の賭博で金をすべてスってしまい、マイナス分を取り戻そうとしてまた別の街を襲い

                                                        現代ではありえない、数々の破滅的な冒険を繰り返した海賊たちの冒険録──『海賊たちは黄金を目指す: 日誌から見る海賊たちのリアルな生活、航海、そして戦闘』 - 基本読書
                                                      • 必読書コピペにマジレスしてみる・ミステリ編

                                                        方針・目的ミステリはほとんど読まないので読んだのだけ最近のミステリは全然読んでない少しでも多くの人を読書沼に引きずり込みたい必読書を挙げるというより、自分の一押し的なものにする高校生までとは言わない、好きなときに読もうただし、できたら老眼になる前がいい犯人は伏せるが少しだけネタバレあり元増田→anond:202102151015001. エドガー・アラン・ポオ「モルグ街の殺人」先日も述べたように自分はポーの作品が好きではあるのだけれども、ミステリの黎明期は今でいうところの禁じ手を平気で使っているものが多く、純粋にストーリーを楽しもうとするとずっこけることがある。とはいえ、論理と推論をたどることによって面白い話を作りだすのを始めたのは彼なので、ミステリが好きなら読んでおきたい。確かに意外な真犯人ではある。 3. コナン・ドイル「シャーロック・ホームズの冒険」同じく、今でいえばお粗末な話も時折

                                                          必読書コピペにマジレスしてみる・ミステリ編
                                                        • 酒乱、暴力、流血が日常。1985年の新宿ゴールデン街で過ごした青春。――小説家・馳星周さん - SUUMOタウン

                                                          インタビューと文章: 榎並紀行(やじろべえ) 写真:藤本和成 ノワール小説の名手として知られる馳星周さん。 北海道の田舎町で育った読書好きの少年は、18歳で上京。同時に、新宿ゴールデン街という、新宿歌舞伎町のなかでも最もカオスな一画に足を踏み入れ、濃密な青春時代を過ごします。 そこを訪れる、身勝手な酔っ払いたちを嫌悪していたという馳さん。しかし一方で、自らを育て、小説家としての礎を築いてくれたゴールデン街には愛憎半ばする特別な感情を抱いているようです。 新宿ゴールデン街で過ごした、青春時代について伺いました。 一通の手紙から膨らんだ、東京への思い ―― 少年時代から本の虫だったそうですね。ただ、当時は自宅近くに大きな本屋がなかったとか? 馳星周さん(以下、馳):地元は北海道の日高地方。サラブレッドの生産地で、人より馬が多いと言われるような、ものすごい田舎でした。本屋も街に一軒しかなく、それ

                                                            酒乱、暴力、流血が日常。1985年の新宿ゴールデン街で過ごした青春。――小説家・馳星周さん - SUUMOタウン
                                                          • 世界文学を100ヶ国分読んでみた【全100冊紹介】 - ゴミ本なんてない

                                                            元々読書好きを自称してはいたものの、なんだかんだいって結局読んでいるのは欧米や日本人作家の作品ばかり…。そんな折にこの、世界各国の代表的な小説を一年で196冊読んだ方の記事が目に飛び込んできて、早速自分もやってみようと決意したのが2016年初頭。それからちょこちょこ特定の国の本を探しては、読み進める事丸三年!ようやく100冊読み終える事ができました。まさかここまで時間がかかるとは思っていなかったものの、海外文学の造詣を深めるとびきり良い機会になりました。ひとところに居ながらにして、ここまで自分の世界が拡がるとは思わなかったなぁ。 読んだ世界の小説100冊 今回の試みでは、各国に所縁のある作家の作品を読み、あらすじと感想を地域順に並べています。そのため、舞台が必ずしもその国に設定されているとは限りません(例えば、ポーランド出身の記者が描いたアフリカのルポ作品は「ポーランド」に分類)。この方が

                                                              世界文学を100ヶ国分読んでみた【全100冊紹介】 - ゴミ本なんてない
                                                            • 本を読めってよく聞くけどどういう本を読めばいいの? : 哲学ニュースnwk

                                                              2013年01月12日14:30 本を読めってよく聞くけどどういう本を読めばいいの? Tweet 1:名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 23:28:58.20 ID:0 教えてください 7:名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 23:30:39.26 ID:0 まず本を読んでるやつは偉いって考えをやめる その上で本屋にいって面白そうなものを片っ端から買ってみる 8:名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 23:31:56.96 ID:0 岩波文庫を片っ端から全部読めばOK 9:名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 23:32:35.50 ID:0 知的レベルによる 11:名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 23:33:07.32 ID:0 >>9 大卒ならどういう本を? 17:名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 23:35:

                                                                本を読めってよく聞くけどどういう本を読めばいいの? : 哲学ニュースnwk
                                                              • 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」30周年で脚本のボブ・ゲイルが赤裸々に語る

                                                                by JD Hancock 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が公開されたのが1985年。それから30年が経ち、続編の「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」の舞台となった2015年がやってきました。映画の中で描かれた「未来の生活」の答え合わせをしてみると、当時想像もつかなかったようなものも現実には出てきていますが、それでも3部作が今でも人気のある映画なのは間違いありません。そんな記念の年に、作品の脚本を手がけたボブ・ゲイル氏がインタビューに答え、企画経緯や制作現場、設定などの話を明かしています。 An Interview with Back to the Future Co-Writer/Producer Bob Gale | The Hundreds http://thehundreds.com/bob-gale-interview/ 一部だけですが映像付きの部分もあります。

                                                                  「バック・トゥ・ザ・フューチャー」30周年で脚本のボブ・ゲイルが赤裸々に語る
                                                                • orangestarの雑記

                                                                  世の中には『弱者に対して激しい憎悪を燃やす人』がいて。そういう人は大抵声が大きい。 その感情の発生には多分いろいろな理由があって 自分も弱者で、近親憎悪で許せない 自分は成功者で、弱者がさぼってるみたいで許せない 弱者に対して(社会保障などで)自分の利益が奪われているので許せない 暴力衝動がまずあり、それを振るえ、相手にダメージを与えられ、反撃されないので 強い人間(勝ち馬)に乗りたくて、それには強者側に寄り添った結果 自分より弱い相手なので搾取できる。搾取するための正当性を得るために、相手をエビルにする 幾つかあり、そして『弱者に対して激しい憎悪を燃やす人』同士、連帯したりしてる。 『弱者に対して激しい憎悪を燃やす人』は少ない…と思う。思いたいけれども、自分が正義であると思ってる人の声は大きいし、暴力を振るうのは楽しいし、やっぱりある程度生き物と人間の本性によるところも多いと思うので、そ

                                                                    orangestarの雑記
                                                                  • 絶望的に悲しくなる小説教えて : ライフハックちゃんねる弐式

                                                                    2015年10月15日 絶望的に悲しくなる小説教えて Tweet 62コメント |2015年10月15日 18:00|書籍・読書|Editタグ :書籍紹介 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/10/14(水) 19:23:48.967 ID:AKWCkTvy0.net 読書の秋でござんす 当ブログサイトはアフィリエイト広告、バナー広告を利用しています。 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/10/14(水) 19:26:28.076 ID:gGEWwKvV0.net ドグラマグラ 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/10/14(水) 19:28:19.701 ID:AKWCkTvy0.net >>4 持っているけどまだ読んでいないんだー 読まなきゃなぁ。 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/10/

                                                                      絶望的に悲しくなる小説教えて : ライフハックちゃんねる弐式
                                                                    • 谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』の狂騒とはなんだったのか――2000年 - 飯田一史 log

                                                                      0、問題設定 『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズは二〇〇〇年代のなかばにおいて「No.1ライトノベル」(角川スニーカー文庫の一時期のキャッチコピー)のひとつだった。象徴的な意味でも、商業的な意味でも。 現在のライトノベル市場でヒットが期待できる作品形態とくらべてみたとき、爆発的なヒットをした『ハルヒ』は――過去のものだ。 『ハルヒ』は、閉鎖された異空間で巨大カマドウマと戦うことや野球の試合をすることはあれど、バトルをメインにした作品ではない。ファンタジーでもないし、ゲームものでもない。 作中に登場する女性キャラ・涼宮ハルヒや長門有希、「朝比奈さん(大)」こと未来から来た大人っぽい外見をした朝比奈みくるから主人公のキョンは好意を寄せられているふしはみられるが、しかし、全女性キャラから主人公の男が言い寄られまくるようなラブコメでもない。かといって男女の想いのすれ違いを描き、恋愛模様を中心にした作品で

                                                                        谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』の狂騒とはなんだったのか――2000年 - 飯田一史 log
                                                                      • サイバーパンクとか、どうでしょう。

                                                                        目次 ■前書き。 ■第一部:小難しくないヤツを読もう。 ▼ペロー・ザ・キャット全仕事&ボーイソプラノ ▼鬼哭街 ▼オーギュメント・アルカディア ▼殺戮のマトリクスエッジ ▼ヴァーティゴ ▼イノセンス After The Long Goodbye ▼オイレンシュピーゲル&スプライトシュピーゲル ▼ニンジャスレイヤー ▼スズメバチの黄色 ▼楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選 ▼攻殻機動隊&キヌ六 ■第二部:翻訳モノも良いは良い。 ▼重力が衰えるとき ▼ハードワイヤード ▼ドローンランド ▼ネクサス ▼ニューロマンサー ▼クローム襲撃 ▼スノウ・クラッシュ ▼グローバルヘッド ■第三部:あるいはトばし気味のセレクト。 ▼軍事・諜報趣味 ▼探偵モノ趣味 ▼コア・オブ・コア ▼オルタナティヴ ■付記。 わりと初読者にも優しい系 おすすめサイバーパンク小説リスト 「サイバーパンクとか、

                                                                        • 平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉

                                                                          ※この原稿は、2018年末~2019年初頭に羽海野渉が書き、その後『#ライトノベルオールタイムベスト』の選考における指針となった論考である。なお、『PRANK! Vol.4』に掲載された原稿は本稿の草案であり、似ている部分があることをここに記しておきたい。また、2021年現在、少し異なる部分があることを注記しておく。 ですので、過去に書かれた原稿であることを考慮したうえで、『#ライトノベルオールタイムベスト』と合わせて読んでください(今ならもっと違う感じに書きます)。そっちがメインです。 ◆はじめに ライトノベルという単語をご存じだろうか。もしあなたがご存じないとしても、書店などの片隅でアニメや漫画に近いイラストが表紙に装丁された書籍を見たことがあるかもしれない。ライトノベルとは戦前の少年小説や戦後まもなくのジュブナイル小説などを祖として、アニメや漫画などのコンテンツと密接な関係を保ちつつ

                                                                            平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉
                                                                          • 命がけのリアル脱出ゲーム - トイレに閉じ込められたはなし -

                                                                            ■トイレのドアノブが壊れる 2014年1月25日 22時頃。友人たちと楽しんだベルギービールの余韻に浸りつつ、帰宅。 突然の雨に体を濡らし、熱いシャワーでも浴びたいところだったが、ビールの摂取に起因する尿意を解決するため、とりあえず部屋着に着替えてトイレに入る。 用を足し、水を流し、外に出ようとドアノブに手をかけて右に回すが、手応えがない。 訝しみつつそのままドアを開けようとするが、当然ドアノブに手応えがない以上、ノッチが引っかかったままで開くはずがない。 ん? 何かがおかしい……。 酔っていてドアの開け方を忘れたのかな? 右回しかと思ったけど左回しだったかもしれん。 もう一度、次はドアノブを左に回す。…が、手応えなし。 うっかり鍵をかけてしまったのかもと思い、鍵のつまみを回すも、やはり空回りするばかりで手応えがまるでない。なにをどうやってもドアのノッチが開いてくれない。 これは…まさか…

                                                                            • おすすめしたい私の面白本。連想読書ガイド10 - おのにち

                                                                              タカラ~ムさんという人の「ガタガタ書評ブログ」というブログが面白くて、最近よくチェックしている。 説明しすぎない書評スタイルが素敵だし、なにより紹介されている本がみんな好みだ。 s-taka130922.hatenablog.com 先日紹介されていた、「きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイド」と言う本も凄く面白そうだった。 早速Amazonで解説を見たら『共通点は読んで面白かったこと、という一点のみ』と言う一言にやられた。 ジャンル問わず、読んで面白かった本だけを書くブックガイドが書きたくなってしまった。 という訳で今日は「読んで面白かった本」の紹介。 ちょっと癖あり、でも面白い!と思った本のセレクト。 一冊でもあなたの興味を惹く本があったら幸いです。 ドキドキ、ワクワクがあるSF 面白い、で一番最初に浮かんだのが「シャングリ・ラ」。 シャングリ・ラ 上 (角川文庫) 作

                                                                                おすすめしたい私の面白本。連想読書ガイド10 - おのにち
                                                                              • ヘンリー・ダーガー - Wikipedia

                                                                                ヘンリー・ジョセフ・ダーガー・ジュニア(Henry Joseph Darger, Jr. , 1892年4月12日 - 1973年4月13日)は、アメリカ合衆国の作家、画家、芸術家、掃除夫。『非現実の王国で』の作者。誰に見せることもなく半世紀以上もの間、たった一人で1万5000ページもの作品を描き続けた。死後、アウトサイダー・アートの代表的な作家として評価されるようになった。 概要[編集] たった一人で誰にも知られることもなく作品を約60年間作り続け、1万5000ページ以上のテキストと300枚の挿絵から物語が生み出された。 極端に自閉的な生き方から生まれたこの創作は、死後40年を経て、美術館への収蔵が進んでいる。2001年には全著作と挿絵26点の収蔵に伴い、アメリカン・フォークアート美術館に「ヘンリー・ダーガー・スタディー・センター」が開設され、研究が本格化した。2012年にはニューヨーク

                                                                                • 戦争を止めるため、パプアニューギニアの女性たちが男の赤ちゃんを全て殺害 : らばQ

                                                                                  戦争を止めるため、パプアニューギニアの女性たちが男の赤ちゃんを全て殺害 戦争というのはどうして起こるのでしょうか。そしてどうしたら止まるのでしょうか。 パプアニューギニアのジャングルの中でも、部族同士の戦いが起こっていました。2つの村で、かれこれ20年近くも若者が死んできたのです。 その戦争をやめさせるために2つの村の女性たちが始めたことは… 生まれた赤ちゃんが男の子であれば、すぐに殺してしまうということでした。 村から男性を完全になくしてしまい、戦う者がいなくなれば、村にも未来があると女性たちは考えたのです。 どの男の赤ちゃんも成長すると、戦士となって部族間闘争に参加してしまうためです。 この戦いに嫌気をさした2つの村の女性全員が、男の赤ちゃんが生まれたら殺してしまうことに賛同したのだそうです。 村の女性の一人はもう何人の赤ちゃんが殺されたかわからないと伝えていますが、10年くらい前から

                                                                                    戦争を止めるため、パプアニューギニアの女性たちが男の赤ちゃんを全て殺害 : らばQ