中国共産党のスパイとして活動したとして、台湾空軍士官学校の葛李賢・元副司令官と楼文卿・元中佐に判決が下されました。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 スパイが暗躍 台湾の中央通訊社によると、楼文卿は、国外で中国当局者と面会し、台湾空軍の内部文書を提供したとして、高等法院から懲役17年、公職剥奪10年の判決を受けました。 一方、葛李賢被告は証拠不十分と不当な取り調べにより無罪となりました。この件は控訴されました。 判決文は、楼文卿が2009年から2015年にかけて、元空軍中佐で共産党のスパイである劉姓の男性の推薦により、海外の中国政府高官と面会し、報酬と引き換えに機密文書を提供したことは、陸海空軍刑法第17条の敵のスパイ活動を幇助した罪に当たると述べています。 台湾の法律では、この犯罪は最高刑が死刑または無期懲役であるが、高裁は流出した文書の価値が低