1月11日に亡くなった高橋幸宏の訃報は、海外メディアでも大きく報じられている。米ローリングストーン誌が故人のキャリアを振り返った追悼記事を翻訳した。 【動画を見る】高橋幸宏とYMOの名曲・名演を振り返る エレクトロニック・ミュージックの先駆者であるイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のドラマー兼リード・ボーカリスト、高橋幸宏が70歳で亡くなった。高橋の事務所はジャパンタイムズとNHKに声明を発表し、1月11日に誤えん性肺炎で死去したことを認めた。高橋は以前、2020年に脳腫瘍の摘出手術を受けたことを明かしていた。 東京都出身の高橋は、オリジナル・ドラマーである角田ひろ(現:つのだ☆ひろ)の脱退後に加入したグラムロック・グループ「サディスティック・ミカ・バンド」で活動を開始。1975〜76年、ロキシー・ミュージックの『Siren』ツアーでオープニングを務め、BBCのTVやラジオに出演す