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宇宙科学の検索結果281 - 320 件 / 449件

  • 天文学の新たな歴史が始まる。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、12月25日ついに打ち上げへ

    NASAが開発する、次世代大型宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」(James Webb Space Telescope:JWST)の打ち上げが、日本時間2021年12月25日21時20分に迫っている。 射場のギアナ宇宙センターに到着してからもロケット搭載時のトラブルなどで日程変更が相次ぎ気をもませたJWSTだが、次世代宇宙望遠鏡の計画を検討し始めてから32年、ついに打ち上げのときを迎えようとしている。 NASAはこれまでにも、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)やスピッツァー宇宙望遠鏡(運用終了)などを宇宙空間に打ち上げ、はるか彼方の天体を観測してきた。 HSTやスピッツァーの後継機となるJWSTは、口径がHSTの倍以上となる6.5メートルの可視光・赤外線宇宙望遠鏡。 JWSTの第1期観測に参加する、東京都市大学宇宙科学研究センターの津村耕司センター長は、JWSTの特徴について 「ハッブ

      天文学の新たな歴史が始まる。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、12月25日ついに打ち上げへ
    • リュウグウ試料から2万種の有機分子、固体有機物を検出

      小惑星リュウグウの試料から、新たに約2万種類の有機分子や黒い固体有機物が見つかった。生物由来のアミノ酸に特有の左右構造の偏りは検出されなかった。 【2023年2月27日 JAXA (1)/(2)】 「はやぶさ2」が地球に持ち帰ったリュウグウの試料を分析している初期分析6チームのうち、「可溶性有機物分析チーム」(リーダー:奈良岡浩さん(九州大学))と「固体有機物分析チーム」(リーダー:薮田ひかるさん(広島大学))の分析結果が発表され、全チームの結果が出そろった。 約2万種の有機分子を検出、左右型アミノ酸の比はほぼ1:1 可溶性有機物分析チームは、リュウグウ試料のうち直径1mm以下の微粒子からなる「集合体試料」を使い、水やアルコールなどの溶媒に溶ける成分を抽出してどんな物質が含まれるかを調べた。 元素分析では、揮発性の軽元素(炭素(C)・窒素(N)・水素(H)・硫黄(S)・酸素(O))が重量比

        リュウグウ試料から2万種の有機分子、固体有機物を検出
      • 史上初、宇宙台風が北極上空で観測される。直径1000キロもの巨大なプラズマが吹き荒れていた

        北極上空に吹き荒れた直径1000キロもの巨大なプラズマ。これは宇宙台風と呼ばれるものだ。 地球で「宇宙台風(space hurricane)」が観測されたのは史上初めてのことだが、広大な宇宙では一般的な現象なのかもしれない。 プラズマが螺旋を描きながら電子の雨を降らせる 『Nature Communications』(2月22日付)に掲載された研究によると、宇宙台風が検出されたのは2014年8月20日のこと。北極の100~860キロ上空をおよそ8時間にわたり吹き荒れたそうだ。 中国、山東大学をはじめとするグループが4機の気象衛星を通じて観測したその形状自体は地球上で発生する一般的な台風とさして変わらない。 周辺は最大秒速2100メートルで流れるプラズマが反時計回りの螺旋を描きながら猛威を振るうが、その中心には嘘のように静かな台風の目が形成されている。お馴染みのあの形だ。 だが普通の台風とは

          史上初、宇宙台風が北極上空で観測される。直径1000キロもの巨大なプラズマが吹き荒れていた
        • 「東大入試の有名問題」から円周率を探求する

          (ながの・ひろゆき)。永野数学塾塾長。1974年東京生まれ。父は元東京大学教養学部教授の永野三郎(知能情報学)。東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退後、ウィーン国立音大へ留学。副指揮を務めた二期会公演モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」(演出:宮本亞門、指揮:パスカル・ヴェロ)が文化庁芸術祭大賞を受賞。主な著書に『大人のための数学勉強法』(ダイヤモンド社)、『東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた数に強くなる本』(PHP研究所)など。これまでに1000人以上の生徒を数学指導してきた実績を持ち、永野数学塾は、常に予約キャンセル待ちの人気となっている。NHK(Eテレ)「テストの花道」出演。朝日中高生新聞で『マスマスわかる数楽塾』連載(2016ー2018年)。朝日小学生新聞で『マスマス好きになる算数』連載(2019ー2020年)。『とてつもない数学』(ダイ

            「東大入試の有名問題」から円周率を探求する
          • 「はやぶさ2」回収試料がリュウグウ表面の代表的な粒子であることをJAXAが確認

            宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月14日、小惑星リュウグウから「はやぶさ2」が持ち帰った回収試料が、リュウグウを代表する粒子であること、ならびにその表面には平板状粒子が存在し、それらが持ち帰られたことが示されたと発表した。 また、サンプラーシステムが正常に作動し、5gのサンプルが持ち帰られたことも確認されたことも併せて発表された。 同成果は、東京大学大学院 理学系研究科 宇宙惑星科学機構/JAXA 宇宙科学研究所(ISAS)の橘省吾教授をはじめとする、国内外40を超える大学や研究機関に属する100名超の研究者からなる国際共同研究チームによるもの。詳細は、米科学誌「Science」に掲載された。 「はやぶさ2」が持ち帰ったリュウグウの試料(サンプル)はセンチメートルサイズのものまで含めさまざまで、現在は原子レベルまでの分析がなされている。ただし、アポロ計画で持ち帰られた月面の石のように、

              「はやぶさ2」回収試料がリュウグウ表面の代表的な粒子であることをJAXAが確認
            • 2月10日はベベダヤンの誕生日 、蕗の薹の日、筆アートの日、伝筆の日、にじゅうまるの日、みやざき地頭鶏の日、ばい菌ゼロの日、パンプスの日、フードの日、フットケアの日、ニットの日、ニートの日、海の安全祈念日、左利きの日、ふとんの日、豚丼の日、太物の日、二重(ふたえ)の日、二世帯住宅の日等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

              おこしやす♪~ 2月10日は何の日? その日の出来事は? 2023年 2月10日はベベダヤンの誕生日 、蕗の薹の日、筆アートの日、伝筆の日、にじゅうまるの日、みやざき地頭鶏の日、ばい菌ゼロの日、パンプスの日、フードの日、フットケアの日、ニットの日、ニートの日、海の安全祈念日、左利きの日、ふとんの日、豚丼の日、太物の日、二重(ふたえ)の日、二世帯住宅の日等の日です。 ●ベベダヤンの誕生日 埼玉県富士見市に事業所を置く、わちふぃーるどライセンシング株式会社が制定。作家の池田あきこ氏が創作した「わちふぃーるど」の舞台に登場するキャラクター、ベベダヤンの誕生日を広く知らせ、ベベダヤンの認知度を高めることが目的。猫のダヤンが「わちふぃーるど」の世界へ旅立ってしまい、飼い主だったリーマちゃんは恋しく思っていた。そこで、ひいひいおばあちゃんからもらった秘密の生地で猫のお人形を作りベベダヤンと名付けた。日

                2月10日はベベダヤンの誕生日 、蕗の薹の日、筆アートの日、伝筆の日、にじゅうまるの日、みやざき地頭鶏の日、ばい菌ゼロの日、パンプスの日、フードの日、フットケアの日、ニットの日、ニートの日、海の安全祈念日、左利きの日、ふとんの日、豚丼の日、太物の日、二重(ふたえ)の日、二世帯住宅の日等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
              • はやぶさ2、帰還カプセルの公開始まる 津田PM「現物の重みを実感して」

                JAXA(宇宙航空研究開発機構)と相模原市は、「はやぶさ2」の帰還カプセルを初めて公開しました。はやぶさ2は昨年12月6日にオーストラリアのウーメラ砂漠へ小惑星「リュウグウ」のサンプルが入ったカプセルを投下。大気圏突入を経て、無事に回収され、日本に届けられました。今回公開されたのは、「背面ヒートシールド」「搭載電子機器部」「インスツルメントモジュール」「前面ヒートシールド」「パラシュート」の5つです。 手前から前面ヒートシールド、搭載電子機器部、背面ヒートシールド、インスツルメントモジュール、パラシュートが展示されている(Credit: JAXA)展示に関して、はやぶさ2プロジェクトマネージャの津田雄一氏は「宇宙飛行をした現物の重みをできるだけ多くの皆様に実感してほしい。」と話しており、はやぶさ2の<生まれ故郷>である相模原市で展示ができることに対して感慨深い様子でした。 公開は3月16日

                  はやぶさ2、帰還カプセルの公開始まる 津田PM「現物の重みを実感して」
                • 1月8日は初ゑびす、お焚上、加賀鳶、初薬師、子泣かし天狗まつり 、正月事納め、平成スタートの日、外国郵便の日、大戸屋・定食の日、学校始業日、勝負事の日、ロックの日、日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                  おこしやす♪~ 1月8日は何の日? その日の出来事は? 2023年 1月8日は初ゑびす、お焚上、加賀鳶、初薬師、子泣かし天狗まつり 、正月事納め、平成スタートの日、外国郵便の日、大戸屋・定食の日、学校始業日、勝負事の日、ロックの日、日です。 ※祭事は(諸事情要確認) ■初ゑびす 1月8日~12日 恵美須神社(京阪四条駅下車) 「ゑびす神」の誕生日である10日にちなんで、商売繁盛を祈る商売人などが多数お参りに行く。8日は宝恵駕籠行列やもちつき神事・湯立て神事などが行われる。 ◆8日    招福祭 午前9時    開門 午後2時    湯立て神楽神事 午後11時    閉門 ■お焚上行事(トンド焼き)【東京都台東区、鳥越神社】 鳥越神社 とんど焼き www.youtube.com 2023年1月8日(日)東京・台東区の鳥越神社(とりこえじんじゃ)で「とんど焼き」が行われます。 松の内が終わり、

                    1月8日は初ゑびす、お焚上、加賀鳶、初薬師、子泣かし天狗まつり 、正月事納め、平成スタートの日、外国郵便の日、大戸屋・定食の日、学校始業日、勝負事の日、ロックの日、日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                  • 世界最小の月着陸機 OMOTENASHI | 宇宙科学研究所

                    OMOTENASHIのミッション 今月はもう1つの探査機OMOTENASHIの紹介です。OMOTENASHI(Outstanding Moon exploration TEchnologiesdemonstrated by NAno Semi-Hard Impactor)のミッションは、その名の通り、超小型探査機(CubeSat)による月面へのセミハード着陸の実証です。月まで航行するためのオービティングモジュール(OM)、月面接近時に減速を行うロケットモータ(RM)、着陸モジュールであるサーフェスプローブ(SP)の3モジュールで構成されています。 OMOTENASHIは打上げロケットから分離して約1日後、月衝突軌道へ自ら乗るため2ユニットのリアクションコントロールシステム(RCS)により最初の軌道制御を実施します。その後、月面衝突の数分前に着陸準備シーケンスに入り、RMによる減速(秒速2.

                      世界最小の月着陸機 OMOTENASHI | 宇宙科学研究所
                    • 「はやぶさ2」第1回着陸で採れた試料は3.1g以上

                      「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星リュウグウの試料のうち、第1回タッチダウンで採取されたA室試料の新たな画像が公開された。 【2021年2月10日 JAXAはやぶさ2プロジェクト】 昨年12月6日に探査機「はやぶさ2」のカプセルによって地球に送り届けられたリュウグウの試料は、現在JAXA相模原キャンパス内のキュレーション施設で粒子の観察や測定が進められている。2月4日の記者説明会では、サンプルキャッチャーの3つの部屋にそれぞれ入っていた試料のうち、2019年2月の第1回タッチダウンで使われた「A室」の試料の新しい画像が公開された。 2月4日の記者説明会で公開されたA室試料の画像。画像クリックで表示拡大(提供:JAXA、以下同) サンプルキャッチャーが開封された後、各部屋の試料はまず漏斗状の「回収容器」に移された。現在は窒素で満たされた装置の中で、回収容器からさらに直径21mm、深さ5m

                        「はやぶさ2」第1回着陸で採れた試料は3.1g以上
                      • アインシュタインが「世界一の天才」と呼んだ男【書籍オンライン編集部セレクション】

                        (ながの・ひろゆき)。永野数学塾塾長。1974年東京生まれ。父は元東京大学教養学部教授の永野三郎(知能情報学)。東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退後、ウィーン国立音大へ留学。副指揮を務めた二期会公演モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」(演出:宮本亞門、指揮:パスカル・ヴェロ)が文化庁芸術祭大賞を受賞。主な著書に『大人のための数学勉強法』(ダイヤモンド社)、『東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた数に強くなる本』(PHP研究所)など。これまでに1000人以上の生徒を数学指導してきた実績を持ち、永野数学塾は、常に予約キャンセル待ちの人気となっている。NHK(Eテレ)「テストの花道」出演。朝日中高生新聞で『マスマスわかる数楽塾』連載(2016ー2018年)。朝日小学生新聞で『マスマス好きになる算数』連載(2019ー2020年)。『とてつもない数学』(ダイ

                          アインシュタインが「世界一の天才」と呼んだ男【書籍オンライン編集部セレクション】
                        • 超小型探査機「OMOTENASHI」は通信が途絶、しかし月面着陸は「まだ諦めず」

                          宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月18日、米国の超大型ロケット「SLS」(Space Launch System)初号機に相乗りし、月へ向かった超小型探査機「OMOTENASHI」の状況について、説明を行った。同探査機はロケットから分離後、トラブルが発生。想定外の速さで回転しており、発電できていないことが分かったという。 JAXAの超小型探査機「OMOTENASHI」 (C)JAXA JAXAは現在、復旧するための運用を続けている。しかし、同17日以降、探査機からの電波は受信できておらず、現在の状況は不明だ。月にはどんどん接近しており、残された時間的な余裕はあまりない。厳しい状況ではあるが、運用チームはまだ月面着陸を諦めてはおらず、当初の計画とは違った形の着陸も検討している。 ロケットからの分離後に何が起きた? SLS初号機は、11月16日15:47(日本時間)に打ち上げを実施。OM

                            超小型探査機「OMOTENASHI」は通信が途絶、しかし月面着陸は「まだ諦めず」
                          • 【日本の元気 山根一眞】月面への着陸断念「オモテナシ」のトラブル原因は? 解明できた「原因」を聞き「またか…」と思った(1/2ページ)

                            月面への着地を目指し、11月16日に米国の大型ロケットSLSで打ち上げられた日本の超小型月探査機「オモテナシ」は、トラブルによって月面着陸を断念した。「オモテナシ」はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙科学研究所が取り組んできたミッション。プロジェクトチーム長の橋本樹明さん(教授)は、トラブルが多発した「はやぶさ」初号機を地球に帰還させる大きな役割を果たした宇宙科学技術者の一人だ。 私は「月探査に関する懇談会」の委員として橋本さんとは2009年から1年間、審議をともにした。それだけに、「オモテナシ」がロケットからの分離直後、ソーラーパネルが太陽と反対側に向いたままで電池切れとなり通信不能に陥ったとの知らせに「まさか」と思った。 「オモテナシ」のサイズは約11×24×37センチ。ティッシュペーパーの箱6個分という超小型で重さは12・6キログラム。とてつもない技術がぎっしり詰まった「世界最小

                              【日本の元気 山根一眞】月面への着陸断念「オモテナシ」のトラブル原因は? 解明できた「原因」を聞き「またか…」と思った(1/2ページ)
                            • 【10分で完成】ペットボトルと風船で作る「空気銃」が本格的で超楽しい! 佐賀県立宇宙科学館『おうちで自由研究道場』

                              » 【10分で完成】ペットボトルと風船で作る「空気銃」が本格的で超楽しい! 佐賀県立宇宙科学館『おうちで自由研究道場』 特集 先日、テレビを見ていたら、佐賀県立宇宙科学館の「おうちで自由研究道場」なる取り組みが紹介されていた。夏休みの自由研究・自由工作のネタ探しに困っている方に向けて、割と本格的な科学ネタを提供しているという。ほほう、けっこう面白そうだな。 放送後にさっそくサイトをチェックしてみると、作って学べる工作・実験動画が何本か公開されていて……どれも科学オンチの私からすれば本格的。眺めているうちに作りたくなってしまったので、とりあえず風船とペットボトルで「空気銃」を作ってみたぞ! ・夏休みの工作イベント 自由研究道場は、佐賀県宇宙科学館が毎年夏休みに開催している工作イベント。ただ今年は、3密回避の関係で、館内でのイベント開催は中止……ってことで「おうちで」と題し、自由研究ネタをサイ

                                【10分で完成】ペットボトルと風船で作る「空気銃」が本格的で超楽しい! 佐賀県立宇宙科学館『おうちで自由研究道場』
                              • はやぶさ2小惑星探査成功「一番苦しかったのは…」 津田プロジェクトマネジャーが講演 | 毎日新聞

                                「はやぶさ2のミッションで一番苦しかったのは」と質問され、「全部なんですけど」と苦笑いする津田雄一はやぶさ2プロジェクトマネジャー=「はまぎんこども宇宙科学館」のウェブサイトから 今年12月に地球へ帰還する小惑星探査機「はやぶさ2」の津田雄一プロジェクトマネジャーが5日、はまぎんこども宇宙科学館(横浜市磯子区)のウェブ講演会に登壇し、はやぶさ2の小惑星探査を成功に導いたチームワークを解説した。リーダーとして率いたチームは国内外の科学者ら約600人。津田さんは「たくさんのメンバーでこれだけのことができ、成果を分かち合うことができたのは、一人の人間としても人生が豊かになる経験だった」と振り返った。 はやぶさ2が探査した小惑星リュウグウは、表面がどこもかしこも大きな岩で覆われ、着陸に適した平らな場所がまったくなかった。「着陸場所が見つからない非常事態」。チームの科学者を総動員してわずかでも平らな

                                  はやぶさ2小惑星探査成功「一番苦しかったのは…」 津田プロジェクトマネジャーが講演 | 毎日新聞
                                • 京大の「余力がある人達のオリジナリティある感想」今年はうまぴょい伝説替え歌やクックパッドにレポートを提出する猛者が現れる

                                  SasakiTakanori 佐々木貴教 @sasakitakanori みなさまお待ちかね、京大学部生向け講義「宇宙科学入門」の「余力がある人はオリジナリティあふれる感想を」の季節がまたやってまいりました。今回も力作がたくさん集まりましたので、その一部をこちらでもご紹介いたします!

                                    京大の「余力がある人達のオリジナリティある感想」今年はうまぴょい伝説替え歌やクックパッドにレポートを提出する猛者が現れる
                                  • 「中国宇宙ステーション」完成へ - 人類の新たな前哨基地、その期待と懸念

                                    中国有人宇宙飛行工程弁公室は2022年10月31日、中国宇宙ステーション(CSS)の科学実験モジュール「夢天」の打ち上げに成功した。 夢天はその後、CSSのコア・モジュールとのドッキングに成功。昨年4月から始まったCSSの建設は、ひとまずの完成を迎えることとなった。 今後、宇宙飛行士の滞在をはじめ、さまざまな宇宙実験の実施、さらには宇宙望遠鏡モジュールの打ち上げなども計画されており、米国やロシア、欧州、日本などが運用する国際宇宙ステーション(ISS)と並ぶ、人類の宇宙の橋頭堡として活躍が期待される。 夢天モジュールを載せて打ち上げられた長征五号Bロケット (C)CMS 夢天は、中国の大型ロケット「長征五号B」に搭載され、日本時間10月31日16時37分(北京時間同日15時37分)、海南島にある文昌宇宙発射場から離昇した。 今回の長征五号Bには、夢天の打ち上げにあたって、打ち上げ前プロセスの

                                      「中国宇宙ステーション」完成へ - 人類の新たな前哨基地、その期待と懸念
                                    • JAXA日本初の月面着陸へ小型月着陸実証機「SLIM」19日深夜月着陸運用

                                      ISASの公式Xアカウントより 更新日:2024/01/19 あなたは小型月面着陸実証機「SLIM」が今、月を目指していることを知っていますか? JAXA宇宙科学研究所(ISAS)は、2024年1月19日に小型月着陸実証機「SLIM」の月着陸運用と記者会見の模様をライブ配信すると公式Xアカウントで告知した。 【SLIM月着陸ライブ配信🌓 1/19 23:00~】 いよいよ小型月着陸実証機 #SLIM が #月着陸‼️ 当日は月着陸運用のライブ中継と記者会見の様子をYouTube #JAXA チャンネルにてライブ配信予定🚀 2024年1月19日(金) 23時00分~(URLは後日) 月着陸は24時20分頃の予定 ご視聴と応援をよろしくお願いします🛰️ pic.twitter.com/FdayLbjmya — ISAS(JAXA宇宙科学研究所) (@ISAS_JAXA) January

                                        JAXA日本初の月面着陸へ小型月着陸実証機「SLIM」19日深夜月着陸運用
                                      • JAXA | 国際宇宙ステーション上でのX線天体の国際連携観測OHMAN(オーマン)プログラム始動-全天X線監視装置MAXIとNICER望遠鏡の自動連携によるX線突発天体の即時観測-

                                        理化学研究所(理研)開拓研究本部玉川高エネルギー宇宙物理研究室の三原建弘専任研究員、中央大学理工学部の岩切渉助教、日本大学理工学部の根來均教授、青山学院大学理工学部の芹野素子助教、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所の中平聡志主任研究開発員らの国際共同研究グループ※は、国際宇宙ステーション(ISS)上でのX線突発天体の即時観測計画OHMAN(On-orbit Hookup of MAXI and NICER、オーマン)を2022年8月10日から開始し、9月13日に連携観測に成功しました。 OHMANとは、全天広域観測を得意とする全天X線監視装置MAXI(マキシ)[1]および狭域詳細観測を得意とするアメリカ航空宇宙局(NASA)のNICER(ナイサー)[2]という、それぞれ異なる目的で設置された国際宇宙ステーション(ISS)上の観測装置を、リアルタイムに連携させる観測計画です。IS

                                          JAXA | 国際宇宙ステーション上でのX線天体の国際連携観測OHMAN(オーマン)プログラム始動-全天X線監視装置MAXIとNICER望遠鏡の自動連携によるX線突発天体の即時観測-
                                        • 松本零士 零時社 オフィシャルサイト

                                          松本が星の海に旅立ってから今日でちょうど1年となりました。 ファンの皆さま、いつも温かく見守ってくださり、ありがとうございます。 松本は今頃どの辺りにいるのか、 念願だったブラックホールの先の宇宙を見ることはできたのか、 毎晩空を見上げてはそんなことを想っています。 漫画をもっと描きたい。アニメをまた作りたい。 たくさんあった松本の夢の中のひとつに 「俺のクローンを作る」というものがありました。それも100人。 漫画の締め切りに追われた時にはそのクローン達を働かせ、 自分は食べて遊んで寝るのだそうです。 このたび一周忌の節目にあたり、 そのとんでもない夢を叶えることができました。 AI松本零士の誕生です。 大切な夢の語り部ですので、もちろん働かせたりはしません。 遠く時の輪の接する処を目指し、松本の夢と共に 零時社も銀河のレールの上を走り続けます。 皆さまのご期待にお応えできるよう 関係者

                                            松本零士 零時社 オフィシャルサイト
                                          • はやぶさ2帰還延期も検討していた コロナ危機乗り越えたJAXAの熱意 | 毎日新聞

                                            「はやぶさ2の帰還延期も頭の中をよぎった」と明かしたJAXAの国中均・宇宙科学研究所長=相模原市中央区で2020年12月8日午後2時7分、幾島健太郎撮影 「今月帰還のスケジュールを変更する可能性があった」――宇宙航空研究開発機構(JAXA)の国中均・宇宙科学研究所長は8日、探査機「はやぶさ2」のカプセルが宇宙研(相模原市)に到着したのに合わせて開かれた記者会見の冒頭で、記者たちが想定していなかった経緯を話し始めた。背景には新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的流行)があった。関係者はどんな思いでこの危機を乗り切ったのか。【永山悦子、池田知広】 カプセルには、小惑星リュウグウの石が入っているとみられ、はやぶさ2から分離されてオーストラリア南部の砂漠に着地した。国中さんによると、その回収が、新型コロナで困難になる可能性があったという。

                                              はやぶさ2帰還延期も検討していた コロナ危機乗り越えたJAXAの熱意 | 毎日新聞
                                            • E2333 – 第1回SPARC Japanセミナー2020<報告>

                                              第1回SPARC Japanセミナー2020<報告>神戸大学附属図書館・久我彩乃(くがあやの) 2020年10月2日,第1回SPARC Japanセミナー2020「研究データ公開:フルオープンと制限公開の境界線」がオンライン開催された。 冒頭に,国立情報学研究所(NII)の朝岡誠氏から概要説明があった。研究データの公開が推奨される一方で,例えば調査対象者のプライバシー保護の観点等から公開になじまない性質のデータがあり,公開/制限公開/制限共有/非公開の線引きは容易でない。制限公開は条件を満たした利用者にデータを提供すること,制限共有は特定の機関・研究グループ内でデータを共有することを指す。今回のセミナーでは,各機関が,線引きの基準やデータ所有者・データ利用者との取り決め,データ共有のプロセスについて報告し,課題を明らかにすることが目的であると紹介された。 文教大学の池内有為氏からは,本セミ

                                                E2333 – 第1回SPARC Japanセミナー2020<報告>
                                              • 『ファーウェイの歴史』 - 米国、HUAWEIなど中国共産党企業5社と取引禁止(リスト公開) | ホットニュース (HOTNEWS)

                                                『ファーウェイの歴史』 - 米国、HUAWEIなど中国共産党企業5社と取引禁止(リスト公開)更新日:2020-07-19拡散応援希望 米国が、ファーウェイ(HUAWEI:華為技術)など 中国共産党系ハイテク企業5社との取引禁止を発表。そして英政府も、ファーウェイ5G設備を排除すると発表。 なぜ世界中からファーウェイは排除され始めたのか? 本稿では『ファーウェイの歴史』を紹介する。 目次 米国、ファーウェイなど中国共産党系ハイテク企業5社と取引禁止 & リスト公開 ファーウェイ (華為技術)ZTE (中興通訊)ハイクビジョンダーファテクノロジーハイテラ 2020年6月30日、アメリカ連邦通信委員会(FCC)は、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の2社を「安全保障上の脅威」と正式に認定。 この決定により アメリカの通信事業者は、連邦政府が通信ネットワーク整備のために

                                                  『ファーウェイの歴史』 - 米国、HUAWEIなど中国共産党企業5社と取引禁止(リスト公開) | ホットニュース (HOTNEWS)
                                                • 「実はスゴい人」はあなたの町にも。スーパーおじさん攻略術【ジモコロ直伝】 - イーアイデム「ジモコロ」

                                                  こんにちは、ライターの友光だんごです。これまでジモコロでは、日本全国で「地元に眠っている『実はスゴい人』」を何人も取材してきました。 クワガタとタケノコで大稼ぎして、フェラーリを2台買っていたり、 公務員時代に52億円かけて、ど田舎に「宇宙科学博物館」を作ったり、 「自分の足が軽すぎるから」と、両足に2キロずつのダンベルを付けていたり……… そして同業者からよく聞かれるのが、「あんな人たち、どうやって見つけるの?」ということ。でも、彼らはむしろ眠ってなんかいなくて、今日もどこかで我が道を突き進んでいるんですよね。僕たちが存在に気づいていないだけで。 この記事を読んでいる皆さんの地元にも、きっとスーパーな人たちはいるはずです。 僕はジモコロ編集長の柿次郎とともに、先ほど紹介したような「スーパーおじさん」たちを何人も取材してきました。彼らの話を聞いていると、不思議と勇気づけられ、前を向くことが

                                                    「実はスゴい人」はあなたの町にも。スーパーおじさん攻略術【ジモコロ直伝】 - イーアイデム「ジモコロ」
                                                  • 「箱をのぞいたとは思えないほどキレイ」 広大な世界が広がる「立体万華鏡」の動画が幻想的

                                                    ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 佐賀県立宇宙科学館が鏡を6枚使って作った「立体万華鏡」の動画を投稿し、注目されています。 中は別世界 箱の中身に近づいていくと、徐々に箱の中身が広がっていくように感じさせる動画。箱の中央部に配置されたオブジェが鏡の中で反射し、幻想的な世界が広がる万華鏡となっています。 このツイートは5万回以上のリツイートと20万以上のいいねを集めることに。「箱をのぞいたとは思えないほどきれいですごいものが撮れました」との言葉通り、その美しさが多くの人を驚かせたようです。 佐賀県立宇宙科学館のTwitterは、以前もビー玉で作った「ペンデュラムウエーブ」が話題になりました。 画像提供:佐賀県立宇宙科学館 ※「立方体万華鏡」は女子美術大学のヤマザキミノリ名誉教授が1974年に発明したものです。 ※価格は記事掲載時点のものとなっています advertis

                                                      「箱をのぞいたとは思えないほどキレイ」 広大な世界が広がる「立体万華鏡」の動画が幻想的
                                                    • 2つの改良でより確実なサンプルリターンへ~再突入カプセルの仕組み【後編】~

                                                      前編では、再突入カプセルがどうやって高熱から身を守り、小惑星の貴重なサンプルを地上に届けることができるのか、仕組みの概要を説明した。はやぶさ2の再突入カプセルは、基本的に初号機とほぼ同じ設計なのだが、主に2つの点において改良が施されている。初号機から何が変わったのか、前編に引き続きJAXA(宇宙航空研究開発機構) 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 准教授の山田哲哉氏の話を基に、本稿で詳しく見ていこう。 ⇒連載『次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う』バックナンバー 改良その1:開傘トリガーの完全冗長化 改良の1つ目は、開傘トリガーの完全冗長化である。開傘トリガーというのは、減速用パラシュートを開くタイミングを決めているものだ。これには、FPGA上で動作する2つのタイマー「T2」「T7」が関係している。 この2つのタイマーは、T2がメインでT7がバックアップという関係になる。基本的に

                                                        2つの改良でより確実なサンプルリターンへ~再突入カプセルの仕組み【後編】~
                                                      • 「寸分たがわぬ名古屋城天守木造復元には許可を出しません」と読みとれる文書が文化庁からすでに出ています:達人に訊け!:中日新聞Web

                                                        「寸分たがわぬ名古屋城天守木造復元には許可を出しません」と読みとれる文書が文化庁からすでに出ています 2020年11月17日 すでに中日新聞でも報道されたとおり11月5日に「名古屋城差し止め訴訟 名古屋地裁、住民団体側の訴えを退ける」という判決が出ました。 名古屋城差し止め訴訟 名古屋地裁、住民団体側の訴えを退ける:中日新聞Web 市民団体「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」が名古屋城木造復元事業の差止を求めた裁判で、名古屋地裁により訴えが退けられたのです。地裁は「基本設計はできている、契約は有効で事業を継続する」との名古屋市側の主張を認め、判決文には「コンクリート天守の耐震改修よりも、木造なら真実性の高い復元が可能、本質的価値の理解をさらに促進させることができ、文化観光面における魅力が向上する」とまで書かれました。しかしそんな当たり前の話ではなくなってきているのは、この連載で何度も

                                                          「寸分たがわぬ名古屋城天守木造復元には許可を出しません」と読みとれる文書が文化庁からすでに出ています:達人に訊け!:中日新聞Web
                                                        • 「電気だけで飛ぶ宇宙ロケット」を開発中の79歳の物理学者 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                          現代の宇宙船の大半は、ロケット燃料を燃やすことで打ち上げや操作を行っているが、将来的には、電気のみで飛ぶロケットが誕生するかもしれない。 カリフォルニア州立大学フラトン校の名誉教授で物理学者のジェームズ・ウッドワードは、NASAの「NIAC(NASA Innovative Advanced Concepts、革新的先進コンセプト)」プログラムから研究資金を得て、同僚たちとマッハ効果を応用したロケットエンジンを開発した。 マッハ効果とは、オーストリアの物理学者、エルンスト・マッハが提唱したもので、アインシュタインの相対性理論にも影響を与えた理論だ。ウッドワードが開発したロケットは、初期テストで良い結果を出し、現在はフェーズ2のテストを実施中だ。 ウッドワードは、この新たな推進システムが太陽系内だけでなく、星間飛行を可能にする技術だとしており、実現すれば宇宙科学における大発明となるだろう。 彼

                                                            「電気だけで飛ぶ宇宙ロケット」を開発中の79歳の物理学者 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                          • 地球外生命体の存在が期待できる太陽系内の天体4選

                                                            2020年9月、地球の微生物が生み出すものと同様のホスフィンガスが金星で発見され、「地球外生命体探査史上、最大の進展」と評されました。地球外生命体の存在が、にわかに現実味を帯びることとなった新発見に接したイギリス・バーミンガム大学の宇宙科学者ガレス・ドリアン氏が、生命が存在する可能性が高い太陽系内の天体を4つ挙げて、その理由を解説しました。 The four most promising worlds for alien life in the solar system https://theconversation.com/the-four-most-promising-worlds-for-alien-life-in-the-solar-system-146358 ◆1:火星 火星は、太陽系内で最も地球に似た環境を持つ惑星の1つです。1日の長さは24.5時間で、極地には季節ごとに大きさ

                                                              地球外生命体の存在が期待できる太陽系内の天体4選
                                                            • スタッフ意志で変遷したオフ大会側面

                                                              最近関東で開かれる「スマブラオフ大会」の在り方は、けっこう最近導入された概念が多く、独特です。元はどういう姿をしており、どういう経緯で各手法が選ばれたのでしょう。 スマブラ勢の方から今後そんなに疑問に思われることは無いでしょうが、主に他の界隈の方(ゲーム外も含む)から「どういう経緯でスマブラ勢ってそうなったの?」というご質問を複数回頂いたため、書くことにしました。 [スマブラオフ大会とは、コミュニティ主催で開催されるこうした非公式大会のこと。 @darimoko より。 こうしたPVもあります 。] スマブラに限らず、コミュニティ主催のオフ大会は企業イベントではないからこそ新しいことを導入する際に衝突が起きがちです。本文では、どう対処した実例があり、どういった意図があったのかを紹介申し上げます。 タイトルは迷いました。筆者の視点上、有志で開催する関東オフ大会 『ウメブラ』 、および配信クル

                                                              • Grafana Meetup Japan #1 (2024/04/24 19:00〜)

                                                                イベントを一緒に盛り上げよう! LT(ライトニングトーク:1人5分)の発表者募集を締め切りました。LTは次回以降も継続します。 セッション内容と発表者 第1セッション「宇宙科学探査機におけるGrafanaの活用事例: 小型月着陸実証機SLIMの場合」 2024年1月20日、SLIMは日本最初の月面着陸を成功させました。このセッションでは、SLIMにおける要求と、これらの課題に対応するためにどのようにGrafanaが活用されたかを深堀りします。参加者は、リアルタイムでのデータ把握と広報配信のために設計されたダッシュボードの具体的な事例を通じて、Grafanaを用いたデータビジュアライゼーションの力について学びます。 中平 聡志氏 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所科学衛星運用・データ利用ユニット 主任研究開発員 横田 健太朗氏 宇宙航空研究開発機構(JAXA)研究開発部門 第一研

                                                                  Grafana Meetup Japan #1 (2024/04/24 19:00〜)
                                                                • 特集1 問われなかった医学犯罪 731部隊の実態を医療者自身が明らかに 医学会総会史上初の「戦争と医学」展 “新しい一歩始まった” – 全日本民医連

                                                                  特集1 問われなかった医学犯罪 731部隊の実態を医療者自身が明らかに 医学会総会史上初の「戦争と医学」展 “新しい一歩始まった” 大阪市で開かれた日本医学会総会に四月六日~八日、「戦争と医学」展が出展されました。医学犯罪をとりあげるのは、医学会総会史上初めてのこと。別会場でも展示がおこなわれ、国際シンポジウム「戦争と医の倫理」が開かれました。 文・多田重正記者 写真・若橋一三 まるで他人事、医師会声明 日本の医学界が戦争について公式にふれた唯一のものが、一九五一年の世界医師会加盟にあたり、日本医師会が発表した声明です。 「日本の医師を代表する日本医師会は此の機会に戦時中に敵国人に対して行なった暴行を非難し、又行われたと主張され、そして二、三の場合には実際行われたという患者の残虐行為をとがむ」 まるで他人事です。 一五年戦争中、旧日本軍は中国人などを「マルタ」と呼んで番号をつけて実験材料に

                                                                  • 「素数」は2000年以上も未解明

                                                                    (ながの・ひろゆき)。永野数学塾塾長。1974年東京生まれ。父は元東京大学教養学部教授の永野三郎(知能情報学)。東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退後、ウィーン国立音大へ留学。副指揮を務めた二期会公演モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」(演出:宮本亞門、指揮:パスカル・ヴェロ)が文化庁芸術祭大賞を受賞。主な著書に『大人のための数学勉強法』(ダイヤモンド社)、『東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた数に強くなる本』(PHP研究所)など。これまでに1000人以上の生徒を数学指導してきた実績を持ち、永野数学塾は、常に予約キャンセル待ちの人気となっている。NHK(Eテレ)「テストの花道」出演。朝日中高生新聞で『マスマスわかる数楽塾』連載(2016ー2018年)。朝日小学生新聞で『マスマス好きになる算数』連載(2019ー2020年)。『とてつもない数学』(ダイ

                                                                      「素数」は2000年以上も未解明
                                                                    • 小惑星「リュウグウ」のサンプル 6月から本格分析へ JAXA | はやぶさ2 | NHKニュース

                                                                      日本の探査機「はやぶさ2」が採取した小惑星「リュウグウ」のサンプルについて、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、予定どおりことし6月から9つのチームに分かれて本格的な分析を開始することを明らかにしました。 去年12月に帰還した日本の探査機「はやぶさ2」のカプセルには、小惑星「リュウグウ」の砂や小石が当初の目標を大きく上回るおよそ5.4グラム入っていることが確認され、現在は神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所で、1粒ずつ形や重さなどを記録する作業が行われています。 19日JAXAがオンラインで記者会見を開き、当初の予定どおりことし6月から「リュウグウ」の砂や小石を国内のチームに分配し、本格的な分析が始まることを明らかにしました。 分析を行うチームはJAXAや大学などの9つのチームに分かれていて、元素の分析のほか、鉱物に取り込まれた水の成分の解析やどのような有機物が含まれているかなどについて

                                                                        小惑星「リュウグウ」のサンプル 6月から本格分析へ JAXA | はやぶさ2 | NHKニュース
                                                                      • 「宇宙の軍事利用」認める/JAXA法成立 吉良氏に文科相/参院文科委

                                                                        宇宙科学技術の研究・開発を行う民間企業や大学に資金を交付する「宇宙戦略基金」を創設する改定宇宙航空研究開発機構(JAXA)法が29日、参院本会議で、自民、公明、維新、国民などの賛成多数で可決、成立しました。 日本共産党、立憲民主党などは反対しました。共産党の吉良よし子議員は同日の参院文教科学委員会で、昨年末の「国家安全保障戦略」に基づき策定し、同改定法の基礎となった6月の「宇宙基本計画」に「民間の宇宙技術の防衛への活用」「官民による協力強化」を明記するなど「宇宙技術の軍事利用を推進することが、『宇宙戦略基金』の重要な目的のひとつではないか」とただしました。盛山正仁文科相は、「安保にも貢献することはありうる」と認めました。 吉良氏は、「宇宙基本計画」に防衛力の抜本的強化のためと位置付ける「情報収集衛星」について質問。安田浩己内閣衛星情報センター次長は、「1998年の導入からこれまで累計1兆7

                                                                          「宇宙の軍事利用」認める/JAXA法成立 吉良氏に文科相/参院文科委
                                                                        • 国際宇宙ステーションの「きぼう」では何が行われているの? 日本チームの驚くべき研究結果

                                                                          皆さんは日の出前や日没後の空を駆け抜ける星のような光、通称「ISS」と呼ばれる国際宇宙ステーション(International Space Station)を見たことがあるでしょうか? 世界各国が協力して作り上げた地球の上空約400㎞にある巨大な宇宙実験室、それがISS。そこでは、ミッションに任命された宇宙飛行士達が何か月間も滞在しながら、日々様々な実験を行っています。 ISSには日本が開発した実験棟「きぼう」があり、最先端の宇宙実験が行われています。とはいえ、細胞や遺伝子の研究、新薬の開発などがあまり身近に感じられず、実際にどのような実験が行われているのか、詳しくご存知ではない方も多いと思います。 本記事では、きぼうの歴史やそこで行われた研究事例を解説していき、宇宙に浮かぶ最先端の実験室「きぼう」でのすばらしい成果を見ていきたいと思います。 この記事でわかること ・宇宙実験のメリット ・

                                                                            国際宇宙ステーションの「きぼう」では何が行われているの? 日本チームの驚くべき研究結果
                                                                          • 日本の探査機 “月面への着陸試みても成功は厳しい” JAXA | NHK

                                                                            日本初の月面着陸を目指し、アメリカで打ち上げられた探査機「OMOTENASHI」がロケットから分離後、地上との通信が安定していないことについて、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、月面への着陸には挑む一方、成功は厳しいと説明しました。 日本初の月面着陸を目指す探査機「OMOTENASHI」は日本時間の16日、アメリカの大型ロケットでケネディ宇宙センターから打ち上げられ、ロケットから分離されましたが、地上との通信が安定しない状況が続いています。 JAXAは18日、オンラインで説明会を開き、探査機にある太陽電池パネルが、光を受けられない向きのままでバッテリーが充電できず、通信状況が改善されていないことを明らかにしました。 探査機は軌道修正が必要で、このまま改善が見られなければ、月を通過するおそれがあるほか、月面着陸を試みたとしても、着地の衝撃を減らすために必要な減速操作などができない可能性があり

                                                                              日本の探査機 “月面への着陸試みても成功は厳しい” JAXA | NHK
                                                                            • 多くの方に見てほしい!戦後日本復興の象徴「YS-11」量産初号機公開プロジェクト|クラウドファンディング|A-port 朝日新聞社

                                                                              国立科学博物館は、我が国唯一の純国産民間輸送機であるYS-11量産初号機を20年にわたって整備・保管してきました。本機をより多くの方に見ていただけるように、2021年春から、テーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」(茨城県筑西市)にて一般公開する予定です。我が国の戦後復興の象徴ともいうべき貴重な記録を後世に伝えるため、皆様のご支援をお願いいたします。 ---------------------------------------------------------------------------------- このプロジェクトは寄付型です。5千円以上の支援者には、確定申告の際に控除を受けることができる寄付金受領証明書をお送りします。 -------------------------------------------------------------------------------

                                                                                多くの方に見てほしい!戦後日本復興の象徴「YS-11」量産初号機公開プロジェクト|クラウドファンディング|A-port 朝日新聞社
                                                                              • 【解いてみたくなる数学】「残りの1000円」はどこに消えた?

                                                                                (ながの・ひろゆき)。永野数学塾塾長。1974年東京生まれ。父は元東京大学教養学部教授の永野三郎(知能情報学)。東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退後、ウィーン国立音大へ留学。副指揮を務めた二期会公演モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」(演出:宮本亞門、指揮:パスカル・ヴェロ)が文化庁芸術祭大賞を受賞。主な著書に『大人のための数学勉強法』(ダイヤモンド社)、『東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた数に強くなる本』(PHP研究所)など。これまでに1000人以上の生徒を数学指導してきた実績を持ち、永野数学塾は、常に予約キャンセル待ちの人気となっている。NHK(Eテレ)「テストの花道」出演。朝日中高生新聞で『マスマスわかる数楽塾』連載(2016ー2018年)。朝日小学生新聞で『マスマス好きになる算数』連載(2019ー2020年)。『とてつもない数学』(ダイ

                                                                                  【解いてみたくなる数学】「残りの1000円」はどこに消えた?
                                                                                • 「命」つないだ新技術 古河電池いわき事業所(福島県いわき市)開発 宇宙用リチウムイオン電池 電力供給 予定外の活躍

                                                                                  「命」つないだ新技術 古河電池いわき事業所(福島県いわき市)開発 宇宙用リチウムイオン電池 電力供給 予定外の活躍 2024/01/21 09:31 SLIMに登載された古河電池のリチウムイオン電池 SLIMの観測データ解析に意欲を見せる大竹教授 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小型探査機「SLIM(スリム)」の太陽電池が発電しない事態に見舞われる中、月面に着陸後の電力を確保したのが古河電池(本社・横浜市)いわき事業所(福島県いわき市)の開発した宇宙用リチウムイオン電池だ。着陸で電力を使い果たす予定だったが、想定よりも消費が少なく、残っていた電力を供給できた。同社製の電池は探査機「はやぶさ」などにも登載され、培ってきた技術がSLIMの「命」をつないだ。 「ほっとしている。最後はドラマみたいな予想外のミッションもこなしてくれた」。着陸が成功した20日、電池の運用を支援した古河電池い

                                                                                    「命」つないだ新技術 古河電池いわき事業所(福島県いわき市)開発 宇宙用リチウムイオン電池 電力供給 予定外の活躍