火車 (新潮文庫 新潮文庫) [ 宮部 みゆき ] 価格: 1100 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 本間俊介刑事は、捜査中銃撃を受けて、現在はリハビリに励んでいた。そんな時、死別した妻の親戚にあたる栗坂和也が訪ねて来て相談を受ける。栗坂の婚約者だった関根彰子が、突然連絡が取れなくなったという。交際中にクレジットカードを作成するように勧めたら自己破産していることが判明し、問い詰めたところ消息不明になってしまった。 本間は彰子の勤務先を訪ねたが、手掛りは掴めない。そして彰子の自己破産を担当した弁護士に会って話しを聞くと、栗坂の婚約者とは素行も性格も一致しない。そこで会社から調達した写真を見せて確認すると、弁護士は「違います」と答える。栗坂が「関根彰子」と信じていた女性はこの世にはおらずに、別の誰かが彼女になりすましている疑惑が浮上する。 【感想】~以下はネタバレがあります。未読の方は興をそ