米関税を巡る懸念が米国株を直撃する中、伝説的な投資家ビル・グロース氏は、押し目買いを狙う投資家に対し、様子見を続けるよう勧めた。 パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同創業者で最高投資責任者(CIO)も務めたグロース氏は3日にS&P500種株価指数を大きく押し下げた今回の売り浴びせについて、解消の兆しが見えない「深刻な市場イベント」だと指摘。 「投資家は『落ちるナイフをつかもう』とするべきではない。これは即座に悪影響が表れたという点を除き、1971年の金・ドル本位制の終焉(しゅうえん)に似た壮絶な経済・市場イベントだ」と電子メールで述べた。 トランプ大統領の相互関税発表を受け、3日にはS&P500種の時価総額約2兆ドル(約291兆円)が消失。米10年債利回りは一時、節目の4%を割り込んだ。 エコノミストはトランプ氏の政策が短期的に米国内の物価上昇と成長鈍化に加え、