JR西日本は17日、北陸新幹線金沢―福井の1年目の乗降客数は816万人だったと発表した。前年に同区間を運行した在来線特急と比べ25%増えた。関東から北陸への旅行者が大きく増えた一方、関西・中京圏から…
北陸新幹線敦賀以西を巡り、馳浩知事は16日の会見で、現行計画の小浜ルートについて、前提となる収支採算性などのデータが示されていないとして「小浜と言い張るのはちょっと待ってほしい」と述べた。小浜を推す従来のスタンスに変わりはないとしたものの、工期や建設費の上振れを受けて議論が必要だと主張した。県内で米原ルートへの転換を求める声が強まる中、延伸議論に一石を投じた形だ。 会見で記者団の質問に答えた。 小浜ルートは昨年8月の国交省の試算で工期は当初の15年から最長で28年に延び、建設費は2兆1千億円から最大で5兆3千億円に上振れした。 馳知事はこうした前提条件の変化に触れながら「(ルート決定の)根拠を沿線住民に示し、納得が得られる状況になっているかどうか議論してほしい」と強調。議論もされていないのは「おかしい」と指摘した上で、少数与党の現政権が新幹線延伸事業で国民の納得を得るには「根拠となる数字、
北陸新幹線が2024年春、福井県敦賀市まで延伸すると、東京駅から福井駅や敦賀駅まで乗り換えなしで行ける。一方、関西や名古屋から福井への移動は、敦賀での乗り換えが必要になる。現在、大阪―敦賀―金沢間は在来線特急の「サンダーバード」、名古屋―敦賀―金沢間は「しらさぎ」があるが、延伸後は敦賀―金沢間の特急が廃止になってしまうからだ。もともと北陸は関西や中部と縁が深い。大阪や名古屋から北陸の温泉地を訪れる観光客が多いほか、関西のエレクトロニクス、中部の自動車関連の企業は北陸に生産拠点を構える。その交流の礎となってきたのが直通の特急だった。北陸の各地では特急を残してほしいとの声もある。特急を廃止にするのはなんでだろう。(前田龍一)
敦賀延伸の効果で年末年始の利用が最多となった北陸新幹線。敦賀以西のルート議論が停滞している=4日、金沢駅 ●西田昌司氏「無理だ、意味ない」 ●杉本福井知事「誰も反対しない」 北陸新幹線敦賀以西の延伸を巡って、福井県の杉本達治知事が年頭会見で打ち出した「小浜先行開業論」に、永田町で冷ややかな声が上がっている。米原ルートへの再考を求める国会議員はもとより、「小浜派」の与党整備委員長、西田昌司参院議員(自民、京都選出)ですら「無理だ」と否定的。京都など沿線自治体の理解を得られず、新年度着工が流れたルートを既成事実化しようという唐突な「小浜止まり」の提案に困惑が広がる。 「小浜を先に開業させても全く意味がない」。杉本知事の会見での発言について、20日までに北國新聞社の取材に応じた西田氏は、こう言い切った。 西田氏は本来、小浜ルートを強く推し、杉本氏と歩調を同じくしている。それでも「北陸新幹線は大阪
北陸新幹線は2024年3月16日、石川県の金沢駅から福井県の敦賀駅までのおよそ125キロが新たに開業しましたが、インターネットでは「北陸・中京新幹線」という言葉が話題になりました。 ■1973年の基本計画に盛り込まれた「北陸・中京新幹線」構想 鉄道に詳しい旅行総合研究所「タビリス」の鎌倉淳(かまくら・じゅん)さんによりますと「北陸・中京新幹線」とは、「福井県の敦賀市から名古屋市に至る新幹線計画」のことで1973年「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」に盛り込まれました。国交省のHPにも記載がありました。 【動画で見る】北陸新幹線の敦賀延伸で話題に…国の基本計画の“北陸・中京新幹線”構想 専門家「滋賀県の動向がポイント」 計画において具体的なルートは示されていませんが、滋賀県が行った北陸新幹線延伸のルート検討を参考にすると「敦賀から米原を経由して名古屋」というルートができた場合
いよいよ3月16日に開業する、北陸新幹線の金沢~敦賀間。首都圏から福井県まで乗り換え無しでアクセスできるようになり、これまで東京~福井間が3時間30分以上掛かっていたところ、延伸後には最速2時間51分と、大幅に所要時間を短縮します。 敦賀駅に停車中の北陸新幹線W7系 対首都圏の利便性は向上する北陸新幹線の延伸開業ですが、一方で対関西圏、対中京圏の利便性は低下。これまで「サンダーバード」「しらさぎ」が大阪・名古屋方面と金沢方面を直通していましが、新幹線の延伸開業後は、敦賀駅での乗り換えが必須に。大阪~金沢間の時短効果は10~20分程度に留まる一方、大阪~金沢間の料金は、7790円から9410円へと値上がりします。 国やJRも、これを最初から良しとしていたわけではありません。新幹線延伸による利便性低下を防ぐため、当初は「フリーゲージトレイン」の導入が検討されていました。しかしながら、最終的にこ
JR西日本は22日、東海道新幹線の運転見合わせの影響で敦賀(福井県敦賀市)―東京駅間で上下1本ずつの臨時列車を運行すると発表した。 運行するのは以下の列車。 【敦賀⇒東京方面】 はくたか696号 ・運転区間 敦賀駅~東京駅間 ・運転時刻 かがやき544号(敦賀駅:午後7時3分発)の時刻、停車駅で運転する。 敦賀駅 午後7時03分発 福井駅 午後7時21分発 金沢駅 午後7時49分発 富山駅 午後8時09分発 長野駅 午後8時57分発 大宮駅 午後9時55分着 上野駅 午後10時14分着 東京駅 午後10時20分着 ・座席区分 自由席:1号車~10号車 グリーン車:11号車 【東京⇒敦賀方面】 はくたか687号 ・運転区間 東京駅~敦賀駅間 ・運転時刻 かがやき535号(東京駅:午後5時4分発)の時刻、停車駅で運転する。 東京駅 午後5時04分発 上野駅 午後5時10分発 大宮駅 午後5時2
今年3月に延伸する北陸新幹線。敦賀駅で乗客の乗り換えシミュレーションが行われました。 石川県の金沢駅から福井県の敦賀駅まで延伸される北陸新幹線。これに伴い、サンダーバードなど関西から北陸方面に向かう在来線の特急は敦賀止まりとなります。これまで特急1本で行けた金沢へは、敦賀駅で新幹線に乗り換える必要があり、平均17分早く着くことができますが、料金は1620円高くなる見込みです。 乗り換え駅となる敦賀駅。開業後は混雑が予想されるため、スムーズに乗り換えできるか、1月18日に乗り換えシミュレーションが行われました。シミュレーションは、新幹線が金沢方面から敦賀駅に到着して在来線に乗り換える、という想定で行われました。 なんとJR職員ら900人が参加して、さっそく乗り換え開始です。3階の新幹線ホームから、2階の改札を経由して、1階の在来線特急ホームを目指します。2階の改札付近はスムーズではありますが
2023年春の北陸新幹線敦賀開業時にJR西日本から経営分離される並行在来線(現在の北陸線)を運営する準備会社の設立から8月13日で1年。試算で赤字が見込まれる中、利用者増に向けた検討状況や他の鉄路との連携など課題と展望を探る。 ■ ■ ■ 「ご乗車ありがとうございました」。初々しい声がJR武生駅構内(福井県越前市)に響く。改札に立つ女性(18)は今春、福井県などでつくる第三セクター「並行在来線準備会社」に入社した1期生の1人。改札での案内や窓口での発券などの研修に汗を流す日々が続く。 3月に県内高校を卒業。元々、地域に密着した鉄道事業に興味があり、就職活動と準備会社設立のタイミングが重なった。「運命を感じた」。切符の種類や乗り換え案内など覚えることが多く大変だが「いつかは敦賀駅で勤務し、古里に恩返しを」と目を輝かせる。 別の高校出身の男性(18)は技術職で採用された。小学生の頃にテレビでレ
「めちゃくちゃ不便になった」。大阪に単身赴任中のあわら市の会社員男性(48)は漏らす。毎週のように行き来しているが「時間によってはエスカレーターも階段もすごく混み合う。乗り換えはストレス」。北陸新幹線福井県内開業前からささやかれていた「敦賀駅乗り換え問題」は、1年たった今も利用者の負担感につながっている。 関西・中京方面と県内を結ぶ特急「サンダーバード」「しらさぎ」はともに敦賀駅発着となり、乗り換えが必要になった。3階の新幹線と1階の在来線特急のホームを移動する「上下乗り換え式」。接続時間は8~18分で、2階コンコースやエスカレーター、階段、売店が混雑する一因にもなっている。 開業直前、JR西日本は2階コンコースに「サンダーバード」「しらさぎ」のホームにつながる誘導線を設けた。青とオレンジ色の帯で分かりやすくし、訪日客を含めた利用者の増加が見込まれた夏前には英語表記を追加。改札付近に便名や
北陸新幹線の延伸区間を走行する新幹線検測車「イーストアイ」。レールや架線などを点検した=23日午前9時27分、福井県あわら市(共同通信社ヘリから) 来年3月16日に延伸開業する北陸新幹線金沢―敦賀(福井県敦賀市)の間で23日、初めて試験列車が走行した。新幹線検測車「イーストアイ」で、レールや架線などを点検。26日からは営業用車両による走行試験も始まる。 北陸新幹線の工事を担う鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR西日本が実施。23日未明に白山総合車両所(石川県白山市)を出発し、午前9時50分ごろ、芦原温泉駅(福井県あわら市)に到着した。 レールや架線などを点検しながら北陸新幹線の延伸区間を走行する新幹線検測車「イーストアイ」。奥は芦原温泉駅=23日午前10時17分、福井県あわら市(共同通信社ヘリから)同駅ホームでは、入線に合わせて式典を開催。杉本達治・福井県知事は、北陸新幹線の整備計画が19
●京都で初の勉強会 北陸新幹線敦賀以西延伸を巡り、研究者ら有志は14日、京都市内で現行の「小浜ルート」で整備を進める場合の問題点を解説する勉強会を初めて開いた。地質学や社会学、地盤工学の専門家4氏が長大トンネル工事に伴う残土処理や地下水への影響に懸念を示した。北陸や関西で日増しに強まるルート再考の声を受け、科学的知見から見直しを広く訴えていく考えで、今後の議論にも影響を与えそうだ。 「北陸新幹線大阪延伸を考える有志の会」が京都JAビルで初開催した勉強会には約60人が参加した。 講演した地質学の武蔵野實京都教育大名誉教授は、現行ルートでは小浜―京都間の大部分がトンネル区間となる一方、京都盆地に断層が多く分布しているため「地下水をため込んだ軟弱な地層では事故を呼び寄せる危険性がある」とした。 田中滋龍谷大名誉教授は「一番心配されるのはヒ素汚染されたトンネル湧水が河川に流出することだ」とし、京都
福井駅東口から名古屋行きの高速バスに乗り込む人たち=福井市で2024年5月13日午後2時20分、柴山雄太撮影 北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間延伸開業から16日で2カ月を迎えた。開業後、敦賀、福井、芦原温泉(同県あわら市)の3駅周辺の3月16~31日の関東圏からの来訪者数が前年同時期比67・8%増となるなど、関東方面からの来客は顕著に増えた。一方、関西圏、中京圏と金沢を直通するJR特急がなくなったことで不便を訴える声は多く、交通手段を変更する動きも目立っている。【柴山雄太、高橋隆輔】 「敦賀での乗り換えに時間はかかるし、不便。新幹線は大阪まで一気に延伸してほしかった」。15日午前の鯖江駅(同県鯖江市)。滋賀県草津市から出張で訪れた会社員の男性(64)は、こう話す。
合同会社DMM.com(本社:東京都港区、会長兼CEO 亀山敬司、以下DMM)は、地方創生事業において、新たに福井県のPR動画5本を、ふくいこチャンネル(YouTube内)にて毎週公開することをお知らせいたします。 DMMは、福井県の行政提案型公募プロポーザルに参加し、「YouTube観光動画配信業務」運営事業者として、4年連続YouTubeを活用した観光動画配信を行ってまいりました。 2024年3月16日北陸新幹線福井・敦賀開業後に福井県を訪れた観光客にインタビューをし、「嶺北」「嶺南」「ドライブ」「グルメ」「お土産」のカテゴリーごとに動画を制作しました。福井県の魅力をさらにお届けいたします。 タイトル:【ドコココ!?フクイ】福井県リアルインタビュー 嶺北エリア編 街頭インタビューを行い、どのような福井旅を楽しんでいるのかリアルな福井観光を紹介! 第一回目は、恐竜博物館や東尋坊がある、福
来年3月16日の北陸新幹線敦賀延伸で、石川県内から不安の声が出ているのが関西・中京方面との乗り継ぎだ。現在は金沢駅が終着駅のため、特急1本でつながる便利さがあるが、今後は敦賀駅での乗り換えが必要となる。接続に約8分を要するという駅舎内は実際、どんな構造になっているのか。開業を待つ各新幹線駅で営業用車両「W7系」の歓迎式典が行われた1日、敦賀駅を訪ねてみた。(政治部・吉免宏樹) 北陸自動車道敦賀インターチェンジを降りてすぐ、正面に敦賀駅が目に入った。高さは12階建てビルに相当する約37メートルで、幅は約44メートル。ホーム延長は金沢駅と同じ312メートルだが、高さ約22メートル、幅約38メートルの金沢駅に比べ、かなり大きい。 駅近くでは、JR北陸線の上を国道8号バイパスが交差しており、その上に新幹線の線路を通す必要があったため、整備新幹線の駅舎で最も高くなったという。周囲には高い建物がなく、
●滋賀からも参加 南加賀商工観光推進協議会は4日、北陸新幹線敦賀以西の整備に関する勉強会を小松市民センターで開き、京大名誉教授の中川大氏が現行計画の小浜ルートの代替案を早期に検討する必要性を訴えた。滋賀県米原、長浜両市内の団体関係者も参加し、米原接続を求める意見が相次いだ。 中川氏は、京都市内を通る小浜ルートの実現が困難との見方を示した上で、「このまま放置すれば大阪までつながる日が遅くなる。米原ルートも一日一日、遅れていると言わざるを得ない」と指摘。協議会副会長の田向公一山中商工会長は昨年3月の新幹線敦賀延伸後、関西・中京からの観光客が減ったとし、「何とかしないと観光業が大変なことになる」と話した。 滋賀からは、長浜観光協会の前川和彦会長と「びわ湖の素(もと)DMO」(米原市)の草野丈太代表理事らが参加。出席者の1人は「米原ルートが無理だと言われてきたので地元では声を上げていない人が多い。
●「米原」「湖西」選択肢探る 北陸新幹線敦賀以西を巡り、自民党の岡田直樹参院議員ら県関係国会議員5氏は25日、ルートを再検証する自主研究会の初会合を国会内で開き、「敦賀での新幹線、在来線の乗り換えの解消を急ぐべきだ」との認識で一致した。現行の「小浜ルート」は工期や事業費が当初想定から大幅に増大。着工の前提条件が変わったとして「小浜一択」に異論を唱えた形だ。過去に検討された「米原ルート」や「湖西ルート」など多様な選択肢について議論を進める。 会合は冒頭を除いて非公開。研究会座長の岡田氏のほか、佐々木紀衆院議員、宮本周司参院議員、西田昭二、小森卓郎両衆院議員が出席した。 岡田氏はあいさつで小浜ルートの事業費が当初の2兆1千億円から最大5兆3千億円に膨らんだことに触れ「ルート選定時の前提条件が大きく変化したと言っていい」と指摘。「このまま進むことが妥当なのか。もう一度多様な選択肢を丁寧に議論し、
●春休み前の土曜 JR西日本が、北陸新幹線金沢―敦賀間の開業日を来年3月16日とする方向で最終調整に入ったことが28日、関係者への取材で分かった。2015年3月14日の金沢開業から9年を経て、石川県内で計画されていた全区間に新幹線が走る。予定より1年遅れで迎える「第2の開業」に向け、沿線では機運の盛り上げが今後の課題となる。 関係者の話を総合すると、2000年以降で春に開業した新幹線は、開業日が春休み前に当たる3月中旬の土曜、春ダイヤの改正日に設定されていた。敦賀開業は来年3月の曜日配列なども考慮し、沿線関係者が「最有力」と予想していた第3土曜の16日となる。 新たに新幹線駅ができる小松市では、24年3月13~17日に全国から約8千人の参加を見込む日本商工会議所青年部の全国大会が開催される。地元では大会開幕前の土曜日に当たる9日開業を望む声もあった。 金沢―敦賀は線路延長約125キロで、1
乗りものニュース ›› 鉄道 ›› なぜ再燃? 北陸新幹線「米原ルート」 国もJRも“無理”というが… ネックな敦賀乗り換え解消法をマジメに考えてみた 未完成である北陸新幹線の敦賀~新大阪間は、2016年に「小浜・京都ルート」に決定しました。しかし金沢~敦賀間の開業後、乗り換えの不便さから「米原ルート」が再燃しています。この両ルートの問題と、今できることを考えます。 新大阪までは紆余曲折 北陸新幹線は東京から北陸地域を経由し、最終的には新大阪までを結ぶ計画で、2024年現在では東京~敦賀間が開通しています。残りの敦賀~新大阪間については、複数のルート案での議論がなされてきました。 1973(昭和48)年に制定された全国新幹線鉄道整備法では、「小浜市付近を経由し、東京と大阪を結ぶ路線」と定義され、当初は福井県の敦賀から小浜を経由して新大阪を直接結ぶ「小浜ルート」が想定されました。 北陸新幹線
・3年後に開業 着々と進む北陸新幹線敦賀延伸工事 2024年春に開業予定となっている北陸新幹線の金沢駅・敦賀駅間。在来線特急の車窓からも、着々と進む工事現場が見える。期待も高まる一方、開業が近づき、様々な問題も顕在化している。 2021年8月26日にはJR西日本と福井県が、2024年春の北陸新幹線の敦賀駅延伸開業後に経営分離される並行在来線について、JRから福井県への駅や鉄道車両などの資産譲渡額を約70億円とする基本合意を発表した。 金沢駅・敦賀駅間は、2024年春に開業予定だ ・新幹線開業後の特急列車存続は断念へ これを先立つ2021年6月11日、福井県の杉本達治知事は定例会見で、新幹線開業後の北陸線での特急列車の存続断念を発表した。 現在は、大阪駅、京都駅、名古屋駅などから、福井駅、金沢駅は、特急列車で結ばれている。ところが、北陸新幹線が敦賀駅まで延伸されれば、北陸線はJR西日本から分
北陸新幹線金沢―敦賀間の2023年春開業について、国土交通省が建設工事の遅れから、1年以上延期する方向で検討していることが11月9日、複数の関係者への取材で分かった。建設費の増額は避けられず、さらに2千億円以上必要になるとみられる。11日開かれる与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)、自民党北陸新幹線整備PTの会合で報告される。 与党、自民党両PTメンバーの反発は必至で、与党PTが結論を出す年末までに、どのように議論が進むのか注目される。 関係者によると、石川県境の加賀トンネル(延長5・5キロ)、上下乗り換えの敦賀駅など福井県内3カ所で工事が遅れているほか、入札の不調、不落が相次いだため、開業が1~2年遅れると判断したようだ。建設費は新型コロナウイルス感染防止対策、ひび割れが発生している加賀トンネル内の追加対策工事などから、「微修正では済まない金額」に膨らむ見通しという。 建設費
[本ページはプロモーションが含まれています] 広告・スポンサーリンク ブログの前のみなさ~ん!!! 今回もYANO-T's blogへお越し頂き、 ありがとうございます。 感謝感謝。 イメージ「福井県 三国湊 旧森田銀行」 突然ですが、 YouTubeで 贅沢で優雅な大人の旅行を味わっている気分にさせてくれるYouTubeを見つけました。 行先は福井県 坂井市の「オーベルジュほまち 三國湊」! 大人の気分を満喫させてくれる上質な旅! 画像は主観で! 音はBGMのみ! ゆっくり妄想旅を味わうには最適です(´▽`) その動画がこちら! 【ホテル宿泊記】福井旅行で世界的シェフの食事と古民家ステイ、伝統的町並みを堪能する大人の休日 【オーベルジュほまち 三國湊 】 youtu.be こんにちは☺️ 大人の休日CHのリリです。 今回は、久しぶりに福井県へ。 北陸新幹線敦賀延伸から約1年、というこ
北陸新幹線金沢―敦賀間の2023年春開業について、国土交通省が建設工事の遅れから、1年以上延期する方向で検討していることが11月9日、複数の関係者への取材で分かった。建設費の増額は避けられず、さらに2千億円以上必要になるとみられる。11日開かれる与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)、自民党北陸新幹線整備PTの会合で報告される。 【イメージ】北陸新幹線・新設6駅の外観デザイン 与党、自民党両PTメンバーの反発は必至で、与党PTが結論を出す年末までに、どのように議論が進むのか注目される。 関係者によると、石川県境の加賀トンネル(延長5・5キロ)、上下乗り換えの敦賀駅など福井県内3カ所で工事が遅れているほか、入札の不調、不落が相次いだため、開業が1~2年遅れると判断したようだ。建設費は新型コロナウイルス感染防止対策、ひび割れが発生している加賀トンネル内の追加対策工事などから、「微修正
2023年春の開業が遅れる見通しとなった北陸新幹線金沢―敦賀間で、工事が最も深刻な状況となっているのが福井県敦賀市の敦賀駅だ。全国的に珍しい3層構造の「上下乗り換え」方式を採用したため、北陸新幹線の駅舎で最も規模が大きい上、周辺の作業スペースが狭く、工事が難航。計画から1年半遅れている。敦賀駅の完成を急ぐことが開業延期幅短縮の鍵を握るとみられ、国は施工方法を見直し、工期短縮を図る方針だ。 敦賀駅を巡っては12年の金沢-敦賀認可当初、レール幅の広い新幹線と狭い在来線を直通運転できるフリーゲージトレイン(FGT=軌間可変電車)を導入し、敦賀―大阪は乗り換えなしとする計画だった。だがFGT導入が見送られ、新幹線敦賀駅と在来線駅の移動の負担軽減策が課題だった。 ⇒北陸新幹線「敦賀駅」全容徐々に 17年、乗り換えの利便性を高めるため、3階に新幹線ホーム、2階に乗り換えコンコース、1階に在来線特急ホー
整備新幹線の最初の区間である北陸新幹線・高崎~長野間の開通から、もうすぐ30年です。この整備新幹線は今もほかの区間で建設が進みますが、その資金はどこから来るのでしょうか。この資金のやり繰りは、北陸新幹線の新大阪延伸に時間がかかるのにも関係しています。 そもそも「整備新幹線」とは 1973(昭和48)年に全国新幹線鉄道整備法に基づく整備計画が決定した5路線約1500kmを「整備新幹線」と呼びます。この整備新幹線は、誰が、誰のお金で建設してきたのでしょうか。 拡大画像 北陸新幹線の高崎~長野間(長野新幹線)は、整備新幹線の最初の区間として開業した(画像:写真AC)。 整備新幹線の5路線とは、具体的に東北新幹線の盛岡~新青森間、北海道新幹線、北陸新幹線、九州新幹線、西九州新幹線を指します。これらは国鉄末期に一時、計画が凍結されるも、民営化後の1989(平成元)年に高崎~軽井沢間で着工し、整備が再
北陸新幹線は2024年春、金沢~敦賀間延伸開業を予定している。これに伴う「サンダーバード」など北陸方面へ向かう在来線特急列車の去就も気になるところ。北陸新幹線敦賀延伸開業で、在来線はどのように変わるだろうか。 特急「サンダーバード」は現在、おもに大阪~金沢間で運転されている ■在来線特急列車は敦賀駅止まりに 北陸新幹線の延伸により、福井県にも新幹線が進出することになる。金沢~敦賀間では、途中停車駅として小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅を設置。越前たけふ駅のみ、他路線と接続しない独立駅になる。 敦賀延伸開業により、金沢~敦賀間は現行の1時間12分から43分、東京~福井間は現行の3時間14分から2時間53分、富山~福井間は現行の1時間12分から44分に短縮される見込み。一方、大阪~金沢間は敦賀駅で北陸新幹線に乗換えとなるが、所要時間は現行より約25分短縮され、2時間4分を見
JR西日本は10月12日、敦賀駅(福井県敦賀市)から小浜線を経由し、京都府北部を通って城崎温泉駅(兵庫県豊岡市)を結ぶハイグレードな新型観光列車の運行を2024年秋に開始すると発表した。北陸新幹線敦賀延伸に伴い、24年秋に北陸3県で展開する大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせて期間限定で運行。沿線地域の観光資源と鉄路を組み合わせ、新幹線開業効果を高める。 特急はまかぜに使用しているディーゼル車「キハ189系」を改造し、3両編成で走らせる。どの路線を走っても自然や景観、駅舎に映えるよう、車体は紋付き染めで最高級とされる檳榔子(びんろうじ)染めの赤みを帯びた黒色のシックな色彩。車両下部には帯状の金色の草花をデザインする。 ⇒“最高級”の外観イメージ 車内は和をイメージした内装が施され、本来は約150席の定員を54席に抑え、ゆったりとした空間を実現する。窓向きの座席
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