並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 266件

新着順 人気順

水野良の検索結果1 - 40 件 / 266件

  • 『セイバーマリオネット』あかほりさとる、『ロードス島戦記』水野良 レジェンドラノベ作家にぶっちゃけ話(真剣)をしてもらった! 「ファンタジーは書いたらダメ」「(初版7万部でも)売れないからやめましょう」と言われた時代

    取材・文/白鳥士郎 「俺には自分の作品が無い」 薄暗いタクシーの後部座席で男が放ったその言葉に、耳を疑った。 何も言えなくなった私を血走った両目で見ながら、男はもう一度こう言った。 「俺は代表作が無い。ロードスみたいなものは、ラノベじゃあ書けなかった。だから俺は歴史小説を書く。新しいジャンルで勝負する。だから、お前は……!」 肩が触れ合うほどの距離で何度そう言われても、自分の耳を信じることができなかった。代表作が無い? 何を言っているんだこの人は? だってあなたは……あかほりさとるじゃないか。 あかほりは膨大な作品に携わってきた。 『NG騎士ラムネ&40』『セイバーマリオネット』『爆れつハンター』『MAZE☆爆熱時空』『天空戦記シュラト』『サクラ大戦』『らいむいろ戦奇譚』『MOUSE』『かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~』……挙げればきりがないほどだ。 その同じ夜。 私はもう一人の男と並

      『セイバーマリオネット』あかほりさとる、『ロードス島戦記』水野良 レジェンドラノベ作家にぶっちゃけ話(真剣)をしてもらった! 「ファンタジーは書いたらダメ」「(初版7万部でも)売れないからやめましょう」と言われた時代
    • 『転スラ』や『葬送のフリーレン』を本当に「ファンタジー」と呼ぶべきなのかどうか考えてみた。 - Something Orange

      こんなツイートを見かけたので、ちょっと言及してみた。 そういえば、どうせ魔法も神も居るファンタジー異世界なら、そもそも大地が丸くないとか、宇宙とそこに浮かぶ惑星上じゃないとか、そういう異世界を見たい気もするんだけど、近年のRPGとかそれ風世界作品とかでそういうのは不思議と見ない気もしますね… — 理間 高広(COMITIA145 E35a"Strangeness") (@Rima_tk) 2023年10月3日 近年の日本の作品ではないけれど、テリー・プラチェットの『ディスクワールド』シリーズは「巨大な亀の背中に4頭の巨大な象に支えられ、ゆっくり回転する「円盤」」の上が舞台ですね。あと、タニス・リーの『平たい地球』は「地球が平らかなりし頃」の物語です。 https://t.co/w3JCwAajNP — 海燕 (@kaien) 2023年10月4日 ツイートしたあと思い出したのだが、ひかわ玲

        『転スラ』や『葬送のフリーレン』を本当に「ファンタジー」と呼ぶべきなのかどうか考えてみた。 - Something Orange
      • 日本D&D興亡史|柳田真坂樹

        以下の記事はブログメディア、TokyoDevにて公開されている『The rise and fall of D&D in Japan』の元になった原稿です。 日本在住の英語話者向け記事として「日本におけるD&Dの歴史」をまとめてほしいという依頼を受けたため、刊行されていたり、自分が立場上知り得た情報に基づいて日本のD&Dの歴史と展開を追いました。 英語版の記事は、編集部の協力により、この記事からディテール部分を大幅にカットしてD&Dの興亡と現状、影響をシンプルにまとめたものとなっています。 1985年、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(以下D&D)は日本で爆発的なヒットを記録し、日本語版『ベーシックルールセット』は発売された年だけで10万部を売り上げた。翌年にはゲーム雑誌『コンプティーク』にてD&Dのセッションの様子を読み物とした記事、『D&D誌上ライブ ロードス島戦記』が掲載された。この記事を

          日本D&D興亡史|柳田真坂樹
        • 好きなマンガを好きなだけ語り合うオフ会レポート(37作品を紹介)

          はじめに 好きな本を持ち寄って、まったり熱く語り合う読書会、それがスゴ本オフ。 本に限らず、映画や音楽、ゲームや動画、なんでもあり。なぜ好きか、どう好きか、その作品が自分をどんな風に変えたのか、気のすむまで語り尽くす。 この読書会の素晴らしいところは、「それが好きならコレなんてどう?」と自分の推し本から皆のお薦めが、芋づる式に出てくるところ。まさに、わたしが知らないスゴ本を皆でお薦めしあう会なのだ。 今回のテーマは「マンガ」、何回読んでも爆笑してしまう作品や、ヘコんだときに癒してくれる短編集、価値観の原点となったマスターピースなど、様々な作品が集まった。いわゆるコミック本に限らず、アニメーションや物語詩など、王道から知る人ぞ知るやつ、直球変化球取り揃えて、キリがないほど集まった。 ▼気になるマンガに手が伸びる ▼懐かしいものから未知の作品まで ▼マンガが縁で「読み友」が増える まず私ことD

            好きなマンガを好きなだけ語り合うオフ会レポート(37作品を紹介)
          • ライトノベルの世代分けを考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

            世代分けって楽しいですよね。 無意味に「第3世代の特徴はこうだ!」などとレッテルを貼ったり、「第1世代の素晴らしさと比べて最近の世代は」「第7世代の面白さを理解できない老害は消えろ」なんてワイキャイと言い争いたいものです。 というわけでライトノベル作品の世代分けを考えてみましょう。 第1世代 ソノラマ・コバルト世代 1977年 高千穂遙『クラッシャージョウ』 1979年 栗本薫『グイン・サーガ』 1980年 新井素子『星へ行く船』 1982年 田中芳樹『銀河英雄伝説』 1983年 菊地秀行『吸血鬼ハンターD』 1984年 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』 ラノベ史のスタンスは「ソノラマ・コバルトから始める」か「スニーカー・ファンタジアから始める」かで大きく分かれる気がしますが、ここではとりあえず「スニーカー・ファンタジア以前」をひと括りに「第1世代」として位置づけようと思います。 ソノ

              ライトノベルの世代分けを考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ
            • 「古本の売り時」NHK解説に「怒り覚えた」「最悪の利益妨害」 人気作家ブチギレが賛否両論

              「ロードス島戦記」「魔法戦士リウイ」などで知られるライトノベル作家の水野良さんが2022年1月17日、NHKの古本特集にツイッターで苦言を呈した。SNS上では、古本売買の是非をめぐり賛否の声が上がっている。 「作家と出版社にとっては最悪の利益妨害を推奨していた」 水野さんは17日朝、テレビで特集された古本売買に関する情報について苦言を呈した。 「NHKの朝の番組で小説や漫画の『売り時』なるものを『解説』していて怒りを覚えた。消費者にとってのお得情報かもしれないが、作家と出版社にとっては最悪の利益妨害を推奨していたからだ」 番組名は明言していないものの、同日朝の情報番組「あさイチ」(NHK)が「知ってます?いまどきリユース」として、本や洋服などを中古品店やフリマアプリで高く売るテクニックや、不用品を上手に手放す方法などを紹介していた。 この投稿をめぐっては、リプライや引用リツイートで賛否の声

                「古本の売り時」NHK解説に「怒り覚えた」「最悪の利益妨害」 人気作家ブチギレが賛否両論
              • 昔の“紙の雑誌”には、作品や作家を生み出す勢いや熱があった!──のに、なぜ今のネットメディアにはそれがないのか?

                『アクトレイザー・ルネサンス』プレビュー・感想。ときには神の雷で家を焼いて“区画整理”に励む“神”ゲー こういうことを書くと、「懐古」だの「オッサン」だの「老害」だの「〇〇を知らねーのか」だの、いろいろと言われてしまう気がするので先に謝っておくが、 昔の“紙の雑誌”には、妙な“勢い”と“熱”があった! と思わずにはいられない。 というのも、昔の雑誌では、その中のいち企画が後の大ヒット作へと発展したり、変な企画の担当者や参加者が、後の著名クリエイターへと成長していった例が少なくないからだ。 (画像はAmazon|風の谷のナウシカ [DVD] より) 例えば、ジブリの代表的な名作として知られる『風の谷のナウシカ』は、元々は、宮崎駿氏と当時アニメージュの編集者だった鈴木敏夫氏が、映画の企画を通すために(原作がないものは映画化できないと言われ、だったら原作を作ってやる!といって)はじめたものだし、

                  昔の“紙の雑誌”には、作品や作家を生み出す勢いや熱があった!──のに、なぜ今のネットメディアにはそれがないのか?
                • アニメもマンガもリプレイも! 伝説の名作『ロードス島戦記』の思い出を語ろう。 - Something Orange

                  今日も今日とてTwitterを見ていたら(何、X? 知らないな)、なぜか水野良の『ロードス島戦記』がトレンド入りしていました。どうやらブックウォーカーでセールをやっているおかげらしい。 あるいはこのツイートが原因なのかもしれないけれど、よくわからない。 このキャラの名前と、登場するアニメの名前を知っている方いるかなぁ。 pic.twitter.com/eQTGYdLa1G — 賢龍帝 (@koutei007) 2023年8月2日 いまとなってはファンタジー小説の古典というか、「過去の名作」の位置づけで、あらたに読もうという人もそれほど多くはないと思うけれど、ぼくにとっては青春の一作です。 ぼくがこのシリーズを追いかけていたのはじつに30年以上前、小学生(!)の頃ですが、いまでもパーン、ディードリット、ギム、エト、スレイン、ウッド・チャックらのことは良く記憶していますね。 まあ、それだけ印象

                    アニメもマンガもリプレイも! 伝説の名作『ロードス島戦記』の思い出を語ろう。 - Something Orange
                  • 平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉

                    ※この原稿は、2018年末~2019年初頭に羽海野渉が書き、その後『#ライトノベルオールタイムベスト』の選考における指針となった論考である。なお、『PRANK! Vol.4』に掲載された原稿は本稿の草案であり、似ている部分があることをここに記しておきたい。また、2021年現在、少し異なる部分があることを注記しておく。 ですので、過去に書かれた原稿であることを考慮したうえで、『#ライトノベルオールタイムベスト』と合わせて読んでください(今ならもっと違う感じに書きます)。そっちがメインです。 ◆はじめに ライトノベルという単語をご存じだろうか。もしあなたがご存じないとしても、書店などの片隅でアニメや漫画に近いイラストが表紙に装丁された書籍を見たことがあるかもしれない。ライトノベルとは戦前の少年小説や戦後まもなくのジュブナイル小説などを祖として、アニメや漫画などのコンテンツと密接な関係を保ちつつ

                      平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉
                    • 『SFマガジン』編集長・塩澤快浩が語る、SFが多様性を獲得するまで 「生き延びることしか考えてきませんでした」

                      『SFマガジン』編集長・塩澤快浩が語る、SFが多様性を獲得するまで 「生き延びることしか考えてきませんでした」 2020年2月号が創刊60周年記念号となった「SFマガジン」を発行する早川書房は今年、ハヤカワ文庫創刊50周年を迎え、「ミステリマガジン」9月号、「SFマガジン」10月号でそれぞれ記念特集を組んだ。 長年、SFにかかわり、現在では国内と翻訳の編集部全体を統括する立場の塩澤快浩氏(早川書房事業本部副本部長兼編集統括部長兼SFマガジン編集長)にジャンルの専門誌である「SFマガジン」の歩み、SFの過去と現在について訊いた。(9月15日取材/円堂都司昭) 「SFマガジン」の仕事を始めてからSFを読み始める ――早川書房へ入社する前は、SFに興味がなかったそうですね。 塩澤:高校の頃から翻訳もののハードボイルド、冒険小説を読み始めました。大学時代もそういうものばかり読んで就職活動はほとんど

                        『SFマガジン』編集長・塩澤快浩が語る、SFが多様性を獲得するまで 「生き延びることしか考えてきませんでした」
                      • 令和にスレイヤーズ入門するには何がええんや

                        原作小説、コミカライズ、アニメとなんでもあるけど、どれがええんや じじいどもおしえろ ちなみに前知識は、 たそがれよりなんちゃらって呪文に当時のオタクがはまったとか、 主人公が最初から最強?だとか、 ライバルで女のボンキュボンハイレグ?キャラがいることくらいしかしらねえ ストーリーとかキャラの性格とか全然しらねえ 追記 今日のホッテントリであかほりさとると水野良の対談あったやん そこでラノベ元祖はスレイヤーズってのをみて、 よくそう言われてるけどなにげに読んだことねーなと思ったんよ 無理に古典ふれなくてもいいのはわかってるけど、やっぱ気になるじゃん あと触れるなら、アニメの評判がやたらいい?印象があるから (もしかすると、林原のOPがアニソンで有名ってだけのことを、アニメ自体が評判いいと勘違いしてるかもだが)、 原作よりアニメをみたほうがいいのかとも思ってる 選択肢がありすぎてわからん ち

                          令和にスレイヤーズ入門するには何がええんや
                        • オーフェンとブギーポップ、どうして差がついたのか慢心環境の違い1

                          今年と来年の冬アニメ。共に前世紀スタートの長期シリーズであるライトノベル二作が再アニメ化される。 「魔術士オーフェン(はぐれ旅)」と「ブギーポップ」だ。 原作開始と初アニメ化にそれぞれ数年の開きがあるし、ジャンルは異世界ファンタジーと現代SF風味異能、オーフェンが出版社(レーベル)を富士見ファンタジア(KADOKAWA)からTOブックスに移籍した一方、ブギーポップは一貫して電撃(KADOKAWA)から刊行し続けている…… といった細々した違いは存在するものの、テン年代および令和の視点から言えば、大雑把に「かつてアニメ化された昔の人気ラノベ」と括ってしまってもいいだろう。ブギーポップの新作アニメは今年の1月から3月まで1クール18話が放送され、ちょうど一年をおいて来年の1月にオーフェンが放送開始予定となっている。 さて、上に掲げたタイトルについて。ここでの「差」というのは作品自体の評価ではな

                            オーフェンとブギーポップ、どうして差がついたのか慢心環境の違い1
                          • 上田麗奈ハマりキャラ人気投票 - アキバ総研

                            (C) 40原/嫌パン製作委員会 (C) 椋木ななつ・一迅社/わたてん製作委員会 (C) 円谷プロ (C) 2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会 (C) T-ARTS/syn Sophia/テレビ東京/PP製作委員会 (C) 夜宵草/comico/リライフ研究所 (C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C) Pokémon (C) BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO (C) FURYU/Caligula製作委員会 (C) 高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会 (C) 米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会 (C) 麻生周一/集英社・PK学園 (C) MAGES. (C) アイドル事変製作委員会 (C) TOKYOTOON/シンエイ

                              上田麗奈ハマりキャラ人気投票 - アキバ総研
                            • ライトノベルに(ジュブナイル・ヤングアダルト・少年向け・少女向け・青年向け・R-18・新文芸・ライト文芸……)全部含んだら、個人がオールタイムベストを構築することは可能なのかに挑んでみた地獄録 ※暫定○|82(ぱに) / 平々八十二

                              ライトノベルに(ジュブナイル・ヤングアダルト・少年向け・少女向け・青年向け・R-18・新文芸・ライト文芸……)全部含んだら、個人がオールタイムベストを構築することは可能なのかに挑んでみた地獄録 ※暫定○選リストあり ライトノベルオールタイムベストを生み出そう! という動きがある。この記事を書き出してもう多少時間が経っているのでSNSでの反応や熱量はもう変化しているかもしれないが、日本百名山や百名城で代表されるように、そういったベスト選出はあらゆるジャンル・コンテンツで人気があるし、見るのも作るのも面白いものだ。 ライトノベルを中心に据えたオタクエンタメ史の探求をライフワークとしている身としては、もちろん食いつく。思春期の頃は最強デッキ作りではないが、読んだ作品のお気に入りランキングとか隙あらば作っていた気がするよね。基本脳内でだけど。 けど、本格的にエンタメ史を趣味研究するようになってから

                                ライトノベルに(ジュブナイル・ヤングアダルト・少年向け・少女向け・青年向け・R-18・新文芸・ライト文芸……)全部含んだら、個人がオールタイムベストを構築することは可能なのかに挑んでみた地獄録 ※暫定○|82(ぱに) / 平々八十二
                              • きみの書いてるのはラノベじゃない|白鳥士郎

                                敬称略でお届けします。 「きみの書いてるのはラノベじゃないよ」 私のことをそう喝破したのは、水野良。 ラノベの始祖からそう告げられた瞬間、「痛いところを突かれた……」と思った。 吸血鬼の始祖から「いやお前は俺の血族じゃねーし」みたいに言われるようなもので、否定などできるわけがない。 デビュー作を除けば、私の作品は「特定の題材を取材し、それをキャラクター文芸に翻訳したもの」ということになる。 帆船、農業高校、将棋……題材はどれもニッチだ。 敢えてそういうものを選んだのだから当然だが。 水野はこうも言った。 「ラノベは、前提知識が無くても楽しめるもの。だからこそ多くの読者を獲得してきた。けれど白鳥くんの書いてるものは前提となる知識が必要だろう。それでは限界がある」 「だからきみの書いてるのは、ライトノベルじゃないね。まあ、ライト文芸的かなとは思うが」 この出来事は、水野が私に「ラノベ作家として

                                  きみの書いてるのはラノベじゃない|白鳥士郎
                                • 『化物語』『SAO』『魔法科』脚本担当が語る“原作付きアニメ”における脚本家の役割。書籍の編集者からアニメ脚本家へ──だからこそ大事にする「原作を改変しない」こと

                                  『ドラクエ』スライムの合体練習をドット絵のショートアニメにしてみた! 応援されながらがんばる姿に「優しい世界」「かわいいの極み」の声 海外でバズり中のボカロ曲「ヤババイナ」楽曲配信開始!初音ミク、ずんだもん、重音テトの破茶滅茶なMV映像に「中毒性やばい」「何度も聞きにきたくなる」の声 かつて、アニメ制作の際、脚本家が映像化を意識して原作を改変するのが一般的だった。 しかし、近年においては、どうやら原作に忠実な脚本作りをするアニメ作品が増えているようだ。 『化物語』や『ソードアート・オンライン』(『SAO』)、『魔法科高校の劣等生』など、多くの原作付きアニメ作品において脚本を担当してきた、中本宗応氏はそう語る。 もともとアニメの雑誌や書籍の編集者であった中本氏は、2008年にアニメ化された『魔法先生ネギま!~白き翼 ALA ALBA~』でアニメ制作の現場にデビュー。 同作、総監督の新房昭之氏

                                    『化物語』『SAO』『魔法科』脚本担当が語る“原作付きアニメ”における脚本家の役割。書籍の編集者からアニメ脚本家へ──だからこそ大事にする「原作を改変しない」こと
                                  • 『ロードス島戦記』の歴史~黎明編。伝説はコンプティークでのTRPGリプレイ から始まった

                                    『ロードス島戦記』の歴史~黎明編。伝説はコンプティークでのTRPGリプレイ から始まった 文 電撃オンライン 公開日時 2020年05月20日(水) 17:00 最終更新 2020年10月20日(火) 01:00 『ロードス島戦記』は、日本発の壮大なファンタジー作品です。呪われた島“ロードス”を舞台に、若き戦士・パーンや、“帰らずの森”の美しき女エルフ・ディードリットをはじめとする若者たちが冒険を繰り広げ、やがてロードス島の歴史をも動かしていく活躍を描きます。 1988年に作家・ゲームデザイナーの水野良氏による小説版(角川文庫→角川スニーカー文庫)が刊行されて以降、アニメ版やゲーム版の発売などメディアミックス展開も行われ、日本におけるファンタジー作品の草分け的な存在として人気を集めました。 このように30年を超える歴史のあるシリーズですが、2019年8月には人気キャラ・ディードリットも登場

                                      『ロードス島戦記』の歴史~黎明編。伝説はコンプティークでのTRPGリプレイ から始まった
                                    • 元KADOKAWA社長・ライトノベル市場の立役者である佐藤辰男氏は、なぜ“70歳の処女作(ラノベ)”を書いてみたの? 『ロードス島戦記』水野良氏との対談からその真意を探る

                                      元KADOKAWA社長・ライトノベル市場の立役者である佐藤辰男氏は、なぜ“70歳の処女作(ラノベ)”を書いてみたの? 『ロードス島戦記』水野良氏との対談からその真意を探る KADOKAWAの元社長・佐藤辰男氏が自ら小説家としてデビューする。そんなニュースに思わず耳を疑った方も多いのではないだろうか。だがこれは紛れも無い事実であり、そのデビュー作『怠惰な俺が謎のJCと出会って副業を株式上場させちゃった話』はついに12月21日(水)に発売された。 佐藤氏はパソコン誌の黎明期において雑誌「コンプティーク」の創刊を手がけ、ライトノベルの一大潮流となったメディアワークス社や電撃ブランドの創立にも携わってきた。まさに現代のライトノベル文化シーンを作り上げた、キーパーソンのひとりと言える人物だ。 2018年にカドカワグループの役員を退任し、コーエーテクモホールディングスの社外取締役に就任……と思いきや、

                                        元KADOKAWA社長・ライトノベル市場の立役者である佐藤辰男氏は、なぜ“70歳の処女作(ラノベ)”を書いてみたの? 『ロードス島戦記』水野良氏との対談からその真意を探る
                                      • 複数のロードス島戦記ゲームを楽しめるパッケージ「ロードス島戦記クロニクル(仮)」が2022年春発売へ。ソード・ワールド作品も収録

                                        複数のロードス島戦記ゲームを楽しめるパッケージ「ロードス島戦記クロニクル(仮)」が2022年春発売へ。ソード・ワールド作品も収録 編集部:Gueed D4エンタープライズは本日(2021年4月9日),「プロジェクトEGG」のパッケージソフト第19弾となるPC用ソフト「ロードス島戦記クロニクル(仮)」を,2022年春に発売すると発表した。価格は1万1000円(税込)。発表に合わせてAC-MALL(※外部リンク)で予約受付が始まっている。 このソフトは,PC-9801やMSX2,コンシューマ機などで展開されてきたロードス島戦記のゲームシリーズの中から厳選したタイトルを収録するというもの。1988年にリリースされた「ロードス島戦記〜灰色の魔女〜」(PC-9801 / MSX2)から1995年にリリースされたコンシューマ機版「ロードス島戦記」までの8タイトル,さらに,同じ世界設定で展開する「ソード

                                          複数のロードス島戦記ゲームを楽しめるパッケージ「ロードス島戦記クロニクル(仮)」が2022年春発売へ。ソード・ワールド作品も収録
                                        • 【新連載】「ロードス島戦記RPG」のリプレイ連載がスタート。“英雄戦争”の裏側を描く「放浪貴公子のはてしない家路」の第1回を掲載

                                          【新連載】「ロードス島戦記RPG」のリプレイ連載がスタート。“英雄戦争”の裏側を描く「放浪貴公子のはてしない家路」の第1回を掲載 ライター:杉浦武夫(グループSNE) イラスト:かんくろう 1234→ × 目次 1stセッション「平穏への侵入者」 ロードス島全図 キャラクターデータ:フォーガ パーティ結成! 街道のトラブル キャラクターデータ:アニス 異種族コミュニケーション 磯の洞窟拝見 キャラクターデータ:ザグ 夜の宿場 キャラクターデータ:モナクシア 宴もたけなわ大作戦 グダる! 宴もたけなわ大作戦 マーモの影と初めての達成 2ndセッション「皆様おなじみ討伐依頼」 ライデンのお宅訪問 アニスの里帰り 2つの強襲事件 詰所へ偵察&作戦タイム 射程との戦い 帰還の報せ データセクション 3rdセッション「熱砂の河渡り」 カノンへの帰還ルート フレイムへの道 砂漠の野外冒険 大河の重要拠

                                            【新連載】「ロードス島戦記RPG」のリプレイ連載がスタート。“英雄戦争”の裏側を描く「放浪貴公子のはてしない家路」の第1回を掲載
                                          • これから始めるMetroidvania――「メトロイド ドレッド」で目覚めた人たちにオススメのSwitch向け2D探索アクションを,“メトロイドヴァニア”に詳しい人に聞いてみた

                                            これから始めるMetroidvania――「メトロイド ドレッド」で目覚めた人たちにオススメのSwitch向け2D探索アクションを,“メトロイドヴァニア”に詳しい人に聞いてみた 編集部:Junpoco ライター:本地健太郎 「メトロイド ドレッド」が面白い―― 2021年10月8日にリリースされた「メトロイド ドレッド」は,任天堂のゲームシリーズ「メトロイド」の最新作。複数のエリアに分かれ,迷路のようにつながったマップを行き来しながら,主人公のサムスを強化し,仕掛けを解きながらクリアを目指していくSwitch用2D探索アクションだ。 発売後,国内外で高い評価を得ており,思ったとおりにプレイヤーキャラクターのサムスが動いてくれる操作感に,心地よく決まるカウンター(とその演出)。なかなかの高難度ながら,繰り返し練習することで乗り越えられる絶妙な難度。(コアなプレイヤーには物足りないかもしれない

                                              これから始めるMetroidvania――「メトロイド ドレッド」で目覚めた人たちにオススメのSwitch向け2D探索アクションを,“メトロイドヴァニア”に詳しい人に聞いてみた
                                            • ライトノベルおよび隣接ジャンルにおける<br/>表紙イラストレーションについて(前編) - メディア芸術カレントコンテンツ

                                              メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 「ライトノベル」というジャンルはここ20年でますます拡大しているが、その特徴として欠かせないもののひとつがイラストレーションではないだろうか。そんなライトノベルの表紙イラストレーションの系譜をたどっていく本コラム。前編では、ライトノベルの起源と目されることも多いジュブナイル小説をはじめとした小説が、マンガ・アニメと接近していく過程を追う。 天野喜孝による『グインサーガ 20 サリアの娘』(栗本薫著、早川書房、1985年)の装丁画 天野喜孝『天野喜孝 想像を超えた世界』パイインタ

                                                ライトノベルおよび隣接ジャンルにおける<br/>表紙イラストレーションについて(前編) - メディア芸術カレントコンテンツ
                                              • シリアスな展開が魅力のラノベファンタジー15選 - 読書する日々と備忘録

                                                祝「竜と祭礼」の2巻刊行!ということで、今回はシリアスな展開が魅力のラノベファンタジーを15作品紹介したいと思います。この手の重厚なファンタジーは自分の大好物なジャンルなんですが、近年はたくさん刊行されている中では敬遠されがちで、読んでみたら面白くても苦戦する傾向が少なくありません。危惧していた「竜と祭礼」も無事2巻目も刊行されましたし、この手のジャンルがもっと盛り上がることを期待しています。 1.竜と祭礼 (GA文庫) 竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― (GA文庫) 作者:筑紫一明 発売日: 2020/01/11 メディア: 文庫 師の遺言により少女ユーイの杖を修理することになった、半人前の魔法杖職人・イクス。姉弟子たちの助けも借りてどうにか破損していた芯材を特定した彼が、1000年以上前に絶滅した竜の心臓を求めて旅する物語。夏の終わりまでを期限とした竜の伝承を求めての探索、ユーイが抱

                                                  シリアスな展開が魅力のラノベファンタジー15選 - 読書する日々と備忘録
                                                • 『ロードス島戦記』の歴史~成長編。日本ファンタジー界の金字塔となった小説シリーズ

                                                  『ロードス島戦記』の歴史~成長編。日本ファンタジー界の金字塔となった小説シリーズ 文 電撃オンライン 公開日時 2020年09月21日(月) 18:00 最終更新 2020年10月20日(火) 00:59 発表から30年を越えて愛される人気ファンタジー『ロードス島戦記』の魅力をお伝えする連載企画。第2回となる今回は、シリーズの根幹を成す小説シリーズを紹介していきます。 前回紹介したとおり、テーブルトークRPGのリプレイとして誕生した『ロードス島』シリーズ。その設定や世界観をもとに、リプレイでGM役(※テーブルトークRPGにおける司会・進行・審判役)を務めた水野良氏が執筆したのが、小説版『ロードス島戦記』シリーズです。 剣や魔法での争いが絶えない“呪われた島”ロードスを舞台に、英雄たちの冒険や戦いをダイナミックに描いた本シリーズは、リプレイ版からのファンに限らず幅広い読者層からの支持を獲得。

                                                    『ロードス島戦記』の歴史~成長編。日本ファンタジー界の金字塔となった小説シリーズ
                                                  • 『ライトノベル』とは何か?(1)

                                                    本コラム「『ライトノベル』とは何か?」は記事を三分割しています。 『ライトノベル』とは何か?(2)はこちら 『ライトノベル』とは何か?(3)はこちら 1 初めに 2『ライトノベル』の源流 3 ヤングアダルト・ジュブナイルの立ち位置 4 そして『ライトノベル』が生まれた 5『ライトノベル』の大流行 6 出版作品は応募だけでなくWebからも 7 膨張する『ライトノベル』 8 児童文学に進出する『ライトノベル』 9 現在の『ライトノベル』の問題点(1) 10 現在の『ライトノベル』の問題点(2) 11 現在の『ライトノベル』の問題点(3) 12 名興文庫が求める作品 1 初めに 『ライトノベル』とは何か? 辞書で意味を確認すれば「会話文が多く、イラストがあり、文体が軽めで読みやすい、若者向けの娯楽小説」と説明があります。確かにその通りだと思います。 しかし、これですべての『ライトノベル』が網羅さ

                                                      『ライトノベル』とは何か?(1)
                                                    • 『ゲーム小説』の一読者視点からのアレコレ【前編・80~90年代コンピュータRPGの時代】 |たいむましん

                                                      『ゲーム小説』の一読者視点からのアレコレ【前編・80~90年代コンピュータRPGの時代】 公開日:2021年4月30日センセイ (べ・一文字) 読者の皆様は「ゲーム小説」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? ここで元祖はどうとか本家はどうとかいう話を始めると様々な異論反論が入り乱れてかつライトノベルの定義がどうこうとか余計な方向からの流れ弾も飛んできて宗教戦争かくやと言うペンペン草も生えない焦土状態になる事は火を見るより明らかと思いますので、あくまで個人的な体験・経験則を元に語る「ゲーム小説の蘊蓄」が今回の題材と言う事でお願いします。かつ、文中敬称略です。 まぁそう言った前置きと言うか逃げを打った上でも、現在まで続くライトノベル史の起点とも言うべきタイトルとして『ロードス島戦記』(著・水野良/角川書店(現KADOKAWA))を外す事は出来ないと思います。 元々は『コンプティーク』誌に連載さ

                                                        『ゲーム小説』の一読者視点からのアレコレ【前編・80~90年代コンピュータRPGの時代】 |たいむましん
                                                      • 『ロードス島戦記』ディードリットが主人公の新作2Dアクションゲーム発表。『東方ルナナイツ』のlady bug氏が手掛けるメトロイドヴァニア | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

                                                        本作は、ユーザーからの要望でさらに作品を磨き上げるため 、アーリーアクセス版としてリリース。原作の主要キャラクターが多数登場予定の完成版は全6ステージを想定して おり、 3月13日のアーリーアクセス開始時点ではまずステージ1をプレイすることが可能だ。フルリリースは2020年内を予定している。 『ロードス島戦記 誓約の宝冠』に至るディードリット空白の物語が、2Dアクションゲームに。 水野良原作による『ロードス島戦記』と言えば、シリーズ累計発行部数1000万部、OVA出荷本数55万本を誇り、エルフや魔法など日本にファンタジーの世界観を根付かせた伝説の金字塔作品。本作では、同シリーズのヒロインでエルフのイメージを決定づけたとも言われている“ディードリット”の 、2019年に12年ぶりに発売された新作『ロードス島戦記 誓約の宝冠 』に至るまでの空白の物語を2Dアクションゲーム化する。 開発は、全世

                                                          『ロードス島戦記』ディードリットが主人公の新作2Dアクションゲーム発表。『東方ルナナイツ』のlady bug氏が手掛けるメトロイドヴァニア | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
                                                        • 2010年代ライトノベルファンタジーベスト20作品 - 読書する日々と備忘録

                                                          先日の青春小説ベスト20作品に続いて第二弾ファンタジーベスト20作品です。 前回と同様に2010年以降にスタートしたファンタジー作品を対象に20作品を選ぼうと思いましたが、ファンタジー作品は入るべきなんだろうなと思う作品が多すぎて、正直青春小説以上に選考に悩みました(苦笑)いっそのことこれだけ30作品にしようかとも思ったのですが、あえて完結したのか曖昧な作品や続きが出るのか分からない作品、途中までは傑作だったのに…と思った作品などを思い切ってバッサリといって、また個人の好み的な相対評価でいくつか外して何とか20作品まで削りました。 正直に言えば客観的に見てこれは入れるべきだったろうなという作品もないわけではないですが、これが苦悩に苦悩を重ねた末に選んだ自分のベストということでよろしくお願いします。たぶんこの時期は他の誰かが同様の企画を作ってくれると思うので、客観的な評価はそちらにお願いする

                                                            2010年代ライトノベルファンタジーベスト20作品 - 読書する日々と備忘録
                                                          • 今注目のライトノベルファンタジー15選 - 読書する日々と備忘録

                                                            昨日、Twitterでふとこんなことを呟きました。 今、ラノベのライトユーザーは、新作も2~3巻くらいまで出ないと安心して買えないから(この辺からが一般的な意味での注目の新作になる)、どうやってそこまで生き延びるかという生存戦略がカギ。実感として作品に売れる理由がないと、1巻目読んで良かったよというオススメも反応が鈍い気はする。 — よっち (@yocchi_reading) October 3, 2019 とはいえ1巻目からどれだけ売れるのか、続巻に繋げていくのかが重要なのは間違いないわけで、自分の好きな作品の続きを読むためにできることは、気になる作品を紹介してこれまで知らなかった読者に知ってもらうしかないと思うんですよね。青春小説についてはついこの間、下のような紹介記事を作りました。 なので今回はシリーズ作品を中心に個人的に今注目のファンタジー作品を15作品セレクトしています。少しでも

                                                              今注目のライトノベルファンタジー15選 - 読書する日々と備忘録
                                                            • 「ライトノベル宣言」の謎を追え

                                                              はじめに毎度毎度ネット文字創作界隈をお騒がせすることで有名な、「名興文庫」およびその「相談役」。 (詳しく説明するのは面倒なので、知らない人は「名興文庫」「本格ファンタジー」「ダークスレイヤー」あたりでツイッター検索をかけてもらえば、何となくその立ち位置が分かってもらえると思う) 今回は、日本において「本格ファンタジー」が根付くはずの土壌をラノベが破壊してしまった、という歴史認識を巡って学芸員の鞍馬アリス@kurama_fantasy氏と論戦を繰り広げているようだが、その中でこんな発言が出てきた。 ttps://twitter.com/kurama_fantasy/status/1698847925580022266 鞍馬アリス @kurama_fantasy 最初から土台をなしにされたと言うことを、歴史的な史料(当該時期の雑誌、新聞、評論、研究、書簡類、出版に関わる統計資料等、あるいは当

                                                                「ライトノベル宣言」の謎を追え
                                                              • 「古本の売り時」NHK解説に「怒り覚えた」「最悪の利益妨害」 人気作家ブチギレが賛否両論(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

                                                                「ロードス島戦記」「魔法戦士リウイ」などで知られるライトノベル作家の水野良さんが2022年1月17日、NHKの古本特集にツイッターで苦言を呈した。SNS上では、古本売買の是非をめぐり賛否の声が上がっている。 【Twitter】議論を呼んだ水野良さんの投稿 ■「作家と出版社にとっては最悪の利益妨害を推奨していた」 水野さんは17日朝、テレビで特集された古本売買に関する情報について苦言を呈した。 「NHKの朝の番組で小説や漫画の『売り時』なるものを『解説』していて怒りを覚えた。消費者にとってのお得情報かもしれないが、作家と出版社にとっては最悪の利益妨害を推奨していたからだ」 番組名は明言していないものの、同日朝の情報番組「あさイチ」(NHK)が「知ってます?いまどきリユース」として、本や洋服などを中古品店やフリマアプリで高く売るテクニックや、不用品を上手に手放す方法などを紹介していた。 この投

                                                                  「古本の売り時」NHK解説に「怒り覚えた」「最悪の利益妨害」 人気作家ブチギレが賛否両論(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
                                                                • CD&D3→『ロードス島戦記』の流れとAD&D→D&D3→D&D5の流れからの『アウトローたちの誇り』についてのメモ

                                                                  tricken @tricken 聴いてる。「今回のD&D映画は、国内RPGでいえば『ロードス島戦記』より“リプレイ集映画”っぽさがある」と話してる。ソードワールドRPGだと『スチャラカ冒険隊』『バブリーズ』、シャドウランだと『漆黒の魔術師』あたりですかね。D&D自体もWebリプレイあります。 twitter.com/i/spaces/1mnGe… 2023-04-18 23:26:04 tricken @tricken 「リプレイ映画として観たとしても、解釈が一意に定まらない(そしてどの解釈でも結構面白く読めてしまう)」あたりが、“ゲームリテラシーを駆動した場合の”D&D2023映画の本番と感じてる。 2023-04-18 23:32:20 tricken @tricken 前も別のスペースでちょっと補足しましたが 1. 新和版D&D (Classic D&D) の紹介リプレイ (by

                                                                    CD&D3→『ロードス島戦記』の流れとAD&D→D&D3→D&D5の流れからの『アウトローたちの誇り』についてのメモ
                                                                  • 「素人」が「投稿」し、自ら動員される参加型ファシズム 大塚英志『大政翼賛会のメディアミックス』|じんぶん堂

                                                                    記事:平凡社 書籍情報はこちら 「翼賛一家」というまんがが、戦時下にあった。昭和十五年末から、多くの新聞、雑誌に連載され、単行本もいくつか出た。レコード化、ラジオドラマ化、小説化などもされた。これは今のことばで言えばメディアミックス作品である。 本書はこの「翼賛一家」のメディアミックスについて考えるものである。(中略) 「翼賛一家」が戦時下における政治的動員の手段として意図され、仕掛けられた「メディアミックス」であった点は本書で検証していくが、それまでの多メディア展開と異なる点が大きくいって三つある。 一つ目は、これがあらかじめ多メディア展開を想定したものである、ということ。つまり、最初から「メディアミックス」という企画であったということ。「翼賛一家」の場合、同名のまんがなり小説なり、何かまず一つのメディアで「原作」に相当する作品が大ヒットし、その人気に便乗する形で二次的にアニメーションや

                                                                      「素人」が「投稿」し、自ら動員される参加型ファシズム 大塚英志『大政翼賛会のメディアミックス』|じんぶん堂
                                                                    • 「フリーレンさまにとっては、短い時間かもしれませんが」 - いつか電池がきれるまで

                                                                      frieren-anime.jp 葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス) 作者:山田鐘人,アベツカサ小学館Amazon アニメ『葬送のフリーレン』を毎週楽しみにしている。 マンガが面白くて、正直、アニメ化に不安も抱いていたのだけれど、本当に丁寧に作られていて毎回観終えて嬉しくなる。監督は『ぼっち・ざ・ろっく!』の斎藤圭一郎さんなのか、天才かよ。 個人的には、こんなド直球ファンタジー世界+アニメの初回が『金曜ロードショー枠』の2時間でスタートしたことに、けっこう感動していた。 いつの間にか、エルフとかドワーフとかが、ゴールデンタイムに説明なしで登場することが当たり前の世の中になったのだ。 僕がエルフという存在を初めて意識したのは1986年に連載が始まった『ロードス島戦記』のディードリッドだった。 当時の『コンプティーク』でJ・R・R・トールキンの「指輪物語』を知り、『ドラゴンクエ

                                                                        「フリーレンさまにとっては、短い時間かもしれませんが」 - いつか電池がきれるまで
                                                                      • 【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第64回 演じるかのごとき出版展開-寺山修司から薫陶を受けた『ロードス島戦記』の編集者 | gamebiz

                                                                        ファンタジーと聞くと何を思い浮かべるだろうか。『ハリーポッター』や『指輪物語』は2000年代に映画で一世を風靡したが、欧州中世の世界観といえば『ドラゴンクエスト』もそうだし、実はSF(サイエンスフィクション)も立派なファンタジーである。日本のアニメ業界を切り拓いた『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』もれっきとしたSFファンタジーであり、同じ定義でいえば『CyberPunk:Edgerunners』もファンタジーだろう。だが日本で「剣と魔法のファンタジー」のジャンルに限っていえば、明確にそのスタートは存在する。『ドラクエ』とともに、TRPG・小説・アニメ・ゲームに展開された『ロードス島戦記』である。ファミコンとともにボードゲームやPCゲームとしてどのようにこのジャンルが40年前に生み出されたのか、今回はその開祖でもある『コンプティーク』元編集者の吉田氏に話を伺った。 ■映画・劇団をまたにか

                                                                          【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第64回 演じるかのごとき出版展開-寺山修司から薫陶を受けた『ロードス島戦記』の編集者 | gamebiz
                                                                        • このラノ2020投票前に読んでおきたいオススメ新作ライトノベル20選 - 読書する日々と備忘録

                                                                          毎年恒例の「このライトノベルがすごい」、今年も9月に投票開始すると思うんですが、それに向けて何か企画をできないかと考えて、投票対象期間中に発表された新作ライトノベルのうち、自分が読んでオススメしたいと思った作品を紹介することにしました。 セレクトとしては2018年9月から2019年8月に刊行になった作品を対象としています。最初はいったん選んだ20作品を上から10作品まで絞り込んだのですが、実際に並べてみたらさすがに選択肢として狭いと思ったので20作品に戻しました(苦笑)単行本は最後の「Unnamed Memory」のみですが、これは自分好みのクラシカルなラブロマンスファンタジーなのでぜひ読んでみてほしいシリーズです。 気になる本があったらぜひ手にとって読んでみて下さい。投票に向けて少しでも参考になれば幸いです。 1.七つの魔剣が支配する (電撃文庫) 七つの魔剣が支配する (電撃文庫) 作

                                                                            このラノ2020投票前に読んでおきたいオススメ新作ライトノベル20選 - 読書する日々と備忘録
                                                                          • 阿武隈急行、復旧見通せず 被害42カ所 宮城側不通続く | 河北新報オンラインニュース

                                                                            台風19号の被害を受けた第三セクター鉄道の阿武隈急行(伊達市)が苦境に立たされている。宮城、福島両県にまたがる鉄路の被害は確認されただけで42カ所に上り、運行を再開できたのは福島県側の区間にとどまる。同社や自治体は再建に全力を注ぐ構えで、不通区間の住民らは「地域の足」の早期再開を願う。(報道部・水野良将、天艸央子) 福島(福島市)-槻木(宮城県柴田町)の24駅、54.9キロのうち、被害は阿武隈川沿いの山間部に目立つ。特にあぶくま(宮城県丸森町)-丸森(同)は土砂流入、線路の道床やのり面の流出といった被害が24カ所発生した。 福島-梁川(伊達市)は15日、梁川-富野(同)は23日に運転を再開。だが宮城県側は不通が続き、同社は21日に丸森-槻木で無料輸送バスの運行を始めた。 丸森町の大学生塩沼泰知さん(19)は21日、バスを使って仙台市内の大学に通った。「ひとまずバスが動いてほっとしたけど、朝

                                                                              阿武隈急行、復旧見通せず 被害42カ所 宮城側不通続く | 河北新報オンラインニュース
                                                                            • 【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第72回 日本最大の出版社KADOKAWA勃興秘話、編集人たちが創り上げたメディアミックス経営 | gamebiz

                                                                              【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第72回 日本最大の出版社KADOKAWA勃興秘話、編集人たちが創り上げたメディアミックス経営 角川書店とは捉えがたい会社である。国史国文の出版社として始まった国文学者角川源義の時代から、映画業界に旋風を巻き起こした長男:角川春樹の時代、そしてラノベやアニメ業界を創出していった次男:角川歴彦の時代。ここまでトップの経営ビジョンで大きく変化した出版社でありながら、2000年代にアニメ・ゲーム事業が広がり、2010年代にニコニコ動画のドワンゴまで経営統合し、その軌跡のなかで「メディアミックス」というマーケティング手法自体は学問の世界でも確立した一つのテーマにもなっている。その進化の過程を半世紀にわたって渦中でまわしてきた角川グループホールディングス(現KADOKAWA)元社長の佐藤辰男氏に話を伺った。 ■文芸・俳句短歌の中堅出版社角川が第二の雑誌ブ

                                                                                【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第72回 日本最大の出版社KADOKAWA勃興秘話、編集人たちが創り上げたメディアミックス経営 | gamebiz
                                                                              • 「エルフの耳は長い」イメージを作ったのは誰?『ロードス島戦記』水野良先生の証言は「エルフの魔改造は出渕さん」

                                                                                弓月 光 @h_yuzuki 集英社一筋50ン年、毎月第1、第3水曜日発売のグランドジャンプに「甘い生活」とか「瞬きのソーニャ」とかを描いています。 本来筆無精なので煩雑にはつぶやかないと思います(^^;) yuzukihikaru.com 弓月 光 @h_yuzuki 自国語で医学を修められるのは日本くらいらしいので、杉田玄白〜明治あたりの西洋医学翻訳者の努力が大きいです。 胃炎とか心筋梗塞なんて言葉分かりやすいでしょ。 twitter.com/kukaikoya/stat… 2022-07-26 11:38:34

                                                                                  「エルフの耳は長い」イメージを作ったのは誰?『ロードス島戦記』水野良先生の証言は「エルフの魔改造は出渕さん」
                                                                                • なろう系 - Wikipedia

                                                                                  なろう系(なろうけい)とは、ライトノベル・漫画・アニメなど、日本のサブカルチャー諸分野における物語の類型の一つである。主に無料web小説投稿サイト小説家になろうに投稿される作品を指すと言われている。 定義 初期の頃はweb小説投稿サイト『小説家になろう』に投稿されている作品がなろう系と呼ばれていたが、現在は小説投稿サイト、カクヨムなど多数の小説投稿サイトがあり、定義が曖昧化している。 そして現在では様々な定義の言及がされている[1]。各媒体に掲載された「なろう系」の意味に関する記述を以下に挙げる。 『デジタル大辞泉プラス』 web小説投稿サイト『小説家になろう』の文学賞を受賞してデビューした作家、その作家の作品。さらに、それらと似た傾向を持つ作家、その作家の作品[2]。 『4Gamer.net』 『小説家になろう』に投稿される、何の変哲もない主人公が異世界に行く、或いはそこに転生することで