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秦漢の検索結果1 - 40 件 / 79件

  • この本がスゴい!2021

    「後で読む」は、あとで読まない。 「後で読む」は、あとで読まない。 「試験が終わったら」「今度の連休に」「年末年始は」と言い訳して、結局読まなかった。「定年になったら読書三昧」も嘘になるだろう。そもそも、コロナ禍で増えた一人の時間、読書に充てたか?(反語) だから「いま」読む。 たとえ一頁でも一行でも、目の前の一冊に向き合う。いま元気でも、一週間後には、読めなくなるかもしれないから。 今年は、死を意識した一年でもあった。「やりたいこと」を先延ばしにしてるうちに、感染して望みが断たれる可能性が爆上がりした。 時の経つのは早い。人生が長いほど、一年は短くなる。体感時間は加速する一方、人生の可処分時間は、短くなる。 だから「いま」読む。 積読を自嘲したりマウント取るのもヤメだ。いま読まない理由を並べ立てて開き直る不毛も捨てよう。そして、ずっと取っておいた、とっておきの本を、いま読む。 そんなつも

      この本がスゴい!2021
    • 日本人の創作した中国ものに見える「本場中国テイストの脱臭」について

      なんか論文くさい書き出しになってしまいましたが。 きっかけは先日のツイートです。 興味深いツイートだなぁ。 同じようなことをずっと感じてる。日本人作家の中国小説って良くも悪くも大陸本場のテイストが脱臭されてる。和製麻婆豆腐を食べてる感じ。長くなるから今度ブログで書きたい。 https://t.co/k7OyyyycQh — 春秋梅菊 (@chunqiumeiju) 2023年2月14日 ※追記 記事のきっかけになったツイートなのですが、私が引用元様のツイートの意図とは違う方向まで話を拡大してしまい、そのことでご指摘を受けたので取下げさせていただきました(引用元様には直接謝罪のうえ、ツイートの取消しでご了承いただいてます)。私のツイート趣旨は、この下の文章の通りなので、そのまま読み進めていただければ問題無いかと思われます。 長く中国大陸のコンテンツ(ドラマ・映画・小説)に触れていると、日本人

        日本人の創作した中国ものに見える「本場中国テイストの脱臭」について
      • 「カラスの漢字“烏”が“鳥”より一画少ないのは体が黒く目がどこにあるかわからないから」は誤り - 古代漢字学習ブログ @kanji_jigen

        「カラスの漢字“烏”が“鳥”より一画少ないのは体が黒く目がどこにあるかわからないから」という説があります。以下のように、現在販売されている漢和辞典にも掲載されています。 象形。からすの形にかたどる。からすはからだが黒く、目がどこにあるかわからないので、「鳥」の字の目にあたる部分の一画を省いた。借りて、感嘆詞、また、疑問詞に用いる。 ――『角川 新字源』改訂新版、角川書店2017年、p824 烏は鳥の目玉を表す部分である「-」を省いた形。 ――『漢字源』改訂第六版、学研2019年、p1152 しかし、この説は誤りです。 この説は金文の研究が盛んになるより以前に提唱されましたが、清代に金石学(金文研究)が発達したおかげで誤りであることがわかりました。すなわち、古文字学(古代の漢字を研究する学問分野)の世界では100年以上前に否定された説です。 漢和辞典に掲載されているいわゆる「漢字の成り立ち」

          「カラスの漢字“烏”が“鳥”より一画少ないのは体が黒く目がどこにあるかわからないから」は誤り - 古代漢字学習ブログ @kanji_jigen
        • 「泥のように眠る」の「泥」は生物のことなのか?

          まず、土と水の混合物という意味での「泥」(以下「ドロ」と書く)ではない、生きものとしての「泥」(以下「デイ」と書く)については、中国の沈如筠が書いた『異物志』という書物で紹介されているという。 泥为虫名。无骨,在水则活,失水则醉,如一堆泥。 泥は虫の名である。骨がなく、水に在ればすなわち活き、水を失えばすなわち酔う、一堆の泥のごとし。 『能改斎漫録』『夜航船』などにも同様の記述がある。なぜ「水を失えば酔う」のかといえば、言い伝えによると「デイ」は身体から酒を分泌しているので、周囲に水が無くなると自分の酒で酔って、ドロのようになって死んでしまうかららしい(が、この言い伝えのソースも不明なので信用できるかどうか)。おそらくナマコかクラゲのようなものを指しているのではないかと思われる。 「酔如泥(泥の如く酔う)」という表現の初出は『後漢書』の周沢伝だ……という説が一般的なのだが、現在の『後漢書』

            「泥のように眠る」の「泥」は生物のことなのか?
          • 始皇帝の霊廟に副葬された8000体もの兵馬俑が発見されるも、肝心な始皇帝の墓は手つかずのまま。その理由とは? : カラパイア

            1974年、中国、陝西省のなんの変哲もない農地で、農民たちが史上もっとも重要な考古学遺物に偶然出くわした。 地面を少し掘ったところ、粘土で作られた人の彫像の破片が見つかったが、これはほんの始まりにすぎなかった。 さらに発掘作業を進めると、農地の地下にはたくさんの穴があることがわかり、そこには何千もの等身大の兵士や軍馬のテラコッタ(粘土を用いた素焼きの焼き物)の彫像が、ぎっしりと並べられていたのだ。 兵士だけでなく、曲芸師や高名な役人、その他の動物の像の存在も明らかになった。これが、世界の度肝を抜いた始皇帝の霊廟に副葬された兵馬俑(へいばよう)である。 これほど大規模な霊廟にもかかわらず、始皇帝自身の墓は、いまだ手つかずのままだ。その理由を探っていこう。

              始皇帝の霊廟に副葬された8000体もの兵馬俑が発見されるも、肝心な始皇帝の墓は手つかずのまま。その理由とは? : カラパイア
            • 『史記』に学ぶべき知識人の役割とは - 山形浩生の「経済のトリセツ」

              Executive Summary 司馬遷『史記』に登場する焚書坑儒は、儒者どもが体制批判したせいだとされるが、実は穴に埋められた儒者たちにもそうされる十分な原因があったのかもしれない。かつて儒者を厚遇していた始皇帝だが、封禅の儀式のやりかたに結論を出せず、しかも後から揚げ足をとって悪口を述べた儒者の役立たずぶりに呆れた可能性がある。 これは二千年以上の時をこえた現代であっても、儒者=知識人の役割について何かしらの示唆を与えるものかもしれない。いやあ、古典って本当にすばらしいですね。 落合『殷』を読んでちょっと興味が向いて『史記』を実際に読み始めておるですよ。 史記 全8巻セット (ちくま学芸文庫) 作者:司馬 遷筑摩書房Amazon 一応歴史記録で話は淡々と進むし、本紀ではなぜか各種エピソードが何度か繰り返されて、続きを読んでいるつもりが話が戻っていたりして面食らうし、おもしろいからみん

                『史記』に学ぶべき知識人の役割とは - 山形浩生の「経済のトリセツ」
              • 世界史をやり直したら、自分の時代錯誤に気づいた

                まず、自分の歴史認識が古いこと。 学校で習った「歴史」は、石油危機と東西冷戦のあたりで終わっている。そして当然、私が生きているあいだも歴史は書かれていく。 しかし、私はそれらを「ニュース」として知る。 メディアやネットを通じた出来事として接する。大きな事件や紛争の報道には、そこに至る経緯も解説されるが、それだけだ。私は少し心を痛め、赤十字に募金し、次のニュースを見る。ニュースは上書きされ、私の関心や、日本との関わりが遠いほど速やかに流されてゆく。 食糧問題は解決した? 例えば、飢餓人口について。 どこかで「飢えに苦しむ人は大幅に減少している」と耳にしたことがあった。食糧問題や貧困は大きく解消に向かっているという主張だったと記憶している。 しかし、サハラ以南ではここ半世紀一貫して増加していることを知った(下図参照)。また、世界全体から見ても、2014年を境に増加に転じていることが分かった(※

                  世界史をやり直したら、自分の時代錯誤に気づいた
                • 遊牧民@インド遠征軍 on Twitter: "始皇帝、マジでやばいのは軍事的功績とかではなくて「あの時代に文書行政を行政組織の末端まで徹底させていたことが出土史料から明らかなこと」です やべーよあいつら……"

                  始皇帝、マジでやばいのは軍事的功績とかではなくて「あの時代に文書行政を行政組織の末端まで徹底させていたことが出土史料から明らかなこと」です やべーよあいつら……

                    遊牧民@インド遠征軍 on Twitter: "始皇帝、マジでやばいのは軍事的功績とかではなくて「あの時代に文書行政を行政組織の末端まで徹底させていたことが出土史料から明らかなこと」です やべーよあいつら……"
                  • アニメ『宝石の国』をニコ動で見てて、とあるコメントに対する返しに「教養が要る笑い」を感じた「教養は無駄遣いしてこそ」

                    ルルビイ @ruruvi 宝石の国のアニメをニコ動の公式配信で観てるときに流れた「シンシャちゃんペロペロ」ってコメントに「始皇帝ニキおっすおっす」みたいなレスが付いてたの、だいぶ教養が要る笑いだったなって(始皇帝は水銀を不老不死の妙薬と信じて摂取し死亡したとされる+辰砂は赤色硫化水銀で水銀製造の原料) 2021-08-15 14:45:01 ルルビイ @ruruvi 何見てんだよいやらしいわね。人間として多々ブレる。妄言を吐き続ける限界カプ厨。FGOとポケモンが多め。人類最古のキュケオニスト。ご歓談勢。二次創作えっち絵は気が沈んでしまうタイプ、地雷まみれ。生まれる時代を間違えた。フレポルは万病に効く。全人類くら寿司のマンガを読め。 リンク Wikipedia 宝石の国 『宝石の国』(ほうせきのくに)は、市川春子による日本の漫画。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2012年12月号より連載

                      アニメ『宝石の国』をニコ動で見てて、とあるコメントに対する返しに「教養が要る笑い」を感じた「教養は無駄遣いしてこそ」
                    • 古代中国の性生活は想像以上に激しい? 早大教授が語る、驚きと発見の日常史

                      始皇帝、項羽と劉邦、武帝ら英雄が活躍した中国の秦漢時代において、人々はどんな私生活を送っていたのかーーどんな家に住み、何を生業として、如何にして異性との関係を築き、どのように日々の楽しみを求めていたのか? もしも現代人が古代中国にタイムスリップをして、24時間を過ごしたらどうなるかを検証した新書『古代中国の24時間』がヒット中だ。画期的な切り口で古代中国の日常を鮮やかに描き出したのは、早稲田大学文学学術院教授の柿沼陽平氏。同書を著した理由や、古代中国の恋愛事情などについて話を聞いた。(編集部) あまりにも平凡な出来事は記録に残りにくい 柿沼陽平教授 ーー『古代中国の24時間』は、まるでロールプレイングゲームや異世界転生のライトノベルのように、二千年前の中国の1日を追体験するようなユニークな「日常史」の新書です。この新鮮なアイデアはどのように生まれたのですか? 柿沼:もともと僕は実家が客商売

                        古代中国の性生活は想像以上に激しい? 早大教授が語る、驚きと発見の日常史
                      • 【書評】殷の女性兵士から兵馬俑の髪型の秘密まで、古代中国史の最新知見を得られる『戦争の中国古代史』 - 明晰夢工房

                        戦争の中国古代史 (講談社現代新書) 作者:佐藤信弥 発売日: 2021/03/17 メディア: Kindle版 古代中国史の入門書として文句なしにおすすめできる本が出た。本書『戦争の中国古代史』はタイトル通り軍事についての記述が多いものの、殷~前漢の政治史を要領よくまとめているので古代中国史の概説書としても使える一冊になっている。古代中国史の最新知見を盛り込みつつ、殷の女性兵士や武霊王の「胡服騎射」改革の真の目的、「宋襄の仁」が当時の「軍礼」に基づく行為だったことなど、興味深いトピックを数多くとりあげているので、中国史に少しでも関心のある人なら楽しく読みすすめられる内容になっている。 以下、興味を引かれた内容についていくつか紹介する。 殷に「女性兵士」は存在したか 殷の王妃・婦好は「戦う王妃」として有名だ。実際に彼女と軍事とのかかわりを示す甲骨文が出土している。だがこの本によれば、殷代に

                          【書評】殷の女性兵士から兵馬俑の髪型の秘密まで、古代中国史の最新知見を得られる『戦争の中国古代史』 - 明晰夢工房
                        • 時間切れ!倫理

                          時間切れ!倫理 by 金岡新 最終更新日2024年4月23日 大目次 はじめに 青年期、というより心理学 人生とは 古代ギリシア哲学 ソクラテス プラトン アリストテレス ストア派・エピクロス派 中国思想 ユダヤ教 キリスト教 イスラーム教 仏教 日本の思想 古代~平安時代 日本の思想 鎌倉仏教 日本の思想 江戸時代 日本の思想 明治以降 最新記事は"note"で随時公開 世界史はこちら→世界史講義録 内容に誤りあれば教えてください 詳細目次 青年期、というより心理学 01 心理学への招待 02 フロイト登場 自由連想・夢判断と無意識の発見 03 性欲の発見 04 オイデップス神話 05 エス、自我、超自我 06 フロイトの治療法 07 ユング 08 コンプレックス、ペルソナ 09 集合的無意識、元型 10 共時性、内向的・外交的、性格類型 11 フロイト派精神分析への批判 12 コフート

                          • 「漢字の成り立ち」を語る際は、最も初期の字形を根拠にしなければならない――「丁・正・以・亡・家・安」の字源を例として|nkay

                            「漢字の成り立ち」を語る際は、最も初期の字形を根拠にしなければならない――「丁・正・以・亡・家・安」の字源を例として こんにちは、みなさん。 近年、多くの場所で「漢字の成り立ち」が語られる場面に遭遇します。テレビ番組や新聞雑誌、書籍や漫画、インターネット上のサイト・ブログ・SNSなどなど。しかしそこで見聞きする「漢字の成り立ち」説というのは、科学的根拠に欠けた信用できない説であることが少なくありません。 多くの場合、語り手が実際には文字学の知識に欠けた者であることが、その直接の原因となっています。こうした語り手達の間で、不可信で不正確な説明が伝播されていきます。 説得力の低いものと聞いて、テレビのバラエティ番組で芸能人が話す説や、あらさまな広告収入目的のインターネットサイトの説、書店に並ぶ泡沫雑学本に掲載されている説などが思い浮かぶかもしれません。しかし驚くべきことに、残念ながら、漢和辞典

                              「漢字の成り立ち」を語る際は、最も初期の字形を根拠にしなければならない――「丁・正・以・亡・家・安」の字源を例として|nkay
                            • 【書評】桑畑がナンパスポット、市場では受刑者の悲鳴……見てきたように秦漢時代の生活を描く『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 - 明晰夢工房

                              古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで (中公新書) 作者:柿沼陽平 中央公論新社 Amazon こんなに秦漢時代の生活がくわしくわかる本はほかにない。当時の人間になりきり、午前五時頃から時間帯ごとに古代中国の民衆の生活を追っていく内容なのだが、扱う対象が幅広く、庶民の服装や食生活などから市場や盛り場の様子、果ては夜の営みにまで及ぶので読んでいて飽きることがない。画像も非常に豊富で、この時代の俑から痰壺、尿瓶、張型など下世話なものもたくさんとりあげているので、ビジュアル的にも庶民の生活がよくわかるようになっている。注記も豊富で、とりあげている話題がどの史料を根拠にしているか巻末にすべて記してあるので、この時代をさらに詳しく知りたい読者にも便利。 この本では色恋の話題が多い。古代中国における男女の出会いの場のひとつが桑畑だ。この本の9章で書かれている桑畑での出会いの様子は以下のよう

                                【書評】桑畑がナンパスポット、市場では受刑者の悲鳴……見てきたように秦漢時代の生活を描く『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 - 明晰夢工房
                              • 文明と穀物の深い関係『反穀物の人類史』

                                人類は、狩猟採集から農耕牧畜へと進歩した。 穀物による安定した食糧生産が人々の健康を増進し、余暇を生み、文字や文明を育んでいった。文明を狙う野蛮人は、狩猟採集のままの生活で、文字を持たぬ遅れた未開の人々だった。 ……と思っている? だったら『反穀物の人類史』をお薦めする。 著者はジェームズ・C・スコット、イェール大学の人類学部教授だ。メソポタミア、秦・漢、エジプト、ギリシア、ローマなど、文明の初期状態を検証することで、わたしが刷り込まれてきた「常識」に疑義を投げかける。 狩猟採集の方が豊かだった まず、農耕社会が豊かだったというのは誤りだということが分かる。少なくとも、初期の農業は酷いもので、反対に豊かで多様性に富んでいたのは狩猟採集の人々になる。 その証拠として、残されている農民の骨格を、同時期に近隣で暮らしていた狩猟採集民と比較する。 すると、狩猟採集民の身長が、平均で5センチ以上も高

                                  文明と穀物の深い関係『反穀物の人類史』
                                • 国宝の金印が偽物、ではないことがわかった - Meiji.net(メイジネット)明治大学

                                  「漢委奴國王」金印は江戸時代に作られたのか?  「漢委奴國王」金印は、日本史の教科書に必ず登場するので、多くの人によく知られた歴史資料だと思います。  そもそも、AD1世紀から3世紀にかけて中国を治め

                                    国宝の金印が偽物、ではないことがわかった - Meiji.net(メイジネット)明治大学
                                  • 【2019年12月版】世界史関連の新刊30冊+α - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                    2019年8月〜12月の世界史関連の新刊の紹介 前回が8月だったので約半年間、間が空いてしまいました。 半年分の世界史関連の新刊をガッツリ紹介いたします。年度末ですし、年末年始に読む面白そうな本をどうぞ見つけてください。 1. 「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」 大木殻 岩波書店 2019/7/20 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書) 作者: 大木毅 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2019/07/20 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 「これは絶滅戦争なのだ」。ヒトラーがそう断言したとき、ドイツとソ連との血で血を洗う皆殺しの闘争が始まった。日本人の想像を絶する独ソ戦の惨禍。軍事作戦の進行を追うだけでは、この戦いが顕現させた生き地獄を見過ごすことになるだろう。歴史修正主義の歪曲を正し、現代の野蛮とも呼ぶべき戦争の本質をえぐり出す。 これはどの本屋に行っても目立つところに置いて

                                      【2019年12月版】世界史関連の新刊30冊+α - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                    • 『男心は複雑でござる』の巻。。。 - 異星人と交信した結果、撃沈。。。。。。。。。。。。。。。。。。

                                      中国ドラマ【ミーユエ】 ここ10年の間に放送3回目になるので、 観たことがある人も多いと思いますが、 私は1度観て、どはまりにはまり、 何度観ても飽きないので、また観ています! そして、動画にアップされていた時、 完全中国語版で、日本語訳一切なしなのですが、 その動画、スマホに全て落としました! ただね、残念ながら、今は中国語が全く分からんので、 何を言っているのか、謎だらけ。。。 中国語も漢字でしょ。 今ですら、日本語の漢字を中国語読みしたり、 【偏(へん)】って、あるやないですか。 あれを、間違えて本気で中国語の偏で 書いてしまうこともあるので、 日本語が、完全に回復するまで、 中国語の再勉強はしないと心に決めているのですが、 ただね、中国語のドラマを観ていると、 どうしても、中国語で理解したくなる。 字幕って、あくまでも、雰囲気的なものがあるので、 本当に何を言っているのか理解したい

                                        『男心は複雑でござる』の巻。。。 - 異星人と交信した結果、撃沈。。。。。。。。。。。。。。。。。。
                                      • 秦の始皇帝はアレクサンドロス大王にそっくりの模倣者だった!?神話研究の最先端の論文に当惑も?

                                        巫俊(ふしゅん) @fushunia 2022年12月刊行の『神話研究の最先端』(笠間書院)に、秦の始皇帝は、アレクサンドロス大王の模倣者で、アレクサンドロス大王の神話を意識した自らのイメージを持っていたはずだが、それは秦帝国の崩壊によって失われたと主張する論文が載っていて驚愕したところです。比較神話学で儲かるかは不明ですが twitter.com/akagitsuyoshi/… 2023-06-18 22:29:07 赤城毅/大木毅 @akagitsuyoshi オレも老後の資金を稼がなければならないので、とりあえずアレクサンドロス大王は実はひそかに日本に渡ってきていて、その子孫が日本武尊であるという妄説を唱えることにしたい。 2023-06-18 21:21:20 巫俊(ふしゅん) @fushunia 著者によるほぼ同じ内容の論文がこちらに掲載されてて、リンク先でダウンロードできます。

                                          秦の始皇帝はアレクサンドロス大王にそっくりの模倣者だった!?神話研究の最先端の論文に当惑も?
                                        • 日本近現代史(政治史)を専攻している文学部・4回生の者です。2点ほど質問させていただきます。 1.漢文(白文)を読めるようになるには、どのような勉強をするのがよいでしょうか?おすすめの参考書等をお教えいただきたいです。高等学校の教科書も有用でしょうか? 2.現代中国語に関しては全くの素人なのですが、漢文を読むのに、現代中国語の知識はどの程度必要でしょうか? | mond

                                          日本近現代史(政治史)を専攻している文学部・4回生の者です。2点ほど質問させていただきます。 1.漢文(白文)を読めるようになるには、どのような勉強をするのがよいでしょうか?おすすめの参考書等をお教えいただきたいです。高等学校の教科書も有用でしょうか? 2.現代中国語に関しては全くの素人なのですが、漢文を読むのに、現代中国語の知識はどの程度必要でしょうか? 「漢文を読めるようになるには、どうするのがよいか?」中国古典を教える教師という職業柄、この種の質問は、過去にも何度もたずねられました。そのたびに、「さあ、どうすればいいんでしょうね?」と言ってはぐらかしてきたのですが、その理由から説明します。 まず、「漢文」という言葉にひっかかります。日本列島の歴史においては、「和文/漢文」という二項対立があるようですが、私は日本列島の側から中国文を見ているという認識がないので、違和感を抱いてしまいます

                                            日本近現代史(政治史)を専攻している文学部・4回生の者です。2点ほど質問させていただきます。 1.漢文(白文)を読めるようになるには、どのような勉強をするのがよいでしょうか?おすすめの参考書等をお教えいただきたいです。高等学校の教科書も有用でしょうか? 2.現代中国語に関しては全くの素人なのですが、漢文を読むのに、現代中国語の知識はどの程度必要でしょうか? | mond
                                          • 待望の「鮮卑拓跋」本、登場! 中国史のカギを握る「忘れられた部族」とは?(学術文庫&選書メチエ編集部)

                                            待望の「鮮卑拓跋」本、登場! 中国史のカギを握る「忘れられた部族」とは? 騎馬遊牧民が中華文明を創った⁉ 「三国志」に「秦の始皇帝」、チンギス・カンにラストエンペラー、さらに毛沢東の長征と文革。中国の歴史には多くのドラマがあり、英雄がいる。そんななかで、あえて「マイナーな部族」に光をあてた中国歴史本が注目されている。『中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史』(松下憲一著、講談社選書メチエ)だ。「〈鮮卑拓跋〉などという本が一般書レーベルで出るとは!」「これ、待ってたヤツだ」など、ネット上では刊行前から期待の声があがっている。しかし、「センピタクバツ」って、いったい何なのか――。 中国史の分水嶺、「大分裂時代」の主役 強大な漢王朝が滅んで魏・呉・蜀に分裂し、その三国の覇者・曹操の魏が晋に継承され、そして……、この辺から「なんだかわからなくなる」のが中国の歴史だ。この4~6世紀は、さまざまな「民族」

                                              待望の「鮮卑拓跋」本、登場! 中国史のカギを握る「忘れられた部族」とは?(学術文庫&選書メチエ編集部)
                                            • 「漢字の成り立ち」を語る際は、微細な筆画にも注意して字の構造を明確にしなければならない――「比・真・豊・般」字の字源を例として|nkay

                                              「漢字の成り立ち」を語る際は、微細な筆画にも注意して字の構造を明確にしなければならない――「比・真・豊・般」字の字源を例として こんにちは、みなさん。 近年、多くの場所で「漢字の成り立ち」が語られる場面に遭遇します。テレビ番組や新聞雑誌、書籍や漫画、インターネット上のサイト・ブログ・SNSなどなど。しかしそこで見聞きする「漢字の成り立ち」説というのは、科学的根拠に欠けた信用できない説であることが少なくありません。 多くの場合、語り手が実際には文字学の知識に欠けた者であることが、その直接の原因となっています。こうした語り手達の間で、不可信で不正確な説明が伝播されていきます。 説得力の低いものと聞いて、テレビのバラエティ番組で芸能人が話す説や、あらさまな広告収入目的のインターネットサイトの説、書店に並ぶ泡沫雑学本に掲載されている説などが思い浮かぶかもしれません。しかし驚くべきことに、残念ながら

                                                「漢字の成り立ち」を語る際は、微細な筆画にも注意して字の構造を明確にしなければならない――「比・真・豊・般」字の字源を例として|nkay
                                              • 中国考古学の新発見 秦漢時代の古城を特定

                                                【3月18日 CGTN Japanese】中国中部にある陝西省(Shaaxi)考古研究院は12日、昨年、陝西省内で実施された考古学発掘プロジェクトを総括し、6つの優秀プロジェクトを選出しました。その中のひとつが、「商鞅(しょうおう)の変法」といわれる大改革が行われた秦(紀元前905年~紀元前206年)の都であり、前漢(紀元前206年~8年)の最初の都でもあった「秦漢栎陽(やくおう)城」です。 秦漢栎陽城は、現在の陝西省西安市閻良区に位置します。考古学チームはここで3つの古城を特定し、文献に記載された秦・漢時代に都とされていた栎陽城の所在地を第三号古城であるとしました。また、2021年から2022年にかけては、第三号古城の第3号と第11号の2つの大型宮殿建築の基礎跡を明らかにしています。これは近年の中国における、戦国時代(紀元前403年~紀元前221年)中期の列国の都の中核をなす建築物の重要

                                                  中国考古学の新発見 秦漢時代の古城を特定
                                                • №1,663 中国紀行 “ 万里の長城(中国語:万里长城 拼音: Wànlǐ Chángchéng)” - 糸屯 ち ゃ ん の エ ン タ メ 通 信

                                                  🙇🏻まずは2ポチっと、「にほんブログ村」と 「拍手」を通り過ぎずに押してもらえたら、めっちゃうれしいです!  _ _)) ⏱この記事は、約4分で読破できると思います ❢ ℹ️ご来場の皆さまへ わたしが主催させてもらってますサークルを下の方にご案内をしていますので、 宜しければ参加してみませんか❓ _ _))ペコリン は じ め に ご  挨  拶 本   編 万里の長城(中国語:万里长城 拼音:Wànlǐ Chángchéng) 概  要 お わ り に 糸屯ちゃんの掲示板 主催サークルのご案内です(2023年09月22日 10:35現在) ブログサークルコメント #ハッシュタグ(IN POINT) ランキングバナー、拍手、はてなスター、B!ブックマーク は じ め に ご  挨  拶 おはようございます ☕ _ _))ペコリン  白石です 本日のテーマは、 中国紀行 をお送

                                                    №1,663 中国紀行 “ 万里の長城(中国語:万里长城 拼音: Wànlǐ Chángchéng)” - 糸屯 ち ゃ ん の エ ン タ メ 通 信
                                                  • 荊州胡家草場漢簡すごい

                                                    さとうしん @satoshin257 湖北考古业务成果交流会召开 盘点2018我省那些重大考古发现 zy.cnhubei.com/dongxiang/xMpq… 「荆州胡家草场M12出土3000多枚西汉简牍,内容包括历谱、编年纪、律令、病方和遣册,具有重要价值。」 また荊州から編年記が… 2019-01-22 17:52:28

                                                      荊州胡家草場漢簡すごい
                                                    • 吉本稔@コミケ98・5/2(土)初日・南イ-37a on Twitter: "「始皇帝が水銀を飲んでた」問題、ググってみても出典の記述が無い与太ばかりが並んでどうも怪しい。 やっぱり横山光輝翁『若き獅子たち』をいい加減に咀嚼した人間がまき散らしてるんじゃないか、魏晋期のあのうさん臭い道教下で作られた丹砂の… https://t.co/A6oq581YXt"

                                                      「始皇帝が水銀を飲んでた」問題、ググってみても出典の記述が無い与太ばかりが並んでどうも怪しい。 やっぱり横山光輝翁『若き獅子たち』をいい加減に咀嚼した人間がまき散らしてるんじゃないか、魏晋期のあのうさん臭い道教下で作られた丹砂の… https://t.co/A6oq581YXt

                                                        吉本稔@コミケ98・5/2(土)初日・南イ-37a on Twitter: "「始皇帝が水銀を飲んでた」問題、ググってみても出典の記述が無い与太ばかりが並んでどうも怪しい。 やっぱり横山光輝翁『若き獅子たち』をいい加減に咀嚼した人間がまき散らしてるんじゃないか、魏晋期のあのうさん臭い道教下で作られた丹砂の… https://t.co/A6oq581YXt"
                                                      • 漢代の墓から2千年前の日用品が多数出土 陝西省西安市

                                                        【5月6日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)西安市(Xi’an)でこのほど、前漢時代中・後期の高位者の墓が見つかり、約2千年前の人々の日用品が多数出土した。 M553墓と名付けられた同墓は、同市南東郊外、杜陵邑(とりょうゆう、前漢宣帝の陵墓・杜陵に仕える人々が住んだ町)遺跡の北境界から約1・5キロの地点にある。墓道と耳室、墓室からなり、墓道は長さ16・8メートル、墓室は幅4・1メートル、長さ5・3メートル、深さ9・2メートル。盗掘を受けており、盗掘穴を埋めた土の中から、歯を加工した円筒形の装飾品や玉猪握(富の象徴とされたブタをかたどった玉器で死者に握らせた)などの器物が出土した。 重要な発見となったのは、幸運にも度重なる盗掘を免れた二つの耳室で、うち東側の耳室からは土器や灰釉陶器の罐(かん、水がめ)などの器物が見つかり、彩色土器の首には年代を示す文字が朱書きされていた。

                                                          漢代の墓から2千年前の日用品が多数出土 陝西省西安市
                                                        • 「治療方法がなく、死ぬまで痛みに耐えるしかない」三国志の曹操も苦しんだかもしれない"ある病気" 古代中国でもっとも恐れられていた

                                                          虫歯に苦しんでいた古代の中国人 官吏や貴族の家では、朝早くから使用人が動きだしている。かれらは井戸で水を汲くむなどの作業をしている。一軒一軒の屋敷に井戸が備わっているところもあれば(※1)、ムラごとに井戸を共有しているところもある。(※2) 身体に烙印らくいんを帯びた家々の奴隷は水を汲むたびに(※3)、井戸で顔をあわせている。分をわきまえた奴隷ならば、ご婦人らの井戸端会議に加わらず、そそくさと水を汲み、主人へ届けたことであろう。 主人とその家族は、井戸から汲まれてきた水で顔を洗い、手を洗う。歯みがきはしない。起床時と食後に口をすすぐだけである(※4)。最古の歯ブラシは唐代のもので、それ以前には確認できない。ほぼ同じころ、古代インドの人びとは朝から木ぎれをくりかえし噛かみ、それを歯ブラシのかわりにしていた(※5)。これを「歯木しぼく」や「楊枝ようじ」というのであるが、こうしたものは古代中国に

                                                            「治療方法がなく、死ぬまで痛みに耐えるしかない」三国志の曹操も苦しんだかもしれない"ある病気" 古代中国でもっとも恐れられていた
                                                          • 『三国志』…描き方でキャラの印象はがらりと変わる!! - 泣いても笑っても日日是好日

                                                            今週のお題「読書感想文」 荊州古城 (関羽が晩年に守っていた城) 引用:中国湖北省観光局オフィシャルサイトより 読書感想文… 大人が書く読書感想文は分からないけど、子どもの読書感想文って、大体パターンが決まっていますよね。 自分と同じ年頃の主人公のお話を選んだら、以下のように書くといいようです。 その物語のあらすじを書く。 一番心に残ったことを書く。 主人公の、苦労や逆境話を紹介し、自分がその立場だったらどうするかを書く。 このお話を読んだ後の自分としての、今後の展望を描く。どんな時も、優しい人でいたいです。努力を惜しまない人になりたいです。等々。 最後に書いた記憶がある読書感想文は、高校の時に吉川英治の『三国志』について。 パターンなんて無視して長々と感想をかいたら、長々とコメントが戻ってきた事を思い出します。 本当は大学に入ってからも、レポートでカントの『実践理性批判』の感想を書いてお

                                                              『三国志』…描き方でキャラの印象はがらりと変わる!! - 泣いても笑っても日日是好日
                                                            • 金持ち父さんになるために… : 配当金も届いたし我が家の持ち株一覧です_φ( ̄ー ̄ )メモメモ

                                                              2022年04月02日07:11 カテゴリ配当金保有株 配当金も届いたし我が家の持ち株一覧です_φ( ̄ー ̄ )メモメモ 日経平均株価 27,665.98   -155.45  -0.56% TOPIX     1,944.27  -2.13  -0.11% マザーズ指数 793.20  +2.90  +0.37% JASDAQ平均 3,650.10  -9.20 -0.25% 昨日は9時半まで株を見てそれから子供達の相手 昼にチラッと引けてからチラッとで あんま下がってなくて嬉しい〜 今日も早くから子供達と遊ぶぞ さて僕の特定口座の持ち株のコード銘柄名 株数に平均取得単価です 1417 ミライト・ホールディングス 100株 662円 1928 積水ハウス 200株 1799円 2768 双日 200株 1788円 2914 日本たばこ産業 2100株 2341円 3003 ヒューリック 1

                                                              • 習近平の歴史観が鮮明に-潘岳『東西文明比較互鑑-秦・南北朝時代編』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                                                『労働新聞』に月1回で寄稿している書評コラムですが、今回は潘岳『東西文明比較互鑑-秦・南北朝時代編』です。 https://www.rodo.co.jp/column/136494/ 潘岳という名前は、よほどの中国政治の専門家でないとあまり知られていないかも知れませんが、今年6月に国家民族事務委員会主任に就任したばかりの中国の少数民族政策の大元締めです。 コロナ禍の収まらぬ現代世界で、プーチンのロシアがウクライナに侵攻し、習近平の中国はウイグルなど少数民族を抑圧し、香港を圧殺し、台湾を恫喝する。そうした帝国主義的行動の背後にどのような思想があるのか、いかなる歴史観に動かされているのか、隣国日本の住人として関心を持たざるを得ない。ウクライナ民族の存在を否定し、大ロシア民族の裏切り者とみなすプーチン史観はまだ分かりやすい。しかし、声高に「中華民族」の統一を掲げる習近平史観は分かりにくい。 それ

                                                                  習近平の歴史観が鮮明に-潘岳『東西文明比較互鑑-秦・南北朝時代編』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                                                • 町を出ると猛獣や盗賊がウロウロ…大学教授が「ドラクエみたい」という古代中国の日常生活 「私はドラクエ3世代ですから」

                                                                  始皇帝、項羽と劉邦、曹操ら英雄が活躍した古代の中国。2000年前の人々はどんな日常生活を送っていたのか。『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』(中公新書)を書いた早稲田大学文学学術院の柿沼陽平教授は「人気ゲーム『ドラクエ』の世界に似ている」という。中国ルポライターの安田峰俊さんが聞いた――。 古代の中国人は毎月の給料で何を買っていたのか? ――一般の人がイメージする中国の古代史は、まず始皇帝や項羽と劉邦・諸葛孔明などの英雄たちが活躍する時代。もしくは、孔子や諸子百家が活躍した思想の時代でしょう。その日常を描こうと考えられたのは、どういった経緯からでしょうか。 【柿沼陽平(早稲田大学文学学術院教授)】もともと中国史を学びたくて大学に行ったのですが、学部時代にイギリスのバーミンガム大学に留学してカルチュラル・スタディーズ(学際的な手法によって現代文化を研究する学問)を学びました。

                                                                    町を出ると猛獣や盗賊がウロウロ…大学教授が「ドラクエみたい」という古代中国の日常生活 「私はドラクエ3世代ですから」
                                                                  • 明智光秀と、メルカリ。 - この世界の不思議

                                                                    こんばんわ。天機です。 今回は、明智光秀と、メルカリ、というテーマで書いてみようと思います。 ご存知の方もいるかもしれませんが、ことしのNHKの大河ドラマ 「麒麟がくる」において、 NHK大河史上はじめて、明智光秀が主人公になります。 この明智光秀、日本においては、あまり人気がない。 主君を裏切った、ということで、 たとえば企業経営者なんかにとってみれば、 もっとも警戒すべき性質をもった輩、ということになってしまうでしょう。 また、主君を裏切ったのに、その天下が11日しか続かなかった、 ということで、ヒーロー的な要素もない。 ある意味、負け犬のようにも見えてしまうのです。 ということで、明智光秀には、どうも、 ひとびとの共感やあこがれをよぶ要素が欠落しているようでもあって、 これまで少なくとも大河では、 主人公を張ることができなかったのですね。 ところが今年はじめて、その明智光秀が主人公を

                                                                      明智光秀と、メルカリ。 - この世界の不思議
                                                                    • 本の紹介 宮城谷昌光著『太公望』…主役がかっこいいと、読むのが楽しい。 - 泣いても笑っても日日是好日

                                                                      1.はじめに 2.太公望とは何者? 3.『太公望』のあらすじ 4.感想 5.『太公望』の作者と初出 1.はじめに 今日は、リクエストもありました大好きな本の紹介をしたいと思います。 今日紹介する本は、宮城谷昌光著『太公望』。 この本は以前ブログでちょっと触れたことがあったのですが、今日はもっと具体的に紹介させていただこうと思います。 が… 本の紹介は初めての試みなので、記事の拙いところはどうぞ目をつぶってくださいね。 『太公望』は主人公が父親を殺され、復讐を誓い、理想の社会を作ろうと、ひたすら突き進んでいく歴史小説です。 全体的に固くなく、会話が多いので、読みやすいと思います。 歴史に全く興味のない、今は亡き私の母に読ませても、面白いといってくれた小説です。 2.太公望とは何者? ところで、魚釣りをする人のことを太公望と言いますね…。 また、覆水盆に返らず…という故事も太公望にかかわりがあ

                                                                        本の紹介 宮城谷昌光著『太公望』…主役がかっこいいと、読むのが楽しい。 - 泣いても笑っても日日是好日
                                                                      • ある地方官吏の生涯―臨川書店

                                                                        ある地方官吏の生涯 木簡が語る中国古代人の日常生活 京大人文研東方学叢書 9 宮宅 潔著 四六判・上製・紙カバー装・帯付 総256頁 税込3,300円(本体3,000円+税) ISBN978-4-653-04379-9【2021年7月刊】 始皇帝の踏みしめた大地 劉邦を取り巻いていた空気 歴史書からは十分に伝わってこない古代人の姿と彼らの日常生活。簡牘に記された「喜」という人物の生涯を軸として、古代社会を構成した市井の人々の姿をいきいきと描き出す。出土資料から見えてくるのは、歴史書に記された傑出した人物ではない、従来知りようのなかった基層社会を生きた古代人の姿である。 <目次> はじめに 第一章 人の誕生 第一節 出生の吉凶 第二節 いのちの始まり 第二章 出生届――中国古代の戸籍制度―― 第一節 戸籍制度のあらまし 第二節 戸籍制度の整備 第三章 喜をとりまく人たち――家族制度・郷里制度

                                                                        • 中国で古代レンガを収集するコレクター その数3000個近く

                                                                          【4月21日 CNS】中国・陝西省(Shaanxi)西安市(Xi’an)でコレクターとして知られる謝涛(Xie Tao)氏は、これまで3000個近くの古代のレンガを収集している。 唐と宋の時代には、古いレンガを使って硯(すずり)を作る趣味を持つ文人や書道家も多かったとされる。それより以前の秦と漢の時代以降、ほぼすべての時代から古代レンガが見つかっており、そこに刻まれた碑文の内容や書体も豊富であることから、古代レンガにはかけがえのない学術的価値がある。 謝氏は、書道への興味から古代レンガを集め始め、それから碑文に関心を持ち、さらに碑文の書体のなぞに引きつけられたという。 謝氏が集めた古レンガは漢代から明・清代にかけてのものが多く、時代の変化に伴って書体も変化し、次第に楷書に変わっていく。謝氏の書道も、古代のレンガからインスピレーションを得ることがよくあるという。 謝氏が収集したレンガのうち、

                                                                            中国で古代レンガを収集するコレクター その数3000個近く
                                                                          • 成都で古代墓6千基余りが出土、年代幅は「四川の歴史の半分」

                                                                            【5月17日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の成都文物考古研究院は14日、同市南部で戦国時代から明王朝時代にかけての墓葬6千基余りが見つかり、数万点の貴重な遺物が出土したと発表した。 発掘チームのリーダーを務める左志強(Zuo Zhiqiang)氏によると、発掘調査は「シンガポール・四川科学技術イノベーションパーク(新川創新科技園)」の建設に合わせ、同研究院が国家文物局の承認を得て2015年3月から実施した。 数年がかりの調査では多くの成果が得られ、新石器時代末期の住居跡が見つかったほか、墓葬6千基余りが出土した。 墓の種類は主に断崖に横穴を掘った「崖墓(がいぼ)」、岩山の斜面に横穴を掘った「岩窟墓」、塼(せん)と呼ばれるれんがで築いた「塼室墓」などで、土器や陶磁器のほか、銅、鉄、ガラス、石などの素材で作られた遺物が出土した。 中でも「郫(ひ)

                                                                              成都で古代墓6千基余りが出土、年代幅は「四川の歴史の半分」
                                                                            • 風の時代と、中国の王朝。 - この世界の不思議

                                                                              みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و 今回は、風の時代と中国の王朝、というテーマで 記事を書いてみようと思います。 すこし前に、 風の時代がこれから始まるよ~ なんてことが、世間ですこしだけ話題になったことが ありました。 この風の時代というのは、もともとは 西洋占星術の用語なんですね。 西洋占星術では、 火の時代、地の時代、風の時代、水の時代、 というのがそれぞれ約200年ずつを担当して 順番に移り変わっていく、と考えるんです。 つまり、全体では800年周期なんですね。 で、19世紀のはじまり頃から2020年ごろまで、 おおよそ200年間にわたって続いていた地の時代というのが、 2020年12月22日に終了しまして、 ここから先200年間ほどつづくことになる 風の時代があらたに始まった、というわけなのでした٩(ˊᗜˋ*)و ところで、この風の時代については 自分も以前にいくつかのブログ記事を

                                                                                風の時代と、中国の王朝。 - この世界の不思議
                                                                              • 中国の人口の歴史 加藤徹

                                                                                本稿は、広島県発行の広報誌『統計の泉』(広島県統計協会)平成11年6月号(通巻587号)のために書いた原稿をアップしたものです。 「広島大学総合科学部助教授」という肩書きも、平成11年=1999年当時のものです。 その後、本稿の記述を加筆し、 拙著『貝と羊の中国人』 (新潮新書 2006年刊) 第4章 「人口から見た中国史」 として発表しました。 中国人は古くから人口についての記録を残してきた。人口の増減は政府の租税収入に直結し、また、人口の増減が政治の良否の指標であると考えられてきたからである。 歴史的に見ると、中国の人口は、常に世界最大級の規模を維持し、周辺世界との人口の流出・流入の比率が少なく、また人口増加と人口崩壊が周期的におとずれた、など興味深い特徴が見られる。 ちなみに現在われわれが「中国」と呼ぶ地域は、ほとんどが中華人民共和国の領土と重なる。しかし歴史的に見れば、中国という語

                                                                                • 【2021年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                                  今月は歴史専門書の数が多いです 2021年10月~12月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。 今回は45冊あります。最近は中国関連の書籍が非常に多いのですが、今回はドイツ、特にナチス関連とソ連、共産主義関連の書籍も多い印象です。 注目の新書・選書 中公新書が非常に充実しています。個人的な大注目はこの三冊です。 古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで 歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで ドイツ・ナショナリズム 「普遍」対「固有」の二千年史 1. 『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 中公新書 柿沼 陽平 著 2021/11/18 税抜1,056円 リンク 始皇帝、項羽と劉邦、曹操ら英雄が活躍した古代の中国。二千

                                                                                    【2021年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-