暖冬で野菜の生育が順調なため「キャベツ」や「白菜」などの葉物野菜を中心に野菜の小売価格が平年より安値になっています。 農林水産省は「キャベツ」や「ねぎ」など8種類の野菜の小売価格をスーパーなど全国470店舗で毎週調査しています。 先週の全国平均の小売価格は「レタス」が平年より35%安くなりました。「キャベツ」が34%、「白菜」が22%、「大根」が20%安く8種類すべてが平年より安値になりました。 暖冬の影響で葉物野菜を中心に生育がよく出荷量が多いのに鍋物用の売れ行きが振るわないことが背景にあるということです。 また東京都中央卸売市場での卸売価格も20日の時点で、「キャベツ」は平年より49%、「はくさい」は40%安く、多くの野菜が平年を下回っています。 今後の野菜の価格について農林水産省は「当面、安定した値動きが続くとみられる」と話しています。 暖冬の影響で野菜の生育がよいためスーパーに並ぶ