首相主催の「桜を見る会」について、4日の菅義偉官房長官の記者会見でも質問が相次いだ。招待者名簿のバックアップデータは「行政文書ではない」と菅氏は述べたものの、詳細を質問されると職員からメモを差し入れられる場面が続いた。また、シュレッダーで招待者名簿の廃棄をした担当者が障害者雇用の職員と明かしたことを批判されていることについては「余裕を持って作業できる時間を確保する必要があったことを説明した」と述べた。主なやりとりは以下の通り。【統合デジタル取材センター/政治部】 バックアップデータは「一般職員が業務に使用できない」 ――桜を見る会について。招待者名簿を巡っては共産党議員から資料要求のあった5月9日に名簿が廃棄されていた。電子データは削除後も最大8週間は残る仕組みだと。5月21日に内閣府の幹部が国会で招待者名簿について「廃棄していた」と説明したが、この時点でバックアップのデータは残っていたと