盲腸のようになっている、首都高10号晴海線。実はC1都心環状線へ接続し、「脱盲腸」の計画があります。そのための構造物が既に存在しているのですが、この構造物、見た目もさることながら、経歴も変わったものでした。 晴海線は造らざるを得なかった? 去る2015年4月22日、首都高10号晴海線の晴海運河を渡る橋げた工事が公開され、話題になりました。現在工事が進んでいるのは、豊洲ランプから晴海ランプまで1.2kmの区間で、2017年度の開通が予定されています。 赤い線が首都高晴海線の延伸区間。放射34号線(晴海通り)に並行して建設される(画像出典:首都高速道路)。 ただ、豊洲ランプ~晴海ランプ間の一般街路(晴海通り)には、途中、晴海大橋南詰信号があるのみ。首都高晴海線が1.2km延伸されてどれくらい便利になるかというと、「信号を1個飛ばせるだけ」です。 たいして利便性がアップしないということは、利用台