こんにちは、エンジニアのkomukomoです。フリーランスとしてプレイドでお仕事させていただいています。これは社内勉強会をブログ化したものです。この記事では、OLAPデータベースにおいて分析クエリを高速化するために使われている技術について説明します。 また、データベース使用者がどう使うかというよりはデータベース自体の内部の話にフォーカスしています。 -----------------------
こんにちは、プロダクト開発部の八杉です。JMDC では主に web フロントエンドの実装や設計を中心に行っているほか、最近は Rails の GraphQL モジュールの設計や CI の最適化にも取り組んでいます。 本記事は JMDC Advent Calendar 2023 11日目の記事です。 qiita.com この記事では、 RuboCop を CI で実行した際に遭遇した cache にまつわる 3 つの問題とその対処について紹介します。 背景 今回お伝えするのは、私が開発に携わる Pep Up (ペップアップ) という web サービスの話です。 Pep Up は Ruby on Rails 製のアプリケーションで、コードフォーマッターに RuboCop を使用しています。8 年前の開発初期から使用していますが、違反のチェックを厳格に行っていなかったこともあり、ここ数年はフォー
Amazon Web Services ブログ Amazon Aurora MySQL 3 の MySQL 8.0 互換版が一般提供 Amazon Aurora は、クラウド向けに構築された MySQL および PostgreSQL 互換のリレーショナルデータベースです。Aurora は、従来のエンタープライズデータベースのパフォーマンスと可用性と、オープンソースのデータベースのシンプルさとコスト効率を持ち合わせています。Amazon Aurora MySQL は MySQL 5.7 と互換性に加え、 MySQL 8.0 とも互換性があります。MySQL 8.0 互換の Aurora MySQL 3 が一般提供されています。 Aurora MySQL 3 は、共通テーブル式 (CTE) のサポート、ロールベースの認証、レプリケーションの強化、ウィンドウ関数、インスタント DDL など、いく
こんにちは、ドワンゴ教育事業 Web フロントエンドチームの猪井です。 この記事では babel-jest から @swc/jest に移行することで Jest によるテストが速くなった事例について紹介します。 JavaScript のテストツールは、Vitest のバージョンが 1 を迎えたり Bun が登場したりして、よく使われる Jest 以外にもよさそうな選択肢が増えています。業務の手が少し空いたタイミングでそれらについて調査し実際に試してみたところ、最終的に @swc/jest を使用することで既存のテストを大きく書き換えることなく実行時間を短縮できました。 今回試した JavaScript のテストツール 今回は Vitest、Bun、そして @swc/jest の 3 つを試してみました。 これら以外にも、Node.js 自体に搭載されているテストランナーや、@swc/jes
前回に引き続き、今回もPlamo Linuxの特徴的な部分のうちシステム起動回りの処理を解説しましょう。もっともこのあたりに関しては、Plamo Linuxが従来のやり方(SysV-init)を固守しているうちに、ほとんどのディストリビューションが新しいSystemdに移行してしまった結果なので、ベテランユーザはむしろこのやり方に馴染みがあるかも知れません。(苦笑 さまざまな/sbin/init Linux/Unixでは、何でもできる大きなプログラムよりも、1つのことを上手にこなす小さなプログラムを組み合わせて使うスタイルが好まれ、多数の小さなプログラム(デーモン)が協働してOSの機能を提供するようになっています。それらのデーモンを起動するのが/sbin/initの主要な仕事です。 Linux/Unixの設計では、起動されたカーネルはCPUやメモリ、周辺機器等を認識、初期化していき、最終
次のLTS版となる「Node.js 22」正式リリース。WebAssembly GCがデフォルトで利用可能に JavaScriptランタイム「Node.js」の最新バージョンとなる「Node.js 22」正式版がリリースされました。 Node.jsは偶数バージョンがリリースされてから6カ月の後に、30カ月の長期サポート期間(LTS:Long Term Support)に入ります。Node.js 22も、6カ月後の2024年10月にLTSとなる予定です。 Node.js 22 is here Featuring: require()ing ESM graphs, WebSocket client, updates of the V8 JavaScript engine, and more. Big thank you to @_rafaelgss and @satanacchio for t
CMS(Contents Management System)WordPressのホスティングサービスを提供するWordPress.comは、サービス利用者が2023年に最も多くインストールしたプラグイントップ10を発表した。 2023年にWordPress.comで最もインストールされた10のプラグイン 今回、公式ブログで紹介された2023年人気プラグインベスト10は、「All in One SEO Pack」「Astra Pro」「Contact Form 7」「Elementor」「Google Site Kit」「Jetpack Boost」「WooCommerce」「WPForms」「WP Headers and Footers」「Yoast SEO」で表示順はアルファベットで残念ながら人気順位については発表されていない。発表されたベスト10は、ホスティングサービスでプラグインを
マネーフォワード 分析推進部の石田と申します。 社内では、データサイエンティストとして施策効果検証系の案件を中心に担当しています。 本稿から2回に渡って、「ABテストにおける分散削減手法」というテーマで記事を執筆したいと思います。 馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、ABテストへ分散削減手法を適用することで、例えば以下に挙げたメリットを享受することができます。 必要サンプルサイズを低減できるため、意思決定サイクルを高速化できる より小さな改善効果を検出できる 魅力的だと感じていただけた方は、ぜひ最後まで本稿をお読みください! 目次 想定する読者層と書いてある内容本稿のメインターゲットは、以下のような方です。 統計的仮説検定の理論を少し勉強したことがあるけど、分散削減と言われてもあまりピンと来ていない 確率変数、標本平均、分散、正規分布の意味は分かるけど、t検定の検定統計量がパッと
アルメニア出身で米サンフランシスコ在住の開発者であるAsh Vardanian氏は、Python/C/C++向けライブラリ「StringZilla」のバージョン1.1.3を8月31日(現地時間)に公開した。StringZillaはApache 2.0ライセンスと3条項BSDライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。ユーザーはどちらかのライセンスを選んで利用できる。 StringZillaは、大規模な文字列データを単語ごとに区切ったり、区切った単語をソートするなどの機能を提供している。StringZillaの最初のバージョンであるバージョン1.0.0が公開されたのは2023年7月13日。それに先立ってVardanian氏が公開したブログポストでは、StringZillaの基本的な考え方を解説している。 StringZillaは、長い文字列が対象であっても最初の4文字が合致していれ
リニア中央新幹線について話す自民党の石破茂元幹事長=衆院第2議員会館で2024年5月8日、宮間俊樹撮影 リニア中央新幹線の着工に反対してきた静岡県知事の川勝平太氏が9日に辞職し、26日投開票の知事選の結果次第で、工事が進む可能性が出てきた。ただ、与党内にも「リニアは本当に必要なのか」と疑問を投げかける政治家がいる。自民党の石破茂・元幹事長だ。政界随一の鉄道好きは、「国家プロジェクト」と言われるリニア計画の何が腑(ふ)に落ちていないのだろうか。 【写真特集】「議論熟したの?」リニアを前に語る石破茂さん リニア中央新幹線は、最高時速505キロのリニアモーターカーを使い、東京―大阪間を67分で結ぶ計画だ。川勝氏が環境問題などから、県北部を通る南アルプストンネル(全長25キロ)の静岡工区の着工に反対。計画は大幅に遅れ、事業主体のJR東海は、品川―名古屋間の2027年開業を断念した。 川勝氏が失言問
とある個人ユーザーが2月に開催するAWS勉強会に、2000人以上もの参加登録が殺到し、クラウド界隈で大きな話題となっている。勉強会のテーマは「AWSコストの削減」。物価高や為替の影響で、クラウドユーザーの関心軸は今流行の生成AIよりコスト削減に向かっている。 5年ぶりのAWS re:Inventで感じた生成AI一辺倒の違和感 昨年末に訪れたAWS re:Inventで強く感じた違和感は、AWSの生成AIへの傾倒ぶりである。私が執筆した基調講演のレポートを読んでいただければわかるとおり、内容の8割が生成AIにフォーカスしていたといっても過言ではない。もちろん、コロナ渦においてもAWS re:Inventにオンライン参加していたが、今回の対面開催の参加で以前のAWSとの大きな違いを感じた。「はて、AWSってこんなにAIべったりな会社だったっけ?」と。 今回、AWS re:Inventで発表され
グーグル・ディープマインドは、大規模言語モデル(LLM)で純粋数学の有名な未解決問題を解くことに成功したと発表した。LLMが、訓練データに含まれない未知の解を導き出すことに成功した例になる。 by Will Douglas Heaven2023.12.19 16 17 グーグル・ディープマインド(Google DeepMind)が大規模言語モデルを使用し、純粋数学の有名な未解決問題を解いた。研究チームは、2023年12月14日付でネイチャー誌に掲載された論文の中で、「長年の科学的パズルの解を発見するために大規模言語モデルが使用されたのは初めてのことであり、以前は存在しなかった検証可能な価値ある新情報を生み出すことができました」と述べている。「得られた解は訓練データには含まれておらず、これまで知られてもいませんでした」と、論文の共著者であるグーグル・ディープマインドの研究担当副社長、プッシュ
10月28日に開催された「VueFes Japan 2023」のイベントレポートをダイジェストでお届けします。 なお、公式サイトのタイムテーブル内に、一部の講演の資料がアップロードされています。 オープニング 実行委員長・ユーザーグループ代表の川口和也氏から、挨拶がありました。 今回は4トラックでスピーカーは35名、コアチームの来日など充実した内容になっています。またオフラインでの開催は5年ぶりです(台風やコロナの影響で、2018年以来です)。 川口氏は、フェイス・トゥ・フェイスで開催できる嬉しさやスポンサーへの感謝を述べました。 Evan You氏によるキーノート 基調講演はVue.jsの作者であるEvan You氏。広い会場で立ち見もでるほどの盛況でした。Evan You氏は、台風やコロナで日本に来れなかったため、久々の来日とのことです。 Evan You氏はVue.jsとVite
ソニーの新しいミラーレス一眼、α9 IIIが発表された。 ソニー製品情報・ソニーストア 2 Pockets α9 III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー | デジタル一眼カメラα(アル… https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-9M3/?s_pid=jp_/ichigan/_ILCE-9M3 ソニー デジタル一眼カメラα(アルファ) 公式ウェブサイト。デジタル一眼カメラα(アルファ)α9 IIIの商品ページです。 ・120コマ/秒、AF /AE追従、ブラックアウトフリー ・フラッシュ全速同調 ・8段分の効果の5軸手ブレ補正 等々トピックスはあるものの、なんといっても一番の訴求ポイントはグローバルシャッター搭載だろう。 既存のローリングシャッターは端から順々に露光していく為、動きの早い被写体だと歪みが生じてしまう(露光タイミングに
どーも、どくぴーです。 3/22-3/24に開催されたtry! Swift Tokyo 2024でご縁もあってカメラマンを担当していました。 普段通りに撮影して…とも思ったんですが、「単純に写真撮るだけだと味気ないなあ」とも思ったので実は新型ワークフローを試験的に導入してみました。 テスト運用も何もしてなかった(むしろごめんなさい)のですが、タイトルにもある通り、撮影した写真を爆速で必要な人が使うのを可能にするワークフローが実現できていました。 try! Swift Tokyo 2024、2日目終了。最高のセッションをありがとうございました🥳明日はワークショップの開催です。try! Swift Tokyo 2024, Day 2 has ended. Thank you for the amazing sessions. Tomorrow we have workshops. #trys
ホーム 全記事 インタビュー Steam Deck 有機ELモデル開発スタッフインタビュー。大幅なスペックアップをしなかった理由や新モデルの強みをValveに訊いた Valveは11月10日、ハンドヘルドPCゲーミングデバイス「Steam Deck」の新モデルを発表した。新モデルはHDR対応の有機ELディスプレイを搭載し、バッテリー容量も大幅に向上。「現世代Steam Deckの決定版」として日本時間11月17日に販売開始となる。 今回弊誌では、発表に先駆けてValveの担当者に新モデルについて軽いインタビューの機会をいただいた。ただでさえコストパフォーマンスの高いデバイスであったSteam Deckが、価格はそのままでどのような進化を遂げたのか、以下にミニインタビューの全文をお届けする。 ――新モデルの目玉となる変更は何でしょう? Valve: ひとつはHDR対応有機ELディスプレイです
今週は、AWS Startup Loft Osaka Pop-Upにお邪魔してきました。 コワーキングスペースを提供してくれたり、日替わりでさまざまなイベントが開催されていました。(火曜日から木曜日まで、3日間もお邪魔しました。暖かく迎えていただいて大変感謝しております) 木曜日にはAmplifyに関するイベントがあり、GAされたばかりのGen2に関して学ぶことができました。なんと AmplifyのプロダクトマネージャのMattさんからのDeep dive もあり、 裏側までちら見せ してもらうという贅沢な場でした。(現地はAM 6:00ぐらいと言ってた気がします。Mattさんありがとうございました!!) Amplifyとは Amplifyは、「AWSを意識しないでAWSを使える」という一見不思議なサービスです。 ただ、その威力は偉大です。Amplifyを使うことで、 フロントエンド(=ユ
金沢 雨、昨日一昨日の温かさから一転し寒い朝です。今日は雪の予報ですが、雨に若干白いものが混じってる状態です。 11月後半に行った「広島・九州」旅行で乗ってみたかった山陽新幹線「ハローキティ新幹線」最終日に乗れました(笑) 【ウィキペディア引用】ハローキティ新幹線 2018年6月30日より運行を開始した、サンリオのキャラクター「ハローキティ」とのコラボレーション企画による編成。ハローキティと新幹線という組み合わせに、JR西日本社内では反対する声も一部上がったものの、賛成する声が大半を占め、サンリオ側も山陽新幹線が走行するエリアを中心に8府県をハローキティで盛り上げるというスケールの大きさに「光栄です」と、まったく異論はなかった。 【ウィキペディア引用】JR西日本は、自社の路線である山陽新幹線の航空機に対する競争力強化の一環として、より一層の高速化を目指して「500系」を開発した。車体強度・
Microsoftが法人向けのノートPC「法人向け Surface Pro 10」と「法人向け Surface Laptop 6」を発表しました。この2つの最新PCは内部に部品識別用のQRコードが貼られているなど、「修理」をやりやすくしたデバイスであることが紹介されています。 Introducing Surface Pro 10 for Business and Surface Laptop 6 for Business | Microsoft Devices Blog https://blogs.windows.com/devices/2024/03/21/introducing-surface-pro-10-for-business-and-surface-laptop-6-for-business/ Meet Surface Pro 10 and Surface Laptop 6 f
7月7日、Denoの開発者マーヴィン・H氏が「JavaScriptエコシステムを加速する(Speeding up the JavaScript ecosystem)」と題した記事を公開した。この記事では、TypeScriptの新機能「isolatedDeclaration」が、JavaScript / TypeScriptエコシステムを変革する可能性について詳細に紹介されている。本記事ではその内容を簡単に紹介する。 本記事は、以下のエキスパートの皆様に監修していただきました: 古川陽介さん(Japan Node.js Association代表理事) うひょさん(株式会社カオナビ フロントエンドエンジニア) npmパッケージングの問題点 現在npmでのパッケージングプロセスは相当に複雑である。モジュールをnpmに公開しようとする開発者は、CommonJS対ESMの問題や、多くの設定調整を行
株式会社Algomaticの大野です。 今週は、OpenAI、Googleから、大きな発表がありました。今回は、2社の発表を見ながら、要点をまとめ、解説・考察していきたいと思います。 (※ なお、社内等で共有しているメモベースで箇条書き的な書き方になっております。読みづらいところがあるかもしれません。) ■ 追記:PIVOTさんでも、解説させていただきました。よければこちらも、御覧ください。 OpenAI Spring Update今回、大きく3つ、発表されました。 ① 最新のフラグシップモデル「GPT-4o」のリリース ② 新モデルの無料解放 ③ デスクトップアプリのリリース 最新のフラグシップモデル GPT-4o「GPT-4o」は、今回のOpenAIのリリースの目玉でした。 GPT-4o とはマルチモーダル(多様なデータ形式)の組み合わせでの入出力を可能にしたモデルになっています。 テ
米Appleは12月12日(現地時間)、iPhoneのようなメモリ容量の限られた端末上でLLM(大規模言語モデル)を実行するための技術に関する論文「LLM in a flash:Efficient Large Language Model Inference with Limited Memory」を公開した(リンク先はPDF)。 タイトルを直訳すると「一瞬でLLM:限られたメモリでの効率的な大規模言語モデル推論」となるが、「LLM in the flash」はフラッシュメモリに収まるLLMという意味も含まれている。 Appleはメモリ容量が限られた端末上でLLMを実行するアプローチとして、この制約に合わせた推論コストモデルを開発することで革新的な手法を編み出したという。 この手法を用いると利用可能なDRAMの最大2倍のサイズのLLMを実行でき、CPUでは従来の方法と比較して4~5倍、GP
Linux Daily Topics Gentoo Linux、バイナリパッケージのホスティングを本格的に開始 「Gentoo Linux」を開発するGentooプロジェクトは12月29日、「Gentoo goes Binary!」と題したアナウンスを発表、これまで一部のソフトウェアに限られていたビルド済みバイナリパッケージの提供を拡大し、より多くのバイナリパッケージを直接ダウンロード/インストールできるようにホスティングしていく方針を明らかにした。Gentooといえば「ソースコードからビルド」のイメージが強い が、今後はそのイメージも若干変わるかもしれない。 Gentoo goes Binary! -Gentoo Linux https://t.co/hz3IYL4zTN Gentoo Linux goes Binary! Binary packages for direct do
1年で社員もEMも増えたけど、ぶっちゃけ組織どうなん?スタートアップ1人目EMの現職エントリ2023年夏 🐳この記事は「ログラスサマーアドベントカレンダー2023」の24日目の記事です。 明日はログラス一人目偉人HRのりかさんです! ログラスにてシニアエンジニアリングマネージャーをしております飯田です。最近はうちゅうビールにハマっており見つけるとつい買ってしまいます。 1年前にEMになってからの活動を振り返った記事を書いたのですが、そこからまた1年が経過したということで現職エントリ的にこれまでの取り組み、そして組織の成長について紹介させていただきます。 特に、最近イベントでお会いした方から「ログラス初期からめっちゃ頑張っててすごいなって思ってましたけど、ぶっちゃけ最近どうなんですか?EMとしては今も同じ感じでやれてるんですか?」という質問をいただきまして、ぜひこれに答えたい!と思いました
最近記事を書いていなかったので、取り留めのない近況について。 仕事 相変わらず業務委託で様々なRailsアプリの開発現場に携わっている。 仕事内容は主に「全般的にこのRailsアプリいい感じにしてください」という話を受けて、以下のような仕事を進めることが多い。 RubyやRailsのバージョン変更 それ伴う様々な変更の調査と実装 その後の継続的なバージョン変更 自分が居なくなった後に手順をなぞれるように情報を整理 CIの改善 高速化、安定化 Flakyなテストとの戦い テストコードの根本的な改善 静的解析ツールの整理 開発者の教育 開発環境の改善 開発環境構築手順の整理 その組織向けのRailsやRSpecに関するガイドラインの策定 Docker環境との棲み分け方の整理等 その他ドキュメンテーション その他改善できそうなところの調査と実装 普段からたまにrubocopやrubocop-ra
おはようございます、テックタッチの canalun(@i_am_canalun) と言います👶 DOM 大好きエンジニア(DOMDOMタイムス、みんなも読んでみてね)ですが、DOM 以外のこともやっている毎日です。 というわけで、今日は Nx Cloud を実際に導入する時のやり方とハマりどころについて書いてみます✌ なお、この記事は、Nx Cloud について前後編2回にわたり解説するシリーズの後編にあたります。 「そもそも Nx Cloud ってなに?」という方は、ぜひ👇前編の記事をお読み下さい!Nx Could の CI の自動分散並列実行と CI 結果のキャッシングについて説明をしています。 tech.techtouch.jp では早速行きましょう! 目次を見てオモロそうなところだけ読むもよし、とりあえず上から読んでみるもよしです。自由にやってね!! 前回のおさらい(ちょっとだ
Go 1.21リリース、WASI(WebAssembly System Interface)サポート、実行時プロファイルでコンパイル最適化 Googleが中心となってオープンソースで開発されているGo言語の最新バージョン「Go 1.21」が先々月(2023年8月)リリースされました。 Go 1.21では、WebAssemblyをクロスプラットフォーム対応にするWebAssembly System Interface(WASI)が実験的にサポートされました。 また、実行時のプロファイル情報を基にコンパイルを最適化する「Profile-guided optimization」が正式機能となりました。 Go 1.21.0 is released! Release notes: https://t.co/8yX6FMmTOq Download: https://t.co/AHKMZi9hp1#go
Huawei Noah's Ark Labや大連理工大学、Hugging Faceらの研究者らが、テキストから画像を生成するフレームワークである「PixArt-δ(デルタ)」を発表しました。 [2401.05252] PIXART-δ: Fast and Controllable Image Generation with Latent Consistency Models https://arxiv.org/abs/2401.05252 Meet PIXART-δ: The Next-Generation AI Framework in Text-to-Image Synthesis with Unparalleled Speed and Quality - QAT Global https://qat.com/ai_news/meet-pixart-%CE%B4-the-next-ge
PPR の登場でだいたい登場人物が出揃ったかな、というタイミングのため、一度まとめる。 左が古いもの、右が新しいもので並べている。 これらの目的 いたずらに登場人物を増やしているわけではなく、解決したい課題に対する解法としてこれらがある。というわけで、そもそもこれらが出てきた目的に立ち戻って考えてみる。 と言っても特に難しいことはなく、すべてユーザーからのリクエストを起点としてできるだけ速くユーザーが画面を操作できるようにするためのものだ。特に最近出てきたものほどその傾向が強い。 速度にこだわる理由は、コンバージョンや売上の減少を回避するためが大きいだろうか。ユーザーが短い時間で目的を達成できるのであればそれに越したことはないし、ともすればロイヤルティも向上する。 待ち時間は少ないほうが良いのか? ここではどういった状況であっても待ち時間は少ないほうが喜ばしいという推測に立っている。が、す
Haskellのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita 3日目の記事です。 Haskell の Array (配列) について書こうと思います。Haskell の Array は索引が型クラスの Ix で抽象化されているため、特に配列の次元を拡張する際に柔軟性がありとても便利です。 そんな便利な Array ですが、もともと Haskell はリスト操作が強力ということもあってか、既存の参考書をみても Array の解説はほんの少しにとどまっているか、解説がないことがほとんどです。 Array が必要になる場面の多くは「リストだと !! によるインデックスアクセスで O(n) になってしまい間に合わない」という場面が多いと思います。しかし Haskell にはインデックスアクセスが O(1) の Vector (vector: Efficient Arra
拙著『グラフニューラルネットワーク』が重版して第 3 刷となりました。皆さまありがとうございます! 拡散モデルと最適輸送でもやりましたが、漫画家さんやイラストレーターさんが重版したときに重版感謝の描き下ろしイラストを投稿しているのを見ていいなと思ったので、僕も専門書が重版したときに重版感謝の書き下ろし専門記事を投稿します。 本稿では、ICLR 2024(5/7 - 5/11 @ウィーン)で発表されたグラフニューラルネットワーク (GNN) 関連の研究動向を紹介します。 ICLR 2024 で発表された GNN 関連の論文は全部で 170 本です。凄まじい量ですね。ICLR 2024 では全て合わせて 2296 本の論文が採択されたので、7.4 パーセントが GNN 関連ということになります。この分量からも、GNN が活気ある研究対象であることが伺えます。 以下では、代表的なトピックについて
去る5月3日~5日に開催された第34回世界コンピュータ将棋選手権(以下WCSC34と略す)について、私の視点で書きたいことをいくつか書いておきたい。 今回、優勝したのは「お前、CSA会員にならねーか?」(以下、たぬきと記す)である。この作者は、たぬきシリーズの作者の野田さん(nodchip)だ。 関連記事 : その名は「お前、CSA会員にならねーか?」2024年・世界コンピュータ将棋選手権、チャンピオン決定!(Yahooニュース) : https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3490be9ce374b0afe114ca3d6e5a422d0db85923 今回のたぬきは、Deep Learning型の将棋AIではなく、従来型(NNUE系と言われている)の将棋AIである。 nnue-pytorchについて 今年に入ってから、NNUE系はいくつかの大き
この記事は BBSakura Networks Advent Calendar 2023の12/14の記事になります。 まえおき こんにちは。BBSakura Networksでアルバイトをしている 梅田です。 私は情報学部の大学1年生です。 私は今までBGPやRoutingに触れてきました。 しかし、今の時代はネットワークだけではなく、ソフトウェアの開発・利用ができることが求められていると感じています。 そのなかで、私が特に興味を持っているソフトウェアによる高速パケット処理に趣味で入門した話について今回書きたいと思います。 モチベーション 私はAS59105 Home NOC Operators' Group(以下HomeNOC)に加入しています。 HomeNOCとは、インターネットに接続する自律システム AS59105を運用している団体です。 また、AS59105を運用するだけではなく
あらゆる規模の高度な Web サイトの制作をサポートデザイン →複雑なデジタルエクスペリエンスをより直観的に制作できます。 開発 →カスタム機能を迅速に構築・デプロイできます。 AI 機能 →内蔵の AI ツールでワークフローを整理し、サイト制作を高速化します。 ビジネスソリューション →ネイティブツールを活用して多機能のビジネスサイトを構築できます。 ネットショップ →強力な EC ソリューションで、独自のネットショップを効率的にデザインできます。 管理ツール →プロジェクト、チーム、クライアントの一元管理に役立ちます。 CMS →ノーコードの動的コンテンツでサイト制作を加速できます。 SEO →高度な SEO 機能でクライアントの事業成長をサポートします。 マーケティングツール統合 →ネイティブおよびサードパーティアプリを統合して、サイトにより多くの機能を追加できます。 スキルアップと
PCのライターとしてキャリアをスタートし、今はPC、スマホ、自動車の半導体などを中心に取材して幅広い媒体でニュース記事や解説記事などを執筆している。 Qualcomm 社長 兼 CEO クリスチアーノ・アーモン氏は、マウイ島で開催した年次イベント「Snapdragon Summit 2023」において、ゼロから開発したArm CPU「Oryon CPU」を発表。Apple M2とのベンチマーク比較で上回っていることをアピールし、「われわれのOryonはCPU競争の局面を変えていく」と述べた。 Qualcommは2021年に、元AppleのAシリーズのアーキテクトだったジェラード・ウィリアムズ氏が率いていたArm CPU開発会社「Nuvia」を買収し、同氏をはじめとしたエンジニアを自社の開発チームに組み込み、自社でArm CPUの開発を続けてきた。 従来QualcommのArmアーキテクチャ
『Zenbleed』に対するUbuntuの対応 Zen2シリーズ(=Ryzenプロセッサーの一部)に影響する、『Zenbleed』と呼ばれる脆弱性(CVE-2023-20593)が公開されました。AMDからも脆弱性情報が提供されています。 影響があるのはZen 2アーキテクチャを採用したCPUファミリーです[1]。 今回見つかったものは、Spectreのときのようなサイドチャネル攻撃(つまり「新しいタイプの攻撃手法によって見つかった新しい脆弱性」)ではなく、純粋なCPUのバグです。サイドチャネル攻撃の場合は「このような操作をすると、CPU上で扱っているデータを推定することができました。たとえば処理にかかる時間の差とか」というものだったのですが、今回のものは「こういう操作をすると、なんだかCPUがおかしな挙動をしていることがわかりました、直前まで扱っていたデータを復元可能です」というもの
関連キーワード アプリケーション開発 | プログラマー | プログラミング プログラミングは20世紀の半ばから半世紀以上を経る中で、さまざまな変化を遂げた。1950年代からどのように変わってきたのか。2023年のいま注目したい変化も含めて振り返ってみよう。 半世紀で見えたプログラミングの“劇的変化”とは? 併せて読みたいお薦め記事 連載:プログラミングのこれまでとこれから 第1回:不況でも稼げるプログラマーが知っている「プログラミング」の基本はこれだ プログラミングの関連記事 働く母とプログラミングをつなぐ――IT業界に貢献する女性たち 「JavaScript」はいつ、なぜ生まれた? “大人気言語”の知られざる歴史 プログラミングにとって最大の変化は、活用場面がさまざまな分野に広がったことだ。いまや携帯電話や時計、自動車、家電製品までもがアプリケーションを搭載している。黒い背景に緑色の文字
一方で国内の小規模開発モバイルゲームがヒットタイトル入りすることは珍しい。ゲームのクオリティの秘訣だけでなく、ビジネス面での工夫も気になるところ。そこで今回は株式会社room6代表取締役である木村 征史氏、『ローグウィズデッド』ディレクターのkohei氏の両名にインタビューをおこない、『ローグウィズデッド』がいかにして生まれたのか、そしてどのようにして成功させたのか、話を訊いた。 ──自己紹介をお願いいたします。 木村 征史(以下、木村)氏: 株式会社room6代表の木村です。room6は10年ほど前にモバイルゲーム開発からスタートした会社です。現在はPC、コンソール向けのインディーゲームのパブリッシングや開発もおこなっています。 ──今回Google Play ベスト オブ 2023のインディー部門で大賞を受賞された『ローグウィズデッド』について、どのようなゲームなのかご紹介をお願いしま
静的サイトジェネレータ「Astro 3.5」正式リリース。多言語対応サイトのサポート、大規模サイトのビルド時間を大幅に改善など新機能 オープンソースで開発されている静的サイトジェネレータ「Astro」の最新バージョンとなる「Astro 3.5」が正式にリリースされました。 先月(2023年9月)にAstro 3.0がリリースされ、先月にはAstro 3.2がリリースされるなど、1カ月ごとの速いペースで新機能が追加されています。 Astro 3.5 is here with experimental built-in internationalization (i18n) routing! Let Astro handle routing, linking, and user language detection in all your multilingual websites. Our
ConsoleAppFramework v5 - ゼロオーバーヘッド・Native AOT対応のC#用CLIフレームワーク 2024-06-13 ConsoleAppFrameworkの完全に新しいバージョンをリリースしました。完全に設計しなおして実装も完全に作り直された、何もかもが新しいフレームワークになっています。設計指針として「Zero Dependency, Zero Overhead, Zero Reflection, Zero Allocation, AOT Safe」を掲げ、もちろん、他を圧倒的に引き離すパフォーマンスを実現しています。 これはコールドスタートアップ・ウォームアップなしでのベンチマークとなっていて、CLIアプリケーションでの実際での利用に最も即したものだと考えています。System.CommandLineと比較すれば280倍!メモリアロケーション量もほかのフレ
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く