19日、システム障害が発生したドイツ・ベルリン郊外の国際空港で、チェックイン窓口に並ぶ人たち(ゲッティ=共同) 【ワシントン共同】米IT企業クラウドストライクのジョージ・カーツ最高経営責任者(CEO)は19日、世界各地で生じたシステム障害に関し「深くおわびする」と陳謝した。米NBCテレビの取材に答えた。 【画像】「セキュリティー対策を進めていた企業ほど、影響を受けている恐れが」焦点となっているのは米クラウドストライクの製品 カーツ氏は「システムは再起動するとオンラインに戻り、動作する」と説明。一方で「自動的に回復しない一部のシステムについては、復旧に時間がかかるかもしれない」とした。 各国の報道によると、アメリカン航空やデルタ航空など米国の大手航空会社は19日、通信障害を理由に早朝から運航を見合わせた。ドイツの空港でも航空機が一時発着できなくなったほか、トルコ航空は80便以上の運航を取りや