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医療に関するrandompoleのブックマーク (119)

  • mypress.jp

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    randompole
    randompole 2009/04/28
    「感染が疑われる場合には、病院に直行してはいけません」これが一番重要。
  • http://www.news.janjan.jp/living/0904/0904131503/1.php

  • 低血糖を呈している人の経験談を、そのまま鵜呑みにしていいの? - シロクマの屑籠

    20年来のつらさがほぼ消えたことについて 今の日人は、過去にはあり得なかったほど多量の炭水化物に囲まれて生活している。それが糖代謝に大きな負荷をかけているという理解は、おそらく正しいのだろう。だから殆どの現代人にとって、短期間に大量の炭水化物を摂取しすぎないように事を工夫するのは悪いことではないとも思う。 否定的なタイトルをつけたけど、実は私自身の生活も、リンク先で書かれている事の内容にかなり近い*1。まあ、マクロビオティクスとかいう言葉とは縁が無く、炭水化物の摂取源としてパスタを重視している点が違うけれど。 しかし、リンク先の記事をライフハックとして鵜呑みにする前に、ちょっと立ち止まって考えて貰いたい部分があるので、三つほど突っ込みを入れてみようと思う。 1.かなりの低血糖を呈する人の体験談だという点 身体のホメオスタシスを保つうえで血糖値はきわめて重要なファクターなので、正常な

    低血糖を呈している人の経験談を、そのまま鵜呑みにしていいの? - シロクマの屑籠
  • 南アフリカのAIDS事情はヤバすぎる

    アフリカAIDS事情とAIDS否定論者の動向を継続的に取り上げている「忘却からの帰還」のKumicitさんが、 今日のエントリで南アフリカAIDS状況のプレゼンを取り上げていた。 via 忘却からの帰還: 短寿命化する南アフリカで Pandemics Activity 3 Strategy 2 AIDS Africa Ppt Presentation アフリカのサハラ以南のAIDS事情はもう酷いの一言に尽きるんだが、 どれくらい酷いのかを一目で理解できる良いグラフがこのスライド資料にあったので、 関連記事のまとめも兼ねてうちでも紹介してみる。 まず一枚目。 アフリカサハラ以南の国家の平均寿命の推移。 グラフを見れば一目瞭然だが、アフリカ南部の複数の国家で現在AIDSの為に猛烈な勢いで平均寿命が下がっている。 原因は子供や若い世代でAIDSを発症し死亡する人間が増えているため。 ここ2

    南アフリカのAIDS事情はヤバすぎる
  • 病腎移植を根絶させたい人はどこ? - NATROMの日記 #c pikumin 2009/04/02 21:20

    ■脳死後の臓器提供を増やす方法(岩康志のブログ )での指摘では、「カードを持つことで臓器を提供する意思を表示し,カードを持っていなければ臓器提供しない意思表示になる」という日の現状では、「積極的に行動を起こさない状態(デフォルト)」は「臓器提供しない」意思表示とみなされる。一方で、意思表示がない場合(デフォルト)を「臓器提供する」意思を表示しているとみなす国では臓器提供の同意率が高い。脳死後の臓器提供を増やすには、「デフォルトを変えて、「提供しないカード」を持たないことで臓器提供の意思表示とみなす制度に変更」すればよい。ブックマークコメントは賛否が半々といったところ。反対意見、あるいは慎重な意見はこんな感じである。 id:kew-na 医療, 社会 極論すぎだと思う。不審死でも解剖を家族が拒否する場合がある。現状のカードを全国民に配るとかで手を打とうよ。 id:You-me 医療, 社

    病腎移植を根絶させたい人はどこ? - NATROMの日記 #c pikumin 2009/04/02 21:20
  • エホバの証人と輸血の話 - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

    輸血拒否した両親・親権停止が男児の命を救った - NATROMの日記のブックマークコメントでだいぶん混乱がみられるので、一応の情報提供。 まずわたしの立場から説明しておくと、私はいまは正教会に通って勉強している身ではあるけれど(洗礼は受けていない)、子どもの頃はエホバの証人の研究生だった。そちらでもやはり洗礼(バプテスマと彼らは呼ぶ)は受けていない、でもまあ幼稚園くらいから親に連れられて週に三度の勉強会に出ていたせいで(彼らの用語では「集会」)家庭戸別訪問にたまに参加したり、それから後年自分の手術に際して輸血拒否したくらいにはずぶずぶに信者のようなものだった。すでに高校受験に際して集会にはいかなくなったとはいえ、私がほんとうに彼らときっぱりすっぱり縁を切れたのは、結婚して、30になる少し前だったと思う。幼少期のカルト系新宗教の影響を断ち切るのはかくも難しい。まあその話はおいて。 というわけ

    エホバの証人と輸血の話 - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake
  • 水素水の状況 :: Archives

    【業務連絡】  ここの運営方針は、私との職務関係を示唆する投稿内容を原則として削除するというものです。私との職務関係が無い他大学の方であれば、大学名や立場が分かる状況での投稿は差し支え有りません。 ここの管理者は、apj@水商売ウォッチングの中の人、です。引用部分を除く著作権及び内容についての法的責任はapj個人にあります。 広い意味での研究・教育活動の一環として運営しています。一応学外なので、以前のblogよりは雑談の割合が高くなる見込みです。  apj_yamagataを名乗る私の偽者が出没していますが、こいつは「ふま」「比ヤング」という有名な荒らしで、私とは全く無関係です。ご注意ください。「ふま」っぽい投稿は削除します。また、他人のハンドル詐称を平気でやるので、他所様のblogや掲示板でapjを騙っている可能性もあります。 ○研究室のサイト ○冨永研究室びじたー案内(水商売ウォッチ

  • 骨髄移植のはなし 2008-12-31 - 独り言以外の何か

    三日目終了。精も根も尽き果てたコミケでした。そして今日は昼まで寝てたり慌てて新幹線に乗ったり。 今回は平均的なコミケ三日目、だったような気がします。始まるまでは疲労でどうにもテンションが上がりきらなかったのですが、各所を買い回ってるうちに結局はいつも通り全力に。リトバス関連のが活発だった印象で、中身も面白いが多い。エロゲ系では橋タカシ氏が『Sugar+Spice!』を描いてて衝撃。ハモもピョンも可愛かった! なつめえりさんのイラストまとめも見られて眼福。 設営から撤収まで参加したのは初めてで、また新しいコミケを経験できました。良いコミケで良い年末を。来年はどうなるでしょうか? 最後に、随分長く先送りになっていた骨髄移植の顛末をアップしました。大した話でもないですが、興味のある方は参考に……なるかなあ。年越しにはしたくなかったので取り急ぎ。 ・最初に これらは自分が体験した内容をまと

    骨髄移植のはなし 2008-12-31 - 独り言以外の何か
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    randompole 2009/01/01
    骨髄移植のドナー体験談。
  • マネジメントの神様による医療経営セミナー - NATROMのブログ

    しばしば、医療機関の経営不振を医療者の怠慢のせいにされる。「単純に経営が下手」「胡座をかいて赤字体質も平気のまま」などと言われたこともある。だが、経営努力をしていないわけではない。以前勤務していた病院では、医局に「先週の病床利用率○○%、目標は××%」と張り紙がしてあり、だいたい目標が95%くらいだった。病床利用率とは大雑把に言うと、ベッド数あたりの入院患者数で、100%に近ければ近いほどベッドが効率的に利用されていることになる。病床利用率が下がると、院長が朝礼ではっぱをかけていた。ちなみに、かの病院では、最近の病床利用率は80%後半で赤字とのことだ。 病床利用率を上げるために空きベッドを少なくすると満床となりやすく、救急患者が「受け入れ困難」になってしまう。これは救急病院だけではなく、慢性期を診る病院の問題でもある。救急病院に空きベッドをつくるには、病状が落ち着いた患者さんにはすみやかに

    マネジメントの神様による医療経営セミナー - NATROMのブログ
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    randompole 2008/11/30
    ニッポンが世界に誇るカンバン方式。
  • ベッドが空いてるのに平然と受け入れ拒否する病院はあるのか? - NATROMの日記(田舎の医者さま 2008/11/14 23:05コメント)

    二階俊博経済産業相が、「医者のモラルの問題だ。相当の決意を持ってなったのだろうから、忙しいだの、人が足りないだのということは言い訳に過ぎない」という発言を撤回したという記事についたブクマコメント。 http://b.hatena.ne.jp/niceniko/20081114#bookmark-10817102 [政治][医療]二階さんの発言は正しいと思うけどなあ。ベッド空いてるのに平然と受け入れ拒否する病院たくさんあるんだし。舛添さんのやろうとしているシステムなんて作っても形骸化するのがオチだよ。 「舛添さんのやろうとしているシステムなんて作っても形骸化するのがオチ」という点には完全同意。「ベッド空いてるのに平然と受け入れ拒否する病院たくさんある」という点については疑問である。もしかしたらそういう病院もあるのかもしれないが、少なくとも私は知らないし、後で述べる理由から「たくさんある」とは

    ベッドが空いてるのに平然と受け入れ拒否する病院はあるのか? - NATROMの日記(田舎の医者さま 2008/11/14 23:05コメント)
  • 医師の収入 - 元検弁護士のつぶやき

    記事の下に医師アルバイトのAdがあるのが笑えた。 さて、ここまで勤務医の収入が低いのは保健医療制度の限界があるからでしょう。 病院全体の収入を上げるには保険点数を上げるしかない。 その負担は保険料アップか自己負担割合アップか税金か。 どれも難しいでしょう。でもやるしかない。 ここまで医療費のなかで生活習慣病関連の割合が増えると、 不健康な生活習慣に課税するしかないですかね。 例えばタバコとか、酒とか、。。。 国民を半強制的に健康にすることで医療費を抑える。 まあ、無理でしょう。 でも医師が退職というストライキにでたらどうすんべ 給与問題も国民が考える問題として、他人事にしてきたつけですな。 見落としがちなのは、退職金、年金もほとんどなく、 大企業のような、福利厚生も充実していない。 もう少し、自分達や家族を大事にしたらどうですか。 私が、以前から主張しているように医師年収3000万円を ど

  • いきいき集落に続き「いきいき医療」、医療崩壊の新呼称決定 - bogusnews

    宮崎県が過疎化で生活が維持できなくなった集落の呼称を“限界集落”から“いきいき集落”に変更して話題を呼んでいるが、このみごとなアイデアをさっそく厚生労働省も取り入れることが2日決まった。これまでなにかとネガティブなイメージを与える原因になってきた「医療崩壊」を、 「いきいき医療」 と改称するというもの。省令により即日公布され、違反した場合は処罰される。 医療崩壊という言葉については、急に産気づいた妊婦が救急受け入れ先がないために死亡したり、そもそも人手が足りず看板を下ろす病院が続出したり、医師も看護師も過重労働で毎日死にそうだったり、ちょっと皮を切るだけなのに10万以上取られて保険が効かなかったり…と、ネガティブなイメージが巷間に流布され社会を暗くする一因となっていた。 厚生労働省では 「暗いイメージはあくまで一面的なものの見方。救急車がたらいまわしで駆けずり回っているのも、医師・看護師が

  • 橋下改革の現場から:「患者の命削るな」 救命救急センター、経費3億円減に苦慮 - 毎日jp(毎日新聞)

    大阪府立泉州救命救急センター(泉佐野市)と府立中河内救命救急センター(東大阪市)が経費の大幅削減の不安に苦慮している。府庁の改革プロジェクトチーム(PT)が、両センターへの財政支出を、今年度の8月以降で計約3億円減らす試案を出したためだ。救急患者の搬送先不足が問題化する中、削減されれば、両センターの患者受け入れに支障が生じるとの懸念が強まっている。 泉州救命は、94年に府が設立し、運営を泉佐野市に委託。府南部の救急医療の中核として、一般病院では難しい、最重症患者の治療を担う。06年度は救急搬送患者など729件を受け、診療報酬などで約8億8000万円が府の収入となった。 府は、運営経費を全額、「委託料」として市に支払っている。06年度の委託料は約15億9000万円で、収入を7億円余り上回った。 中河内救命も同様だ。06年度は患者820件を受け、収入約10億円に対し委託料約16億5000万円だ

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    randompole 2008/11/02
    ↓橋下に投票したバカが死ぬのは自己責任でいいけど私を巻き込むのは勘弁してください。/親が住んでなければ本当に逃げるんだけどな。
  • 嚥下障害者への食事介助は最も危険な医療行為 - リハ医の独白

    中日新聞、ヘルパーのミス認定、賠償命令 事中窒息死で名地裁支部より(注:エントリーのアップが遅れたため、元の記事は既に削除されています。申し訳ありません)。 ヘルパーのミス認定、賠償命令 事中窒息死で名地裁支部 2008年9月25日 朝刊 重度の身体障害のあった次男裕介君=当時(15)=が夕をのどに詰まらせて死亡したのはヘルパーが注意を怠ったためだとして、愛知県一宮市の会社員伊達靖久さん(47)と典子さん(43)が市内の介護業者などに総額4000万円の損害賠償を求めた訴訟で、業者側に賠償を命じた24日の名古屋地裁一宮支部判決は「物が詰まったことに気付かなくても、研修を受けたヘルパーなら事との関連を疑うべきだった。上司に連絡して指示を仰いでいれば裕介君の窒息死を防げた」とヘルパーのミスが死亡を招いたと指摘した。 その上で鬼頭清貴裁判長は、業者とヘルパーに計約2000万円の支払いを

    嚥下障害者への食事介助は最も危険な医療行為 - リハ医の独白
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    randompole 2008/11/02
    業者に責任を負わせたところで業者が手を引いて終わり。/それにしてもロールキャベツなんて俺でも食いにくいぞ。
  • なげなわぐも観察日記

    なげなわぐも観察日記

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    randompole 2008/10/26
    誰がいつどうやって情報を入力するかまで考えてないんだろうなあ。
  • 都立墨東病院は総合周産期母子医療センターの指定を返上すべきだった - NATROMのブログ

    ■妊婦搬送7病院が拒否、出産後に死亡 東京(朝日) 出産間近で脳内出血の症状が見られた東京都内の女性(36)が7病院から受け入れを断られ、出産後に死亡していたことがわかった。手術を受けた病院に到着するまで約1時間15分かかっており、東京都は詳しい経緯を調べている。 都によると、女性は今月4日、頭痛などの体調不良を訴え、江東区のかかりつけの産婦人科医院に救急車で運ばれた。かかりつけ医は脳内出血の疑いがあると診断し、午後7時ごろから電話で緊急手術ができる病院を探した。しかし、都立墨東病院(墨田区)など7病院から「当直医が他の患者の対応中」「空きベッドがない」などと次々に断られたという。 かかりつけ医が午後7時45分ごろ、改めて都立墨東病院に電話したところ、受け入れ可能になったという返事が来たため、同病院に搬送。午後8時18分に到着した女性は帝王切開で出産し、脳内出血の血腫を取り除く手術も受けた

    都立墨東病院は総合周産期母子医療センターの指定を返上すべきだった - NATROMのブログ
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    randompole 2008/10/25
    現場を叩くよりも将来少子化になるから医学部の定員を減らそうという政策決定をしたバカをもっと叩くべきだよなあ。/当面は外国から雇うとかしないと無理なんじゃない?
  • 「癌が治った」という体験談はどこまで信頼できるか - NATROMのブログ

    ■ニセ科学を見抜く練習問題(世界医学気功学会の論文集から) では、前立腺癌・膀胱癌が気功によって治ったかのような体験談は、実は初めから癌ではなかったと思われることを示した。癌でなかったとしたら、「医師が癌だと告知したのはどういうことよ?」という疑問が生じるのはもっともなことである。大雑把に言って可能性は二通りある。 1. 医師が、実際には癌ではないのに癌だと誤診した。 2. 医師は癌だとは告知していないが、患者側が誤解した。 1.については説明不要だろう。医師もいろいろなので、中にはとんでもないヤブもいるかもしれない。しかし、今回のケースは2.である可能性が高いと考える。医師の説明不足もあるだろうし、患者側の理解力不足もあるだろうが、いずれにせよ、「体験談」を解釈するときには、「患者側は医師の説明を100%理解できているわけではない」という点に留意せねばならない。 通常、医師はよほど強い根

    「癌が治った」という体験談はどこまで信頼できるか - NATROMのブログ
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    randompole 2008/10/19
    やっぱり論理学と統計学は必修にすべきだな。
  • アルコール、飲むほどに脳が縮小 米研究 (ロイター) - Yahoo!ニュース

    10月14日、米研究チームがアルコールは飲むほどに脳が縮小すると発表。写真は、9月にミュンヘンで開かれたビール祭り(2008年 ロイター/Kai Pfaffenbach) [ワシントン 13日 ロイター] アルコールを飲めば飲むほど脳が縮小するという研究結果が13日、明らかになった。米マサチューセッツ州のウェルズリー大学のキャロル・アン・ポール氏が率いる研究チームが、神経学の専門誌「Archives of Neurology」で発表した。 研究チームでは、適量のアルコールにより加齢によって進む脳容積の減少をい止めることが可能かを検証しようとしたが、結果は不可能だったという。 同研究によると、生涯にわたって酒を飲まなかった人々が最も脳容積の減少が少なかった。続いて、過去に飲酒していたが今は飲まない人々、現在適度な飲酒をする人々、現在大量に飲酒する人々の順で、脳容量の減少の割合が少なかっ

  • 「死ぬこともある」と説明すべきか - NATROMの日記

    昨今、医師は十分な説明を行うことを期待されているが、一方でネガティブな情報については説明して欲しくないという意見もある。「福岡県医報」という雑誌に、「ジャーナリストからの風」というコラムがある。医療関係の取材を行ったマスコミ関係者が、医療従事者向けに書いたものだ。平成20年8月号、No.1386より、NHK福岡放送局の椿直人記者による「『医療は不確実』だとしても…」より引用する。 「ジャーナリストからの風」 3年前、当時4歳だった次男が、急性腸炎で緊急入院した。出張中だった私は、帰宅後すぐに見舞いに駆けつけ、担当医師の説明を聞いた。「点滴で数値を下げようとしているが、なかなか下がらない。最悪の場合、腹膜炎を起こして死亡することもある」。医師の説明に冷静さを失いそうになりながらも、原因を尋ねたところ、「原因よりも治療を優先する」とのことで、ますます不安が募ったのを覚えている。当時、面会時間が

    「死ぬこともある」と説明すべきか - NATROMの日記
  • 大野病院事件 - なげなわぐも観察日記

    2008年9月3日の福島民友新聞の記事 評論「大野病院事件の教訓」 共同通信編集委員 小川明 出産の帝王切開中に大量出血で女性を死亡させたとして産科医が業務上過失致死罪などに問われた福島県立大野病院事件で検察側は控訴を断念、福島地裁が八月二十日に言い渡した無罪判決が確定することになった。 記録の改ざんや隠蔽がなかった通常の診療行為で意志が逮捕された初のケース。医療界が挙げて猛反発、最後は捜査当局の“撤収”で幕を下ろす異例な展開だった。 そもそも警察の逮捕は行き過ぎで、そのボタンの掛け違いに検察側が引きずられた。控訴審で無罪を覆すのは難しい。控訴断念は妥当だろう。 必要なのは、事件から教訓をくみ取ることだ。 第一に医療の刑事裁判には限界がある。過失の有無をめぐって個人の責任を問う刑事裁判に医療事故の真相解明で過度な期待はできない。 今回も、癒着した胎盤はく離が大量出血による女性の死亡につなが

    大野病院事件 - なげなわぐも観察日記