細田守監督の最新作『バケモノの子』が7月11日(土)に公開されます。本作を手がける、スタジオ地図の齋藤優一郎プロデューサーが、豪華声優陣15人の配役や、映画の内容、進捗について発表しました。 また、会見では、これまで宮崎駿監督や高畑勲監督が担ってきた、「東映まんがまつり」などの文化の継承について、熱くかたりました。 宮崎駿監督が、長編制作から引退宣言をして以降、細田守監督にかけられる期待度は高まっています。 齋藤プロデューサーは、スタジオ地図の今後の展望について、どのように考えているのでしょうか。 齋藤: 僕は30代後半ですが、子ども時代に、東映まんがまつりなどに、お世話になりました。夏に、親やおじいちゃん、おばあちゃんといっしょに映画館へ行く。子どもと大人が一緒に楽しめる映画に対する社会的な役割に、ある種の憧れをもっています。 宮崎監督や高畑監督たちは、55年間くらいその歴史を担ってこら
政岡憲三とその時代 「日本アニメーションの父」の戦前と戦後 テレビ・映画化 萩原 由加里(著) A5判 228ページ 並製 定価 3000円+税 ISBN978-4-7872-7374-1 C0074 在庫あり 奥付の初版発行年月 2015年03月 書店発売日 2015年03月27日 登録日 2015年03月13日 紹介戦前の日本で本格的なトーキー漫画映画を手がけ、セル画という手法を導入し、戦時下の1943年に傑作『くもとちゅうりっぷ』を監督として作り上げた政岡憲三が歩んだ道から、「手塚治虫以前/以後」という枠組みには収まらない日本アニメーション史を照らす。 目次はじめに 第1章 美術とアニメーション 1 画家と漫画映画 2 動きを描く 3 美工・絵専での教育 4 演劇への目覚め 第2章 映画のなかの漫画映画 1 大大阪の時代 2 劇映画の世界へ 3 京都と漫画映画 第3章 トーキーは漫
日本漫画映画の全貌 「日本漫画映画の全貌」に行ってきました。いや、素晴らしい内容でしたよ。まさしく宝の山。戦前の作品から、近年のスタジオジブリのものまでの、イメージボードや原画、キャラクター設定等がどっさりと展示されていました。 中でも感心したのは『太陽の王子ホルスの大冒険』で宮崎駿さんの手による、氷のマンモスと岩男の対決シーンの原画。例のマンモスが大口を開けて岩男をガブリとやって、歯がボロボロになるカットです。これが実に緻密な原画なんですよ。マンモスの上に乗っている極小サイズのグルンワルドとホルスも、ちゃんと動いている。色鉛筆による塗り分けも綺麗でね。35年も前にこんな原画を描いていたのか! と驚きました。『どうぶつ宝島』のストーリーボードも相当な量が展示されていて、これもマニア的にはかなりのウハウハもの(笑)。 会場では資料の展示だけではなく、モニターやプロジェクターで様々な作品のダイ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く