印刷 不法滞在の外国人などを収容する法務省の東日本入国管理センター(茨城県牛久市)で8月、収容中の中国籍の男性に対し、男性入国警備官が「外国人をいじめるのが楽しい」と発言していたことが、同省への取材でわかった。 同省によると、入国警備官は8月7日、刑事事件を起こして在留資格を取り消された男性と日本語で雑談中に問題の発言をした。「身体的な特徴をからかわれ、その流れで発言した」と説明しているという。 男性から事実関係を聞いた外国人支援団体がセンターに抗議して問題が発覚。入国警備官は男性に謝罪し、担当部署を外された。同省は「センターに再発防止を指導した」としている。