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2011年12月1日のブックマーク (3件)

  • 「五月広場の祖母たち」、続報 - Apeman’s diary

    厳密には「戦争犯罪」ではなく「国家犯罪」というタグをつけるべきでしょうが、あまりタグを増やしても意味がないので。 軍政時代のアルゼンチンで、「左翼狩り」によって殺害された女性の子どもを取り戻すべく、「五月広場の祖母たち」という組織が活動を続けていることを、昨年朝日新聞が報じていました。 同会の活動や真実を知った子どもと養父母との関係などについて、毎日新聞が報じています。昨年8月の朝日の報道ではそれまでに101人が奪還されたとのことでしたが、今回の記事では今年の10月までに「105人が来のアイデンティティーを取り戻した」とされていますので、この1年間で大幅に身元確認が進んだ、ということではなさそうですが。 毎日jp 2011年11月28日 「アルゼンチン:軍政下の左翼狩り 「奪われた赤ん坊」出自判明で苦悩」(魚拓) 軍事政権はイデオロギーの違う左派の親を殺して乳児を奪い、右派の家庭で育てる

    「五月広場の祖母たち」、続報 - Apeman’s diary
  • 「五月広場の祖母たち」 - Apeman’s diary

    先ほど探してみたところネット版にはない記事のようだが、今朝の朝日新聞(大阪社)朝刊に「孫101人奪還 祖母ら執念」と題する記事が掲載されている。76年のクーデター以降アルゼンチンの軍事政権が行った「左翼狩り」のなかで、「妊娠中の女性は強制収容所で出産。女性や夫はその後に殺され、乳児は独裁政権の協力者や将校らが養子にしたり、孤児院に預けられたり売られたりした」とのこと。幼子を抱えた女性が拉致され子どもが孤児院に預けられるなどしたケースもある。孫を奪われた祖母らが77年に「五月広場の祖母たち」という会をつくり、これまでに101人が「奪還」されたものの、まだ行方の明らかでない子どもが400人ほどいるという。 記事では真相を知った数人の孫たちが紹介されているが、自分の親だと思っていた人間が実は親の敵やその協力者であったということを知ることは自己認識を大幅に揺るがさずにはいないわけで、子どもまで殺

    「五月広場の祖母たち」 - Apeman’s diary
  • 勝敗分けた女性票/ペルー大統領選/フジモリ政権時代 強制不妊手術政策への恐怖感

    ペルーの大統領選では、経済政策の転換を主張したウマラ候補が、ケイコ・フジモリ候補を振り切って当選しました。新自由主義的経済政策の継続を望む経済界などの強力な支援で投票日数日前までわずかに優位に立っていたフジモリ氏が最後に敗北した背景には、女性票離れがあったと指摘されています。その原因は、父親アルベルト・フジモリ政権下で行われた貧困層の女性たちへの「強制不妊手術」問題でした。 (リマ=菅原啓) フジモリ政権は貧困削減をめざす人口抑制策の一環として山岳地帯の貧しい先住民女性にたいして、不妊手術を実施しました。被害女性の多くは十分な説明を受けず、強制されたものでした。この政策は月間1万2500件の手術など数値目標まで決めて推進され、その後の政府の調査で被害者総数は31万4000人に上ったと記録されています。 政権断罪なし 人権団体は、フジモリ政権下の人権じゅうりんとして改めてこの問題を取り上げ、