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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (59)

  • どんな意味があるのかよくわからん調査項目 - Apeman’s diary

    http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000059118.html ANNの緊急世論調査で「民主党など法案に反対した野党が2日半余りにわたって採決の引き延ばしを図ったことについては、6割近くの人が『評価しない』としています」とされてるんだけど、これって「たった2日半しかひきのばせなかったから『評価しない』と答えよう」と考えても「評価しない」にカウントされちゃうわけだよね? さらに言えば、そもそも国会審議に関するルールに通じていない人間(それが多数派だろう)にとっては野党にとって他にどんな選択肢があったのかもよくわからんわけで、少なからぬ回答者にとって何を評価させられているのか実はよくわからない調査、ってことになるんじゃないの?

    どんな意味があるのかよくわからん調査項目 - Apeman’s diary
  • 歴史修正主義者に「アウト」を宣告すべき理由 - Apes! Not Monkeys! はてな別館コメント

    歴史修正主義者というのは、(1)人間の尊厳なんてなんとも思っておらず、(2)現実認識がレイシズムやショーヴィニズムのような下劣な動機で歪んでいる、という特徴をもっています。いずれも、この社会の歴史修正主義者の振る舞いを観察していれば容易に把握できる特徴です。したがって、そんな人間を政治家にすれば(1')人間の尊厳を踏みにじる政策を採用するハードルが極めて低く、(2')レイシズムやショーヴィニズムのせいで判断を誤る恐れが強い、ということになります。ねっ? さっさと政治の表舞台から退場させるべきでしょ?

    歴史修正主義者に「アウト」を宣告すべき理由 - Apes! Not Monkeys! はてな別館コメント
  • 歴史修正主義への屈服の見本 - Apeman’s diary

    リンク先の記事を要約すると、以下のようになります。 ・横浜市中区の根岸外国人墓地入口に掲げられていた英文の案内板にあった「第2次大戦後に外国軍人軍属と日人女性との間に生まれた数多くの子どもたちが埋葬されている」という記述が削除されていた。 ・代わりに「第2次大戦後に埋葬された嬰児(えいじ)(幼児)など、埋葬者名が不明なものも多い」という記述になっている。 ・市の担当課の説明は「外国軍人軍属と日人女性との間に生まれた子どもたちが埋葬されたとの記録はない」、「案内板の当初の記述では、ここに埋められた子どもがすべてハーフの非嫡出子だとの印象を与えかねないという判断もあり得る」などといったもの。 冒頭で引用させていただいたツイートでは「歴史修正主義のお手」とされていますが、各地での朝鮮人強制連行に関する追悼碑等への圧力などと考えあわせると、行政の歴史修正主義への屈服の見、と言うこともできる

    歴史修正主義への屈服の見本 - Apeman’s diary
  • もう講和条約からやり直すしかないね - Apeman’s diary

    産経ニュース 2015.9.7 菅官房長官、「言葉遊びに受け取れる」と不快感 国連事務総長「国連は中立ではない」発言受け 国連の説明は「言葉遊び」でもなんでもなく、客観的に見れば日政府が火遊びをしているだけです。枢軸国と連合国の間で「中立」を保て、と要求しているわけですから。与党議員ならともかく、内閣の一員がこれほどまでにサンフランシスコ講和条約の枠組みをぶち壊しかねないような発言をしたことって、ありましたっけ?

    もう講和条約からやり直すしかないね - Apeman’s diary
  • 『日清戦争』 - Apeman’s diary

    大谷正、『日清戦争 近代日初の対外戦争の実像』、中公新書、2014年 日清戦争について知りたい、という人がいたらためらうことなくまずこれを薦めたい、という良書です。清との戦争の影で進んでいた朝鮮半島支配などについてもきちんと目配りされています。 ところで、台湾侵攻(日台戦争)について、書には次のような記述があります。 日軍の侵攻に対して台湾側は激しく抵抗した。たとえば、混成第四旅団の占領地域は南進軍の補給の拠点であり、台湾兵站監部所属の軍夫が集中し、徒歩車両や背負子を使い兵站輸送にあたっていたが、抗日軍は少人数の部隊や軍夫縦列を狙って攻撃を仕掛けてきた。(後略) (230ページ) ゲリラ戦で戦うものにとっては当然の作戦ですね。なぜこの記述を引用したか、特に説明する必要もないでしょう。

    『日清戦争』 - Apeman’s diary
  • 日本の右派は本当に「薮蛇」になる事態を想像できないのか? - Apeman’s diary

    右派メディアは「河野談話以降に明らかになった資料、証言の山」を徹底的に無視していますから、その読者・視聴者が「朝日が吉田証言記事を撤回した以上、クマラスワミ報告は風前の灯!」と勘違いするのは仕方ないのかもしれませんが、いくらなんでも右派政治家・官僚・右派論壇人のなかでただの1人もそうした資料、証言の存在を知っている人間がいない、ということはないはずです。このブログでも紹介した紙議員や赤嶺議員の質問主意書に対する答弁書を実際に書いた人はずいぶんと苦労したはずですし。davs さんも指摘されているように、吉田証言に言及した部分の撤回と引き替えに、その後明らかになった文書や証言をガンガン盛り込まれたらどうするつもりなんでしょう? 産経新聞は例によって「韓国ロビーと反日NPOのせい! 歴史戦を完遂しよう」と書いて読者をだまくらかすだろうしNHKには一切の報道を禁じればいい、とでも思ってるんですかね

    日本の右派は本当に「薮蛇」になる事態を想像できないのか? - Apeman’s diary
  • そして悪しき“伝統”は引き継がれ…… - Apeman’s diary

    防衛大の学生がいじめの加害者である上級生・同級生を刑事告訴した、という件はみなさんすでにお聞き及びのことかと。「Bussiness Journal」で配信されている記事で紹介されていた防大OBの現役幹部海上自衛官のコメントがひどいです。 その一方で、同じく防大OBで現役幹部海上自衛官は、「こうしたいじめに耐える、いじめられないように立ち振る舞うことも自衛官としての修行になる」と話す。 「そもそも、いじめに遭うのは動作が緩慢な者か、やたらと正論を吐く理屈っぽい者が多い。自衛隊のような戦闘組織は命令一下、たとえ理不尽な命令でも率先して動かなければならない。動作が緩慢な者はいざというときに組織の足を引っ張る。海外からの侵略や震災などの有事の際は、『何が正しいか』を議論している間に、事態が深刻化することもある。人の考え方を自衛官らしく矯正し、もし向いていないと判断するならば、別の進路を考えさせる

    そして悪しき“伝統”は引き継がれ…… - Apeman’s diary
    reds_akaki
    reds_akaki 2014/08/12
    「自衛隊のような戦闘組織は命令一下例え理不尽な命令でも率先して動かなければならない海外からの侵略や震災などの有事の際は何が正しいかを議論している間に事態が深刻化する。だからいじめによって矯正している」
  • 「慰安所」関連資料の隠滅について - Apeman’s diary

    もう先月のことなんですが、こんなツイートを見かけまして。 一体何をどう勘違いすれば敗戦時に旧軍が公文書を隠滅したことについて「半信半疑」になれるのかさっぱりわからないんですが、まあそれはおくとして。 公文書廃棄の命令は当然、可能なら(証拠が残らないよう)口頭で伝えられたわけですが、あいにくとアジア・太平洋戦線の全域にわたってそうするわけにもいきませんでしたから、暗号電文で命令が伝えられたケースも存在しています。そして連合軍によって解読された電文の翻訳がアメリカやイギリスの公文書館で公開されています。そうした電文が以下で紹介されています。 林博史、「公文書・天皇関係書類の廃棄と『慰安婦』隠し――日軍電報の暗号解読資料」、『季刊 戦争責任研究』、第63号(2009年春季号) 「慰安所」制度と直接関わりそうなものは2つの類型に分類できます。一つは経理関係ないし医療関係の文書を処分するように、と

    「慰安所」関連資料の隠滅について - Apeman’s diary
  • いまだ戦後ではない - Apeman’s diary

    東京新聞 TOKYO Web 2014年1月5日 「旧植民地特会 決算70年放置 朝鮮・台湾総督府など」 海外の旧日領を運営するため政府が戦前に設けた特別会計のうち終戦間際の二年分の決算を、外務省が約七十年間放置していることが分かった。戦争で決算のための資料が失われたのを理由に「特例」として処理を先延ばししてきた。巨額の予算がどう使われたのか、検証を長年怠ってきた外務省の責任が問われる。 決算を受けずに残っているのは朝鮮、台湾両総督府特会など十の特会の一九四四年度と四五年度分。十特会は制度そのものは既に廃止されている。だが、両年度分は収入や支出を記録した資料の一部が現存しないため、会計検査院の検査を受けられず、宙に浮いている。朝鮮総督府特会は四四年度予算で歳入二十八億円、歳出二十二億円と見積もっていたが実際に何にいくら使ったか検証されていない。 (後略) 戦時会計(臨時軍事費特別会計)が

    いまだ戦後ではない - Apeman’s diary
  • 朝鮮人虐殺の原点としての甲午農民軍「討伐」 - Apeman’s diary

    当ブログの古くからの読者の方であれば、「関東大震災時の朝鮮人虐殺は〇〇とは違う!」と強弁したある人物のことを思い浮かべられたのではないでしょうか。 ルワンダ虐殺と関東大震災の朝鮮人虐殺とは異なる この↑詭弁の下敷きになっているのは当然のことながら山七平です。関東大震災時の朝鮮人虐殺について山がどのような詭弁を弄したかについては、数年前にやや丁寧に分析しておきました。 「七平メソッド」とは このエントリで言及した三・一独立運動に対する弾圧は、しかしながら、近代日による最初の大規模な朝鮮人虐殺というわけではありません。 私が中等教育を受けた当時は「東学党の乱」と呼ばれていた第一次甲午農民戦争(東学農民戦争)が日清戦争の契機(日にとっては口実)となったことはよく知られています。94年の春に蜂起した農民軍は6月の全州和約によっていったん矛を収めます。しかし日清戦争勃発以降、日朝暫定合同条款

    朝鮮人虐殺の原点としての甲午農民軍「討伐」 - Apeman’s diary
  • 「池田信夫の捏造」完全版 - Apeman’s diary

    このエントリは以下のエントリを前提とし、それらとあわせて一つの主張をなすものですが、読む順番としてはまずこれを読んでいただいてかまいません。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20111221/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120626/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120812/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120825/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20130702/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20130719/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20130721/p2 池田氏の人権意識の希薄さについては別に批判したエントリもありますが、ここでは省略しま

    「池田信夫の捏造」完全版 - Apeman’s diary
  • 底抜けのシニシズム - Apeman’s diary

    すでにブクマ等で言及されている方もおられますが。 http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-6791.html 言及されている豪紙の記事にははっきりと "no one's interest that the acknowledgement be revisited" というカー外相の発言が引用されているわけで。さらに、元ネタになっているブログのエントリでもこの発言には言及していて(噴飯ものの解説つきで、ですが)、つまりは読者たちが英文の元記事はおろか日語のネタ元すら確認しないことをあてにした「捏造」であるわけです。すぐにバレるような嘘を平気でつき、しかもそれによって「敵を欺く」ならともかく自分と同じサイドの人間をはめる。これまでも何度か言ってきたことですが、こうしたシニシズムこそが「ネット右翼」を理解する際のキーの一つでしょう。 同じようなシニシズムは

    底抜けのシニシズム - Apeman’s diary
  • 「やり方」への矮小化という現実逃避 - Apeman’s diary

    米ニューヨーク州議会で旧軍の慰安所制度を「人道に対する罪 the crime against humanity」だとする決議が可決された(現時点では上院で、近日中に下院でも可決される見通し)件で、日の右派のメール攻勢が2007年の "The Fatcs" 広告に匹敵する効果をあげたようです。 Transnational History 2013-01-31 「メル凸裏目に? NY州議会で「慰安婦」決議採択」 トニー・アヴェラ議員の記者会見は私も部分的にしか聞き取れていないのですが、冒頭部分では "very nasty e-mail" が送られてきた、と言っているように思われます。 右派の策動が自爆に終わることは100%予想されていたことであってまったく驚くにはあたりませんが、これまた予想された通り「やり方が悪かっただけだ」という論法で現実を否認しようとする人々もいるようです(はてブで言及

    「やり方」への矮小化という現実逃避 - Apeman’s diary
  • 「河野談話」について知っておくべきたった六つのこと(三分で読めるよ!) - Apeman’s diary

    法華狼さんのエントリ「橋下徹大阪市長はデマを根拠に従軍慰安婦問題へ言及していたことが確定」に付け加えるべきことはほぼないのですが、なにしろこの件について橋市長や池田信夫の主張に頷いちゃうような人々は肝心の「河野談話」すら読んだことがないのはほぼ確実なので、要点をぐっと抽出してみました。 (1)「河野談話」は「慰安婦」のすべてが「強制連行」されたと言っているわけではない(「人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり」) (2)「河野談話」は「強制連行」のすべてが官憲によって行なわれたと言っているわけではない(「軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たった」) (3)「河野談話」は“銃剣を突きつけて無理矢理トラックに乗せる”ようなケースだけが「強制連行」だと言っているわけではない(「甘言、強圧による等、人たちの意思に反して」) (4)「河野談話」は「強制連行」だけが人権侵害だったと言

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  • 「上海派遣軍慰安所酌婦契約条件」が人身売買契約であることについて - Apeman’s diary

    「通りすがりの人」a.k.a.(以下略)にはまだ早い話ですが、いずれ必要になるかもしれない(あまり期待はできないですが)のでメモとして。 彼が持ち出してきた「上海派遣軍慰安所酌婦契約条件」は次のような内容です。 一、前借金      五百円ヨリ千円迄 但シ、前借金ノ内二割ヲ控除シ、身付金及乗込費ニ充当ス (中略) 一、前借金返済方法ハ年限完了ト同時ニ消滅ス 即チ年期中仮令病気休養スルトモ年期満了ト同時前借金ハ完済ス一、利息ハ年期中ナシ。途中廃棄ノ場合ハ残金ニ対シ月壱歩 (中略) 一、精算ハ稼高ノ一割ヲ人所得トシ毎月支給ス (後略) 1,000円借りても800円しか渡さないというのは小説に出てくる闇金の手口ですがそれはともかく。 この契約では抱え主と「慰安婦」の取り分を例えば5分5分として、その5分の収入から借金を返す(無利子)ということにはならないんですね。2年間での稼ぎ高がいくらであろ

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  • 「五月広場の祖母たち」、続報 - Apeman’s diary

    厳密には「戦争犯罪」ではなく「国家犯罪」というタグをつけるべきでしょうが、あまりタグを増やしても意味がないので。 軍政時代のアルゼンチンで、「左翼狩り」によって殺害された女性の子どもを取り戻すべく、「五月広場の祖母たち」という組織が活動を続けていることを、昨年朝日新聞が報じていました。 同会の活動や真実を知った子どもと養父母との関係などについて、毎日新聞が報じています。昨年8月の朝日の報道ではそれまでに101人が奪還されたとのことでしたが、今回の記事では今年の10月までに「105人が来のアイデンティティーを取り戻した」とされていますので、この1年間で大幅に身元確認が進んだ、ということではなさそうですが。 毎日jp 2011年11月28日 「アルゼンチン:軍政下の左翼狩り 「奪われた赤ん坊」出自判明で苦悩」(魚拓) 軍事政権はイデオロギーの違う左派の親を殺して乳児を奪い、右派の家庭で育てる

    「五月広場の祖母たち」、続報 - Apeman’s diary
  • 「五月広場の祖母たち」 - Apeman’s diary

    先ほど探してみたところネット版にはない記事のようだが、今朝の朝日新聞(大阪社)朝刊に「孫101人奪還 祖母ら執念」と題する記事が掲載されている。76年のクーデター以降アルゼンチンの軍事政権が行った「左翼狩り」のなかで、「妊娠中の女性は強制収容所で出産。女性や夫はその後に殺され、乳児は独裁政権の協力者や将校らが養子にしたり、孤児院に預けられたり売られたりした」とのこと。幼子を抱えた女性が拉致され子どもが孤児院に預けられるなどしたケースもある。孫を奪われた祖母らが77年に「五月広場の祖母たち」という会をつくり、これまでに101人が「奪還」されたものの、まだ行方の明らかでない子どもが400人ほどいるという。 記事では真相を知った数人の孫たちが紹介されているが、自分の親だと思っていた人間が実は親の敵やその協力者であったということを知ることは自己認識を大幅に揺るがさずにはいないわけで、子どもまで殺

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  • 関東大震災時における朝鮮人虐殺 - Apeman’s diary

    松尾章一、『関東大震災と戒厳令』、歴史文化ライブラリー162、吉川弘文館 関東大震災五十周年朝鮮人犠牲者追悼行事実行委員会編(な、長い…)、『歴史の真実 関東大震災と朝鮮人虐殺』、現代史出版会 姜徳相ほか編、『現代史史料6 関東大震災と朝鮮人』、みすず書房 大江志乃夫、『戒厳令』、岩波新書 まずお断りしておくと、読んだのは最初の1冊だけで、あとは必要に応じて参照しただけです。 関東大震災時の朝鮮人*1虐殺についてはいまもって正確な数字が判明しているとは言い難い。その最大の理由は、当時の日政府が朝鮮人虐殺事件をその総体において包括的に調査しなかった(個別の事件についての捜査、裁判は行われた)ことであろう。帝国臣民、軍隊、警察が同じ帝国臣民を殺害した事件なのであるから、日政府が十分な捜査を行なって然るべきだったのである。もとより大震災による混乱のなかでの出来事であるから、当時直ちに徹底的な

    関東大震災時における朝鮮人虐殺 - Apeman’s diary
    reds_akaki
    reds_akaki 2011/05/16
    混乱に乗じて破壊活動を行う不逞鮮人という図式はデマよりもまず当時の治安担当者の脳内にこそあったのであり襲撃して来るという条件を付けても殺してもよいという発言が自警団の行動をエスカレートさせたことは明白
  • 「“朝鮮人軍夫”の沖縄戦」 - Apeman’s diary

    (実際には2日に書かれたエントリですが、1日付にしています。) 2011年 2月27日 NHK総合 証言記録 市民たちの戦争 「“朝鮮人軍夫”の沖縄戦」 沖縄・糸満の「平和の礎」には447人の朝鮮半島出身犠牲者の名前が刻まれているが、「実際には1万人が命を落としたとも言われ」、朝鮮半島から沖縄への徴用や沖縄戦での犠牲の全貌は明らかになっていない、という。 番組では韓国の国家記録院で発見された「船舶軍 沖縄留守名簿」に記載されていたおよそ2,900人から生存者を捜し出し、徴用の手口、差別的待遇、日軍による不法な処刑などについて証言を得ている。この名簿の発見後に韓国で建立された慰霊碑に刻まれた名前の多くは、身元が判明していないため「日名」のまま。この事実が国家の暴力と、その被害者に対する国家の冷淡さの証拠となっている。

    「“朝鮮人軍夫”の沖縄戦」 - Apeman’s diary
  • 「綿鉄集」 - Apeman’s diary

    『文藝春秋』の2月号に「中国とこれからの「正義」の話をしよう」と題する「大型企画」が掲載されている。フツーに考えれば『文藝春秋』は「正義」なる概念に懐疑的な立場を代表する雑誌じゃないのか? とも思うが、まあそれはいいや。サンデル先生恐るべし。 冒頭には「若杉参謀」こと三笠宮(崇仁)が1944年に執筆した「支那事変に対する日人としての内省(幕僚用)」という文書の付録である「綿鉄集(政略乃部)」が収録されている(「解説」にあるように、『THIS IS 読売』1994年8月号で全文が発表されている)。これは「中国人に接する日人として心得るべき事柄」のうち「基礎的で、しかも重要と考えたもの」をまとめてみたもの、とされている。 一、日と英米の対華政策の差異 中国人は「水」である。いかなる器物にも調和できる。 英米人は「綿」である。肌触りは至極微温的で、いつ水中に入ったのかさえ気づかせない。そし

    「綿鉄集」 - Apeman’s diary