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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (6)

  • 本の感想)日弁連ってそうなんだ! - Chikirinの日記

    先日「法律の専門家のお粗末な説明能力」というエントリを書いた。 その直後、ブログを読んでくださった弁護士の小林正啓氏からご連絡を頂き、ちきりんの疑問に対して丁寧な回答を頂いた上、下記のを送って頂いた。 これを読んで、ちきりんは初めて「弁護士界」がどういうものなのか理解できた。こーゆーことが起こっていたのねーと謎が解けた。これはちょっと読む価値ありです。 こんな日弁連に誰がした? (平凡社新書) 作者: 小林正啓出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/02/16メディア: 新書購入: 4人 クリック: 131回この商品を含むブログ (19件) を見る で、の感想を書こうかと思ったけど、興味ある方はちゃんとを読まれたほうがいいので、ここではサマリーではなく、ちきりんの発見した「3つの共通点」について書いておきます。 共通点1)新左翼団体と日弁連 ちきりんは新左翼に関心があり、よど号

  • 国民総背番号制 - Chikirinの日記

    数年前に「国民総背番号制」の導入が検討されましたが、反対が多く実現しませんでした。 その後、住民基台帳ネットワークシステム(以下、住基ネット)が作られました。しかしこれについては、自分の番号を知らない人も多いのではないでしょうか。 住基ネットが普及しない理由は、この番号を知らなくても特に生活上困ることがないからです。 米国の社会保障番号のように、国民の ID として、銀行口座を開く、学校に入学する、資格試験を受ける、就職する、納税する、部屋を借りる、車や不動産を買う、年金を受け取る、医療保険を利用する、など、様々な機会に必要となれば、一気に普及するはずです。 住基ネットの構築にあたっては、相当な税金が使われており、「作ってみたけど、みんなあんまり使いませんでしたね、あはは」ではすみません。 この巨大なシステムの構築費って何十億、いや何百億円なんでしょう?「そのために使われた税金は国民一人

    国民総背番号制 - Chikirinの日記
  • 新)4つの労働者階級 - Chikirinの日記

    階級といえば“資家 vs. 労働者”や、“経営者 vs. 雇われ人”という構造が定番ですが、最近は働く人の中に、新たな4つのグループが生まれてきていると感じます。 下図には淡い水色から濃い水色まで 4種類の人がいます。 一番上の (1) は、「システムを作る人」です。 ビジネスシステムを作る人の他、国のシステムを作る人もいます。 システムとは IT のことではなく、「物事の仕組み」という意味です。 「こういうビジネスをやろう!」とか「こういう制度を作ろう」と構想する人ってことですね。その人数はごく限られています。 次に少し濃い水色の (2) の人たち。 (1) の人はビジネスの構想が固まった後、(2)の人に、構想の実現に必要な各機能分野について「具体的な仕組みを作ってくれるよう」依頼(発注)します。 仕組みとして代表的なのは IT システムですが、それ以外にも、物流システム、マーケティン

    新)4つの労働者階級 - Chikirinの日記
  • 日本のエリート、その作られ方 - Chikirinの日記

    10年前にでただけど、すごくおもしろかった。 不平等社会日―さよなら総中流 (中公新書) 作者: 佐藤俊樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/06/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 54回この商品を含むブログ (107件) を見る “ほほお!”な点はたくさんあるのだけど、特に紹介したいのが“日における人の選抜方法とエリート”に関しての洞察でした。 よく“日のエリートは自分の利害しか考えない”と言う人がいるでしょ。ちきりん的には、そんなことないんじゃない?と思ってるけど、そういう意見は確かによく聞く。で、だとしたらそれはなぜ?ということへの答えが書いてあった。 西欧のような明らかな階級社会であれば、たとえ形式的には競争という形をとっていても、選抜方法自体の不平等さが目に見えている。だから競争に勝ち残った人々は、勝ち残ったという事実だけでは自分の地位を正当化

    日本のエリート、その作られ方 - Chikirinの日記
  • 維持費が蝕む自由 - Chikirinの日記

    人間も会社も家族もコミュニティも、ビジネスもボランティア団体も国も軍隊も、持てば持つほど動けなくなります。 現代の資主義社会において、「持たずに生きる」ことがこれほどに難しいと痛感したのは、数年前に「持たない生活」を目指すようになってから。 一緒に旅行に行く友人は、私があまりに何も買わなくなったので驚愕しています。 私を含め多くの人にとって“モノを買う”行為は有効なストレス解消方法だし、何かを所有したいという欲望は強弱の差こそあれ、もたない人はいないくらい自然な欲求です。 だから何も持たずに生まれてきたように、もう一度、何も持たない生活に戻りたいと思っても、相当のエネルギーを注ぎ込まないと実現できません。 それどころかぼーっとしていると、いつの間にか前ではなく後ろに進んでいたりします。 ときどき、18才で一人暮らしを始めた部屋を思い出します。 学生街の6畳一間のアパートは、荷物も当に少

    維持費が蝕む自由 - Chikirinの日記
  • 小泉 vs.小沢 “女性の選び方” - Chikirinの日記

    最近の国政って女性が目立つ。“小沢チルドレン”と言われる人の中にも何人か印象的な女性がいるでしょ。それで思い出すのが小泉チルドレン。今回消えちゃった人も多いけど、やっぱり女性が印象的だった。 で、いろんなニュースを見ていて思った。「小沢さんと小泉さんって、女性の好みが違うね」って。いや、異性として云々という好みは知りませんけど、少なくとも“政治家として、候補者として”どういう女性が好ましいと思っているか、というテイストがだいぶ違う、と思ったです。 小泉さんがすきなのは、いわゆる“いかにも”なキャリアウーマンタイプだよね。 たとえば、 片山さつきさん 佐藤ゆかりさん 猪口邦子さん そして、小池百合子さん 「小さい頃から男の子に負けたことなんて一回もないんですけど」って感じ。エネルギーレベルも高そうだし、表面的にはとても男勝り。でも、中身側に女性を持ってて、戦略的にチラ見せする人達。 一方で小

    小泉 vs.小沢 “女性の選び方” - Chikirinの日記
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