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ブックマーク / watashinim.exblog.jp (6)

  • 左派陣営に在日朝鮮人が少なかった影響 | 私にも話させて

    一部のネット右翼によれば、日の左派陣営(いい言葉が見つからない)は帰化者を含めた在日朝鮮人に支配されているらしい。恐らく、ナチスのプロパガンダを意識しているのだろうが(余りにも荒唐無稽すぎて大して広がっていないように見えるが)、私の印象では、むしろ日の左派陣営には在日朝鮮人が少なすぎるように思われる。文化人は確かに見かけるが、端的に言って、現役で活躍しており、カミングアウトしている在日朝鮮人の社民党員や日共産党員を聞いたことがない。 これは当に印象論で来ちゃんと実証すべきなのだが、海外のニュースを読んでいてよく思うのは、海外の左翼政党や左派の政治家には、移民などのマイノリティ出身者が多いことだ。近現代史を振り返っても、ドイツの社会民主党の理論家などユダヤ人ばかりである。確か、ワイマール共和国期のドイツ国内におけるユダヤ人の人口比率は、大体0.5~1.0%(奇しくも戦後の在日朝鮮人

    左派陣営に在日朝鮮人が少なかった影響 | 私にも話させて
    reds_akaki
    reds_akaki 2012/11/27
    日本共産党の官僚体質閉鎖性にも在日朝鮮人党員が殆ど消えた事が影響を与えているように思われる。1950年半ばから60年代前半にかけ花田清輝中野重治初めキャラクター性自主性のある人間を党が除名したのが同時期である
  • 社会分析と「専門家」 | 私にも話させて

    最近読んで、全くその通り、と思ったチョムスキーの発言を引用しておこう。『チョムスキーとの対話 政治・思想・言語』(ミツ・ロナ編、三宅・今井・矢野訳、大修館書店、1980年。原著は1977年刊)からのものである。 「イデオロギーの分析の場合、視野の広さと知力とがいささかあり、それに健全なシニシズムがあればたくさんだ。たとえば、ぼくたちの社会と同じような社会におけるインテリの役割といった問題をとってみよう。この社会階級は、大学教授、歴史家、ジャーナリスト、政治評論家などをふくむもので、社会の現実を分析し、提示することを任務としている。かれらは、その分析と解釈とによって、社会的な諸事象と大衆とのあいだの仲介者の役目を果たす。すなわちかれらがつくりだすのは、社会生活のイデオロギー的な正当化だ。(中略)イデオロギーの宣伝機構から自分を引き離すだけの用意さえあれば、問題にされている諸現象が透けて見える

    社会分析と「専門家」 | 私にも話させて
    reds_akaki
    reds_akaki 2012/08/30
    東浩紀が宇野常寛を使って後藤和智id:kgotolibraryを誹謗中傷する理由
  • ちくま・イデオロギー(2) | 私にも話させて

    (1)で挙げたようなモノ書き連中への批判としては、私は、丸山真男の『日の思想』(岩波新書)一冊を読んでおけば足りるのではないかと思う(念のために述べておくと、「筑摩VS岩波」などと考えているわけでは全く無い)。 丸山は、同書の中で、ヨーロッパ的伝統への必死の抵抗として生まれた反語や逆説(丸山は例として、まさにニーチェを挙げている)が、日のように生活のなかに無常観などの逃避意識がある中では、実生活上の感覚と適合し、現実への反逆よりも順応として機能しやすいことを指摘している。また、丸山は、日の思想史の特徴として、思想に対する批判を行なう際にその内在的な価値や論理的整合性から批判するのではなく、その思想が現実を隠蔽している、美化している点を暴露することに主眼を置いて批判を展開していることも指摘している。 このほか、丸山は、思想批判の「伝統」として、「イデオロギー一般の嫌悪あるいは侮蔑」「論

    ちくま・イデオロギー(2) | 私にも話させて
    reds_akaki
    reds_akaki 2011/08/30
    全共闘系による左派批判は、日本の思想風土の反応そのものであり、目立つ活動を行なう人間に対し、その主張の妥当性よりも動機や利害を詮索する「ムラ社会」の論理そのものである
  • ちくま・イデオロギー(1) | 私にも話させて

    2ちゃんねらーやネット右翼の思想的教祖を、小林よしのりとする見方がある。北田暁大が確かそうだった。2ちゃんねらーを彼のように「政治的ロマン主義」と見る立場(私には馬鹿らしく思えるが)に立たず、単純に右翼的な人々と見る人たちも、2ちゃんねらーは小林よしのりや西部邁らの右派系文化人に洗脳された人々と見る傾向があるのではないか。 私は違う認識を持っている。非常に大雑把かつ図式的に言えば、むしろ、2ちゃんねるやネットの全体としての右翼的な傾向を作ったのは、竹田青嗣や加藤典洋といった、90年代に筑摩書房などの出版物で活躍した文化人の影響を強く受けたコテハンや、ネット上の書き手の存在である。 あくまでも私の印象であるが、数年前の2ちゃんねるは、ネット右翼ばかりというよりも、むしろ、左派知識人や市民運動の諸活動を「ルサンチマン」として嘲笑・否定しはするが、「右翼」との距離を強調するようなコテハンが、雑多

    ちくま・イデオロギー(1) | 私にも話させて
    reds_akaki
    reds_akaki 2011/08/30
    左派知識人や市民運動の諸活動をルサンチマンとして嘲笑否定しはするが「右翼」との距離を強調するようなコテハンが、雑多な知識と執拗な左派批判の故に尊敬されそうした左派への嘲笑批判の雰囲気の下で右派が暴れる
  • イスラエル/パレスチナ問題に関する諸言説について | 私にも話させて

    1. 最近、イスラエル/パレスチナ問題に関するブログ記事を読んで、強い違和感を覚える機会があった。発言者の方々は、<佐藤優現象>批判や岩波書店による私への嫌がらせ・弾圧に積極的に賛同して下さっている方がであるが、リベラル・左派批判が「内輪化」することを防ぐ意味から、率直に異論を出した方がいいと思うので、以下、述べることにする。また、これを機会に、イスラエル/パレスチナ問題に関する言説の最近の傾向について、思うところを述べておきたい。 2. ブログ「media debbugger」の吉沢樹氏が、最新記事で、「「STOP!!無印良品キャンペーン」への賛同と若干の疑問について」という一文を書いておられる。 http://mdebugger.blog88.fc2.com/blog-entry-109.html 吉沢氏については、上で述べたように私は感謝しており、また、伊勢崎賢治やら竹内好やらを持て

    イスラエル/パレスチナ問題に関する諸言説について | 私にも話させて
  • 東浩紀の嫌韓流容認論 | 私にも話させて

    少し前に出た東浩紀と大塚英志との対談である『リアルのゆくえ』(講談社現代新書、2008年8月)を読み、東の発言内容の酷さに驚いた。私は東の文章を大して読んでいなかったのだが、昔からこんななのだろうか。 枚挙に暇がないのだが、私が最も呆れた箇所を挙げておこう。 「東 ぼくが言っているのは、むしろ了解可能性の拡大を大切にしたいということです。たとえば、日のサヨクが2000年代になぜ急速に影響力を失っていったかというと、リベラルな人たちはリベラルではないということが大衆レベルで分かってしまったからです。リベラルは、みんながリベラルになることを望んでいる。たとえば、みんなが在日に対して優しくしようとリベラルは言う。でも世の中には、在日を差別する人がいっぱいいる。その現実はどうするのか。/ネット右翼の問題も同じです。彼らが言っているのは、左翼は出版メディアを握っている、みなが自分たちのようにリベ

    東浩紀の嫌韓流容認論 | 私にも話させて
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